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【性別別】三毛猫の性格の特徴・性格別の飼い方

更新日:2023年12月02日

あなたは、三毛猫が好きですか?日本ではよく見かける三毛猫ですが、三毛猫はどんな性格をした猫なのでしょうか。三毛猫を飼うときに気をつけたいのはどのようなことなのでしょうか。今回は、三毛猫の性格と飼い方についてご紹介します。

【性別別】三毛猫の性格の特徴・性格別の飼い方

三毛猫とは?

一般的に、身体に白・黒・茶(オレンジ)の三色の毛がまだら状に生えている、短毛の日本猫のことを「三毛猫」といいます。

白・黒・茶(オレンジ)の三色の毛色の中に縞模様が混合している三毛猫を「縞三毛」、三色の中でも白の割合が多くて黒と茶がポイント状に入っている三毛猫を「トビ三毛」、白・茶・こげ茶の模様の三毛猫を「キジ三毛」、白・黒・茶(オレンジ)の三色のうち黒と茶が淡い色の三毛猫を「パステル三毛」と、色や柄によって三毛猫を分けて呼ぶこともあります。

日本ではよく見かける三毛猫ですが、海外ではとても珍しい色柄の猫です。ですので、海外には三毛猫の熱狂的な愛好家もいて、わざわざ日本まで三毛猫を探しに来る人もいます。

三毛猫の性格の特徴

オスの三毛猫はとても珍しい存在

三毛猫は、ほぼすべてがメスの猫です。オスの三毛猫は、3000匹に1匹から30000匹に1匹以上の割合でしか生まれないといわれています。染色体の遺伝の関係で、オスの猫には黒と茶(オレンジ)の毛が同時に生えてこないからです。このようにオスの三毛猫はとても珍しい存在なので、昔から「福を呼ぶ縁起の良い猫」であると考えられていました。

ただし、オスの三毛猫は染色体の突然変異によって生まれるため、生殖機能がなかったり、難聴だったりと、生まれながらに体に問題を抱えている場合も多いといわれています。

メスの三毛猫は「猫らしい猫」

三毛猫は強い母性本能を持っている猫

また、これも三毛猫の性別がほとんどメスであるということと関係しているのかもしれませんが、一般的に三毛猫は強い母性本能を持っているといわれます。強い母性本能を持っているのですが、自分の子は命がけで守っても、他の子には関心や興味をまったく示さないこともあります。しかし、一度受け入れたら、自分とは血のつながりのない子猫のことも命がけで守るそうです。

三毛猫は警戒心が強い性格であるため簡単には心を許しませんが、このように、ひとたび心を許した相手にはとことん尽くす性格の猫です。

長毛の三毛猫の性格の特徴

一般的に、長毛の猫は、物静かでおっとりとした性格をしていることが多いです。ですから、一緒に暮らしやすい性格の猫といえるでしょう。また、あまり活発なタイプの猫ではないので、狭い部屋で過ごす環境であっても、長毛の猫はそれほどストレスを感じないでしょう。

ただし、長毛の猫は毛の手入れに手間がかかるので、飼い主が猫の毛の手入れにしっかりと時間をとることができない場合、猫がストレスをためて、攻撃的な性格の猫になってしまうことがあります。グルーミングに手間がかかる長毛猫の飼い主には、マメさが要求されます。

「物静かでおっとりとした性格の猫だから手間がかからない」というわけではありません。長毛の三毛猫を飼うときは、毛の手入れに手間がかかるという点についてあらかじめ注意をしておくことが必要です。

三毛猫の子猫の性格の特徴

三毛猫は、基本的にはフレンドリーで人見知りをしない性格の猫ですが、自分から積極的に甘えてくるタイプではないです。子猫が自分から甘えてこなくても、「そういう性格の猫なのだな」と理解をして接してあげるようにしましょう。

子猫の機嫌が良さそうであれば、こちらから積極的にスキンシップを行っても良いでしょう。ですが、子猫に気分が乗らない様子や放っておいてほしい様子がみられるようであれば、少し距離を置いて眺めておく程度で接するようにしてみましょう。

三毛猫はきつい性格?

三毛猫はプライドが高い

三毛猫は賢く、それゆえに少しプライドが高いです。ちょっとツンとすましたところがある猫です。また、三毛猫には、つねに「自分が一番」という扱いを好む、女王様やお姫様のような性格の猫が多いです。ですから、猫を多頭飼いする場合は、三毛猫がすねてしまわないように、飼い主が気を配ってあげることが大切になります。
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初回公開日:2017年09月26日

記載されている内容は2017年09月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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