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猫にドライヤーをかけてあげる方法!嫌がる猫を乾かすコツは?

猫にドライヤーをかける3つの必要性

自宅で飼っている猫をシャンプーした後、ドライヤーはかけなくてもいいやと考えている飼い主さんも少なくないでしょう。確かに猫は体が濡れると自分で舐めて乾かしていきます。

しかしだからと言って、放置しておくのは避けた方が良いでしょう。可愛い飼い猫の健康のためにも乾かす努力は怠らないでください。ここでは猫にドライヤーが必要な理由を解説していきます。

猫にドライヤーをかける必要性1:毛並みを整える

猫の毛並みを整えてあげるために猫にドライヤーをかける必要があります。特にペルシャネコやスコティッシュフォールドなどの毛の長い種類の猫は濡れたまま放置してしまうと、硬い毛玉になってしまうことがあります。

毛の長い猫は綺麗な毛並みが魅力の一つなのに、毛が絡んでしまっては元も子もないです。猫の毛並みを整えるためにもしっかりとドライヤーをかけてあげて下さい。

猫にドライヤーをかける必要性2:体温が下がるのを防ぐ

私たち人間は水に濡れたまま放置しておくと、風邪を引いてしまう場合があります。猫も人と同じで濡れたままにしておくと体温が下がってしまい、風邪を引いてしまいます。

特に子猫や年老いた猫は免疫力が弱い状態で、軽い風邪を引いただけでもひどい肺炎などにかかってしまう可能性があります。特に室内でも気温の低い冬場は注意してください。

猫にドライヤーをかける必要性3:菌の繁殖を防ぐ

猫を濡れたまま放置しておくと菌が繁殖してしまい、皮膚炎になってしまったり臭いの原因になってしまいます。特に蒸れやすい夏場は菌が繁殖しやすい季節なので、しっかりと乾かす必要があります。

また毛玉も菌が繁殖する要因の一つです。長い毛の猫は特にしっかりと乾かしてあげて下さい。猫は体を舐める生き物です。毛に菌が繁殖してしまうと、体を舐めた際に体内に菌が入ってしまうことがあるので、注意が必要です。

猫にドライヤーをかける時の3つの注意点

シャンプーをした後に乾かさなければならないことを分かっていても、いざ乾かそうとすると猫が嫌がって全力で逃げてしまうなんてこともあります。

猫はドライヤーが大嫌いと言っても過言ではありません。そこで嫌がる猫へのドライヤーの仕方にもいくるかポイントがあります。ここでは可愛い飼い猫に大人しくドライヤーを受けてもらうための注意点をいくつか説明していきます。

猫にドライヤーをかける時の注意点1:猫はドライヤーの音が嫌い

猫の聴力は五感の中で最も優れていると言われており、人間の数倍以上と言われています。警戒心が強く、とても神経質な猫はとにかく大きな音が大嫌いです。私たち人間であってもドライヤーの音はうるさく感じます。

人の数倍の聴力を持っている猫がドライヤーの音を嫌がるのは言うまでもありません。ドライヤーをかける際は耳の近くで使用しないように注意してあげてください。

猫にドライヤーをかける時の注意点2:熱風を当てすぎないようにする

ドライヤーで乾かす際は火傷をしないよう、熱風を当てすぎないようにする必要があります。早く乾かしたい気持ちが先走り、ドライヤーを近づけすぎてしまうと、飼い猫を火傷させてしまうので気を付けながら乾かしましょう。

またかけ初めは問題なくても、同じ箇所にドライヤーの熱風を当て続けてしまうと、高温になってしまう場合があります。乾かす際はまんべんなく温風を当てるようにしてください。

猫にドライヤーをかける時の注意点3:なるべく早く乾かす

猫にドライヤーをかける際はなるべく早く乾かすように心がけてください。早く乾かさないと猫は嫌がって逃げて行ってしまいます。また全力で嫌がるので飼い主さんが怪我をしてしまうこともあります。

1人で乾かすと大変なので、誰かに猫を抑えてもらいながら乾かすのが良いでしょう。手伝って貰える方がいない場合はドライヤーを設置できるスタンドを利用すると両手が使えるのでです。

猫にドライヤーをかける3つの手順

可愛い飼い猫に風邪を引かないようにさせるためにも必要なドライヤーですが、猫が嫌がり苦労することも多いはずです。また猫に過度なストレスを与えないためにも短時間でドライヤーを終わらせてあげることが必要です。

ここではスムーズに乾かすためのポイントを3つに分けて紹介していきます。
猫にドライヤーをかける3つの手順
  1. タオルで水をふき取る
  2. くしやスリッカーブラシで毛の流れを整える
  3. 頭部から順に乾かす

猫にドライヤーをかける手順1:タオルで水をふき取る

私たちと同じようにドライヤーで乾かす前にしっかりとタオルで水をふき取ることが大切です。しっかりと水気をとることで、猫の嫌いなドライヤーの時間を短縮することができます。

猫の毛は油分が少なく、水を弾くことができません。そのため毛の根元に水が溜まりがちです。タオルドライの際は吸水性の高いタオルを利用し、しっかりと水気をふきとってあげてください。

猫にドライヤーをかける手順2:くしやスリッカーブラシで毛の流れを整える

猫にドライヤーをかける際はクシやスリッカーブラシで毛の流れを整えてあげましょう。毛を流れに逆らって立てながら乾かしてあげると、温風が入り込み短時間で乾かしてあげることができます。

しかしブラシで強くこすり過ぎると猫の皮膚を傷つけてしまい、猫も嫌がるようになってしまうので気を付けて使用してください。

猫にドライヤーをかける手順3:頭部から順に乾かす

猫にドライヤーをかける際は頭の方から順番に乾かしていきましょう。顔回りを乾かすときは目にドライヤーの風が当たらないように手で顔を覆ってあげてください。

また耳も敏感なので、ドライヤーを近づけないように気を付けてください。

猫によって嫌がるポイントはお腹周りやお尻など違ってきます。猫の様子を見ながら嫌がる箇所は最後に回してあげると良いでしょう。

他の箇所を乾かしている間に嫌がる箇所が乾き、短い時間で乾かすことができます。

猫にドライヤーをかける手順4:くしを全身に通して仕上げる

ドライヤーでしっかり乾かしたあとは仕上げにくしを全身に通してあげてください。ドライヤー後は毛が抜けて体に付着しています。

毛が短い場合は抜け毛をとる程度のブラッシングで問題ありません。毛の長い猫は毛玉になってしまうことがあるので、必ずブラッシングをしてあげてください。

スリッカーブラシはハードタイプとソフトタイプがありますが、慣れていない方にはソフトタイプがです。猫を傷つけて怪我をさせてしまわないように気を付けましょう。

猫がドライヤーを嫌がるときの対処法選

猫はシャンプーをされるのも、ドライヤーをかけられるのも大変嫌がります。シャンプーだけでも一苦労なのに、そのあとにしっかりドライヤーで乾かそうとすると飼い主さんも大変です。嫌がる猫と格闘したあげく、手や足が傷だらけになってしまった経験もあるのではないでしょうか。

そこでシャンプーをしてきれいにしてあげたいけど、ドライヤーはなるべくしたくない場合の対処法をご紹介します。
猫がドライヤーを嫌がるときの対処法選
  1. タオルドライをする
  2. 水を使わないシャンプーを使う
  3. 布団乾燥機を活用する

猫がドライヤーを嫌がるときの対処法1:タオルドライをする

猫がどうしてもドライヤーを嫌がる場合はタオルドライで済ませてしまうのも1つの手です。私たち人間のように汗をかくことはないので、特に夏場はタオルドライだけでもすぐに乾かすことができます。冬の場合は暖房をかけて部屋を暖かくし、タオルドライしてあげてください。

タオルドライで済ます場合は吸水性の高いタオルでしっかりと水気をとってあげてください。マイクロファイバーのタオルは吸水性が高いのでです。

猫がドライヤーを嫌がるときの対処法2:水を使わないシャンプーを使う

猫はドライヤーの音や温風だけでなく、水に濡れるのも嫌がる生き物です。どうしてもシャンプーや水を嫌がる場合は水を使わないシャンプーを使用するのも良いでしょう。

水を使わないシャンプーはシャワーやドライヤーを使う必要がなく、簡単にきれいにすることができるのでです。さまざまな会社から泡タイプやパウダータイプなどのシャンプーが発売されているので一度選んでみてはいかがでしょうか。

猫がドライヤーを嫌がるときの対処法3:布団乾燥機を活用する

猫がドライヤーを嫌がって大人しくしてくれない場合は布団乾燥機を活用するのも良いでしょう。布団乾燥機はドライヤーのように音がうるさくないので、大きな音が苦手な猫にもです。

また蛇腹部分を固定して使うことができるので、両手を使って乾かすことやピンポイントで乾かすことが可能です。ドライヤーと比べると風が熱くないので猫のストレスを軽減させてあげることができます。

猫にドライヤーをかける時にグッズ3選

シャンプーとドライヤーは可愛い飼い猫を病気にしないためにも必要なので、苦労をしてでもきれいにしてあげたいのが飼い主の気持ちです。

しかし嫌がる猫と格闘する飼い主も、水やドライヤーが怖い猫もストレスがかかってしまいます。

ここでは飼い主が少しでも楽に、そして猫にもストレスをかけずに乾かしてあげることができるグッズを3つご紹介します。

グッズ1:フェニックス PD-1000 ペット用ドライヤー PD-1000

このペット用ドライヤーはペットが嫌がる音を軽減しており、ドライヤーの音を嫌がる猫にです。風の温度も熱すぎないので、ドライヤー時に飼い猫が火傷するのを防ぐことができます。

また、付属品としてテーブルに乗せたまま使用できるドライヤースタンドがついているので、1人でも両手を使って乾かしてあげることができます。
メーカー型番重さ価格特徴
PD-1000 499 g¥7,344通常のドライヤーと比べ、音が小さい

グッズ2:ペット乾燥箱 ペットハウス 折りたたみ ペットキャリーバッグ 犬 猫 ヘアドライヤー口*2 (54*33*41cm)

この商品はドライヤーを箱の穴に入れてスイッチを入れるだけで簡単に乾かすことができるのでです。直接風を当てるわけではないので、熱い温風が苦手な猫にも安心して使うことができます。

またドライヤー時に毛が抜けても箱の中に納まるので、お部屋の掃除をする必要がありません。折り畳むことができるので、使わないときには場所をとらずに収納することができます。
商品名サイズ価格特徴
ペットドライルーム54X33X41CM¥2,990未使用時はコンパクト収納が可能

グッズ3:Sinland マイクロ ファイバー 超吸水 ペット用 タオル 犬 猫 体拭き タオル 75cmx127cm グレー

マイクロファイバー素材のタオルで吸水性が良く、体を包み込むだけでも水分をふき取ってくれるのが特徴です。シャンプー後のタオルドライに使用することでドライヤーの時間を短縮することができます。

通常のタオルと比べると吸水性が良いだけでなく、毛の奥の方の水分もふき取ることができるので、長い毛の猫にもです。また洗濯機で洗濯をすることができるので、使用後のお手入れも簡単です。
型番サイズ価格特徴
nhjbpet75127grey75cmx127cm¥1,299マイクロファイバー素材で吸水性が良い

猫にドライヤーをかける方法を知って上手に乾かしてあげよう!

ジャンプーやドライヤーは飼い猫の健康を保つためにもとても大切です。菌の繁殖や風邪を防止するためにもしっかりと対応をしてあげてください。

しかし聴覚の優れた猫にとってドライヤーの音は恐怖でしかありません。ここで紹介したドライヤーの方法やグッズを利用し、少しでも猫のストレスを軽減させてあげてください。

また子猫のうちからシャンプーやドライヤーに慣れさせて、怖くないものだと教えておくことをします。
ペットショップ「Coo&RIKU」
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