猫を飼うのに必要な初期費用4つ
ひと昔前では、猫を飼うのに特別な費用なんてものはいりませんでした。しかし、完全室内飼いを奨励されている現代では猫に必要なものを用意しなければなりません。 そこで、ここでは猫を初めて迎える時に特に必要な費用を4つあげて解説していきます。
猫を飼うのに必要な初期費用4つ
- 猫の生体費用
- 初めての健康診断費用
- 初回の予防接種費用
- 猫の生活用品の費用
猫を飼うのに必要な初期費用1:猫の購入
たとえば、お隣の猫が子猫を産んだから一匹もらってくる場合には、猫はプライスレスです。また、譲渡会などで猫をもらい受ける時も基本的に猫の代金は必要ありません。
でも自分の好みの猫種が欲しい、あるいはペットショップで一目ぼれした時はお金を払って猫を購入する必要があります。 猫は種類によって値段は変わりますが、10万円前後は必要と考えておきましょう。
でも自分の好みの猫種が欲しい、あるいはペットショップで一目ぼれした時はお金を払って猫を購入する必要があります。 猫は種類によって値段は変わりますが、10万円前後は必要と考えておきましょう。
猫を飼うのに必要な初期費用2:健康診断
猫を購入する先がペットショップやブリーダーからであっても、猫を迎える場合はまず動物病院で健康診断を受けさせることが大切になります。
ここで猫に健康診断を受けさせることでカルテが作られるので、これからその獣医さんにその猫のかかりつけ医になってもらえます。 猫の特徴などが記載されたカルテがあると次からの診察がスムーズになり、分からないことや心配事にもアドバイスをもらいやすくなります。
ここで猫に健康診断を受けさせることでカルテが作られるので、これからその獣医さんにその猫のかかりつけ医になってもらえます。 猫の特徴などが記載されたカルテがあると次からの診察がスムーズになり、分からないことや心配事にもアドバイスをもらいやすくなります。
猫を飼うのに必要な初期費用3:予防接種
猫は犬のように義務付けらた予防接種はありませんが、猫特有の感染症から猫を守るために予防接種を受けさせることは重要なことです。
予防接種は月齢や健康状態によって打つタイミングが違うので、初めての健康診断の折に獣医さんとよく相談して行うのが良いでしょう。 ワクチン代は3種混合や5種混合などで変わりますが3000円前後が一般的です。
予防接種は月齢や健康状態によって打つタイミングが違うので、初めての健康診断の折に獣医さんとよく相談して行うのが良いでしょう。 ワクチン代は3種混合や5種混合などで変わりますが3000円前後が一般的です。
猫を飼うのに必要な初期費用4:生活用品の購入
猫を迎える場合は、その日から必要になる生活用品を揃えておく必要があります。 特に食べることと排泄に関するものは猫が来る前に用意しておきましょう。下にリストと費用の価格帯をまとめておきましたので参考にしてください。
生活にいるもの | 価格帯 | 備考 |
---|---|---|
食器 | 500円~2000円 | フード用と飲み水用が必要 |
トイレ | 1500円~3000円 | 猫の大きさに合わせたものを選ぶ |
ブラシ | 1000円~3000円 | 換毛期にはブラッシングが必須になる |
ベッド | 1500円~5000円 | 猫の居場所を決めるために必要 |
キャリーバッグ | 2000円~5000円 | 通院や緊急避難場所に必要 |
おもちゃ | 100円~ | 猫にとって遊びは重要な運動になる |
猫を飼うのに定期的に必要な維持費5つ
今は生育環境も良くなり猫も寿命が延びて、20年生きる子もめずらしくありません。なのでその間にかかる維持費も昔よりも多くかかるようになっています。
維持費がかかると聞くと、たじろいでしまうかもしれませんが、猫はそんな維持費を上回る癒しのエネルギーを私たちにくれるペットです。そこでここでは猫の一生にかかる定期的な維持費を5つ確認しておくことにします。
維持費がかかると聞くと、たじろいでしまうかもしれませんが、猫はそんな維持費を上回る癒しのエネルギーを私たちにくれるペットです。そこでここでは猫の一生にかかる定期的な維持費を5つ確認しておくことにします。
猫を飼うのに定期的に必要な維持費5つ
- 猫砂
- 爪とぎ
- 日々の消耗品
- 予防接種
- ノミ・ダニ対策
猫を飼うのに定期的に必要な維持費1:猫砂
生きものを飼うときは、食べることと排泄することの環境を整えることが一番重要になります。猫の場合はトイレのしつけにはそれほどの苦労はいりません。いつもトイレを清潔に保ってさえおけば粗相することはまれです。
そのトイレを清潔にするための猫砂は一生を通じて必要不可欠な維持費ということになります。 猫砂は猫が排泄するその都度汚れ部分を交換してください。また、猫によっては好みの猫砂があるので、好みをよく確認してからまとめ買いをすると維持費の節約になるでしょう。
そのトイレを清潔にするための猫砂は一生を通じて必要不可欠な維持費ということになります。 猫砂は猫が排泄するその都度汚れ部分を交換してください。また、猫によっては好みの猫砂があるので、好みをよく確認してからまとめ買いをすると維持費の節約になるでしょう。
猫を飼うのに定期的に必要な維持費2:爪とぎ
猫はハンターの血を現代でも残している動物です。そのために爪とぎは猫の生活に欠かせないものになっています。爪とぎがない場合は猫は家具や柱、あるいはカーペットで爪をとぐので爪とぎは必ず用意しましょう。
猫は爪の手入れやストレス発散のために爪とぎをするので市販の爪とぎは交換が必要になります。 その交換頻度は猫や爪とぎの品質にもよりますが、ボロボロになる、猫の爪がとげないなどのなったら交換しましょう。
猫は爪の手入れやストレス発散のために爪とぎをするので市販の爪とぎは交換が必要になります。 その交換頻度は猫や爪とぎの品質にもよりますが、ボロボロになる、猫の爪がとげないなどのなったら交換しましょう。
猫を飼うのに定期的に必要な維持費3:日々の消耗品
- おもちゃ
- シャンプー
- おやつ
猫の定期的な維持費として、日々の消耗品を3つご紹介します。
おもちゃは完全室内飼いの猫にとって必要な運動のもとになります。元気のいい猫ではおもちゃも壊れる頻度が高いので、定期的に必要な維持費にいれました。
シャンプーも猫種や月齢によっても買い足す頻度はかわりますが、必ず猫用のものを用意しましょう。また、おやつは猫の楽しみのひとつです。留守番などのごほうびのためにも必要になるでしょう。
おもちゃは完全室内飼いの猫にとって必要な運動のもとになります。元気のいい猫ではおもちゃも壊れる頻度が高いので、定期的に必要な維持費にいれました。
シャンプーも猫種や月齢によっても買い足す頻度はかわりますが、必ず猫用のものを用意しましょう。また、おやつは猫の楽しみのひとつです。留守番などのごほうびのためにも必要になるでしょう。
猫を飼うのに定期的に必要な維持費4:予防接種
猫の感染症ワクチンはは基本的に毎年接種することが奨励されています。 なので予防接種は定期的に必要な維持費に含まれます。
ただ、獣医さんによっては毎年行わなくて良いといわれるものもありますので、かかりつけの病院で相談してください。また、予防接種を行うときには同時に健康診断を受けることになるので、ぜひとも猫には定期的な予防接種は受けさせてあげましょう。
ただ、獣医さんによっては毎年行わなくて良いといわれるものもありますので、かかりつけの病院で相談してください。また、予防接種を行うときには同時に健康診断を受けることになるので、ぜひとも猫には定期的な予防接種は受けさせてあげましょう。
猫を飼うのに定期的に必要な維持費5:ノミ・ダニ対策
完全室内飼いの猫であっても、住居環境や外から持ち込まれることにより、ノミやダニにつけこまれてしまいます。ノミやダニは予防する薬があるのでこれを使って対策しましょう。
ただ、住環境の良い現代ではノミもダニも一年中繁殖すると考えられるので、毎年定期的に獣医さんに処方してもらう必要があります。 なのでノミダニ対策も定期的な維持費に入ります。
ただ、住環境の良い現代ではノミもダニも一年中繁殖すると考えられるので、毎年定期的に獣医さんに処方してもらう必要があります。 なのでノミダニ対策も定期的な維持費に入ります。
猫を飼うのに臨時に必要な維持費7つ
猫にかかる維持費には、これまでに上げた維持費とは別に、特定の場合に必要になる維持費があります。これは猫の種類や性格あるいは飼い主さんの考え方で使うかどうかが決まる維持費です。 なのでこれらの臨時の維持費は各家庭で大きく違ってくるでしょう。
猫を飼うのに臨時に必要な維持費7つ
- トリミング費用
- 一時預け費用
- 病気やケガの治療費
- ペット保険の保険料
- 家財道具などの修繕費
- 去勢手術(オス)
- 避妊手術(メス)
猫を飼うのに臨時に必要な維持費1:トリミング費用
猫は犬ほどトリミング費用がかからないペットといえます。それは猫が自分でグルーミングをして清潔にするからです。 しかし、長毛種だったり汚れがひどい場合はプロのトリマーに整えてもらう必要が出てきます。
トリミング費用は短毛と長毛で変わってきますが、10000円前後と考えておくと良いでしょう。
トリミング費用は短毛と長毛で変わってきますが、10000円前後と考えておくと良いでしょう。
猫を飼うのに臨時に必要な維持費2:猫一時預け費用
猫を飼っていても家族旅行などで家人が留守になることもあります。一泊程度なら猫に留守番させることもありますが、一時預かりの場所がると安心です。
一時預かりのサービスをしている場所にはペットホテル、動物病院、ペットショップがあります。費用は体重や月齢などでも変わってきますが、一泊3000円前後の計算で維持費に計上しておくと良いでしょう。
一時預かりのサービスをしている場所にはペットホテル、動物病院、ペットショップがあります。費用は体重や月齢などでも変わってきますが、一泊3000円前後の計算で維持費に計上しておくと良いでしょう。
猫を飼うのに臨時に必要な維持費3:病気やケガの治療費
完全室内飼いの猫でも、病気やケガは避けきれません。そのために維持費に治療費を入れておくのは不可欠です。
ただ、かかりつけの動物病院を決めておくだけで、基本的な情報がわかっていることで治療費を節約することができます。ぜひ猫にもかかりつけ医を決めておきましょう。
ただ、かかりつけの動物病院を決めておくだけで、基本的な情報がわかっていることで治療費を節約することができます。ぜひ猫にもかかりつけ医を決めておきましょう。
猫を飼うのに臨時に必要な維持費4:ペット保険の保険料
猫の治療費は実費になるので、一度の診療でも高額になりがちです。そこで現代ではペットのための医療保険がたくさん出てきています。毎月保険料を払っておけばその保険金で治療費を支払うことができるので、高額な治療費がかかる場合でも安心です。
猫を飼うのに臨時に必要な維持費5:家財道具などの修繕費用
猫は爪とぎを用意しておいても家具で爪を研いだり、ふすまや障子、あるいはカーテンによじ登って破いてしまうことがあります。また、爪を立ててフローリングを傷つけることも考えられます。そんな時のために、猫の維持費として修繕費を用意しておくことも大切です。
猫を飼うのに臨時に必要な維持費6:去勢手術(オス)
猫を飼う場合、子猫を望まない時は避妊手術が必要です。そこでオスの場合は去勢の手術を維持費に加えておきましょう。去勢の方法は全身麻酔の上で精巣を取り除きますが、日帰りの手術で済みます。また、費用は術前検査なども含み15000円前後と考えておきましょう。
猫を飼うのに臨時に必要な維持費7:避妊手術(メス)
メス猫にも避妊のための費用が必要です。ただ、メス猫の場合は開腹手術をしなければなりません。そこで一泊から二泊の入院が必要になるため、術前検査など含め20000円前後を用意しておきましょう。
維持費をキチンと見積もって猫との生活を始めよう!
これまでにご紹介してきた維持費の中には、おうちで対応して安価に済ませることができるものもあります。ですから、それぞれのおうちの状況に合わせて維持費を見積ることができるはずです。こうして猫を飼う心構えができたら、すてきな猫ライフを始めましょう。