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猫をベランダで安全に遊ばせるには?その際の対策方法5つを解説

基本的にはベランダには出さない方が良い

飼い猫が高い場所から足を踏み外して、乗り換えに失敗し落ちてまった光景を見たことのある飼い主も多いのではないでしょうか?

猫のいる生活ではよく見かける光景です。猫の住む家として考えなければならないのが猫をベランダに出す問題です。

猫をベランダに出して遊ばせることはどのような危険性があるのか説明します。

脱走の恐れがある

猫がベランダで遊んでいるときに気になるものを見つけた場合、脱走してそのまま迷子になる可能性があります。

基本的に猫は自分の家に戻ってくることができる動物ですが、事故にあったり、野良猫に追いかけられて自宅から遠い場所に行き戻れない場合もあります。

しっかりと脱走対策をおこないましょう。また、脱走しなくても柵の間から野良猫と交流をすることで病気をもらうこともあります。

転落の危険がある

猫は運動神経がよく、高さのある場所への着地も上手にできる動物ですが、これがベランダからの落下となると話が変わります。猫は高い場所が好きなため崖っぷちでくつろぐことがあります。

そのまま寝てしまい転がって落ちてしまうこともあります。多頭飼いの場合は、夢中で走り回ることで周りが見えずに足を踏み外すこともあります。

ベランダを遊び場にして転落した場合、高さにもよりますが骨折や最悪の場合は命を落とします。

近所トラブルの元になる

猫を飼育しても良い物件であっても、住民すべてが猫好きなわけではありません。猫可物件でも、その場所や見た目が気に入り、入居している方もいます。

ベランダでおしっこをしてしまった場合、お隣にも流れていってしまうことがあります。

猫のおしっこのにおいは強烈で掃除してもなかなか消えないものです。隣のベランダにも行ってしまう可能性もありますので、避けるのが良いです。

猫をベランダに出す際の危険への対策方法5つ

猫をベランダに出すためには猫が危険な状況にならないこと、まわりに迷惑を掛けないことが大切です。

以下で猫をベランダへ出すときの対策を紹介していますので、参考にしてみてください。
費用手間役割
リード1,000円~★★☆☆☆行動を管理する
園芸用パーテーション5,000円~★★☆☆☆行動範囲を制限する
鳥よけネット1,000円~★★★☆☆転落防止、鳥避け
100円均一のフェンス500円~★★★★☆転落防止
ゲージ5,000円~★☆☆☆☆報道範囲を制限する

猫をベランダに出す際の危険への対策方法1:リード

リードをつけて、落下防止のために行動を制限しましょう。

ハーネスの場合は万が一暴れたときにすぐに抜けて逃走の可能性があるため、首輪を選択し、抜けないようにしっかりと調整することが大切です。

猫の安全のために、ある一定の力がかかると抜けるようになっている首輪がありますが、飼い主がしっかり見ている状態のときにつける首輪はそういったものがないものが好ましいです。

もし柱などに取りつけて置くのであれば、伸びる範囲を考えておこないましょう。

その場合もベランダから飛び出しをしないようにできるだけ目を離さないように注意してあげてください。まずはリードに慣らしてからベランダで遊ばせるのが良いです。

猫をベランダに出す際の危険への対策方法2:園芸用パーテーション

園芸用のパーテーションで猫の行動範囲を狭める方法もあります。もちろん動物用でもかまいません。

しかし、園芸用のほうが種類が豊富でさまざまな場所で販売されているので購入をしやすいです。猫の行動を狭めて、崖っぷちにいけないようにしましょう。

猫をベランダに出す際の危険への対策方法3:鳥よけネット

鳥よけネットは猫の転落防止だけではなく、鳥よけにも使うことができます。

子猫はカラスに攻撃を受けやすく、怪我を負うことがあります。カラス同士の喧嘩に巻き込まれることのあります。

鳥よけのみでしたら、鳥が嫌がるものを置いて置くことや鳥の嫌いな匂いをしたものを置く、鳥が嫌がる音を出すことで逃げていくことがあります。

しかし、猫が落ちてしまう危険性も考え、鳥よけネットを設置しておくと安心です。猫が怪我をしないように鳥よけも同時におこなえるのが良いです。

猫をベランダに出す際の危険への対策方法4:100円均一のフェンス

セリアやダイソーなど100円均一のフェンスを組み合わせて簡易的なトンネルのようなケージやバリケードを作り、猫の行動範囲を制限することができます。

お隣への隙間やベランダのふちなど行ってほしくない場所にはフェンスを組み合わせて行けないように囲い、設置しておきましょう。

猫をベランダに出す際の危険への対策方法5:ゲージ

猫のケージを購入し、外に設置してその中で遊ばせましょう。ただ外に出たいという猫の場合は、外であれば猫の小屋の中であっても満足します。

できるだけ広さがあり、何段か上れるタイプがよいでしょう。また、猫のケージはレンタルすることもできます。

カフェテラスなどの囲いができない場合も天敵であるカラスから身を守りつつ、くつろぐためにベランダでの生活場所として猫の部屋に便利です。

近隣トラブルにならないように、猫の檻はこまめに掃除をして、悪臭がでたり、毛が溜まらないように注意しましょう。

猫をベランダに出すときの注意点

ペットをベランダに出すときには気をつけなければならないことがあります。飼い主が猫をベランダに出すときに気をつけなければならないこととポイントを紹介していきます。
気をつけるポイント
  • ベランダに出しても良い物件確認
  • 絶対に脱走させない
  • 近所トラブルにならないように配慮する
  • 生活環境を見直す
  • 猫をベランダで遊ばせる対策をおこなう

ペット可物件でもベランダはNGなことがある

猫と暮らせる賃貸であっても物件によって頭数の制限やベランダはNGという物件も多くあります。

猫をベランダで遊ばせても問題ないか物件管理者に必ず確認してください。許可が出たとしても周りへの配慮を忘れずにおこなうことが大切です。

迷子になると探すのが大変

ベランダから脱走し迷子になった場合は探すのに苦戦する場合が多いです。

外に行くことに慣れている猫であれば満足したら自分で同じ部屋に来ることがありますが、必ず戻ってくるわけではありません。

事故にあってしまったり、他の猫に追いかけられた場合は自宅に帰ってくることができなく、そのまま命を落としてしまったり、野良猫として生きることになります。

特に脱走がはじめての場合は、新鮮なものだらけでそのまま迷子になり戻ってくることができません。猫をベランダで遊ばせる場合は必ず脱走防止をおこないましょう。

鳴き声・抜け毛が近所トラブルのもとになる

猫は発情期になると、とても大きな声で鳴き続けます。それは飼い主にとってもうるさく感じるほどの鳴き声です。まったく関係のない人間からしたらかなりの迷惑になります。

また、抜け毛も多いので掃除をしないとふわふわとした毛がお隣や下の階に飛んで行き、ベランダに干してある洗濯物などに付いてしまう場合があります。

猫をベランダで遊ばせることでの近隣トラブルはとても多い問題です。

近隣トラブルになることがないよう、掃除を徹底し綺麗に保って、周りの迷惑にならないように万全の対策をしましょう。

ねこに適した環境整備が必要

自宅が猫にとって快適に過ごせる環境かを改めて確認しましょう。猫が外に行きたいのは自宅の中に興味のあるものがない場合が多いです。

自宅で猫にとって楽しいことができるように一緒に遊んであげたり、キャットタワーを作ってあげたりと工夫しましょう。

トイレもこまめに掃除して清潔に保つことが大切です。外に行きたいよりも高い位置から見下ろしたい猫もいます。

その場合のレイアウトは、窓の近くにステップの多いキャットタワーを配置し、キャットタワーでくつろぎながら観察させるなどし、できる限り家の中で満足してもらえるようにしましょう。

キャットケージも種類が多くでています。階段の階数や素材などさまざまです。評判がよいかの確認も簡単にできますので、納得したものを購入しましょう。

広い場所の確保や対策にお金・手間がかかる

ベランダの遊ばせる範囲を広くしてあげたいという場合は、材料を集めて自作しなければなりません。

フェンスを切ったり組み合わせたりとかなりの手間がかかります。

また、ベランダにおける広いケージを買うのであれば手間はかかりませんが費用の負担が大きくなります。

猫をベランダに出す際は脱走防止などしっかり対策しよう

飼い猫をベランダで遊ばせることはできるだけ避け部屋で遊ばせ、どうしても仕方ない場合はしっかりと対策をした上で遊ばせるようにしましょう。

インテリアにこだわる飼い主にとって猫に合わせることは難しいでしょうが、近年は猫に対応しているおしゃれなインテリアや生活用品も多く出ています。

狭いマンションの部屋でも置けるものも多くありますので、好みのものがあるか調べてみてください。

飼い猫を守るためですのでしっかり管理してあげましょう。
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