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マンチカンの大きさってどのくらい?その特徴や生態について紹介

マンチカンの歴史

マンチカンといえば、大人になっても短い手足が特徴的な猫です。手足が短いだけでなく、その小ぶりな大きさもの理由の1つだと言われています。

マンチカンが初めて発見されたのは1983年のことです。アメリカのルイジアナ州でトラックの下で見つかりました。

その後、保護した人によって育てられ、その時に生まれた子供のほとんどが短足で、そこから短足の猫が広がりました。

そんなマンチカンの名前の由来は、英語で「小さい人・子供」を意味する「munchkin」(マンチキン)からきています。

マンチカンの毛色

小ぶりな大きさでがあるマンチカンは、毛色のバリエーションも豊富です。

マンチカンは新種として認定されるまで、さまざまな猫種とのブリーディングが行われていました。

純血のマンチカンでもほかの猫種の特徴を受け継でいる場合もあるでしょう。そのため、毛色のバリエーションもさまざまです。マンチカンには一体どんな毛色があるのでしょうか。
マンチカンの毛色
  1. レッド系
  2. クリーム系
  3. シルバー
  4. キャリコ
  5. カメオ
  6. ブラック
  7. ホワイト
  8. ブルー

1:レッド系

マンチカンの毛色の中でレッド系はがあります。レッド系はクリームよりも赤みのかかった色で、茶トラのような明るい茶色をイメージするとよいでしょう。

その中でもトラ柄のタビーが入った「レッドダビー」は、とてもがあります。

2:クリーム系

マンチカンの中で有数を誇るがクリーム系です。クリームは光が当たると、うっすらと白く光っているように見えるのが特徴的で、美しく気品のある毛色です。

クリーム系の中でも、やはりタビーが入った毛色が特にがあります。「クリームタビー」「クリームタビー&ホワイト」はよく見かけます。

3:シルバー

上品な印象を与えるシルバーもの毛色です。シルバーは、抑制遺伝子の働きで毛の根本が白いという特徴があります。

グレーに近いようにも見えますが、それよりも少し白みがかっているというイメージでしょう。

4:キャリコ

あまり聞きなれない「キャリコ」という毛色は、ホワイト、ブラック、ブラウンまたはレッドの3色が混ざった毛色で、日本では一般的に三毛とよばれる毛色をしています。

三毛猫は雄がめったに生まれないという話を聞いたことある人もいるでしょう。これは、猫種に限られた話ではありません。そのため、マンチカンでもキャリコはほとんどが雌です。

また、パステルな毛色「ダイリュートキャリコ」は、とても珍しい毛色です。や価格も高いでしょう。

5:カメオ

カメオというと、ブローチなどを思い浮かべる人もいるでしょう。猫の毛色でもカメオというカラーがあります。

カメオという毛色は、オレンジとグレーの中間であり、さらに非常に薄い色を指します。

クリームよりも薄い毛色がカメオとして分類されますが、キャッテリーやペットショップによってはクリームとして販売されていることもあります。光りが当たった時の毛並みの美しさは、クリーム系と同様のある特徴のひとつです。

6:ブラック

マンチカンにももちろんブラックの毛色がいます。ブラックはその名のとおり、黒い毛並みをしています。

ブラック系の猫は敬遠されがちですが、その中でも「ブラックスモーク」はがあります。ブラックスモークとは、普通のブラックよりも薄い毛並みが特徴的です。

7:ホワイト

白猫は昔から幸運を招くといわれており、マンチカンでもがある毛色です。ホワイトというと、真っ白な猫を想像されますが、実際には本当に真っ白なマンチカンは珍しいです。

そのため、マンチカンの場合はホワイトと言ってもクリームやキャリコなど、ほかのカラーのタビーが混ざったものが多いでしょう。

親猫が純白の毛色であっても、生まれてきた子猫は大人になるにつれて、ブラウンやクリーム系などに変化することもあります。真っ白なマチカンはとても貴重です。

8:ブルー

マンチカンのブルーは珍しく、あまりペットショップなどでは見かけることが少ない毛色です。

マンチカンのブルーはいわゆる青色ではなく、ブルーがかったグレーの毛色をさします。イメージとしてはロシアンブルーの毛色が近いです。

「ブルータビー&ホワイト」や「ブルー&ホワイト」が多いでしょう。

成猫のマンチカンの大きさ

マンチカンは手足が短いのが印象的ですが、それは子猫のうちだけなのでしょうか。手足が短いことから一般的な猫の大きさに比べると小柄なイメージですが、成猫になるとどれくらいの大きさになるのでしょうか。

マンチカンはマンチカン同士の交配か、もしくは雑種との交配で生まれた子猫のみがマンチカンとして、血統書で認められます。そのため、親が雑種だった場合、大きさや体重などが上下してしまうこともあります。

ここでは一般的な成猫のマンチカンの大きさについてご紹介します。

成猫のマンチカンの大きさ1:雄

マンチカンは雄と雌で大きさも体の作りが変わってきます。

雄は、ずっしりと重みのある筋肉質な身体が特徴です。大人になると体重は、3キロ後半から4.5キロくらいの大きさになります。体長は60㎝程度です。

ちなみに、顔の骨格の大きさも雌と異なり、雄の方が大きいです。

成猫のマンチカンの大きさ2:雌

マンチカンだけに限らず他の猫にも当てはまりますが、雌の場合は脂肪も多いため、丸みを帯びた柔らかい体つきになります。

体重は雄よりも少し軽く、3キロから3.5キロになります。体長は雄とそこまで違いが出ることなく、6cm前後になります。

成猫のマンチカンの大きさ3:足の長さ

マンチカンを育てる上で、一番気になるのが足の長さではないでしょうか。実はマンチカンの8割は脚長です。そのため、成長していくと他の猫と同じようにスラっとしてきます。

ですが、マンチカンの特徴の一つのコロコロした俵型の体型や、くりくりした目は大人になってもそのままです。

短足のマンチカンは大人になっても足は短いままです。子猫のコロコロと歩くフォルムをそのまま大きくしたような、可愛らしい体型に成長していきます。

短足のマンチカンに比べて、脚長のマンチカンは70㎝近くと、普通の猫よりも大きく成長することもあります。

マンチカンの鳴き声の大きさ

マンチカンを飼うとなると、集合住宅に住んでいる人は鳴き声の大きさも気になるでしょう。マンチカンはその小柄な見た目と同じように、声の大きさもそれほど大きくはないと言われています。

また、雄と雌で鳴き声の大きさに違いはあるのでしょうか。ここではマンチカンの鳴き声の大きさについてご紹介します。

マンチカンの鳴き声の大きさ1:オスとメスの違い

マンチカンの鳴き声の大きさですが、雄と雌で違いがあれば、どちらを飼うか迷う人もいるでしょう。マンチカンの鳴き声の大きさは、雄と雌で目立った違いはありません。

マンチカンは頻繁に鳴くほうでもないので、集合住宅では飼いやすい猫種と言われています。

マンチカンの鳴き声の大きさ2:発情期

マンチカンの鳴き声の大きさは基本的に小さいですが、発情期を迎えると鳴き声の大きさも変わってきます。発情期になると、避妊・去勢をしていない猫は、普段鳴かない性格でも1日中鳴き続けたりします。

発情期には雌は「オーン」、「ウォーン」といったように、普段と違って甲高く鳴き、雄も「グォーン」、「グルル」といったように発情期特有の鳴き方をします。

そのため、普段の鳴き方とは違い、鳴き声も大きくなるので、うるさく感じることもあるでしょう。

マンチカンの鳴き声の大きさ3:普段は小さい

マンチカンの鳴き声は、一般的な猫に比べると小さいです。

どちらかというと、鳴くことも比較的少ないですが、それはその猫の性格によります。甘えん坊な性格なら鳴いて甘えますし、大人しい性格ならあまり鳴きません。

マンチカンの大きさを知って飼育しよう

マンチカンの毛色や体の大きさ、鳴き声の大きさについて紹介しました。体も鳴き声も小さくて可愛らしい印象のマンチカンはとてもがあります。また、人懐っこいところもマンチカンがの理由の1つです。

マンチカンの特徴を知って、その可愛らしい姿と一緒に暮らしてみませんか?
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