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デボンレックスって飼いやすいの?特徴から考えられる性格・販売価格

デボンレックスとは?

デボンレックスはイギリス生まれの猫の品種です。特徴的な姿はスタンダードなものではなく、イングランドのデボン州で発見された巻き毛の突然変異の猫に交配を重ねることで今の姿見た目となっています。(一説には映画「グレムリン」のモデルになったとも言われています)

性格は好奇心旺盛で、おもちゃなどはすぐに壊してしまうこともありますが寂しがりやの一面もあり、飼い主とのコミュニケーションが薄いとストレスを貯めてしまします。

あまり飼い主が家にいない場合は多頭飼いも視野しにれましょう。

デボンレックスの歴史

デボンレックスは小さな頭に大きな耳、巻き毛が特徴の猫です。

その歴史は1970年にデボン州で偶然発見された野良の巻き毛のオス猫から始まりました。

そのオス猫と近くのメス猫が交配し、子猫が生まれましたが、その子猫も巻き毛でした。その子猫を育て交配を重ねて生まれたのが今の「デボンレックス」です。

一方、そっくりな見た目と巻き毛で1950年代に発見された雑種コーニッシュレックスという猫もいますが、こちらは遺伝子的に全く違う巻き毛種ということがわかっており、デボンレックスとは別種の猫です。

デボンレックスの習性・生態

デボンレックスはとても活発なので、登り木やペットタワー、おもちゃがあると一人でも遊び始めます。一方で甘えたがりの習性もあるので、しっかりとコミュニケーションをとりましょう。

また、一般的に他のペットとの相性も良く犬との多頭飼いも可能と言われています。

普段、家にいることが難しい飼い主でもデボンレックスが犬と遊べる環境を作っておくことでストレスを軽減することができます。

※多頭飼いを始める際には最初は飼い主の目が届く範囲から始めてください。性格によっては喧嘩をしてしまうこともあります。

デボンレックスの身体的特徴

デボンレックスは小さな特徴的な頭、大きな耳と目が特徴です。また見た目からはわかりにくいですが毛質は巻き毛で、筋肉質なことも特徴といえます。

体重は3~5kgほどで活発的な子が多いです。

一方で交配種ということもあり、親から受け継ぐ遺伝疾患の病気になる場合が多いです。
飼育する際には飼育環境など十分な注意が必要です。
デボンレックスの身体的特徴
  1. 独特な巻き毛
  2. 筋肉質

独特な巻き毛

デボンレックスの独特な巻き毛には個体差がありますが、触れると柔らかくスエードのような肌触りと言われています。

これがデボンレックスが見つかってから50年以上も経つのに、飼い主の心を掴んで離さない魅力といえます。

毛色はホワイトやブルー、ブラック、レッドなどを目にする機会が多いですが、それ以外の色(ダビー、トーティーなど)も公認されています。

また、ごく稀に短毛ではなく毛長のデボンレックスが生まれることもあります。

筋肉質

デボンレックスは筋肉質で骨太なしっかりとした体型をもつ猫です。

ボディータイプはセミフォーリン型で「痩せすぎでは」と思われる方もいますが、これは短毛の影響で適正体重(3~5kg)をキープしていれば健康体です。

また、仕草の特徴として犬と同じように嬉しいと尻尾を振ります。これらの身体的特徴から、愛称として「プードルキャット」と呼ばれることも多く、猫にしては珍しく犬のような一面も持ち合わせています。

デボンレックスって飼いやすいの?

活発で甘えん坊のデボンレックスですが、頭も良く、コミュニケーションさえしっかり取れていれば飼い主に噛み付いたり、引っ掻いたりすることはまずありません。

また、抜け毛が少なくお手入れも少ないので比較的飼育しやすい猫といえます。

一方で、コミュニケーションが取れない一人ぼっちの環境だとストレスをためやすいので注意が必要です。
デボンレックスって飼いやすいの?
  1. しつけがしやすい
  2. 特殊な手入れがいらない

しつけがしやすい

デボンレックスは他者の感情を読み取りながら自分自身の生活環境を構築できる知性があります。

そのため、しつけは比較的簡単と言われていますが、遊びに夢中になると周りに迷惑をかけてしまうこともあります(入ってはいけない場所に入る、おもちゃを壊してしまうなど)。

そのような時は怒ることはやめましょう。甘えたがりの性格が臆病な性格になってしまいます。

もし、デボンレックスが「失敗」をしてしまった時には、飼い主側でどうしたらそのような事故が起こらないか考え対策してあげましょう。

特殊な手入れがいらない

短毛のデボンレックスは抜け毛が少ないので、特殊な手入れは必要ないと言われています。そのため、ブラッシング、シャンプーのし過ぎは必要な毛まで抜いてしまうことがあるので注意が必要です。

室内外が基本なので、月一のシャンプや濡れたタオル等で吹き上げる方法(ブラッシングというよりはマッサージ)がベストといえます。

しかし、全く毛が抜けていないわけではないので必ず体のメンテナンスをしてあげましょう。定期的なメンテナンスはデボンレックスの日々も変化にも気づくきっかけとなり健康を維持する秘訣です。

デボンレックスの性格

甘えん坊、好奇心旺盛で犬とも多頭飼いできるデボンレックスですが、反対に寂しがりやという一面もあります。

一匹でいることが苦手なので、たくさんコミュニケーションを取ってあげましょう!また、犬と遊ぶと周りが見えなくなりお家を荒らしてしまうこともあるので要注意です。

たくさんの時間をかけて素敵な関係を構築しましょう!
デボンレックスの性格
  1. 甘えん坊
  2. 好奇心旺盛

甘えん坊

とにかく甘えん坊なデボンレックス。飼い主が他の人や、猫に興味を示すと嫉妬すると言われています。

テレビを見てる時、読書している時、甘えたくて飼い主にちょっかいを出すこともしょっちゅうです。特に猫特有の「高いところ好き」も相まって、飼い主の肩にジャンプしてくることもあります。

愛情表現がしっかりしている姿は猫というよりも犬に近いと言えるでしょう。猫とたくさん遊びたい飼い主さんとは相思相愛の関係性が築けるでしょう。

好奇心旺盛

遊ぶのが大好きなデボンレックス。夢中になり過ぎておもちゃやお家を破壊してしまうこともあります。

また、一人でじっとしていることが苦手なようで、興味のあるものには手を出してしまう特性があります。

反対に触ってはいけないもの、行ってはいけない場所についてはしっかりとしつけをするか、デボンレックスが入れないように対策をしましょう。

元気いっぱいなのはデボンレックスの特徴なのである程度のイタズラは覚悟しましょう。

デボンレックスの飼い方と販売価格は?

とっても愛らしいデボンレックスですが、いざお迎えしようと考えると探すのには苦労します。

そもそもペットショップなどで売られている猫とは違い珍しい猫種なのでブリーダーとの取引や里親を探す、海外輸入するなど特殊な入手ルートが必要になります。

また販売価格も入手ルートによって20万円から最大40万円以上と幅があります。

ブリーダー

日本では、犬猫をペットショップで買うことも多く、直接ブリーダーと取引をする機会は多くありません。しかし、デボンレックスのように珍しい犬猫と出会うにはブリーダーとの取引は一番確実で安心な方法です。

また、専門性の高いブリーダーはしっかりとした知識を持っている方も多く、購入前の相談に乗ってくれる方もいます。不安なことがあれば相談してみましょう。

一方で、日本にはブリーダーの数が少ないので「予約待ち」状態が常です。出産状況をチェックするなどして気長にお迎えする日を待ちましょう。
みんなのデボンレックス子猫ブリーダー

里親

「子猫ではなくても良い」という方は里親になるのも一つの手です。

里親では何かしらの理由で、新しい家族の元にくることになる子が多いです。そのため場合によっては環境変化に猫も飼い主もストレスを感じてしまうことがあります。

一方で、行き場のなくなった猫を引き取るというのは命を救うことにも直結するので、余裕のある方は、里親も検討してみましょう。

※デボンレックスの場合、国内で飼われている数が少ないので里親に出される数も多くはありません。ブリーダー同様、こちらも気長に待ってみましょう。

輸入

国内だけではなく、海外から直輸入するという方法もあります。

ただ、自分自身で海外からの直輸入を考えると海外サイトを見つけ、交渉する必要があります。その場合、国によっては輸入の法規制やそもそも信用できるブリーダーなのかを見極める必要があります。また、運送中のデボンレックスの体調管理も重要です。

海外輸入は初めての方には難易度が高い方法なので、日本の仲介業者を使うなどして安全にデボンレックスをお迎えしましょう。

しつけがしやすく手入れが少なく済むデボンレックスと楽しい時間を送ろう

甘えん坊で活発的なデボンレックスは抜け毛も少なく、猫の中でも比較的飼いやすい猫種です。また多頭飼いや犬との相性が良いのも魅力的です。

一方でお迎えする際の入手経路の問題はありますが、しっかりとした入手経路ならば飼育前の相談も可能なので、安心してお迎えすることができます。

一緒に生活をする中でしっかりとしつけをして、コミュニケーションを頻繁に取ることで、あなたとデボンレックスはとても素敵な関係を築けます。
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