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なぜ猫はそんな事をするの?猫の気持ちを知る3つの方法をご紹介

猫のしぐさからわかる気持ち7つ

猫のしぐさにはそれぞれに意味や気持ちが込められています。言葉で通じ合うことができなくても、そのしぐさから猫の気持ちを探ることは可能です。

ここでは、何気なくしている行動からあなたに向けられた行動などを、7つご紹介します。

猫のしぐさからわかる気持ち1:甘噛み

猫の気持ちを表すしぐさについて、1つ目は「甘噛み」です。子猫によく見られるしぐさのひとつであり、あなたへの愛情とコミュニケーションを意味しています。

猫の甘噛みは母乳を飲むための動作として、本能的に記憶されている行動です。あなたに対し母親への愛情に近いものを感じているでしょう。決してあなたを嫌って噛んでいるわけではありません。

また、猫にとっては相手を噛むことに対する加減を勉強する行為でもあり、信頼した仲間だからこそ行えるコミュニケーションとも言えます。

猫のしぐさからわかる気持ち2:前足で交互に押す

猫の気持ちを表すしぐさについて、2つ目は「前足で交互に押す」です。あなたに甘えている状態を表します。

猫が前足を交互に押すのは、母親から母乳をもらうときにする行為です。本能として刻まれているものなので、実際に母乳で育ったか否かは関係がありません。

あなたを母親のように慕い、甘えてきている証拠なので、その気持ちを受け止めてあげるようにしましょう。

猫のしぐさからわかる気持ち3:しっぽを振る

猫の気持ちを表すしぐさについて、3つ目は「しっぽを振る」です。しっぽの振り方によって微妙に異なりますが、基本的には良くない気持ちを表しています。

犬は嬉しい時にしっぽを振りますが、猫はその反対です。不安やストレスなど、機嫌の良くない時にしっぽを振ります。特に大きく激しく動かしているほど、嫌な気持ちを表しています。

過剰なコミュニケーションをしていないか、周囲の環境に問題はないかなど、注意をしてあげましょう。

猫のしぐさからわかる気持ち4:爪とぎ

猫の気持ちを表すしぐさについて、4つ目は「爪とぎ」です。単なるお手入れというだけでなく、ストレスや甘えたい欲求を表している場合があります。

生活環境に変化があった、ご飯やトイレの状態に不満があるなど、ストレスを感じていることの意思表示である可能性が高いです。構ってもらえないこともストレスの原因になりますので、甘えたいという欲求から繋がっているとも考えられます。

猫との触れ合い方や生活環境に気を配ってみてください。

猫のしぐさからわかる気持ち5:体を小さくする

猫の気持ちを表すしぐさについて、5つ目は「体を小さくする」です。何かに怯え恐怖していることを表します。

体を小さくすることで対象から身を隠そうとしていたり、気持ちを落ち着かせようとしていたりする状態です。猫にとってはストレスを感じている証拠ですので、原因となっているものをただちに排除してあげましょう。

対象物に慣れさせたいという場合は、無理に押し付けることはせず、距離を置いて様子を見るのが良いです。

猫のしぐさからわかる気持ち6:毛を逆立て背中を丸める

猫の気持ちを表すしぐさについて、6つ目は「毛を逆立て背中を丸める」です。これは猫の威嚇行動であり、怒りや恐怖を表しています。

何かに対し強い警戒心を抱いている状態なので、原因が明らかな場合は取り除いてあげるようにしましょう。原因が分からない場合は、様子を窺いつつ何もしないでおくのが良いです。

無闇になだめようとしたり接触したりしようとすると、攻撃されてしまう可能性があります。

猫のしぐさからわかる気持ち7:片足を上げて止まる

猫の気持ちを表すしぐさについて、7つ目は「片足を上げて止まる」です。何かに警戒している場合や、足に怪我をしているような場合に見られます。

特に前足を上げている場合は、すぐに逃げ出せる、あるいはすぐに攻撃できるような体勢を取っていると考えられます。

常に片足を上げているという状況であれば、肉球に怪我をしているなどの可能性が高いので、動物病院へ連れて行ってあげましょう。

行動からわかる猫の気持ち4つ

人間が目的を持って行動するように、猫もまた目的を持ってしています。猫がなんのために行動を起こしているのかを理解することで、猫にとって快適な生活を作り上げていくことができるでしょう。

あらゆる行動に注目してみてください。

猫の行動からわかる気持ち1:すすり寄る

猫の気持ちを表す行動として、1つ目は「すすり寄る」です。これは、あなたに対し何らかの要求があることを表します。

あなたに甘えたい、構って欲しい、あるいはご飯が欲しいなど、何かしらの要求を示す行動です。猫との触れ合い方や生活環境に配慮してあげるようにしましょう。

また、あなたが外から帰ってきた場合など、自分の匂いをつけるためにすり寄って来ることもあります。あなたへの愛情表現ですので、きちんと相手をしてあげるようにしましょう。

猫の行動からわかる気持ち2:舐めてくる

猫の気持ちを表す行動として、2つ目は「あなたのことを舐める」です。これは、あなたに対する愛情を示しています。

もともと舐めるという行為は母猫が子猫にするものです。つまり、猫に舐められることによって、家族のように慕われ、愛されているということになります。

また、あなたが猫を撫でているときに舐められたのであれば、「撫でてくれてありがとう」といった感謝の気持ちが込められています。

猫の行動からわかる気持ち3:集団行動をする

猫の気持ちを表す行動として、3つ目は「集団行動」です。猫は基本的に単独行動を好みますが、家族という単位で集団行動をすることも珍しくはありません。

血を分けた猫同士の集団行動は習性のひとつですが、言うなれば家族を守るための行動です。ご飯を確保したり、家族の安全を心がけていたりと、猫同士の絆を表しています。

猫の行動からわかる気持ち4:毛づくろいをする

猫の気持ちを表す行動として、4つ目は「毛づくろい」です。猫は体を綺麗にするためだけでなく、「リラックス効果」や「温度調節」のためにも毛づくろいを行います。

周囲の環境に変化がなかったかを確認してあげましょう。何かしらのストレスを感じている可能性があります。

また、夏場であれば温度を下げるために毛づくろいをしている場合もあります。すなわち「暑い」というサインですので、温度調節を行ってあげましょう。

猫の鳴き声からわかる気持ち3つ

猫は、状況や気持ちによって鳴き方を変えています。「ニャー」という以外にも、「シャー」と言っていたり「ゴロゴロ」と鳴らしていることがあるでしょう。

今回は以上の3つについてご紹介していきますので、参考にしてみてください。

猫の鳴き声からわかる気持ち1:ニャーニャー鳴く

猫の気持ちを表す鳴き声として、1つ目は「ニャーニャー」です。これは、あなたに対して何かを訴えていることを表します。

「遊んで欲しい」、「構って欲しい」という場合もあれば、「ご飯が欲しい」「トイレを綺麗にしてほしい」といった場合もあるでしょう。あらゆる要求が含まれる鳴き方ですので、生活環境を確認してあげることから対応してあげると良いです。

猫の鳴き声からわかる気持ち2:シャー!と鳴く

猫の気持ちを表す鳴き声として、2つ目は「シャー!」です。これは威嚇の際に出される鳴き声で、怒りや恐怖を表します。

見慣れない物に警戒している場合がほとんどでしょう。猫の生活に関係のないものであれば、なるべく排除してあげることが得策です。

猫の生活に新たに取り入れたい物事であれば、無理に距離を縮めさせることはせず、時間を掛けて慣れてもらうようにしましょう。

猫の鳴き声からわかる気持ち3:グルグルゴロゴロ喉を鳴らす

猫の気持ちを表す鳴き声として、3つ目は「グルグルゴロゴロ喉を鳴らす」です。これは、幸福感や満足感を表します。

たとえば猫を撫でているときにグルグルゴロゴロと聞こえてきたのであれば、心地よいというサインです。また、あなたが外から帰ってきたときにゴロゴロと鳴らしながら寄って来たとすれば、「あなたに会えて嬉しい」という気持ちを表しています。

猫が喜んでいるという証拠なので、何に対して鳴らしているのかをきちんと把握しておきましょう。

猫が喜ぶ時の仕草5つ

猫を飼っているのであれば、できる限り飼い猫を喜ばせてあげたいと考えるでしょう。猫を喜ばせるためには、猫が喜んでいる状態を知っていなければいけません。

猫が喜んでいるときの仕草を把握して、愛猫の好みを探っていきましょう。

猫が喜ぶ時の仕草1:喉をゴロゴロ鳴らす

喜ぶ猫の気持ちを表すしぐさとして、1つ目は「喉をゴロゴロ鳴らす」です。既に述べてあるように、猫が喉をゴロゴロと鳴らすのは「嬉しい」という気持ちを表しています。あなたとの触れ合いに満足している証拠です。

猫が喉を鳴らすタイミングから、何に対して喜んでいるのかを把握しておくようにしましょう。猫が喜ぶことをしてあげれば、猫との関係は良好になります。

猫が喜ぶ時の仕草2:尻尾を立てる

喜ぶ猫の気持ちを表すしぐさとして、2つ目は「尻尾を立てる」です。猫は尻尾を垂直に立てることで、喜びを表しています。

もともと尻尾を立てるのは、母親に世話をしてもらうための本能的な動作です。つまりあなたに対し尻尾を立てるということは、あなたを母親のように慕い、甘えるような気持ちを抱いているということになります。

猫が喜ぶ時の仕草3:前足ふみふみ

喜ぶ猫の気持ちを表すしぐさとして、3つ目は「前足ふみふみ」です。これは、あなたに対する愛情表現であり、触れ合えることの喜びを表しています。

もともと前足をふみふみするのは、母親から母乳をもらうときの動作です。つまり、あなたを母親のように認識し、甘えたいと感じているから前足をふみふみするということです。

信頼と愛情のサインですので、喜んで受け取ってあげましょう。

猫が喜ぶ時の仕草4:体を擦り付ける

喜ぶ猫の気持ちを表すしぐさとして、4つ目は「体を擦り付ける」です。猫はあなたに自分の存在をアピールするため、あるいは自分のものであると主張するために体を擦りつけます。

「遊んで欲しい」、「構って欲しい」といった気持ちが込められているでしょう。また、あなたを独占したいという気持ちも読み取れます。

いずれにしても、あなたを好きであることに違いはありません。

猫が喜ぶ時の仕草5:横になりお腹を見せる

喜ぶ猫の気持ちを表すしぐさとして、5つ目は「横になりお腹を見せる」です。猫にとって最大の信頼を表します。

猫にとってお腹は、内蔵の詰まった大事な部分であり弱点です。それをさらけ出すということは、あなたに対し微塵も危険性を感じていないという信頼を表しているに他なりません。

あなたに対する信頼と安心を表現しているので、今後も優しく見守ってあげるようにしましょう。くれぐれもちょっかいを出して嫌われないように注意してください。

猫が怒る時の仕草4つ

猫に快適な生活を送ってもらうためには、嫌がることをしないという意識が必要です。猫が怒っている状態を把握し、ストレスを与えないように注意してあげてください。

猫が怒っている状態はとても分かりやすいので、覚えておきましょう。

猫が怒る時の仕草1:尻尾を大きく振る

怒る猫の気持ちを表すしぐさとして、1つ目は「尻尾を大きく振る」です。犬にとっては喜びを表す仕草ですが、猫にとっては真逆の意味を表します。

猫が尻尾を大きく振るときは、不快感や苛立ちを感じているサインです。環境の変化やスキンシップの取り方に問題がないか確認しましょう。

猫は、他の猫との関係や見知らぬ人との触れ合いがあると、ストレスを感じやすいです。1匹でリラックスできる環境を整えてあげてください。

猫が怒る時の仕草2:毛が逆立つ

怒る猫の気持ちを表すしぐさとして、2つ目は「毛を逆立てる」です。怒りあるいは恐怖を表します。

特に尻尾まで太くしていたり、目を大きく開いていたり、「シャー」と言わんばかりの顔をしているときは完全に怒りを露にしています。無闇に接触すると容赦なく攻撃されることになりますので、落ち着くまでそっとしておいてあげましょう。

また、驚いたりして人間が鳥肌を立てるのと同じように、毛を逆立てることもあります。

猫が怒る時の仕草3:「シャーっ」という威嚇

怒る猫の気持ちを表すしぐさとして、2つ目は「シャーっと鳴く」です。既に述べてあるように、「シャー」という鳴き声は怒りや恐怖心を表しています。

こ猫の天敵である蛇の鳴き声を真似たものと言われ、相手に畏怖を抱かせるための本能的な行動です。これ以上近づくなという意思表示ですので、原因となっているものをなるべく遠ざけてあげるようにしましょう。

怒りや恐怖を感じる状態は精神的に負担をかけてしまうため、できるかぎり排除してあげることが得策です。

猫が怒る時の仕草4:耳が後ろに倒れる

怒る猫の気持ちを表すしぐさとして、4つ目は「耳が後ろに倒れる」です。怒りだけでなく恐怖を感じているときにも、猫は耳を後ろに倒します。

とても神経質になっている状態ですので、いきなり触ったりすると逆効果です。声を掛けるなどしつつ様子を見てあげるようにしましょう。

猫同士の喧嘩の際にも見られる仕草ですが、飼い猫同士であれば特に問題視する必要はありません。

猫のしぐさや鳴き声を理解して楽しく関わろう

猫の行動や仕草には、猫の気持ちがきちんと込められています。どんな行動にどんな意味があるのかを理解することで、猫の気持ちに寄り添うことは可能です。

猫の気持ちを汲み取っていくことができれば、猫もあなたを信頼し好きになってくれます。お互いにとって良い空間を作っていくことができるでしょう。

動物だから分からないという前提を持っていては信頼関係は築けません。猫を愛するのであれば、まずは猫の気持ちを理解してあげる努力を尽くしましょう。
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