愛知県のうさぎ島「前島」とは?
今やうさぎ島と言えば、広島県にある大久野島を思い浮かべる人が多いですが、実は愛知県にも存在します。
愛知県に存在するうさぎ島とは一体どんな島なのかをご紹介します。
愛知県に存在するうさぎ島とは一体どんな島なのかをご紹介します。
うさぎ島「前島」の歴史
昭和31年、名古屋鉄道によって観光開発が行われ、8種類400羽のうさぎを放し飼いにした「うさぎ島」が開園されました。
島内には食用となりそうな草木が無かったため、毎朝大量の葉物を島に運び、水入れも行うなど、ほぼ完全給餌でした。
当時、愛知県の人たちはもちろんのこと、県外からも、うさぎと触れ合いたい観光客がたくさん上陸しました。
ですが平成9年に、観光客の減少によって「うさぎ島」は閉園となりました。「うさぎ島」にいたうさぎたちは、愛知県近隣の小学校や動物園に引き取られました。
島内には食用となりそうな草木が無かったため、毎朝大量の葉物を島に運び、水入れも行うなど、ほぼ完全給餌でした。
当時、愛知県の人たちはもちろんのこと、県外からも、うさぎと触れ合いたい観光客がたくさん上陸しました。
ですが平成9年に、観光客の減少によって「うさぎ島」は閉園となりました。「うさぎ島」にいたうさぎたちは、愛知県近隣の小学校や動物園に引き取られました。
うさぎ島「前島」の場所
「前島」は愛知県西尾市(旧・幡豆郡幡豆町)に位置しています。
〒444-0701
愛知県西尾市東幡豆町
【アクセス(access)】
・電車
名鉄「名古屋」駅から「新安城」駅で乗り換え
西尾線・蒲郡線経由で「東幡豆」駅で下車
・車
東名高速道路「音羽蒲郡IC」より音羽蒲郡有料道路、国道23号線、国道247号経由で約40分
東名高速道路「岡崎IC」より国道248号線で蒲郡まで行き、国道247号線経由で約50分
「うさぎ島」が閉園してからは定期船はなくなりましたが、潮干狩りシーズンになると漁協による船が渡航します。
〒444-0701
愛知県西尾市東幡豆町
【アクセス(access)】
・電車
名鉄「名古屋」駅から「新安城」駅で乗り換え
西尾線・蒲郡線経由で「東幡豆」駅で下車
・車
東名高速道路「音羽蒲郡IC」より音羽蒲郡有料道路、国道23号線、国道247号経由で約40分
東名高速道路「岡崎IC」より国道248号線で蒲郡まで行き、国道247号線経由で約50分
「うさぎ島」が閉園してからは定期船はなくなりましたが、潮干狩りシーズンになると漁協による船が渡航します。
うさぎ島「前島」の現在とは?
現在はうさぎもおらず無人島となっていますが、毎年春から夏にかけて潮干狩りスポットとして開放され、賑わいを見せています。愛知の人たちにとっては大型連休にもってこいのイベントです。
愛知の三河湾は波が静かで、プランクトンも比較的多いため、美味しいアサリがとれると言われています。
【潮干狩りイベント】
開催日
2019年3月6日(水)から7月31日(水) (※今年は終了)
※期間中の開催日
※天候によっては中止する場合があります
開催時間
日によって異なります
開催場所
愛知県 東はず海岸、前島
料金
・入漁料:大人・子ども(小学生以上)1,000円(2㎏まで)
(別途2,000円で4㎏もあります)
・入漁袋以外の貝類は、追加料金として1㎏増すごとに700円頂きます
・団体割引は、25名以上で1名につき50円引き
※料金は変更になることがありますので、必ず公式サイトでご確認ください
駐車場やトイレ、休憩所もあるので安心です。
愛知の三河湾は波が静かで、プランクトンも比較的多いため、美味しいアサリがとれると言われています。
【潮干狩りイベント】
開催日
2019年3月6日(水)から7月31日(水) (※今年は終了)
※期間中の開催日
※天候によっては中止する場合があります
開催時間
日によって異なります
開催場所
愛知県 東はず海岸、前島
料金
・入漁料:大人・子ども(小学生以上)1,000円(2㎏まで)
(別途2,000円で4㎏もあります)
・入漁袋以外の貝類は、追加料金として1㎏増すごとに700円頂きます
・団体割引は、25名以上で1名につき50円引き
※料金は変更になることがありますので、必ず公式サイトでご確認ください
駐車場やトイレ、休憩所もあるので安心です。
他にもうさぎ島はある?
「うさぎ島」といえば広島県にある「大久野島」でしょう。家族連れやカップルにとてものスポットです。最近では外国からも観光客が増えています。
広島県大久野島へのアクセス
〒729-2311
広島県竹原市忠海町大久野島
竹原市にある忠海港からフェリーで約15分。
島へのアクセスはフェリーしかありません。
忠海港はJR「忠海」駅から徒歩3分のところにありますので、新幹線の場合は「三原」駅で下車し、在来線で「忠海」駅に行く方法があります。
広島市からは「呉」駅や「三原」駅を経由する行き方です。
ただ、広島バスセンターから忠海駅までの高速バスが出ており、約1時間40分ほどで着きますので、乗り換えなしで楽に行くとすれば、バスが便利です。
ただし、1日4本。土日祝は運休となっていますので、注意が必要です。
広島県竹原市忠海町大久野島
竹原市にある忠海港からフェリーで約15分。
島へのアクセスはフェリーしかありません。
忠海港はJR「忠海」駅から徒歩3分のところにありますので、新幹線の場合は「三原」駅で下車し、在来線で「忠海」駅に行く方法があります。
広島市からは「呉」駅や「三原」駅を経由する行き方です。
ただ、広島バスセンターから忠海駅までの高速バスが出ており、約1時間40分ほどで着きますので、乗り換えなしで楽に行くとすれば、バスが便利です。
ただし、1日4本。土日祝は運休となっていますので、注意が必要です。
うさぎ島に行く際の注意点
「うさぎ島」は動物好きにはたまらない場所で、とてものスポットです。
しかし、命あるうさぎが共存する場所です。観光する際に気を付けなければならない点があります。詳しくまとめてみました。
しかし、命あるうさぎが共存する場所です。観光する際に気を付けなければならない点があります。詳しくまとめてみました。
無理に触ったり抱っこしない
うさぎ島にいるうさぎは、比較的人間に慣れていますが、無理に触られたり抱っこされたりすることを嫌います。
特に、無理やり抱っこしようとして不安定な体勢になると、パニックになって暴れる可能性があります。
片手で首の後ろをしっかりと掴み、もう片方の手でお尻をしっかりと支えて、安定させてあげることが大事です。
また、暴れて落ちると危険なので、低い位置で抱っこをするようにします。うさぎの足には、衝撃を和らげるクッションのような役割をしてくれる、肉球がありません。
さらに骨も華奢で折れやすいので、気を付けなければなりません。そもそもうさぎにとって過度な触れ合いはストレスです。少し触れる程度が好ましいでしょう。
特に、無理やり抱っこしようとして不安定な体勢になると、パニックになって暴れる可能性があります。
片手で首の後ろをしっかりと掴み、もう片方の手でお尻をしっかりと支えて、安定させてあげることが大事です。
また、暴れて落ちると危険なので、低い位置で抱っこをするようにします。うさぎの足には、衝撃を和らげるクッションのような役割をしてくれる、肉球がありません。
さらに骨も華奢で折れやすいので、気を付けなければなりません。そもそもうさぎにとって過度な触れ合いはストレスです。少し触れる程度が好ましいでしょう。
うさぎを連れて行ったり置いて帰るのは違法行為
まず、動物を置いて帰ること自体が違法行為であり、とても無責任な行為です。特に野ウサギは縄張り意識が強いので、急にやってきた知らないうさぎは仲間外れにされ、きちんと生きていくことができない可能性もあります。
現在、職員が張り紙をしたりなど対策をとっていますが、なかなか解決には至らない問題です。
現在、職員が張り紙をしたりなど対策をとっていますが、なかなか解決には至らない問題です。
食べ物を与えない
大久野島では、忠海港にてうさぎの餌が販売されています。むやみに与えるのではなく、きちんと用意されている餌を購入してからあげましょう。
うさぎはキャベツやニンジンを好んで食べるイメージがあり、観光客が持ち込みます。ですが、うさぎはとても敏感なため、食物繊維の多い野菜を摂ってしまうと、害になってしまいます。
また大久野島では、道路で餌をあげることを禁止しています。餌をあげると、うさぎは無我夢中で食べるため車の存在に気が付きません。事故の原因にもなりかねないので注意が必要です。
餌をきちんと適量あげることも大事です。餌の増減が激しいことも、うさぎにとってはストレスの原因となるからです。うさぎは毎日食事をする必要がありますが、大量に食べる日と、一切餌にありつけない日と、大差があると体調を崩してしまいます。
うさぎが食べられないものまであげる人が多く、張り紙やHPなどで注意を呼び掛けています。
うさぎはキャベツやニンジンを好んで食べるイメージがあり、観光客が持ち込みます。ですが、うさぎはとても敏感なため、食物繊維の多い野菜を摂ってしまうと、害になってしまいます。
また大久野島では、道路で餌をあげることを禁止しています。餌をあげると、うさぎは無我夢中で食べるため車の存在に気が付きません。事故の原因にもなりかねないので注意が必要です。
餌をきちんと適量あげることも大事です。餌の増減が激しいことも、うさぎにとってはストレスの原因となるからです。うさぎは毎日食事をする必要がありますが、大量に食べる日と、一切餌にありつけない日と、大差があると体調を崩してしまいます。
うさぎが食べられないものまであげる人が多く、張り紙やHPなどで注意を呼び掛けています。
ごみを放置しない
うさぎの島ではきちんとごみ箱が設置されています。自分たちが出したごみはもちろん、餌が入っていた袋や落ちていたごみなど積極的に拾い、ごみ箱に捨てましょう。
ただし、ごみ箱は多くないので、自分で持ち帰られるごみは持ち帰ることをします。1番に、うさぎの住みやすい環境を作ることが大切です。
万が一、ビニール製のものなど消化できないものをうさぎが食べてしまったら、死に至る可能性もあります。
ただし、ごみ箱は多くないので、自分で持ち帰られるごみは持ち帰ることをします。1番に、うさぎの住みやすい環境を作ることが大切です。
万が一、ビニール製のものなど消化できないものをうさぎが食べてしまったら、死に至る可能性もあります。
渡し船に乗って潮干狩りもいいかも!
愛知県では釣りが楽しめるセントレア前島も有名ですが、家族連れで楽しめる、愛知県・前島での潮干狩りもスポットです。
波が穏やかなので、小さなお子様がいても安心して楽しめます。
だいたいはフェリーで移動しますが、大潮の干潮の時には「トンボロ干潟」となり、東はず海岸から前島まで歩いて渡ることができます。
普段歩くことができない場所を渡るのは、何だか特別な感じがして面白いこと間違いなしです。
トンボロ干潟に住む生き物たちの観察もできます。
愛知には有名観光地や有名グルメなどたくさんありますが、前島のような自然と触れ合える場所もあります。自分でとった貝を家族で一緒に美味しくいただくのも、素敵な思い出になります。
愛知県民の皆様も、愛知県外の皆様も、家族やお友達、カップルで潮干狩りを楽しんでみてはいかかでしょうか。
波が穏やかなので、小さなお子様がいても安心して楽しめます。
だいたいはフェリーで移動しますが、大潮の干潮の時には「トンボロ干潟」となり、東はず海岸から前島まで歩いて渡ることができます。
普段歩くことができない場所を渡るのは、何だか特別な感じがして面白いこと間違いなしです。
トンボロ干潟に住む生き物たちの観察もできます。
愛知には有名観光地や有名グルメなどたくさんありますが、前島のような自然と触れ合える場所もあります。自分でとった貝を家族で一緒に美味しくいただくのも、素敵な思い出になります。
愛知県民の皆様も、愛知県外の皆様も、家族やお友達、カップルで潮干狩りを楽しんでみてはいかかでしょうか。