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猫にユーカリは大丈夫?猫が嫌いなハーブやその危険性を解説!

更新日:2023年12月21日

猫はユーカリの匂いが好きではありません。猫も犬と同じように匂いには敏感で、特にユーカリのようなハーブの匂いを嫌います。猫よけや、猫の虫よけとしてユーカリエキスが配合されている薬もありますので、使用する時の注意点などを参考にしてみてはいかがでしょうか。

猫にユーカリは大丈夫?猫が嫌いなハーブやその危険性を解説!

猫が嫌うとされるハーブとは?

猫がハーブなどの匂いが嫌いだという事をご存知でしょうか?

犬と同じように猫も敏感に匂いを感じ取る能力があり、ユーカリやミントなど猫が嫌う匂いにはさまざまな種類があります。猫を飼っている方は匂いに注意が必要です。

猫が嫌うハーブ

  • 柑橘系
  • ミント系
  • ハッカ系

柑橘系

猫が嫌いな匂いとして最初にイメージするのは「柑橘系」の匂いです。柑橘系の匂いは人間にとってはスッキリフレッシュな匂いですので、気に入っているという方も多いでしょう。

猫が嫌いなハーブ「柑橘系」の酸っぱい匂いは、猫にとっては良い匂いではなく、身体にとって有害な匂いに感じてしまいます。

「柑橘系」の匂いに含まれる成分は「リモネン」ですが、猫が体調を壊してしまう可能性があるので、猫から遠ざけるようにしましょう。

ミント系

猫は「ミント系」の匂いも嫌いな匂いとして認識します。

「ミント系」のハーブには「ペパーミント」「スペアミント」「アップルミント」などがありますが、どれもアイスクリームやお料理などに活用されているため、身近な存在ともいえるでしょう。

スッキリする匂いで口の中がさっぱりとしそうですが、猫が嫌いな植物ですので、猫を飼っている方は気をつけなければいけません。

庭先で育てている方も、猫を飼っている場合は届かない場所に移動させましょう。

ハッカ系

湿布などに使われている「ハッカ系」のスーッとする匂いもあまり好きではありません。

ハッカ系の匂いは湿布などの他にかゆみ止めや歯磨き粉、芳香剤などにも使われていますので、ごく身近に感じるアイテムで使われていると考えて良いでしょう。

身近にあるアイテムだからこそ、ハッカの匂いに猫が体調を壊してしまわないように気をつけなければいけません。

歯磨きをしながら猫に近づいたり、メンソール系のタバコを吸いながら猫に近づくのもNGです。

ユーカリは猫にとって危険なのか?

ユーカリは猫にとって危険な成分が含まれているのか考えてみましょう。

ユーカリの匂いは清潔感がありクールなイメージです。ユーカリをアロマオイルとして使っている方もいらっしゃいますが、ユーカリには猫に有害となるピネンを多く含んでいます。

消化ができない

ユーカリを食べてしまった猫は、身体の中でユーカリを消化する事ができません。猫の体にユーカリを分解するための酵素を作る事ができない事も原因のひとつです。

身体の中でユーカリの成分を分解する事ができず、身体の中で毒物を蓄積して体調を壊してしまう危険性があります。猫が食べてはいけないものとして認識しておきましょう。

ノミやダニの駆除などに使われてきたユーカリなどのエッセンシャルオイルは、皮膚などからも簡単に吸収されてしまうため、猫を飼っている場合は取扱いには十分に気をつけなければいけません。

猫が嫌いな匂い

ユーカリなどのハーブ成分を使ってアロマを焚く方は多いですが、猫はユーカリをはじめとするハーブの匂いが嫌いです。

ユーカリの匂いを嫌うため、猫よけとしてユーカリなどのハーブを庭先に植えて育てたりする方も少なくはありません。

猫が好きで、猫を飼っているという方の中にも、ユーカリの匂いが嫌いだという事を知らずに育てていらっしゃる方もいるのではないでしょうか。

嫌っているユーカリの匂いなどは猫の生活圏内に置かないようにしてあげる必要があります。

精油に含まれている

猫が嫌いなユーカリの匂いは精油に含まれていますので、アロマ加湿器や虫除けスプレーなどに使っている方は気をつけなければいけません。

精油にはユーカリの他にティツリーやヒノキ、ベルガモット、ローズマリー、ゼラニウムなどがあり、アロマテラピーに興味のある方や、名前だけは聞いた事があるという方も多いでしょう。

精油は虫よけスプレーや化粧水、シャンプーなどにも使われていますので、気づかずに使っている可能性があります。

日焼け止めの成分

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初回公開日:2019年08月22日

記載されている内容は2019年08月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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