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どうして猫は添い寝をするのか?猫が添い寝をする理由と気持ちをご紹介

猫が添い寝をしてくる理由

「猫と一緒に寝るのが幸せ」という飼い主さんも多いことでしょう。猫に添い寝をしてもらえるのは飼い主冥利に尽きるというものです。

ここではまず、猫が添い寝をしてくれる主な理由とその時の心理についてチェックしておきましょう。
猫が添い寝をしてくるのはなぜ?
  • 甘えている
  • 安心している
  • 信頼している
  • 縄張りをアピールしている
  • 体温調整をしたい
  • 添い寝が習慣になっている
  • 飼い主を見下している

猫が添い寝をしてくる理由1:甘えている

猫が添い寝をしてくる理由としてまず考えられるのが、飼い主さんに甘えているということです。

大好きな飼い主さんにぴったりとくっついて添い寝をすることで、猫はまるで親猫に甘えていた赤ちゃんの頃のような気持ちになれるのでしょう。

飼い主さんの体にくっついて嬉しそうで安心しきった表情を見せて添い寝をしてくれる猫は、飼い主さんに強い愛情と信頼を寄せています。

このような理由で猫に添い寝をしてもらえると、飼い主さんとしては最高に幸せに感じることでしょう。

猫が添い寝をしてくる理由2:安心している

飼い主さんの傍にいることで安心しているというのも、猫が添い寝をしてくる理由のひとつとして考えられるでしょう。

全幅の信頼を寄せている飼い主さんの傍にいることで、無防備になってしまう睡眠時でも安心して眠ることができるという理由で添い寝を好む猫も少なくありません。

このような猫は、安心しきった表情で飼い主さんにくっつき丸まって寝るので、その可愛らしい表情に思わず胸がきゅんとしてしまうでしょう。

猫が添い寝をしてくる理由3:信頼している

猫が添い寝をしてくる主な理由のひとつとして、飼い主さんのことを信頼しているということも挙げられるでしょう。

全幅の信頼を寄せている飼い主さんだからこそ、その傍で無防備な寝姿を見せることができ、躊躇することなしに安心しきって添い寝をすることができます。

このような理由で添い寝をしてくれる猫は、飼い主さんとかなり良好な関係を築くことができていると言えるでしょう。

猫が添い寝をしてくる理由4:縄張りを主張している

猫が添い寝をしてくる理由は、必ずしも飼い主さんにとって嬉しい理由ばかりではありません。

というのも、縄張りを主張したいという理由であえて添い寝をしてくる猫も少なくないからです。

縄張り意識が強く飼い主さんのことをあまり信頼していない猫は、寝室など飼い主さんの寝る場所を自分のテリトリーだと考えているため、添い寝をすることで「ここは自分の縄張りであることを忘れないで」とアピールしています。

猫が添い寝をしてくる理由5:体温調整をしている

猫が添い寝をしてくる理由は、必ずしも猫の飼い主さんへの感情にもとづくものばかりではありません。

ただ単に体温調節をしたいという理由で、飼い主さんと添い寝をする猫も多いからです。

とりわけ肌寒くなってくる秋冬には、普段は添い寝をしたがらない猫であっても団を取るために飼い主さんと添い寝をしたがるでしょう。

春や夏には一緒に寝ようとしてもそっけなくしてくるのに、秋冬にだけ季節限定で猫が布団に入ってくるならば、間違いなく体温調節が理由で添い寝をしたがっていると言えます。

猫が添い寝をしてくる理由6:習慣になっている

習慣になっているからというのも、猫が添い寝をしてくる理由のひとつに数えられるでしょう。

子猫のときから飼い主さんが一緒に猫と寝るようにしている場合、たとえ肌寒くなくとも猫は習慣として飼い主さんと添い寝をするようになります。

猫は賢く飼い主さんがいつもかけてくる言葉を覚えているため、添い寝が習慣化している猫は寝る時刻が近づいてきて「一緒に寝よう」と声をかけられると飼い主さんのもとに行き添い寝をしてくれるでしょう。

猫が添い寝をしてくる理由7:猫より格下に見られている

猫が添い寝をしてくる理由のひとつとして忘れてはならないのが、格下に見られているということです。

猫は愛情表現の一環としてお腹の上で寝ることや添い寝をすることもありますが、逆に飼い主さんのことを見下して自分のほうが偉いと考えている時にもこのような行動を取ります。

普段名前を呼んでもこちらに見向きもしてくれず、加えて添い寝時にお腹の上に乗ってくる猫は、このような理由で添い寝をすることがあります。

猫と添い寝するときの注意点

以上では、猫が添い寝をしてくる時に考えられる理由について解説してきました。ここからは、猫と添い寝をする時に注意したいポイントについてご紹介していきます。

愛猫と幸せな添い寝タイムを満喫するために、ぜひご覧ください。

猫と添い寝するときの注意点1:子猫のうちは添い寝しない方が安全

猫と添い寝する時の注意点としてまずご紹介したいのが、子猫のうちはできるだけ添い寝を我慢するということです。

子猫は寝相も活発で、添い寝をしているうちに寝返りを打った飼い主さんの下敷きになってしまう可能性が高くやや危険を伴うというのが理由です。

また、子猫のうちから添い寝を習慣化してしまうと飼い主さんと一緒に眠れない時に猫が極度の不安を感じてしまうというのも理由のひとつに含まれるでしょう。

お留守番をさせたりペットホテルや動物病院で宿泊させねばならない時のことも考えて、子猫のうちは添い寝をできれば我慢したほうがベターです。

猫と添い寝するときの注意点2:トイレにされてしまう

布団にトイレをされてしまうというのも、猫と添い寝をする時に注意したポイントのひとつでしょう。

まだトイレトレーニングをきちんとできていない子猫や飼い始めたばかりの猫とベッドで添い寝をしようとすると、布団の上でおしっこやうんちをされてしまうことがあります。

洗濯をしてもなかなか臭いや汚れが取れず、泣く泣く高い布団を買い替えなければならなくなったというケースも少なくありません。

そのため、猫との添い寝はトイレをきちんとマスターしてからにするべきでしょう。

猫と添い寝するときの注意点3:睡眠を妨害される

猫と添い寝をする時に知っておきたい注意点として、睡眠を妨害されるということも挙げられるでしょう。

猫は飼い主さんの体の上に乗っかるようにして眠ったり、布団の真ん中を陣取るようにして眠ることも多いので、結果的に飼い主さんがベッドの端ギリギリにまで追いやられてしまい安眠できないということも珍しくありません。

また、寝相の悪い猫も多く、添い寝をすると猫パンチをされるなど安眠を邪魔されてしまうことでしょう。

猫が添い寝時に噛む理由

猫との添い寝は幸せなものですが、たまにこちらを噛んでくる猫もいます。ここからは、猫が添い寝時に噛んでくる理由について詳しくチェックしていきましょう。

猫が添い寝時に噛む理由1:遊んでほしい

猫が添い寝時に噛む理由としてまず考えられるのが、「遊んでよ」と飼い主さんにおねだりしているということです。

猫は遊んでほしい時に飼い主さんの指や手などをやんわりと甘噛みして、構ってアピールをします。

飼い主さんに半ば無理やり添い寝をさせられそうになったものの、まだまだ眠くなくて遊んでいたい時にこのような行動を取るでしょう。

猫が添い寝時に噛む理由2:お腹が空いている

お腹が空いているというのも、猫が添い寝時に噛んでくる理由のひとつとして考えられるでしょう。

猫はお腹を空かせたとき「ご飯をちょうだい」「お腹がすいたよ」という気持ちを飼い主さんにアピールすべく、手や指をガジガジと噛んで空腹を訴えてきます。

ちなみに、猫には母猫の乳を軽く噛んで母乳を出やすいようにする習性があります。そのため、まだ乳離れが完全にできていない子猫と添い寝をすると、このような理由から飼い主さんを噛んでくることもあるでしょう。

噛みながらニャーッと鳴いてご飯を催促してくるので、おやつやフードをあげましょう。

猫が添い寝時に噛む理由3:愛情表現

猫が添い寝時に噛んでくる理由のひとつとして挙げられるのが、飼い主さんに愛情を表現しているということです。

猫は大好きな飼い主さんに対して、指などをやわく甘噛みすることで「大好きだよ」「添い寝をしてくれて嬉しい」という愛情を伝えようとしています。

お腹が空いた時や怒っている時と違い、痛みを感じない程度にじゃれつくようにしてやんわりと噛んできます。

また、表情を見てみると穏やかでリラックスした顔をしているため、愛情表現というよい理由で噛んできていることがわかるでしょう。

添い寝以外の猫の愛情表現3選

添い寝をするといことは、多くの場合は猫からの飼い主さんへの愛情表現です。では、他にどのような愛情表現があるのでしょうか。

ここからは、添い寝以外の猫の愛情表現についてご紹介していきます。

添い寝以外の猫の愛情表現1:鼻にキスをする

添い寝以外の猫の愛情表現としてまずご紹介したいのが、鼻にちょこんとキスをしてくるということです。

いわゆる猫の「鼻キス」は、友好的な姿勢を示す挨拶であり、同時に親しい人や猫に対する愛情表現でもあります。

猫に鼻キスをしてもらえるようになったならば、かなり猫から愛されていると言えるでしょう。

添い寝以外の猫の愛情表現2:お尻を見せる

お尻をみせてくるというのも、添い寝以外で猫が示す愛情表現のひとつとして挙げられるでしょう。

猫に限らず、背中を見せるという行為は相手を信頼していなければ取れないものです。というのも、信頼できない相手に背中を見せると背後から襲われてしまう可能性があるからです。

飼い主さんに背を見せても襲われることがないと信頼しきっているからこそ、猫は飼い主さんに対してお尻を見せてリラックスした様子でくつろぎます。

つまり、お尻を見せるというのは猫にとって背中を預けるという信頼の証だと言えるでしょう。

添い寝以外の猫の愛情表現3:足元でゴロゴロする

足元でゴロゴロ甘えてくるというのも、猫が添い寝以外で取る飼い主さんへの愛情表現のひとつとして挙げられます。

飼い主さんの足元でゴロゴロと喉を鳴らしてはじゃれついたり甘えてくるのは、飼い主さんが大好きで仕方がなく、「遊んでもらいたい」「構ってほしい」と考えているからなのでしょう。

猫が足元でゴロゴロと甘えてきた時に優しく撫でるなどスキンシップをしてあげれば、より猫との絆を深めることができます。

また、猫の好きなおもちゃを使って遊んであげれば、きっと猫は喜んでくれることでしょう。なお、猫がゴロゴロと足元で甘えてくる動画もご紹介しているので、ぜひご覧ください。

猫が添い寝をしてくる理由について知ろう

今回は猫がどうして添い寝をしてくるのかという理由や心理についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

猫は縄張りアピールの一環として添い寝をしてくることもありますが、多くの場合添い寝をするということは飼い主さんを信頼し愛情を抱いていることの証だと言えます。

猫が添い寝をしてくる時の気持ちを知り、添い寝以外に猫が取ってくる愛情表現について知っておけば、猫との絆をもっと深め、よりよい関係性を築くことができるでしょう。
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