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カエルをペット飼育したい方必見!種類と飼育方法

ペットになカエルの種類と特徴

カエルをペット飼育したいという方へ、ペット用カエルの種類を紹介します。

長寿でのイエアメガエルは丸いフォルムがかわいいペットカエルで、水槽で熱帯魚と一緒に飼えるヒメツメガエルは動きがユーモラスで可愛らしいペットカエルです。

また、食べる姿がユーモラスで見た目も可愛いペットカエルのツノガエルなど、ぞれぞれの特徴を紹介します。

カエルをペットとして飼育する場合、社宅などでは臭いも気になるところですが、飼育の仕方では臭いも気になりません。

ペットになカエルの種類と特徴1:イエアメガエル

イエアメガエルは、体長7㎝~12㎝に成長する、大型のカエルです。体の色を変色させることができます。普段は黄緑色ですが、薄緑色から褐色まで幅広く変色させます。

ペットとしての寿命は15年~20年と長く、20年以上生きる個体もいます。成長するにつれ、滑らかな皮膚は目や鼓膜下の肉が垂れ下がりイエアメガエル独特の体つきになります。

乾燥にも比較的強い方ですが湿度の高い環境を望むので、土がしっとりしているくらいの湿度が必要となります。

肉食なので、エサは昆虫がメインとなります。

ペットになカエルの種類と特徴2:ヒメツメガエル

アフリカに生息するカエルで、大きくなっても体長は3㎝~4㎝ほどで、一生を水中ですごすカエルです。

熱帯魚と一緒に飼えるので、水槽の中にいれて、エサも金魚のエサでも大丈夫なので、飼育も簡単にすることが可能です。

ペットとしての寿命は3年~8年で、飼育環境によって異なります。水中で動く姿がとても可愛くて、見ているだけでも癒されるペットカエルです。

ペットになカエルの種類と特徴3:ツノガエル

ツノガエルは、ペット用として長年愛されてきたカエルです。大きくてどっしりしていて、種類も豊富です。大きく口を開けてエサを食べる姿がパックマンに似ているところから「パックマンフロッグ」と呼ばれています。

大きさは7.5㎝~12.5㎝に成長し、ペットとしての寿命は10年以上となっています。ツノガエルは夜行性となっているので、夜に活動し鳴くことも多いそうです。

エサは肉食で、昆虫を与えるよりは人口飼料で育てるスタイルが主流となっています。

ペットになカエルの種類と性格

カエルにも個性があり性格があります。ここで紹介しているカエルは、ペットとして性格も穏やかで飼いやすいカエルを紹介しています。

ペットとして飼育するのに向いているイエアメガエル、ヒメツメガエル、ツノガエルの性格を紹介します。

ペットになカエルの種類と性格1:イエアメガエル

イエアメガエルは、人馴れするのでペットとしてのあるカエルです。とても大人しい性格で、飛び跳ねるということもありません。

手にエサを乗せて与えると、勢いよく捕食するシーンが間近で見ることができますし、手の平にイエアメガエルを乗せてハンドリングすることも可能です。手に乗せたあとはしっかりと手を洗ってください。

他の種類のカエルにはできない楽しみ方ができるのがイエアメガエルです。

ペットになカエルの種類と特徴2:ヒメツメガエル

ヒメツメガエルは、ちょっとした音や人の動きにも敏感に反応して、物陰に隠れてしまうほどに臆病な性格をしています。なので、ストレスをためさせないためにも、隠れ家などを作ってあげると良いです。

人間にも慣れるので、慣れてきたらのんびりと泳ぐ姿が見られます。活発的でコミカルに動き回る姿がペットとしてとても愛らしくて癒されるカエルです。

ペットになカエルの種類と性格3:ツノガエル

ツノガエルは夜行性なので、昼間はほとんど動かずにじっとしていることが多いです。その姿を見ていると、穏やかで優しい性格をイメージしますが、実際は動くものならなんでもひとのみにしてしまう貪欲なカエルです。

夜行性なので夜になると活動を始めます。他のカエルとは違い鳴きますので、人に慣れてくると話しかけたりして会話を楽しむことができます。

鳴くので、ペット禁止の物件ではペットとして飼育するのは難しいです。

カエルをペットとして飼育する方法

カエルの飼育に必要な水槽、カエルのために必要な床材、登り木などがあります。カエルをペットとして飼育する方法を紹介します。

また、カエルは変温動物なので、外気の温度や湿度の管理が必要となります。餌はカエルの種類によって異なりますので、それぞれに合わせた餌をあげましょう。

冬眠をしないカエルもいますが、冬眠させた方が長生きするカエルもいます。
カエルをペットとして飼育する方法は5つ
  • 水槽
  • 床材・登り木
  • 温度・温度管理
  • 冬眠

カエルをペットとして飼育する方法1:水槽

カエルを飼育するには機密性の高い水槽が一番良いです。プラケースなどでも代用は可能ですが、カエルには温度管理が必要なカエル種類もいるので、気密性が必要となります。

また、カエルの種類によっては足に吸盤を持っているので、容器の壁を軽々と登ってしまいます。容器に蓋がついていると、カエルの脱走を防ぐことができるので、吸盤をもっているカエルを飼育する場合は、蓋つきの水槽を選びましょう。

蓋は乗せているだけだと、たやすく開けてしまいますので、重しをするかカチッとしまる蓋つきの水槽がベストです。

カエルをペットとして飼育する方法2:床材・登り木

カエルはほとんどの種類が腹部から水分を吸収して摂取しています。そのために、ペットとして飼育する場合、床材には水分を含むことができる素材を利用するとよいです。

ウールマット、ソイル、土(腐葉土)、水苔、鉢底ネットなどがあり、カエルの種類や成長によって変えて使ったり、飼育の仕方などで変わります。

イエアメガエルの場合、足に吸盤がついているので、立体的な動きをします。そのため登り木や植物が必要となってきます。イエアメガエルは生息域によってタイプが異なるので、生息域を調べてから環境を作ってあげるようにしてください。

カエルとペットとして飼育する方法3:温度・湿度管理

カエルのペット飼育には温湿度計を設置して、常にチェックすることが必要です。カエルの種類によって最適な温度や湿度は異なりますので、飼育するカエルによって確認して下さい。

イエアメガエルを飼育するのに最適な温度は25度前後、湿度は70%前後となります。イエアメガエルは乾燥に強く飼育しやすいカエルですが、湿度が高いと弱ってしまうので湿度管理には注意が必要です。

ヒメツメガエルは、水の中で飼育するカエルですので温度管理のみとなります。最適な温度は22度~28度が適正となっていて、通常は24度~25度に保つようにしましょう。冬場はヒーターなどを利用して温度調整をして下さい。

ツノガエルの温度について人間と同じような温度感覚で、外気と水槽内の温度差に気を付けて20度~30度の範囲内で飼育しましょう。水分は土に含まれる水分程度の湿度で大丈夫です。

カエルをペットとして飼育する方法4:餌

カエルの種類によって食べる餌は異なります。カエルの体の状態によって餌を変えるという事も必要になってきます。

イエアメガエルは食欲旺盛な生き物で、夜行性のため、エサを食べる時間は夜が多くなります。飼い始めは食いつきが良い生きた餌がよく、コオロギが良いでしょう。慣れてくると人口餌や練り餌も食べてくれるようになります。

ヒメツメガエルは、水の中で飼育するカエルなので口に入るサイズのエサならなんでも食べてくれます。活き餌、人口飼料、金魚や熱帯魚のエサでも大丈夫です。海老や亀のエサであればカルシウムが豊富なのでです。

ツノガエルは完全に肉食となっています。コオロギ、ミルワームなどの昆虫やメダカ、金魚などの魚類、マウスや人口飼料などなんでも食べてくれます。しかしながら、最近では人口飼料でペットとして飼育するのが主流となっています。

カエルをペットとして飼育する方法5:冬眠

野生のカエルだと冬場は冬眠して冬を越しますが、ペットのカエルもしっかりと準備をしてあげると冬眠をさせて冬を越すことが可能です。

カエルが冬眠する室温は、最高気温が10度を下回り、最低気温が氷点下を下回ると冬眠を始めます。11月頃から冬眠をスタートさせるので11月までには冬眠の準備を終わらせておくことが必要です。

冬眠中は最高気温が10度以下、最低気温が氷点下以下にならない場所へ飼育ゲージを移動してあげましょう。

イエアメガエルは、自然界では冬眠はしません。冬眠させるとダメージが大きいので、ヒーターなどを利用して、室温を管理して冬眠させない方が良いです。

ヒメツメガエルも自然界では冬眠しないので、水槽の中が20度以下にならないように気を付けると良いでしょう。

ツノガエルは冬場の管理が難しく、病気になることも多いので、可能であれば冬眠させてあげた方が安心です。冬眠中は病死も少なく致死率も低いです。

カエルをペットにする際のグッズ

ここではカエルをペットにする際のグッズを7つご紹介します。ここで紹介しているグッズを揃えることで、カエルをペットとしてお迎えすることが可能となります。

ぜひ参考にして、楽しいカエルとのペットライフを過ごして下さい。

カエルをペットにする際のグッズ1:アイリスオーヤマ飼育ランドブラック

「アイリスオーヤマ飼育ランド」は容器がしっかりしているので、カエルが小さいときから大人になるまで長期的に利用することが可能です。

十分な深さもあるので側面からでも観察することが可能です。ガシガシと洗っても傷がつきにくく、洗いやすいので日頃のお手入れがとても楽になります。

蓋もしっかりとあるので、イエアメガエルでもペットとして飼育することが可能です。

カエルをペットにする際のグッズ2:ジェックス グラステリアスリム600水槽

「ジェックスグラステリアスリム600水槽」は、インテリアの一部として溶け込んでくれる水槽になっています。

旭化成グループ製のガラスを使用していて、ジェックス自社工場で組み立てています。組み立て前に上下左右を磨き込んでいるため、透明度の高い美しいガラスとなっています。

メーカホームページでユーザー登録すると、3年保証がついてくるので安心です。

カエルをペットにする際のグッズ3:ジェックスエキゾテラ グラステラリウム 3030

「ジェックスエキゾテラ グラステラリウム 3030」は、爬虫類・両生類専用の飼育ゲージです。ガラスなので丈夫です。

扉がフロントにあり、観音開きとなっているので、カエルを脅かすことなく開ける事が可能となっています。ロック機能も付いているので、カエルが脱走することもない設計となっています。

賃貸のワンルームの物件でカエル1匹を飼育するには、このサイズがとなっています。

カエルをペットにする際にグッズ4:アイリスオーヤマ 水苔 天然水苔

「アイリスオーヤマ 水苔 天然水苔」は、カエルの床材に必須の水苔として利用することが可能です。AAグレードなので高品質タイプとなっています。

普段使いの床材としても最適ですが、冬眠する際には多めにいれてあげると自らもぐってくれるので安心して冬眠させることが可能です。

品質と金額のコスパがとてもよく、お手頃な水苔となっています。

カエルをペットにする際のグッズ5:スドー フロッグソイル 2.5Kg

「スドー フロッグソイル 2.5Kg」はベルツノガエルを代表とする半地中性・地表性のカエル専用床材です。保湿性も高くお手入れも週1程度でいいので忙しい中学生や高校生にも床材です。

黒色なので、ツノガエルの色が黒っぽくなってしまうので、綺麗なカエルがお好みの方には不向きです。

脱臭効果があるのでアンモニア臭などの臭いが気にならなくなります。週に一度洗って天日干しをするだけで大丈夫なのでお手入れのストレスも軽減します。

カエルをペットにする際のグッズ6:サンミューズ ファインマット ビッグ

「サンミューズ ファインマット ビッグ」は熱帯魚や観賞魚の水槽用フィルターです。各種フィルターのサイズにカットすることができるので、経済的にも優れています。

高級素材を使用しているため繊維の密度が高く弾力性があります。物理的ろ過に適していて、小さなゴミや残餌などもしっかりと除去してくれます。

密度は高いですが、ポンプの流量をあげても漏れたりしないので安心です。

カエルをペットにする際のグッズ7:爬虫類・小動物用ヒーター USBヒートシンク 炭素繊維 加熱マット Zyurong

「爬虫類・小動物用ヒーター USBヒートシンク 炭素繊維 加熱マット Zyurong」は、冬の寒い時期を快適に過ごすために必要なアイテムとなります。

高温ですとプラスチックが溶けてしまう可能性があるので注意が必要です。プラスチック部分に直接当たらないように工夫をしましょう。

カエルをペットして飼育してみよう

カエルをペット飼育する際のアイテムや種類を見ていると、どれを飼育するか迷いますよね。その中でも自分の今の状況に合わせて飼育できるカエルが見つかります。

カエルの飼育といえば、過去にケロケロケロッピのたまごっちがありました。昔からカエルはみんなに愛されるキャラクターです。

カエルの種類はたくさんいますが、ぽちゃっとした丸いフォルムのカエルは見ていて癒されます。ぜひ自分の生活環境に合わせてお気に入りのカエルを飼育してみてください。
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