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猫の瞳の色は何種類?目の色でわかる猫の特徴や変化を徹底解説!

更新日:2023年12月21日

グリーン、ヘーゼル、アンバー、カッパーなどから、希少なブルー、オッドアイ(ヘテロクロミア)、アルビノのレッドなど猫の瞳の色について解説します。また子猫特有の瞳の色であるキトンブルーや、の「スコティッシュフォールド」など3種の猫についてもご紹介します。

猫の瞳の色は何種類?目の色でわかる猫の特徴や変化を徹底解説!

猫の瞳の色は何種類あるのか?

綺麗な瞳の色が印象的な猫ですが、色の種類はいくつあるのでしょうか。

一般的に、ねこの目の色の種類はグリーン、ヘーゼル、アンバー、カッパーの4つに分けられます。

また、珍しい瞳の色として、ブルー、レッド(アルビノ)、オッドアイ(左右の目の色が違う)などがあり、特に珍しいとされるダイクロックアイは、一つの瞳の色が2色でくっきりと塗り分けられています。

一般的な猫の瞳の色と種類

猫の目の色の違いは、目の虹彩に含まれるメラニン色素の量によります。

瞳の色は、メラニンの量が少ない順に、グリーン、ヘーゼル(緑と黄色のグラデーション)、アンバー(黄・琥珀色)、カッパー(銅色・赤茶色)と濃い色になっていきます。

それでは、ひとつずつ色の特徴などをみていきましょう。

一般的な猫の瞳の色と種類1:グリーン

グリーンの目を持つ猫は、ヨーロッパなどを始めとする高緯度地域にルーツを持つことが多いと言われています。

グリーンアイをもつ猫の目にはメラニン色素の量が少なく、少ない日光量の下で生活してゆくのにより適応してきたと考えられています。

ロシアンブルーなどが緑の目の猫として有名です。

一般的な猫の瞳の色と種類2:ヘーゼル

ヘーゼルアイは、瞳孔(黒目)の周囲がグリーンで、外側に行くにしたがってイエローやブラウンへとグラデーション状に色が変化しています。

ヘーゼル色は比較的よくみられる瞳の色です。やはり洋猫に多いのですが、雑種の日本猫にも容易に見つけることができます。

一般的な猫の瞳の色と種類3:アンバー

黄色から茶色の単色の瞳はアンバー(琥珀)と呼ばれます。

黒猫には黄目が多いのですが、他の種類の猫にも多く見ることができる瞳の色です。

「黄色の目」とまとめると珍しくはないカラーなのですが、琥珀色の瞳や金色の目など、光の当たり方でも多彩な色を見せる、とても神秘的な目の色です。

一般的な猫の瞳の色と種類4:カッパー

カッパー(銅色)の目はメラニン色素を多くもっており、猫の目のなかでもっとも深い色をしています。

メラニン以外の色素も持っているのではといわれており、アジアなど暖かく日光量の多い地域に生息していた種類をルーツに持つことが多いと思われます。

深めのブラウン、赤茶などが主な色ですが、光の当たり方によっては濃いめの赤に見えることもあります。

珍しい猫の瞳の色と種類

この章では、少し珍しい3つの瞳の色についてみていきましょう。

レッド、ブルー、左右で目の色が違うオッドアイという種類をご紹介します。

色に関わらず猫の目は魅力的ですが、とくにこの3つの色は珍しく魅力的です。

珍しい猫の瞳の色と種類1:レッド

とても珍しい目の色で、色素を全く持たないアルビノの場合に瞳の色が赤となります。

アルビノのネコは目の虹彩に色素がないため、眼球の奥の血管が透けて赤く見えています。これは、白いうさぎの目の色が赤く見えるのと同じ理由です。

レッドの瞳の色は明るめの赤からグレーがかった薄い赤で、カッパーの深い赤とは全く別のものです。
次のページ:猫の種類でみる猫の瞳の特徴1:スコティッシュフォールド

初回公開日:2019年08月20日

記載されている内容は2019年08月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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