カナリアの飼育方法とは？カナリアの種類や値段｜飼育グッズ5選

スズメ目アトリ科カナリア属で、「カナリヤ」とも呼ばれます。

スペイン領に浮かぶカナリア諸島・アゾレス諸島・マデイラ諸島に生息しています。カナリアとは元々ラテン語で「犬の多い島」で、その島に住んでいた美しいさえずりの鳥をそのまま「カナリア」と呼んだのが始まりです。

繊細でひ弱なイメージとはうらはらに案外パワフルな鳥さんで、飼育のしやすさも魅力ですよ♪

カナリアの体長は10～14㎝前後です。

手のひらサイズのカナリアですが触られるのは苦手な鳥さんです。普通に飼育しても手乗りにならない子もいます。SNSなどでみられる「ニギコロ」は残念ながらできません。

キンカチョウや十姉妹より一回り大きく、インコより小さいくらいの適度な大きさのカナリアですが、あくまで観賞用です。しかし、その小さく愛らしい見た目は1日中見ていても飽きませんよ♪

カナリアの寿命は7年～10年もしくはそれ以上生きる個体もあります。

犬や猫と同じくらい生きますので健康面には気を付けたいところです。普段と違うと感じたら迷わずお医者さんへ行きましょう。

特に「羽を膨らませている」と思ったら要注意です。かなり弱っている証拠なのですぐに病院へいきましょう。

小さな体で生命力にあふれる鳥さんです。大事に飼育してあげれば10年以上生きてくれます。普段からどんな行動をするのかちゃんと見ておくと、異変に気づきやすいですよ。

歌うようにさえずるのはオスのカナリアだけで、メスはあまり鳴きません。

代名詞といっても良いカナリアの鳴き声は、その美しいさえずりで愛され、世界各国で飼育されてきました。

カナリアのさえずりは、品評会も行われるほど人々を魅了してやみません。鳴き声に特化したカナリアも作られるほどです。

鳴き声を目当てに飼育する人が多く、その美しく澄んださえずりは他の鳥さんにはないカナリア最大の魅力です。

警戒心が強くとっても臆病で、干渉されるのを嫌うクールビューティーな鳥さんです。

文鳥やインコのような仲睦まじいお付き合いは残念ながらできません。カナリアの飼育数が減っている原因の一つです。

しかし逆に言えば、あまり構ってあげられないという方には、できる鳥さんです。

また全く懐かないというわけでもありません。毎日掃除中に声をかけてあげたりすると、そっけなかったカナリアが近づいてくることもあります♪

カナリアの飼育はさほど難しくありません。他の鳥さんと同じように毎日お世話をしてあげましょう。

ただスキンシップは声をかける程度がベストです。むやみに触ろうとするのはカナリアにとってストレスでしかありません。

ペットとしてカナリアを飼育する場合、エサや室内の環境など飼育方法についてみていきましょう。

飼育に必須のケージはペットショップや通販で簡単に手に入れる事ができます。最初から止まり木とエサ・水入れがセットになったものもあるのでよく選んでから飼育しましょう。

オモチャはあまり大きくないものを与えましょう。カナリアは案外活発な鳥さんなのでケージの中を狭めるものはケガの元です。

金網や木製・吊り下げ式とさまざまなタイプのケージがあるので飼育しやすいものを選びましょう。

カナリア専用のミックスシードが販売されているのでそれを与えましょう。

殻付きとそうでないものがありますが、ストレス発散できる殻付きをします。

また赤いカナリアにはそれ専用の色揚げフードがあるので、そちらも合わせて食べさせてあげてください。換羽期の4月～8月に与えましょう。

副食として小松菜やチンゲン菜などの青菜も与えて下さい。消化を助けてくれます。ただし青菜ならなんでも良いわけではありません。ホウレンソウは食べさせないでください。

食べ物に気を付けて飼育しましょう。きっと長生きしてくれますよ♪