ジュウシマツの歴史
セキセイインコや文鳥などの名前の鳥にくらべるとあまり聞きなれない名前のジュウシマツっですが、実は非常にの高いペットであることをご存知でしょうか。ジュウシマツは同じジュウシマツ同士でとても仲良しということでも有名です。
このジュウシマツですが、実は人の手によって作られた種類で野生種が存在しません。300年位前に中国から日本に持ち込まれたコシジロキンパラがジュウシマツの原種であると考えられています。
このジュウシマツですが、実は人の手によって作られた種類で野生種が存在しません。300年位前に中国から日本に持ち込まれたコシジロキンパラがジュウシマツの原種であると考えられています。
ジュウシマツの種類
そんなジュウシマツですが、どのような種類がいて、それぞれどのような鳥なのでしょうか。ジュウシマツは実は毛色の違いや巻き毛の場所の違いなどで多数の種類があります。
さらには、日本で作られた種類だけでなく、ヨーロッパ系と呼ばれるヨーロッパで品種改良された種類もあります。それでは、ジュウシマツのそれぞれの種類について見ていきましょう。
さらには、日本で作られた種類だけでなく、ヨーロッパ系と呼ばれるヨーロッパで品種改良された種類もあります。それでは、ジュウシマツのそれぞれの種類について見ていきましょう。
ジュウシマツの種類
- 白ジュウシマツ
- 並ジュウシマツ
- 一文字ジュウシマツ
- 小斑ジュウシマツ
- 時雨傘ジュウシマツ
- 大納言ジュウシマツ
- キング
- セルフチョコレート
1:白ジュウシマツ
白ジュウシマツは、全身が真っ白な種類のジュウシマツです。白ジュウシマツは、普通のジュウシマツよりも希少な種類とされています。
白ジュウシマツの中にも真っ白なもの以外に種類があります。白ジュウシマツの頭のてっぺんに月のような丸い模様が入った白ジュウシマツを月ジュウシマツ、尾羽の中心あたりに色が付いている白ジュウシマツを一本槍ジュウシマツと呼びます。
白ジュウシマツの中にも真っ白なもの以外に種類があります。白ジュウシマツの頭のてっぺんに月のような丸い模様が入った白ジュウシマツを月ジュウシマツ、尾羽の中心あたりに色が付いている白ジュウシマツを一本槍ジュウシマツと呼びます。
2:並ジュウシマツ
並ジュウシマツはジュウシマツの中で最もポピュラーな種類のジュウシマツです。
並ジュウシマツの体には黒や茶色、白の羽毛がありますが、体の色は茶色が多く、白色は50%以下とされています。また、模様が不規則に入っているので、同じ並ジュウシマツでも個体によって見え方がずいぶん違います。
並ジュウシマツの体には黒や茶色、白の羽毛がありますが、体の色は茶色が多く、白色は50%以下とされています。また、模様が不規則に入っているので、同じ並ジュウシマツでも個体によって見え方がずいぶん違います。
3:一文字ジュウシマツ
一文字ジュウシマツとは、背中や首元に三日月のような模様が出ているジュウシマツのことです。一文字の模様が首輪のようにも見えて、とても特徴的です。
なお、ジュウシマツの種類の名前は日本らしいものが多く、一文字ジュウシマツの他にも、背中に丸い斑点のある更紗や嘴のみが黒い京美人といった種類があります。
なお、ジュウシマツの種類の名前は日本らしいものが多く、一文字ジュウシマツの他にも、背中に丸い斑点のある更紗や嘴のみが黒い京美人といった種類があります。
4:小斑ジュウシマツ
小班ジュウシマツは、背中に茶色い斑模様が入っている白ジュウシマツです。
並ジュウシマツとよく似ていますが、小斑ジュウシマツは白ジュウシマツの仲間に入るので白色が茶色よりも多く、茶色の毛の割合は50%以下です。
並ジュウシマツとよく似ていますが、小斑ジュウシマツは白ジュウシマツの仲間に入るので白色が茶色よりも多く、茶色の毛の割合は50%以下です。
5:時雨傘ジュウシマツ
時雨傘ジュウシマツとは、頭の頂点と背中に丸い模様が出ているタイプのジュウシマツです。
時雨傘ジュウシマツの模様がキレイに出ることは珍しく、キレイに柄が出ているものに出くわした場合はかなりレアケースに遭遇したということができます。
時雨傘ジュウシマツの模様がキレイに出ることは珍しく、キレイに柄が出ているものに出くわした場合はかなりレアケースに遭遇したということができます。
6:大納言ジュウシマツ
ジュウシマツの種類には巻き毛を特徴とする種類が存在します。巻き毛がある品種を芸物ジュウシマツと呼びます。
大納言ジュウシマツの場合は、頭の頂点と後頸部、胸元にふわふわとした逆毛ができているジュウシマツのことを指します。巻き毛が寝癖のようにも見える、とてもかわいらしいジュウシマツです。
大納言ジュウシマツの場合は、頭の頂点と後頸部、胸元にふわふわとした逆毛ができているジュウシマツのことを指します。巻き毛が寝癖のようにも見える、とてもかわいらしいジュウシマツです。
7:キング
キングも巻き毛を特徴とするジュウシマツの品種の1つです。キングの場合は、全身にもこもこの逆毛が生えています。
大納言ジュウシマツよりもずっともこもこの逆毛があり、逆毛になっている分、少し大きく見えます。
巻き毛のジュウシマツも種類が多く、大納言やキング以外にも梵天や千代田、千代田梵天などの芸物ジュウシマツがいます。
大納言ジュウシマツよりもずっともこもこの逆毛があり、逆毛になっている分、少し大きく見えます。
巻き毛のジュウシマツも種類が多く、大納言やキング以外にも梵天や千代田、千代田梵天などの芸物ジュウシマツがいます。
8:セルフチョコレート
ジュウシマツは日本の品種以外にヨーロッパでつくられたヨーロッパジュウシマツも流通しています。体長が13cm以上あり、日本にもともといる伝統種よりもやや大きめです。
セルフチョコレートはヨーロッパジュウシマツの代表的な品種で、全身がこげ茶色です。胸から腹にかけて白黒のうろこ模様のような羽根が生えているのが特徴です。
セルフチョコレート以外にはセルフチェスナットやパールチョコレートなどの品種がいます。
セルフチョコレートはヨーロッパジュウシマツの代表的な品種で、全身がこげ茶色です。胸から腹にかけて白黒のうろこ模様のような羽根が生えているのが特徴です。
セルフチョコレート以外にはセルフチェスナットやパールチョコレートなどの品種がいます。
ジュウシマツの特徴
毛色や巻き毛で多くの種類のあるジュウシマツですが、ジュウシマツ全体としてはどのような特徴があるでしょうか。大きさなどの見た目、鳴き声など、ジュウシマツに関心があって飼いたいと考えている人にはとても重要なポイントです。
ここでは、ジュウシマツの大きさなどの見た目や鳴き声、寿命などについてご紹介します。
ここでは、ジュウシマツの大きさなどの見た目や鳴き声、寿命などについてご紹介します。
ジュウシマツの特徴1:見た目
ジュウシマツはとても小さな種類の鳥で、体長は約10~12cm程度で体重は約12~19gほどです。体の大きさはスズメよりは少し小さく、体重は軽量スプーン大さじ1杯の砂糖と同じ程度と考えると想像がしやすいです。
なお、ジュウシマツは雌雄で形や模様が変わらないので、見た目での判断ができません。
なお、ジュウシマツは雌雄で形や模様が変わらないので、見た目での判断ができません。
ジュウシマツの特徴2:鳴き声
さえずるという鳴き方はオスだけがする鳴き方です。ジュウシマツは外見での個体の識別が非常に難しい小鳥なので、鳴き方で判断することになります。
さえずりをしているジュウシマツがいれば、それはオスという判別になります。
ジュウシマツのオスはリズム良く歌うように、ピィーピィーと済んだ声で鳴きます。一方、ジュウシマツのメスは比べると、ビとピの間のような音を震わせて少し濁った声で鳴きます。
さえずりをしているジュウシマツがいれば、それはオスという判別になります。
ジュウシマツのオスはリズム良く歌うように、ピィーピィーと済んだ声で鳴きます。一方、ジュウシマツのメスは比べると、ビとピの間のような音を震わせて少し濁った声で鳴きます。
ジュウシマツの特徴3:寿命
ジュウシマツの寿命は約3~10年と言われています。
ジュウシマツは小さな鳥で飛ぶ力が弱く、野生では生きていくことはできないと言われていますが、品種改良されていることもあって病気をしずらく、丈夫で健康的です。ほとんどのジュウシマツは8年以上生きます。
中には10年以上生きるジュウシマツもいます。
ジュウシマツは小さな鳥で飛ぶ力が弱く、野生では生きていくことはできないと言われていますが、品種改良されていることもあって病気をしずらく、丈夫で健康的です。ほとんどのジュウシマツは8年以上生きます。
中には10年以上生きるジュウシマツもいます。
ジュウシマツの飼い方
ジュウシマツはペットショップや鳥専門店、ブリーダーなどから購入することができ、値段も1羽2,000円~12,000円程度で犬や猫を飼うことに比べると手が出やすいです。
そのため、ペットとしてとてものあるジュウシマツですが、実際に飼う上で気をつけておくべきことは何でしょうか。ここでは、どんな餌を与えるとよいのかやケージはどういうものが良いのかなど、飼い方で気をつけるべき点についてご紹介します。
そのため、ペットとしてとてものあるジュウシマツですが、実際に飼う上で気をつけておくべきことは何でしょうか。ここでは、どんな餌を与えるとよいのかやケージはどういうものが良いのかなど、飼い方で気をつけるべき点についてご紹介します。
ジュウシマツの飼い方1:餌
ジュウシマツには餌として小型フィンチ用のミックスシードを与えましょう。穀物はなるべく殻付きを与えます。また、新鮮な青菜やボレー粉も一緒に与えましょう。
フィンチとはホオジロ科、アトリ科、カエデチョウ科、ハタオドリ科の4科に属する鳥のうち、まき餌で飼養することができるスズメ型の鳥のことを指しています。具体的にはブンチョウやジュウシマツ、カナリア、スズメなど600~700種類の種類の鳥が含まれます。
フィンチとはホオジロ科、アトリ科、カエデチョウ科、ハタオドリ科の4科に属する鳥のうち、まき餌で飼養することができるスズメ型の鳥のことを指しています。具体的にはブンチョウやジュウシマツ、カナリア、スズメなど600~700種類の種類の鳥が含まれます。
ジュウシマツの飼い方2:ケージ
ジュウシマツは体長10㎝ほどの小柄な鳥ですので、複数飼う場合であっても、それほど大きいものを揃える必要がありません。35㎝四方サイズのケージで十分です。
ケージの中には、水入れと餌入れ、止まり木、ブランコ、小鳥が落ち着けるように藁や木製の巣箱を用意します。
また、ジュウシマツは水浴びが好きなので、水浴び用の容器を備えてあげると良いでしょう。水浴びの容器は不潔にならないようこまめに清掃してあげます。
ケージの中には、水入れと餌入れ、止まり木、ブランコ、小鳥が落ち着けるように藁や木製の巣箱を用意します。
また、ジュウシマツは水浴びが好きなので、水浴び用の容器を備えてあげると良いでしょう。水浴びの容器は不潔にならないようこまめに清掃してあげます。
ジュウシマツの種類を把握してお気に入りを見つけよう!
ジュウシマツの種類や飼う上で気を付けることなどについてご紹介してきましたが、理解いただけましたでしょうか。
ジュウシマツは毛色や巻き毛など、種類が非常に多い小鳥です。どれもとても可愛くペットとしてですが、その中から特にあなたのお気に入りの種類が見つけることができると、より一段と可愛らしさも増します。
ぜひ、ジュウシマツの種類をしっかりと把握して、あなたのお気に入りを見つけましょう。
ジュウシマツは毛色や巻き毛など、種類が非常に多い小鳥です。どれもとても可愛くペットとしてですが、その中から特にあなたのお気に入りの種類が見つけることができると、より一段と可愛らしさも増します。
ぜひ、ジュウシマツの種類をしっかりと把握して、あなたのお気に入りを見つけましょう。