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うぐいすに似たヤブサメの特徴とは?生息地や鳴き声についても紹介

更新日:2024年01月05日

ウグイスに一見すると似ているヤブサメですが、鳥としての大きさとして似てはいますが、知れば知るほど、ヤブサメは、ウグイスとはかなり違う特徴を持っているということに気づかされます。この記事ではヤブサメの特徴などについて紹介いたします。

うぐいすに似たヤブサメの特徴とは?生息地や鳴き声についても紹介

ヤブサメとは

ヤブサメとは日本に飛来する野鳥の一種です。

ヤブサメは藪の中を好み、その習性が名前の由来とされており、ヤブサメの漢字表記に「藪雨」もしくは「藪鮫」が使われています。

ヤブサメはスズメ目 ウグイス科 ヤブサメ属で、ウグイス科に属していることもあり、うぐいすと一瞬見間違えてしまうことでしょう。

ですが、うぐいすとヤブサメでは生態や見た目がかなり違います。うぐいすは留鳥ですが、ヤブサメは渡り鳥の点や、見た目も鳴き声もかなり異なっているので、それぞれの大きな違いに気づくことでしょう。

ここでは、うぐいすに似たヤブサメの特徴などを紹介いたします。

ヤブサメの習性・生態

ヤブサメは藪の中を好み、繁殖期以外は一羽で行動しています。

日本に夏鳥として4から5月の間に渡来し繁殖期間に入るまでは一羽で行動し、5月から7月の間に繁殖を行い、10月になると東南アジアへ越冬のため渡っていきます。

ヤブサメは卵生なので、巣を木の根元にお椀のような形のものを作るので、繁殖期には巣作り用の材料を口にくわえて飛ぶヤブサメを見かける機会に恵まれることもあるでしょう。

繁殖は一夫一婦で行いますが、孵化すると他のtつがいの雄が巣に来ることもあり、一妻多夫性で雛を巣立ちまで育てするという変わった習性があります。

主食

ヤブサメは肉食性で、昆虫や節足動物を主食にしています。

ヤブサメは青虫、ミミズ、バッタやこおろぎ、羽虫などの昆虫類や、クモやハエなどの節足動物を主食です。

エサを捕る時にヤブサメは、地面で捕食すること多いので、茂みや藪の中などを歩き回ったりして食事にありついています。

時々、飛び跳ねている姿を見かける場合もありますが、この動きをしている時もエサを探していると言えるでしょう。

またに、ヤブサメはエサを探すために緑の多い公園にも現れることもあります。

分布

分布は日本、ロシア東部、中国、朝鮮半島、タイ、ベトナム、ミャンマー、ラオスなどの東南アジアです。

ヤブサメは渡り鳥なので温かくなるとロシアや中国、韓国、北朝鮮や日本に飛来し繁殖を行い、寒くなるとタイ、ベトナム、ミャンマー、ラオスなどの東南アジアに渡り越冬します。

ヤブサメは、北は北海道から南は九州の屋久島までの広範囲で生息が確認されていますが警戒心が強くなかなか見ることができない野鳥といえるでしょう。

ヤブサメの特徴

ヤブサメは、うぐいすと一瞬見間違えてしまいそうなくらい大きさが似ていますが、よく見ると、外見も体型も違うことは直ぐに気づくことでしょう。

うぐいすは留鳥ですが、ヤブサメは渡り鳥であることなど、それぞれの鳥の特徴がかなり違うことは書きましたが、他にもヤブサメの分布や生態や主食などにも触れてきましたが、野鳥のヤブサメについて外見や体型など詳しいことを掘り下げていきます。

ここでは、ヤブサメの外見・体型・寿命・生息地・生息環境について紹介しましょう。
外見体型寿命生息地生息環境
茶褐色で尾が短い小型2から3年森林藪の中
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初回公開日:2019年08月29日

記載されている内容は2019年08月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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