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サバトラ猫の性格とは?サバトラ猫とキジトラ猫の特徴と違い

更新日:2023年10月26日

サバトラ猫は、猫の中でも代表的な柄の猫で、日本で飼われている飼い猫のうち、約7%がサバトラ猫だという調査があります。性格は「警戒心が強い」「人懐っこい」と二極化しています。今回は、そんなサバトラ猫の名称の由来や性格、飼う際の注意点について調べてみました。

サバトラ猫の性格とは?サバトラ猫とキジトラ猫の特徴と違い

サバトラ猫の特徴

サバトラとは、シルバーに黒い縞模様の入った猫、またはその柄のことです色が違っても、柄が違っても、サバトラ猫には分類されません。

サバトラ猫は、飼育下においては全体の7%を占めていますが、野生下ではほとんど見かけません。

サバトラ猫の色や柄など、見た目の特徴についてまず紹介します。

サバトラ猫の特徴1:模様

サバトラ猫とはシルバーのトラ模様の猫のことです。サバトラ猫の「サバ」は魚のサバから、「トラ」は縞模様から来ています。

サバトラ猫は英語で「シルバーマッカレルタビー」と呼ばれます。サバを英語で言うと「マッカレル」、縞模様は「タビー」となります。意味は日本語と同じく「サバみたいなシルバーの縞模様」です。

サバトラ猫の特徴2:毛色

サバトラ猫の毛色は、シルバーに黒い縞模様が入っていますこの色と柄が、魚のサバに似ていることから、サバトラと呼ばれるようになりました。

縞模様があっても、地がシルバーでなければサバトラではありません。また、シルバーでも縞模様がなければサバトラに分類されません。

よくキジトラと間違われますが、別の分類です。

サバトラ猫の特徴3:目・鼻・肉球

サバトラ猫の目はヘーゼルやアンバー、カッパーが多く、少数ですがグリーンもいます。鼻や肉球は黒またはチョコレート色です。

サバトラ柄はメラニン色素が豊富なため、目の色が濃く暗い色合いになり、鼻や肉球部分は黒くなるといわれています。

毛に白い部分が混じるにつれ、鼻と肉球はピンクになる確率が上がっていきます。

サバトラ猫の特徴4:アメリカンショートヘアに似ている

純血種のアメリカンショートヘアーは、シルバーベースに黒い縞模様が入っている点では、サバトラ猫といえます。

サバトラ猫は縞模様が細い線になっているのに対し、アメリカンショートヘアーの縞模様は、マーブルと呼ばれる太い渦巻のような模様となっているのが特徴です。

隣に並べて見比べてみれば一目瞭然でしょう。

模様の面積によって呼び方が変わる

猫の模様は、背中を起点に広がっていきます。

柄、または二色以上の色が入っている猫の中には、背中側には柄や色があり、首から腹にかけては白という猫がいます。背中側と腹側が逆になることはありません。

背中側はサバトラ柄なのに腹が白いなど、白い部分が残っている猫のことを「サバトラ白猫」と呼びます。サバトラ猫の一種ですが、厳密に分けていくとサバトラ猫ではなく、あくまでサバトラ白猫だとこだわる人もいます。

背中側に他の柄が入っているのに白い部分が残っている猫は「茶トラ白猫」「キジトラ白猫」などがいます。

サバトラ猫の性格

猫の性格は、毛の色や柄である程度の見分けがつきます。

柄や色、性格を決めるのはすべて遺伝子です。「この毛色の遺伝子を持っているということは、性格はこの遺伝子が作っている」と関連づけられます。
  1. 警戒心が強く慎重である
  2. 信頼した相手には人懐っこい
  3. 活発なことが多い
  4. 甘えん坊

サバトラ猫の性格1:警戒心が強く慎重である

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初回公開日:2019年08月06日

記載されている内容は2019年08月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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