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猫用こたつは必要か?普通のこたつを使う時の注意点|猫用こたつ5選

猫とこたつの相性は?

猫はこたつで丸くなるという歌があるように、冬になると猫がこたつに入って寝ている光景をよく見ます。1日のほとんどをこたつの中で過ごすという猫も多いのではないでしょうか。

ところで、猫とこたつの相性はいかがなのでしょうか。

猫がこたつを使うことにはリスクがあります。今回は、それを知り、今後のために学んでいきましょう。

なぜ猫はこたつが好きなのか

猫がこたつが好きなのは、「狭い・暗い・温かい」からです。よく猫は、囲われて狭い場所が好きと言われています。

空のダンボールを置いているとすぐ入ってしまうのも、上記の囲われている、狭いという条件に合致しているからです。

また、猫は汗腺が少なく、温度調整は基本的に、寒いなら温かい場所に行く、暑いときは涼しい場所に行くというスタイルです。冬は寒いので、温かいところを求めてこたつにいきます。

猫用こたつは必要か?

近年、猫用こたつというものが販売されています。

まだ、買ったことないという方や買って試してみたいけど、家にこたつあるからいいかな、と感じている方へ猫用こたつの必要性について説明していきます。

また、猫用こたつはいらないと決めている人も、猫は人間用のこたつを使うことはリスクがいくつかありますので、まずは下記を読んで判断してみてください。

愛猫が安心安全にそして健やかに生活できるよう猫用こたつの大切さについて解説していきます。

普通のこたつに猫が入るリスク

こたつはそもそも人間用に作られた商品です。また、人間でもこたつで寝るのは良くないと言われています。

理由は、体温より温度が高い場所に長時間居ると、汗をかき脱水症状を起こします。またそれに伴い、のどや鼻が乾燥して、風を引きやすくなるからです。

人間が寝るだけでも危ないと言われているこたつですが、猫は頭からつま先まですっぽり入って寝ている猫はもっと危ないです。
普通のこたつに猫が入るリスク
  1. 普通のこたつに猫が入るリスク1:熱中症
  2. 普通のこたつに猫が入るリスク2:低温やけど
  3. 普通のこたつに猫が入るリスク3:踏んでしまう
  4. 普通のこたつに猫が入るリスク4:ケーブルを噛む
  5. 普通のこたつに猫が入るリスク5:おしっこをする
  6. 普通のこたつに猫が入るリスク6:掘りごたつの場合のCO中毒

普通のこたつに猫が入るリスク1:熱中症

1つ目は熱中症になるリスクについてです。人間用のこたつは、一般的に「弱から強」の温度調整ができます。

こたつに一度頭から爪先まで入ってみるとよく実感できますが、こたつの中は結構熱く、息苦しいです。

猫は厚い被毛に覆われていて、皮膚まで伝わる温度感覚が鈍いため、こたつに入っても平気と言われています。

鈍い分、ずっとこたつに入っていることが可能となり、熱中症を引き起こす可能性が高いです。また、家庭により温度調整に差があります。強めに設定している家庭は特に注意が必要です。

普通のこたつに猫が入るリスク2:低温やけど

こたつは猫にとっても人間にとってもぽかぽかと暖かく気持ち良いです。ついつい長く入ってしまいがちですが、低温やけどになる可能性があります。

カイロや湯たんぽを想像すると分かりやすいですが、低温やけどとは、じわじわと皮膚の内部にダメージが及ぶことです。

高温やけどと違い、低温やけどは低温のため、気づきにくいと言われておりますが、見た目とは裏腹に重症なもので、皮膚の深部までやれれてしまいます。

人間用こたつは、低温やけどになりやすい条件が揃っているので、人間も猫も使用する際は注意して行いたいです。

普通のこたつに猫が入るリスク3:踏んでしまう

こたつに猫が入っていると知らずに、猫を蹴ってしまったり、踏んでしまった経験はありますか?

意外と猫は「こたつの中で丸くなる」とは反対に気持ちよく、伸び伸びと仰向けになったり、またはこたつのど真ん中で寝ていることがあります。

意図的ではありませんが、猫が気持ちよく寝ている最中に蹴ってしまう、踏んでしまうのは猫にとってはストレスになります。

また、踏んでしまって猫が痛い思いをしないように、こたつに入るときは、一旦中を確認する必要があります。

普通のこたつに猫が入るリスク4:ケーブルを噛む

こたつのケーブルを噛んでしまうことです。ケーブルを噛むことが多いと、導線部分がむき出しになっていまい猫に感電するおそれがあります。

また、コードがボロボロになってこたつが使えなくなる可能性や最悪の場合火事になる可能性も十分にあるので、ケーブル対策はしっかりと行いたいです。

ケーブルを噛んでしまう理由としては、歯がかゆい、または、本来持っている狩猟本能からくるなどの理由があります。

普通のこたつに猫が入るリスク5:おしっこをする

布団やこたつに猫がおしっこをしてしまった経験はある方は多いです。なぜ、布団やこたつにするのかというと、ふわふわで気持ち良いからと言われています。

吸水性が良い布なので、排泄がしやすいと思われている可能性があります。

子猫ではなく、成猫でしつけをしているのに、こたつで粗相をしてしまう原因は、トイレの清潔さに不満があったり、ストレスや痴呆症からくるものもあります。

猫は砂漠の生き物で、水をあまり飲まないため、尿の濃度が高く、おしっこは臭いです。洗ってもなかなか匂いや汚れが落ちないので、おしっこ対策は行いたいです。

普通のこたつに猫が入るリスク6:掘りごたつの場合のCO中毒

掘りごたつというと最近は馴染みがないものですが、おばあちゃんの家などで見ることができます。掘りごたつの場合、CO中毒になってしまう可能性があります。

掘りごたつとは、練炭などの燃料を使ってこたつの中を暖かくするという仕組みです。電気ではないこたつを使用している場合、一酸化炭素中毒になってしまう可能性あります。

猫はこたつには長時間入ってくつろぐため、電気以外のこたつには猫は入れないようにするのが最善です。

猫専用こたつの必要性

上記では、人間用のこたつが猫にとってリスクがあることを説明しました。でも、こたつは猫が大好きなモノなので、それを奪うことはしたくありません。

そこで、猫が心地よく、安全に寝ることができる「猫専用こたつ」が最近は発売されています。こたつが大好きな猫ちゃんにはぜひそちらをします。
猫専用こたつの必要性
  1. 熱くなり過ぎない
  2. ケーブルの保護
  3. カバーの暗がりがある
  4. 身体に合った狭さ

猫専用こたつの必要性1:熱くなり過ぎない

猫専用こたつは、猫のために作られたモノなので、猫が安全に使えるように配慮されており、熱くなりすぎない設計が施されています。

温度は、人間用こたつが「弱」で35度~40度、「強」では60度以上という場合が多いですが、猫用こたつは、こたつ内の中央で約31度と低い設定で安心安全です。

補足ですが、猫の平熱が人間より2度ほど高く38度くらいが平熱です。また、熱くなりすぎないので、電気料金もおのずと安くなりますので、お財布にも優しい猫用こたつはです。

猫専用こたつの必要性2:ケーブルの保護

人間用のこたつのケーブルを噛んでしまうことがあるため、猫用のこたつには、ケーブルの保護がされてかみつき防止策をしています。

金属の管で覆われていて、完全に噛み付くことができないような造りになっています。火事や感電の可能性が減るのは、とても安心です。

猫専用こたつの必要性3:カバーの暗がりがある

猫用こたつにも、もちろんお布団のような布が上に乗っていて、猫が大好きな「暗い」という条件をクリアしています。暗いところは猫は落ち着いて眠ることができます。

しかし、猫用こたつでも、長時間の使用は、トラブルやリスクになりかねないです。猫用こたつも時々、布団をめくって新鮮な空気を入れてあげたり、空気の入れ替えを行いましょう。

猫専用こたつの必要性4:身体に合った狭さ

猫用こたつは、猫1匹がすっぽりと入れるくらいの大きさです。

多頭飼いの場合は、何匹もは入ることはできないのですが、こたつ上部の天板部分もじんわりと温かいので、もう中に既に入っている猫がいる場合は、上でくつろぐことも可能です。

猫同士で譲り合いコミュニケーションを取ったり、協調性をもってこたつを分け合うことができたら良いですね!

猫用こたつ4選

猫用こたつを紹介します。それぞれの特徴やメリット、デメリットを理解し、愛猫にピッタリの猫用こたつを購入しましょう。

また、上記では猫がこたつを使うことの恐ろしいリスクを説明したため、こたつを使うのが不安な方には、こたつモチーフのベッドなども紹介します。
商品名特徴価格
あったかこたつワイヤーで入り口が作れる8,891円
夢こたつ遠赤外線使用16,200円
なりきりペットこたつかまくらのようなイメージ6,264円
ニャンともおこたこたつモチーフのベッド4,490円

猫用こたつ1:あったかこたつ

ふとんとマット付きの猫用こたつです。人間用のこたつに入るとき、猫は飼い主が開けてくれるのを待っていたりする子もいます。こちらは、ワイヤーで猫が入る入口を作ることができます。

隙間が空いているので、温度も熱くなりすぎないし、新鮮な空気が入りやすいので猫に優しい商品です。猫用こたつですが人間も入ることのできる大きさです。

猫用こたつ2:夢こたつ

こちらもマットと布団がセットの商品です。布団の柄がとても可愛いです。遠赤外線を使用しておりますので、表面的な暖かさではなく、身体の内部から温まることができます。

また、布団がよれづらいキルティング加工や、かみつき防止のコードになっています。写真のように上にのってくつろぐことも可能です。

猫用こたつ3:なりきりペットこたつ

こたつの布団入り口の部分がトンネルのような穴がもともと空いているタイプのこたつです。お顔を出しながら、こたつにはいります。

ちいさい「かまくら」のようなイメージです。机の上にはオモチャの湯呑に入ったお茶とみかんがついていて、趣があります。こちらは面ファスナーで取り外し可能です。

猫用こたつ4:ニャンともおこた

こちらはこたつをモチーフにした猫用ベッドです。上には天板とみかんのようなものがついていてなんともユニークな商品です。

電気を使用していないので、エコであり、やけどの心配ももちろんありません。

猫が安心してすごせるこたつ環境を用意しよう

いかがでしたか。冬になるとこたつに一目散に入る猫ですが、人間用こたつにはリスクがあることが分かりました。

それを理解した上で、こたつを使用するときは注意したり、やはり、1番は猫用こたつの購入をします。

愛猫にとっても人間にとっても安心安全に過ごせるこたつ環境を用意しましょう。そして、冬でも猫がストレスなく、寝ることができるよう、心がけていきましょう。
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