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子猫が噛む理由と甘噛みの対処法・しつけ方法・おもちゃ

更新日:2020年08月08日

憧れの子猫との生活。しかし、優雅な時間ばかりではありません。子猫には、噛む癖が出やすい月齢期があります。猫の習性を理解していないと、猫の噛む行動に戸惑ってしまう方が多いでしょう。正しい対処法を取るためにも、猫の習性を知っておきましょう。

子猫が噛む理由と甘噛みの対処法・しつけ方法・おもちゃ

子猫が噛む理由

初めて子猫を飼育した場合、多くの飼い主が突き当たる壁が、猫の噛む癖です。一度、ガブリと噛むことを憶えると、何度も続けて噛み付かれてしまいます。手は生傷だらけになってしまい、飼い主が疲弊してしまうこともしばしばです。では、どんな時に、猫は噛む癖が出てしまうのでしょうか。

じゃれあっている時に噛む

飼い主と遊んでいる時などに、楽しい気持ちが高ぶって、噛んでしまうことがあります。子猫としては、じゃれあっているだけなのですが、ガブリと噛まれる人間の方はたまりません。じゃれあっているうちに噛む癖が出るのは、子猫同士の遊びの中でも見られる行動です。

要求を伝えたい時に噛む

例えば、お腹が減った時、一緒に遊んで欲しい時など、飼い主に伝えたいことがある時に、噛む癖が出てしまうことがあります。そんな時には、噛む癖が出る前後の、子猫の行動を見直しましょう。

飼い主は猫に対して、イライラとした態度を取らず、落ちついて観察するようにします。キャットフードや水を入れる容器はひっくり返っていませんか。子猫がおもちゃを引っぱり出していませんか。これらは、子猫の要求を読み解くヒントとなります。

ストレスがある時に噛む

多くの場合、子猫は生まれた環境から離れて、新しい飼い主の家にやって来ます。特に、月齢が2ヶ月以下の早い時期に家族と離れることは、子猫の健全な成長にとって、どちらかといえば、良くない影響を及ぼすと考えられています。

環境に適応できないストレスが、噛む癖となって現れていることがあります。猫は人間の言葉を喋ることができませんから、環境に不満があり、ストレスが溜まっていることを伝えるすべがなく、イライラとした気持ちを噛むことで発散しているのでしょう。

野生の本能で噛む

現在は、愛玩動物として不動の地位を築き、人間に愛されているイエネコですが、本来は狩猟をする動物です。視線の先に、チラチラッと素早く動くものが見えれば、直感的に獲物だと判断し、飛びかかることがあるでしょう。

時には、人間の手の動きが、獲物のように見えてしまうことがあります。飼い主の手を、ガブリと噛む行動は、あくまで習性から身体が反応してしまうことなので、猫の方にはまったく悪気はないでしょう。

親猫が子猫を噛む理由と対処法

猫のしつけには、猫同士で猫社会のルールを知ることが一番です。月齢の若い小猫が、ある程度噛むという行動をすることは、猫が大人に成長していく上で、大切な行動でもあります。

ただし、噛む癖が行き過ぎた場合には、親猫が子猫を噛むことで、いさめることがあるでしょう。この行動は、子猫が相手を噛むことについて、これ以上越えてはいけないというラインを、親猫が身をもって子猫を噛むことで、教育していると考えることができるでしょう。

子猫の甘噛みの対処法

子猫は、甘噛みをすることがあります。パニック時などに、全力でガブリと噛み付くのと比較すれば、甘噛みは多少の手加減をしている行動といえるでしょう。しかし、子猫の歯は細くて小さく、甘噛みでも牙が皮膚に突き刺さって、裂傷となってしまうことがあります。

猫に噛まれたら適切な手当しよう

どんなに可愛くても、猫は動物です。甘噛みで傷は浅かったとしても、すぐに適切な手当をしましょう。裂傷を負った患部を、流水できれいに洗います。その後、消毒をしましょう。

過去には小さな傷が元で、感染症になってしまった事例もあります。飼い猫に噛まれただけだと油断をせず、可能であれば病院を受診しましょう。また、破傷風の予防接種をしておくと安心です。

子猫が噛むときのしつけ方法・対策

子猫が噛む時には、絶対に手を挙げてしまうことはいけません。体罰でしつけをすることはできません。猫は人間とは異なる習性に基づいて、生きています。手を挙げてしまうことは、子猫に恐怖の感情を植え付けるだけで、噛む癖の改善にはつながりません。

おもちゃで気を逸らせる

多頭飼いの場合には、同世代の子猫とじゃれあって遊んでいるうちに、噛む行動の加減を学んでいきます。しかし、1頭飼いでは、そうはいきません。

そんな場合には、子猫と同じくらいの大きさのぬいぐるみのおもちゃを用意しましょう。子猫の噛む癖が始まりそうだなと思ったら、子猫の横に置きます。ぬいぐるみのおもちゃを遊び相手にすることで、人間に噛み付くことが、徐々に減っていくでしょう。何か噛みたい時には、ぬいぐるみのおもちゃに噛み付くことを、学習させます。

絶対に人間の手で遊ばせない

子猫とじゃれあっているうちに、子猫の目の前に手をヒラヒラと出したり、手遊びをさせる飼い主の方がいらっしゃいます。これは今すぐ、やめるべき習慣です。

このような習慣を続けていると、子猫が人間の手を、遊び道具だと認識してしまいます。遊び道具だと認識してしまえば、子猫は遊びのつもりでガブリと噛み付いてしまうようになります。遊びの時間には、必ず猫用のおもちゃを使用して、遊んであげるようにしましょう。

猫に噛まれたら「痛い」と伝える

子猫に噛まれてしまうことが続くようであれば、人間は噛まれると痛いことを、声に出して子猫に伝えましょう。噛まれた直後に、落ちついた声のトーンで「痛い」「やめて」「いやだ」などと、子猫に向かって諭すように言います。このような言い聞かせを繰り返すことで、飼い主が嫌がっていることを子猫に認識させます。

噛まれた直後に言い聞かせなければ、子猫は噛むことを飼い主の嫌がっていると、認識することができません。落ちついた声のトーンで、根気づよく言い聞かせましょう。決して、子猫のことを怒鳴りつけたり、声を荒げてはいけません。

子猫の噛む癖の直し方

子猫の噛む癖が、飼い主への要求がきっかけとなっているのであれば、子猫の暮らしている場所の環境を見直しましょう。できることからひとつずつ対処して、猫の反応を伺ってみます。猫と人間にとって心地よい、お互いが共存しやすい生活環境を作りましょう。

ストレスの原因を解決する

キャットフード用の容器をひっくり返していたら、お腹が減っているサインと考えます。食事の量が、適切かを見直しましょう。すでに食事の量が適切であれば、食事の時間帯や回数を分けてあげることで対処します。

子猫がおもちゃを引っぱり出して、飼い主の近くまで持ってきていたら、もっと遊んで欲しいと考えているのでしょう。遊び好きな子猫のために時間をとって、猫用おもちゃで遊んであげましょう。

トイレの前を、行ったり来たりウロウロしていたら、トイレ掃除の要求とも考えられます。猫は、非常にきれい好きな動物です。子猫の中には、掃除が行き届いたトイレでないと、落ちついて用が足せないという子もいます。猫のトイレはいつでも清潔に保ってあげましょう。

子猫が噛むのはいつまでか

子猫の噛み付き癖は、いつ頃まで続くのでしょうか。猫は、およそ6ヶ月で繁殖能力を持ち、1年〜3年で成猫になると言われています。一般的には、成猫に近づくにつれて、噛み付くことは少なくなってくるでしょう。

子猫は大人へと成長するにつれて、次第に落ち着きを持った性格となります。それぞれに個体差はありますが、月齢を重ねるにつれて、やんちゃな性格は影を潜めて、落ちつきある大人の猫へと変化を見せます。

そのためには、子猫が噛み付く癖に対して、飼い主が適切に対応することが大切です。やんちゃな性格も、子猫の時ならではの可愛い部分だと受け入れて、おおらかに見守ってあげましょう。

愛猫と信頼関係を築こう

子猫の噛み付く癖が出やすい時期は、飼い主も戸惑ってしまい、つい、イライラしてしまうことがあるでしょう。しかし、その時期を、適切な対応で乗り切り愛情を注ぐことで、愛猫との信頼関係を築きあげることができます。愛猫とのかけがえのない生活は、あなたにとって大きな幸せをもたらすでしょう。

初回公開日:2017年10月31日

記載されている内容は2017年10月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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