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グレーの雑種は日本には少ない?雑種の種類とグレーの純血種の猫5選

更新日:2023年12月21日

キジトラや茶トラの雑種猫はよく見かけますが、グレーの雑種を見かけることは少ないです。グレーの雑種は日本では珍しいのでしょうか。ここではグレーをはじめとする雑種の種類とグレーの純血種についてご紹介しています。グレー猫の魅力を知ってお迎えしませんか?

グレーの雑種は日本には少ない?雑種の種類とグレーの純血種の猫5選

雑種の猫とは

雑種の猫と聞くとどんなイメージがありますか?野良猫、人懐っこい、丈夫など、人によって思い浮かべるイメージは異なるでしょう。

では雑種の猫と聞くとどんな種類の猫が思い浮かぶでしょうか。意外と思い浮かばないグレーの雑種。今回はそんなグレーの雑種、純血種の猫についてご紹介します。

定義

日本には雑種猫がたくさんいますが、そもそも雑種とはどんな意味なのでしょうか。

雑種とは「種類が入り混じる」という意味があります。つまり、雑種猫とはの名の通り2種類以上の品種を繁殖させることにより生まれた猫のことです。

多くの雑種は野良猫が自然交配することで誕生しますが、人間の手により意図的に作られた「ハーフ猫(異なる純血種を親に持つ)」、「ハイブリッド猫」として雑種と区別する場合もあります。

また、雑種というと野良猫のイメージが強いため、最近では雑種猫を「交配種(交雑種)」や「ミックス」と呼ぶことも多くなっています。

雑種猫の特徴3つ

雑種猫といえば、どんな特徴が思い浮かぶでしょうか。雑種猫はいろんな毛色や性格の子がいるため、思い浮かばない人もいるでしょう。

「雑種は純血種より丈夫」なんて話は聞いたことありませんか?これも雑種の一つの特徴です。他にも雑種の特徴はあります。

ここでは雑種の特徴3つをご紹介します。

雑種猫の特徴

  1. 日本で一番多い種類
  2. 短毛種が多い
  3. 純血種に比べて体が強い

雑種猫の特徴1:日本で一番多い種類

ペットショップに行けばいろんな純血種の猫がいますが、ペットショップよりも、町の野良猫の方が数が多いのは明らかですよね。そして、野良猫は当然自然交配もあるため雑種がほとんどです。

猫ブームもあり、最近では日本で猫を飼う人も増えてきていますが、それでも雑種は日本で一番多いのです。

どれくらいの割合かというと、一般社団法人日本ペットフード協会の調査「全国犬猫飼育実態調査」によれば、日本で飼育されている猫の実に約78%が雑種猫という結果が出ています。

雑種猫の特徴2:短毛種が多い

雑種と聞いて多くの人が思い浮かべるのが短毛種の猫でしょう。雑種は短毛種が多いです。これは、雑種に限った話ではありません。

その理由は遺伝子の関係にあります。遺伝子で優性遺伝子というものがあり、短毛がこれに当たります。そのため、長毛種より短毛種の割合が多くなるのです。

雑種猫の特徴3:純血種に比べて体が強い

雑種は、純血種に比べると体が強いです。この特徴は聞いたことある人が多いのではないでしょうか。

純血種の場合は、その品種を確立する過程で遺伝が近いもの同士を掛け合わせて作るため、ある性質が強まり、遺伝的欠陥が現れるリスクが増えます。

一方の雑種猫は、異なる遺伝子の掛け合わせで生まれるため、特定の遺伝的疾患を持ちにくく、結果病気にかかりにくくなるのです。

また、体が丈夫なことから、純血種よりも寿命が長く、20歳近く生きる雑種も珍しくありません。

グレーの雑種は珍しい?

いろんな雑種の野良猫を見かけますが、グレーの雑種はあまり見かけないのではないでしょうか。グレーの雑種は珍しく、見かけることは少ないです。その理由は遺伝子の関係にあります。

猫の毛色は遺伝子の優性、劣勢によって決まるのですが、グレーの場合、複数の劣勢の遺伝子を持つ必要があり、その確率は低めになります。そのため、グレーの雑種は黒猫や茶トラに比べるとかなり少ないです。
次のページ:雑種猫の種類8選

初回公開日:2019年08月27日

記載されている内容は2019年08月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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