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特徴や価格は?シンガプーラに関する豆知識9|飼うために必要なもの

更新日:2023年12月25日

シンガポールで生まれた世界で有数小柄な猫種、シンガプーラはまだ日本では珍しく、価格は少々高めです。大きな目と耳を持ち、とても賢く人懐っこいシンガプーラを飼うためには、どのくらいの資金が必要なのか具体的な金額と共にご紹介します。

特徴や価格は?シンガプーラに関する豆知識9|飼うために必要なもの

シンガプーラとは?

公認されている猫の品種の中で、世界最小の猫がシンガプーラです。その歴史はまだ浅く、公認を受けてからまだ約40年ほどしか経っていません。

シンガプーラはとても希少な品種ですので、特徴や価格をご存じない方も多いのではないでしょうか。この記事ではシンガプーラについて詳しくご紹介していきます。

世界最小の猫と言われるシンガプーラ

猫の品種にも寄りますが、おおよそ平均して成体(生後12か月)の猫の平均体重は3.5~4.5kg程度です。ですが、シンガプーラは成体で約2kg程度にしかなりません。これは標準的な猫にとっては生後6か月程度の体重です。

特徴や価格は?シンガプーラに関する豆知識9

シンガプーラを飼ってみたいとお考えになった皆様は、まずどんな猫なのか、自分のライフスタイルに合っているのかが気になることでしょう。

重要なことはそれだけではなく、珍しい猫は高くて手が出せないのではないか、という疑問や不安です。

ここからはシンガプーラの歴史から生態、飼い方や価格を1つ1つご説明します。

特徴や価格は?シンガプーラに関する豆知識1:原産国

シンガプーラはその名が示すように、シンガポールが原産の猫です。原種なのか交雑種だったのかは意見が分かれていますが、シンガポールで発見されアメリカへ持ち込まれたという由来は間違いないでしょう。

育成され始めたのはアメリカですが、現在では日本でのブリーダーも数多く存在します。アメリカ産のシンガプーラは大きくなりやすい傾向にあり、4kg程度になる個体もいます。

特徴や価格は?シンガプーラに関する豆知識2:公認団体

猫の血統認定を行ってる公認団体は、大きなものでCFA、TICA、FIFe、GCCFなどがあります。シンガプーラは世界最大のキャットクラブであるCFAと、キャットショーの開催で知られるTICAに認定されています。

シンガプーラが発見されてから認定に至るまでは、わずか7年ほどでした。他の猫種では認定までに30年近くかかった品種もあり、シンガプーラはかなりの早さで認定を受けられたことになります。

特徴や価格は?シンガプーラに関する豆知識3:大きさ

シンガプーラの最大の特徴は、世界で有数小さい猫種だということです。成体になっても2kg前後にしかなりません。

またシンガプーラは他の猫種よりもやや成長が遅い傾向にあります。他の猫種は約12か月で成体となりますが、シンガプーラの場合は15か月~24か月かけてゆっくりと成長します。

特徴や価格は?シンガプーラに関する豆知識4:毛色や種類

シンガプーラの毛はティッキングと言って、根本から毛先へ段々色が濃くなる縞模様をしています。シンガプーラ以外では、アビシニアンやソマリなどが同じタイプの毛を持っています。

標準的なシンガプーラは頭部から背中、尾にかけては濃い焦げ茶色で、胸からお腹は明るいベーシュの毛をしています。

セピアアグーチ、セーブルなどの名称は、主に毛色の濃さによる小分類です。毛色の小分類は公式にはセピアアグーチしか認定されていませんが、小分類が変わることによる価格の変化はほぼ無いでしょう。

特徴や価格は?シンガプーラに関する豆知識5:目の色

シンガプーラに限らず、どの種類でも子猫は青い目の色をしています。シンガプーラの場合は成体になるにつれ、ヘーゼル、グリーン、イエローなどに目の色が変化していきます。

シンガプーラの目はアーモンド型をしていて大きく、黒いアイラインが引かれているように見えます。
次のページ:シンガプーラを飼うために必要なものと価格の目安5つ

初回公開日:2019年08月14日

記載されている内容は2019年08月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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