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【オス/メス別】ロシアンブルーの性格・性格別のしつけ方

ロシアンブルーの性格の特徴

飼い主に忠実で少し犬っぽい性格

猫は気まぐれで、犬のような忠誠心はないというイメージを持っている人は多いでしょう。確かに一般的には、そのような性格の猫が多く、またそれこそが猫の特徴ともいえます。

ロシアンブルーも、その気品のある姿とロシアの皇帝や貴族に飼われていたということから、わがままでマイペースな猫と思われているでしょう。ですが、ロシアンブルーは飼い主に忠実な少し犬っぽい性格の猫です。

ロシアンブルーは「犬のような性格の猫」で飼い主に従順なことから、ロシアの皇帝や貴族に愛されてきた猫です。

人見知りでやや神経質な性格

ロシアンブルーの性格はシャイで繊細です。飼い主にはとても従順で甘えん坊なのですが、警戒心が強く、飼い主以外の人に対しては人見知りをする猫です。

また飼い主以外の人に触れられることを嫌がる一面もあります。人を家に迎えるときには、ロシアンブルーがストレスを感じないように心を配ってあげるようにしましょう。

他にも臆病な面ももつので、見知らぬ人が家に訪れたときは隠れてしまうことが多いです。やや神経質な性格なため、賑やかで騒がしい場所は好みません。

ロシアンブルーは従順で飼い主に忠実な性格です。安心できる飼い主と一緒にいることが、一番の安らぎとなるので、できれば飼い主とだけ一緒の時間を過ごしたいと思っています。

ロシアンブルーのオスとメスでは性格が違うの?

ロシアンブルーのオスは元気いっぱいの甘えん坊

ロシアンブルーのオスは、好奇心旺盛で行動範囲が広く、元気いっぱいによく遊びます。また、飼い主への愛情表現がストレートで、できるだけ飼い主にひっついていたがる、甘えん坊な性格であることが多いです。

ロシアンブルーのメスは上品でツンデレ

ロシアンブルーのメスは、オスにくらべると行動範囲が狭いでしょう。飼い主が近づくと、逃げて追わせようとします。ツンとすましていると思ったら、いつの間にかそっとくっついていたりします。オスよりもグルーミング(毛づくろい)が好きです。 またオスより気が強く、少し気難しい性格の猫が多いでしょう。

ロシアンブルーの子猫の性格

ロシアンブルーの子猫は、気品がありボイスレスキャットと呼ばれるほど鳴かない猫で、物静かな性格です。おとなしくて頭が良く飼い主に従順なので、とても飼いやすい猫です。ですが、やや臆病で警戒心が強く、飼い主以外の人にはなかなか懐かないという面もあります。

とてもシャイで、静かな環境で飼い主と穏やかに暮らすことを好みます。ですから、来客が多いとか、子どもがいるという環境である場合は、身を隠してひっそりと過ごすことができる場所を用意してあげると、ロシアンブルーの子猫のストレスを軽くしてあげることができるでしょう。

ロシアンブルーは去勢後性格が変わるの?

ロシアンブルーのオスは、去勢手術をするまではやや暴れん坊だったり、活発すぎたりすることもあります。ですが、去勢手術をすると野性味が薄れて性格が丸くなっていきます。去勢手術をした後は、ロシアンブルー本来の穏やかで甘えん坊な性格に変わることが多いです。

ロシアンブルーは避妊後性格が変わるの?

ロシアンブルーのメスは、避妊手術をするまではやや人に懐きにくいこともあります。ですが避妊手術をした後は、ロシアンブルー本来の穏やかで甘えん坊な性格に変わることが多いです。

ロシアンブルーのミックスの性格

ミックス(混血)と雑種の違い

ミックス(混血)と雑種はどちらも「純血種ではない猫」です。しかし「父猫はロシアンブルー、母猫はスコティッシュフォールド」というように、どんな品種の血が入っているのかわかる猫は「ミックス(混血)」と呼ばれます。

また日本猫のように、いろいろな品種の血が混じり合って、そのルーツがわからない猫は「雑種」と呼ばれています。

ロシアンブルーのミックスの性格は?

ミックスのロシアンブルーは、成長後のルックスや性格が予想しにくいです。純血猫は、成猫になったときのルックスや性格的な傾向がある程度予想できます。しかしミックスは、成猫になってみないと、どのような性格の猫なのかがわかりにくいのです。

ですが、そもそも猫には個体差があります。純血種だからといって予想どおりの性格になるとは限りません。血統よりも育った環境による性格形成が大きいといえるでしょう。

ロシアンブルーの性格がきついって本当?

ロシアンブルーは凶暴な性格をしているとか、ロシアンブルーが凶暴化したとかいう話を聞かれたことがあるでしょう。ですがロシアンブルーは、基本的には穏やかでおとなしい性格の猫です。また頭が良く、問題行動を起こす猫ではありません。

ですから、ロシアンブルーが凶暴な性格をしているとか急に凶暴化した場合は、何らかの原因が考えられます。

ロシアンブルーがストレスをためる行動や環境ではありませんか

ストレスがたまることで、ロシアンブルーが凶暴な性格になっている可能性があります。猫に嫌われるような行動をしていないか、猫がストレスをためるような環境にしていないかを確認してみましょう。

例えば、忙しくて猫を構う時間がとれなくて放ったらかしにしていませんか。あるいは、猫の気持ちにはお構いなしに猫にベタベタと構い過ぎていませんか。うるさくて落ち着けない環境も、ロシアンブルーにとってはかなりの苦痛になります。

ロシアンブルーに変化によるストレスを与えていませんか

ロシアンブルーは変化を好まない猫です。引越しやキャットフードの変更、使い慣れていた猫ベッドやおもちゃを変えるなどの変化で、ストレスを感じているのでしょう。ロシアンブルーは、賑やかで騒がしい場所が苦手な猫です。できる限り静かな環境で生活できるように気を配ってあげましょう。

歯の生え変わり時期ではないですか

子猫の場合、歯がむず痒くて噛み癖がでているということも考えられます。子猫には乳歯が生えていますが、生後7ヵ月後頃までに永久歯に生え変わります。永久歯に生え変わるまでは歯がむず痒いため、人を噛んでしまうことも多いです。

ロシアンブルーのしつけの仕方

噛み癖には怒鳴らないで根気よく言い聞かせましょう

ロシアンブルーは、基本的に寂しがり屋で甘えん坊な性格なので、忙しくて構ってあげる時間が少なくなると、構ってほしいあまりに噛んでくることがあります。特に子猫のうちは加減を知らないので、甘噛みではなく痛いくらいに噛まれることもあります。

そんなときは、怒鳴りつけたりしないで根気よくしつけをする必要があります。ロシアンブルーはプライドが高いので、怒鳴ったり大声で威嚇したりするのは逆効果です。

猫にとっては、じゃれ合いのつもりだとしても、こちらは嫌で不快に思っていることを猫にしっかりと伝えることが大切です。「ダメ」や「痛い」と毅然とした態度で伝えましょう。叱った後飼い主さんがその場を立ち去るのも効果的です。

遊び相手の猫を飼う

噛み癖がひどい場合は、飼い主を遊び相手と見なしていることが多いです。ですからもし可能であれば、もう一匹猫を飼うということも考えてみましょう。そうすれば、遊び相手ができて、飼い主のことを飼い主として認識して、猫同士でストレスを解消し合うことができます。

ただし多頭飼いをする場合、ロシアンブルーは神経質な性格の猫なので、ストレスにならないように慎重に進めるようにしましょう。

ロシアンブルーの性格を理解してベストな関係を築きましょう

ロシアンブルーは、体臭や口臭がほとんどありません。ブラッシングなどの日頃のお手入れも手がかかることはあまりありません。飼い主に従順な性格で頭が良いので比較的飼いやすい猫といえます。

ロシアンブルーは、賑やかで騒がしい環境を好まない猫なので、落ち着いて暮せるようにできるだけ穏やかに過ごせる環境をつくってあげましょう。ロシアンブルーはとても賢い猫です。それゆえにプライドも高いので、しつけをするときは怒鳴ったりしないで、落ち着いた毅然とした態度で言い聞かせるように心掛けましょう。

ロシアンブルーは、飼い主に忠実で甘えん坊な性格です。愛情をたっぷりと注いで可愛がってあげましょう。
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