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オリエンタルショートヘアとは?筋肉質で魅力的な猫の特徴や性格

オリエンタルショートヘアとは?

オリエンタルショートヘアは、大きな耳に小さな顔が特徴的な猫種です。国内ではまだ馴染みがない猫種ですが、シャム猫の血が濃いことで海外では知られています。トンキニーズやヒマラヤン、バーミーズのように愛情深く、聡明で社交的な性格です。

頭の形は綺麗な三角形で、耳がとても大きく綺麗な鼻をしています。また手脚はとても長く、アスリートのような体格をしていることから上品な猫と呼ばれているでしょう。

魅力的なオリエンタルショートヘアの特徴

オリエンタルショートヘアは毛が短く空間に舞ったりしないため、長毛な猫より病気にかかりにくい猫種です。

瞳はアーモンド型で青や緑、銀、金などさまざまな色があります。頭部は逆三角形をしており、額から鼻先までシュッとしています。ここからは、オリエンタルショートヘアの特徴について詳しく見ていきましょう。
オリエンタルショートヘアの特徴
  1. 筋肉質
  2. 運動神経が良い
  3. 品種が珍しい
  4. シャム猫の血が濃い

魅力的なオリエンタルショートヘアの特徴1:筋肉質

オリエンタルショートヘアの体格は、スリムですが筋肉質な体格が特徴的です。抱っこをしてみると、外見よりも重く感じる場合があるでしょう。スリムな体格なので、大きな耳は目立っています。

古代エジプトの壁画に描かれている猫を想像してしまう見た目ですが、東洋の雰囲気を醸し出しているのが特徴的です。

耳の大きさに釣り合わず小顔なので、アンバランスな部分も魅力となっています。シャム猫よりも面長に見えるでしょう。

魅力的なオリエンタルショートヘアの特徴2:運動神経が良い

オリエンタルショートヘアは運動神経が良い猫種なので、高い場所にすぐ登ってしまいます。

冷蔵庫やタンスの上に上る傾向にあるため、上に物を置くと落とされてしまって大変です。落とされたら困る物は、上に置かない方が良いでしょう。

学習能力がとても高いため、家の中にある物に好奇心をとても示します。気になる物には爪で引っ掻いたり、前足で突っついたりすることもあるでしょう。そして体力があるため、扉を簡単に開けてしまいます。

魅力的なオリエンタルショートヘアの特徴3:珍しい品種

オリエンタルショートヘアはとても珍しい猫種で、柄と毛色だけで150種類以上があると言われています。体毛はとても短く、サテンのような肌触りがとても特徴的です。稀に長毛の個体がいますが、近年になって「オリエンタルロングヘア」という猫種として認められました。

短毛と長毛の個体どちらもオリエンタルと呼び、瞳の色は基本的に緑です。また毛色がホワイトやバイカラーの場合は、瞳がオッドアイや青になる場合があります。

魅力的なオリエンタルショートヘアの特徴4:シャムの特徴を持っている

オリエンタルショートヘアという猫種は、1950年代に誕生しました。当時は第二次世界大戦の影響を受けて食糧不足になったことから、多くの血統種の猫が絶滅する事態に陥ります。

絶滅した猫種を復活させるために、シャムをベースに色々な猫と交配させたのが始まりです。

その際に、シャム猫の最大のポイントとなっている「顔と耳のポイントカラー」がない猫種を作り出すために、オリエンタルショートヘアが生まれました。

魅力的なオリエンタルショートヘアの性格

オリエンタルショートヘアは気難しそうに見えて、実は甘えん坊で人懐っこい性格の子が多いです。人と話すことが好きなので、あまり相手をしてあげなければ拗ねてしまう猫種だと言われています。

シャム猫も元々感受性が強いタイプですが、オリエンタルショートヘアはさらに甘えん坊です。膝や肩に乗り、飼い主に話しかけてきます。

ここからは、オリエンタルショートヘアの主な性格について詳しく見ていきましょう。

オリエンタルショートヘアの性格1:甘えん坊

オリエンタルショートヘアは飼い主が大好きでいつも甘えているため、四六時中ずっと飼い主のそばにいる傾向にあります。しかし飼い主は時に忙しい場合もあるため、家にいても疲れている時は相手にできないでしょう。

オリエンタルショートヘアは一緒に遊びたがるので、甘えん坊な猫だという認識を持ってあげることが大切です。そのため一人遊びの時間より、一緒に遊ぶ時間を作ってあげるととても喜ぶでしょう。

オリエンタルショートヘアの性格2:気まぐれ

オリエンタルショートヘアはとても気まぐれなので、たまに飼い主に懐かない場合があります。

またシャム猫と同じ血筋があることから、神経質な性格の個体がいる場合があるでしょう。以上の理由より、多頭飼育には向いていない猫種です。

飼育はオリエンタルショートヘア1頭のみでも、愛情をたくさん注げる場合は神経質な性格でも上手に飼うことができます。飼い主が独占して愛情を注げる環境で生活しましょう。

オリエンタルショートヘアは懐く?

オリエンタルショートヘアの神経質な部分はシャム猫と似ていますが、甘えん坊なところや人懐っこさはシャム猫以上です。運動能力が高く毎日遊ぶので、飼い主と遊ぶのを毎日とても楽しみにしています。

シャム猫ととても似て遺伝性の疾患にかかりやすいため、体調や行動に変化があった場合はすぐに気付けるように、日頃から注意を払う必要があります。ここからは、オリエンタルショートヘアが飼い主にどれだけ懐くかを詳しく見ていきましょう。

飼い主にべったり

オリエンタルショートヘアは飼い主さんにべったりくっつくため、甘えん坊で愛情深い性格をしています。

愛情深いためいつまでも相手にしてもらえないと拗ねたり、遊んでほしいことをアピールし過ぎてワガママな猫のような印象を与えてしまうこともあるでしょう。

オリエンタルショートヘアを飼う場合は、留守の時間をなるべく減らし、毎日遊んであげることが大切です。一緒に遊ぶ時間を長くすることで、ストレスを減らすことができます。

相手をしてくれないと拗ねる

オリエンタルショートヘアはとても甘えん坊なので、相手をしてくれなければ拗ねてしまいます。筋肉質であることから、体重はオスの場合は3.0kg~6.5kg、メスが2.5kg~5.0kg程度と、猫の中ではとても重くなるのが特徴的です。

「オリエンタルタイプ」はほっそりとした体型を指し、他の猫の体型にも用いられるようになります。

白猫のように真っ白な個体から、縞々が描かれていたりハチワレになったりしている個体も多いです。

留守番には向かない

オリエンタルショートヘアはとても寂しがり屋なので、留守番にはあまり向きません。そのため飼い主が一緒にいる時間を作ってあげ、ストレスを与えないようにするのが大切です。

四肢がとても細く、大きな耳やアーモンド型の目など体毛以外はシャム猫と特徴が同じです。

基本的には甘えん坊で優しい性格をしており、常に飼い主に甘えています。

神経質ですが運動神経が良いので、運動不足を解消するためにキャットタワーやおもちゃを用意してあげましょう。

オリエンタルショートヘアは子供や他のペットと仲良くできる?

オリエンタルショートヘアは、シャムの気質を濃く引き継いでいます。犬と同じくらい甘えん坊で、シャム猫は飼い主にとても甘える傾向にありますが、オリエンタル系の猫種もシャム猫と同じくらい甘えん坊です。

飼い主が何かをしている際に、いたずらを仕掛けるのは当然です。知らない人がそばにいても、しばらく仲良くしていれば友達になることができます。

ここからは、オリエンタルショートヘアが多頭飼いや子供と一緒に住まわせても大丈夫かどうかを詳しく見ていきましょう。

人見知りが少ない

オリエンタルショートヘアは人見知りすることがないため、誰とでもすぐに仲良くすることができます。

オリエンタルショートヘアはとても筋肉質なので、しっかりと運動させられるように家の中で遊べる環境を用意しておきましょう。

特にジャンプ力を衰えさせないように、頑丈なキャットタワーを用意してあげることが大切です。

飼い主が一緒に遊べる場所を提供できることは、オリエンタルショートヘアが幸せに日常を過ごせるための条件となるでしょう。

留守番では他のペットと遊べる

オリエンタルショートヘアはとても寂しがり屋なので、留守番が基本的に苦手な猫種です。その対策として、他のペットと多頭飼いさせれば寂しさを紛らわせることができます。

また筋肉質でスリムなスタイルを維持するために、食事の管理を徹底させていきます。

猫を太らせたり、病気を起こさないように気を配るのは飼い主の責務です。筋肉を維持するにはタンパク質は欠かせないので、フードはカロリーが抑え目でタンパク質を多く含む物を与えるようにしましょう。

オリエンタルショートを飼うには?

オリエンタルショートヘアは抜け毛が少ない猫種なので、ブラッシングを1日1回行うだけでも十分足ります。

猫からすれば、飼い主による抜け毛対策の時間はとても大切です。コミュニケーションの1つとして行うことで、飼い主との距離が一気に縮まるでしょう。

甘えたがりで人懐っこく、常に飼い主のそばにいるオリエンタルショートヘアは、猫好きのツボを押さえてくれるのが特徴的です。

ここからは、オリエンタルショートヘアを飼う方法を詳しく見ていきましょう。

里親

最近では、保護猫を引き取る里親になりたいと考える人が多くなり、譲渡してくれる場所のチェックがしやすくなりました。

譲渡会では色々な猫を引き取ることができるため、オリエンタルショートヘアと会える機会が全くないわけではありません。

しかし頻繁に機会は訪れないと考えられているため、情報収集や動物病院でオリエンタルショートヘアの引き取り手がいないかを積極的に聞いてみることがチャンスに繋がります。

ブリーダー

オリエンタルショートヘアは比較的珍しい猫種ですが、日本でも専門ブリーダーが若干ですが存在します。もしもブリーダーから引き取る際には、引き取る際の費用はブリーダー1人1人で違いがあるでしょう。

ブリーダーから引き取る最大のメリットは、引き取る猫の癖や特徴、環境、成長過程などをブリーダーから直接聞けたり、質問できるところです。

引き取る猫の家族についても見られるため、将来どんな姿に成長するかを想像することができるでしょう。

ペットショップ

ペットショップから飼う場合は、トイレやキャットフードなどの猫に必要な物を同時に揃えられるため、飼い始めた日から環境を整えられるようにしましょう。

ただペットショップで出会うのは稀なので、買いに行く店に電話やインターネット確認するのが良さそうです。

オリエンタルショートヘアは、細マッチョな体型が特徴的です。また緑や青の瞳の個体はが高く、価値が付く傾向になります。

猫と戯れるのが好きな人に

オリエンタルショートヘアはとても甘えん坊なので、自宅を職場にしている人は猫からのアピールに困ってしまうでしょう。

べたべたされ過ぎてうんざりする場合がありますが、べったりと懐かれると頭をなでなでしてしまいます。

お互いが良好な関係を築ける猫ライフが理想的です。

オリエンタルショートヘアを飼いたい人は、自分の生活スタイルと猫の性格があっているかどうかを検討しながら、毎日遊んであげられるような環境を作ってあげられるようにしましょう。
ペットショップのコジマ
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