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猫寺で有名な御誕生寺の特徴とアクセス|マニアックな猫寺スポット5選

猫寺といわれる「御誕生寺」とは?

御誕生寺(ごたんじょうじ)は福井県の越前市にあるお寺です。曹洞宗のお寺である御誕生寺は、猫寺(ねこでら)としてとてもよく知られています。

TV番組にも取り上げられたことがあるので、知っている方も多いのではないでしょうか。
御誕生寺
  • 最寄りの駅はJR北陸線武生駅。そこからバスに乗り「大手」で降車
  • 車だと北陸自動車道の武生ICから約10分
  • 拝観料無料
  • 駐車場は約50台ほど

なぜ猫寺といわれるようになったのか

ことの始まりはお寺の建設時期にまでさかのぼります。建設時に当時の住職さんが猫を4匹保護したことが始まりです。

そこから御誕生寺は猫の保護活動を行い続け、自然と猫寺とまわりから呼ばれるようになっていきました。現在に至るまで野良猫や傷を負った猫を100匹以上保護しています。

そんな猫寺、御誕生寺ですがの理由は猫がいるからだけではありません。

猫寺「御誕生寺」の特徴8こ

年間3万人以上が訪れる猫寺、御誕生寺は、保護猫がいるからと言う理由だけではなく、看板犬や御朱印のかわいさなど来たる方々を魅了するものがたくさんあります。

そんな御誕生寺の魅力を厳選して8つあげてみました。
  1. 御朱印がかわいい
  2. 捨て猫をお世話している
  3. 猫好きが年間3万人訪れる
  4. 看板犬が仲間入りした
  5. 里親の募集をしている
  6. 幸運を招く「招き猫おみくじ」
  7. 猫募金をすると「猫グッズ」がもらえる
  8. 有名な猫の餌やりタイムがある

1:御朱印がかわいい

2018年に新しく、可愛い猫たち6匹が描かれた見開きの御朱印が追加されました。そして、その6匹の猫たちは毛の模様がそれぞれ違って描かれています。

猫たちの絵の下に名前が書いてあるのでもし御朱印と同じ柄をした猫がいたら、書いてある名前を呼ぶと反応してくれるかも?

御朱印は300円ほど納めることでいただくことができます。

2:捨て猫をお世話している

御誕生寺の住職さんは、猫たちの幸せを第一に考えてくださってる優しい住職さんです。捨て猫の保護や、お世話、そして里親の募集も行っています。

また、猫と人間の橋渡しとして御誕生寺を譲渡会の会場にしてくださったり、猫のために積極的に活動なさっています。

しかし御誕生寺の優しさにつけ込み、簡単に猫を物のように捨てていく心無い方もいるそうです。

3:猫好きが年間3万人訪れる

テレビや雑誌などで取材され一躍猫寺としての名前を広めた御誕生寺は、年間3万人以上もの人々が訪れるほどなお寺となりました。

また猫と人をつなげるお寺なので、「猫がご縁をつなぐ寺」とも呼ばれるようになり、そのことで近年では縁結びのご利益があると言われています。そのこともの一つなのではないでしょうか。

4:看板犬が仲間入りした

猫寺と呼ばれている御誕生寺ですが実は猫だけではなく看板犬もいます。看板犬の名前はアンディーくんです。

アンディーくんは盲導犬になるために訓練していたので、吠えることはほとんどせずに人懐っこい、とても優しい性格をしています。

猫と一緒にまったりしている風景に、思わず心が癒やされてしまうことでしょう。

5:里親の募集をしている

御誕生寺は猫の保護だけしているわけではありません。猫の里親募集も積極的に行っていて、譲渡会の会場としても御誕生寺を提供しています。

御誕生寺のフェイスブックやブログなどで里親募集に関連する内容を投稿されているようなので、気になった方はぜひ調べてみてください。

6:幸運を招く「招き猫おみくじ」

ツイッターなどで話題にもなった招き猫おみくじ。御誕生寺でお世話をしている猫が、おみくじを取る場所にねっころがったり、はたまたおみくじを取ろうとするように見られる写真が撮られたりと、御誕生寺の招き猫おみくじはよく話題にあがっています。

おみくじは200円から引けることができます。このお支払いの額はおみくじ代ではなく、猫たちへの寄付代、とのことです。

7:猫募金をすると「猫グッズ」がもらえる

御誕生寺にいる可愛らしい猫たちのために御誕生寺に訪問した際には、猫募金をしてみるのはいかがでしょうか。

寄付金はすべて猫たちのために使われるので猫たちもハッピーになりますし、寄付の額が1,000円以上であればお礼のおしるしとして、おまもりや御朱印帳などの猫グッズをお一つ戴けます。

猫たちのためにもなり猫グッズももらえるなんて、一石二鳥でとても良いと思いませんか?

8:有名な猫の餌やりタイムがある

有名な餌やりタイム。御誕生寺で保護されている猫たちが横一列になってご飯をもらう姿はとても可愛く、参拝者にのある常日イベントです。

もちろん、常にご飯をあげているわけではありません。猫たちにご飯をあげる時間は、朝の7時と昼の15時30分です。

しかし、時間どおりとは限らないので、餌やりタイムを見たい方はしっかりと時間に余裕を持って御誕生寺に行きましょう。

マニアックな猫寺スポット5選

さて、今までは福井県にある猫寺、御誕生寺を紹介してきましたが、実は猫寺は御誕生寺だけではありません。

京都や山口県そして東京にも、猫寺と密かに呼ばれているお寺や神社があります。

猫寺スポット1:東京「豪徳寺」招き猫

一説には招き猫発祥の地とされる猫寺、豪徳寺。数の多さに圧倒されるほどたくさんの招き猫が置いてある豪徳寺ですが、豪徳寺の招き猫は他の招き猫と少し違います。豪徳寺の招き猫は小判を持っていません。

猫は自分を改める機会はくれるけれど、そのことに気づき自分で何かを変え、成果を出さなければいけないこと。結果を出すのは自分だと言う意味を込めて、豪徳寺の招き猫は小判を持たないデザインになっています。
最寄り駅からのアクセス
  • 東急世田谷線宮の坂駅から徒歩5分
  • 小田急豪徳寺駅から徒歩10分

猫寺スポット2:立川「蚕影神社(こかげじんじゃ)」

東京都立川市にある蚕影神社は、猫返し神社とも言われている神社です。ジャズピアニストの山下洋輔さんが飼っていた猫がいなくなってしまったときに、蚕影神社で願掛けをしたところ翌日に猫が戻りました。

そしてその後、今度は別の猫がいなくなってしまったときに、もう一度蚕影神社で願掛けをしたところ、またもやしっかりと戻ってきました。

その経緯があり蚕影神社は猫を返す神社、猫返し神社と呼ばれるようになったそうです。
最寄り駅からのアクセス
  • JR立川駅からバスに乗り約15分ほど

猫寺スポット3:京都市左京区「猫猫寺」オリジナル御朱印

京都府京都市左京区にある猫猫寺はお寺と書いてありますが、寺院型のテーマパーク猫寺です。可愛い猫の雑貨や、絵、そしてギャラリースペースがあります。そして猫をご本堂としており、ご住職は猫が務めています。

猫猫寺は寺院型のテーマパークと書きましたが、しっかり御朱印もあります。猫猫寺オリジナルの猫が描かれた素敵な御朱印帳も販売してるので、猫猫寺に行かれる方は両方ゲットされてみてはいかがでしょうか。
最寄り駅からのアクセス
  • 八瀬比叡山口が最寄り駅。そこからバスで最寄りのバス停、神子ヶ渕で降車
  • 八瀬比叡山口駅から歩く場合、約20分ほどで到着します

猫寺スポット4:京都市中京区「招福山|猫恋寺」正式デビュー

京都府京都市中京区にある招福山猫恋寺は、本門法華宗大本山妙蓮寺の末寺として、近年お寺デビューされた猫寺です。招き猫がとてもたくさん置いてあり、招き猫好きの方はぜひとも行ってみてほしいお寺です。

ですが、すべての人が拝観できるわけではありません。拝観、御朱印ともに事前予約制なのでご注意ください。
最寄り駅からのアクセス
  • 京都市営地下鉄、東西線の二条城前駅から徒歩で5分ほど
招福山 猫恋寺・しょうふくざん みょうれんじ|facebook

猫寺スポット5:山口県萩市「長州猫寺|雲林寺」猫仏さま

雲林寺は、山口県萩市に所在している猫寺です。招き猫はもちろん、リアルな猫の像やキャラクター系の猫グッズや木彫りの猫など、さまざまな猫の置物が置いてありまるで博物館のようなお寺です。

とくに有名なのが、金色に見える猫仏様。座禅を組んでいる姿は坊主そのものです。この美しい造形をした猫仏様は「猫のなで仏さま」と言われており、体を良くしたい部分と同じ場所を撫でてお参りする仏様です。

猫寺で有名な御誕生寺に行ってみよう!

御誕生寺を筆頭に少しマニアックな猫寺などを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。「こんなに猫が奉られているお寺や神社があるなんて」とびっくりされた方も多いのではないでしょうか。

今回はそれぞれの猫寺の特徴をかいつまんで説明いたしましたので、もし気になった猫寺があればぜひ調べてみて、そして実際に訪れてみてください。

きっと素敵な出会いが待っていますよ。
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