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愛犬の気持ちが知りたい人必見!仕草で分かる犬の気持ち15選

犬は仕草で気持ちを表す

犬と一緒に生活しているという人は多いです。

犬は言葉を話すことができませんが、行動や仕草などから犬の気持ちを知ることはできます。

そのため、飼い主は犬の気持ちを行動や仕草などから察してあげる必要があります。

仕草で分かる犬の気持ち15選

犬の気持ちは行動や仕草などから知ることができます。

飼い主は犬の感情や求めていることをなどを把握するためにも、どのような行動や仕草をしているときに、犬がどのような気持ちであるかわかるようにしておかないといけません。
仕草感情対処
あくび反省犬を怒ったりしない
お尻を向けて寝る信頼そっとしておく
お腹を見せるリラックスそっとしておく
じっと見てくる威嚇の場合もある犬から離れる
手をなめる要求要求の内容を判断する
しっぽをふる感情表現しっぽの振り方から感情を判断する
ため息をつくリラックスそっとしておく
伸びをするストレッチそっとしておく
前足をなめるストレスを感じているストレスの原因を取り除く
口をなめる挨拶ご飯を要求している場合もある
涙を流す体調不良の可能性がある病院へ行く
首をかしげる興味を持っている特に対処の必要なし
目をそらす敵意がないという意思表示無理に視線を合わせない
人に前足をのせる何かを要求している犬が求めていることを判断する
しっぽを後ろ足の間に巻き込む怯えている恐怖心を与えない

仕草で分かる犬の気持ち1:あくびをする

犬も眠くなるとあくびが出ます。しかし、犬の場合は眠気だけがあくびの原因にはなりません。そのため、犬が悪いことをしたときに、飼い主に怒られると、その最中にあくびをすることもあります。

怒られているときにあくびをすると、反省していないように思ってしまいますが、犬のあくびには自分の気持ちを落ち着けたり、飼い主に怒らないで欲しいという意思表示をしていることもあります。

もし、犬を怒っている最中にあくびをした場合には、十分に反省したという犬の気持ちを察してあげて、それ以上は怒らないようにしてあげましょう。

仕草で分かる犬の気持ち2:おしりを向けて寝る

犬がお尻を向けて寝たり、座ったりなどすると、飼い主は犬からそっぽを向かれていると思って寂しく感じてしまう人もいます。

しかし、犬にとってお尻を向けて寝たり、座ったりするということは、攻撃をされてもすぐに対応できない体勢になるということです。

そのため、お尻を向けて寝たり、座ったりなどするのは、飼い主を信頼しているという犬の気持ちの表れでもあります。

逆に、人が背中を見せてあげれば、犬に対して信頼しているということを伝えることができるので、犬と仲良くなりたいときに試してみると良いでしょう。

仕草で分かる犬の気持ち3:お腹を見せる

犬に関わらず、動物にとってお腹は弱点となります。そのため、犬も信頼できない人にお腹を触ったり、見せたりすることは嫌がり、安心できない場所ではお腹を隠すような姿勢になりやすいです。

そのため、もし飼い主にお腹を見せるような仕草をしたり、仰向けでお腹を出して寝ている場合には、背中やお尻を向けることと同様に、信頼をしているということになります。

また、飼い主が近くにいなくても、お腹を出して寝ている場合には、身の危険がない安全な場所ということで、犬は完全にリラックス状態となっています。

仕草で分かる犬の気持ち4:じっと見てくる

犬が飼い主をじっと見てくる際には、いくつかの理由が考えられます。1つは飼い主にご飯や遊び、散歩など何を要求することです。

この際は、ご飯の器や散歩用のリードを持ってきて、犬の気持ちと要求を伝えてくれることがあります。

また、犬が飼い主を見つめながら体を寄せてきたり、なめてきたりなどした場合には、愛情を伝えようとしています。

もし、飼い主を見つめて、威嚇をしていると敵意を持たれている可能性があります。まだ、犬と仲良くない場合には攻撃されないように注意しましょう。また、犬を怒らせたときも同様です。

仕草で分かる犬の気持ち5:手をなめてくる

犬と人が接するときには、主に手を使います。手を使って犬を撫でたり、ご飯をあげたり、散歩のリードを持ったりなど、犬とのスキンシップで非常に重要な役割をします。

犬もそのことを理解しています。そのため、犬が飼い主の手をなめることは、飼い主への愛情表現でもあります。また、撫でて欲しい、遊んで欲しいなどの犬の気持ちを伝えるために、手をなめることもあります。

仕草で分かる犬の気持ち6:しっぽをふる

犬がしっぽを振っているときは、喜んでいるときと思っている人もいますが、犬がしっぽを振れば必ず喜んでいるというわけではありません。

もし、しっぽがピンと立って、小刻みに振れている場合は、興奮して攻撃体勢に入っている可能性もあるので注意しましょう。もし、しっぽが普段よりも下がった状態で振れているときには、犬がストレスを感じている可能性もあります。

しっぽは犬の気持ちがわかりやすい部分ではありますが、必ずしっぽ以外の部分も確認して、犬の気持ちを判断するようにしましょう。

仕草で分かる犬の気持ち7:ため息をつく

人は不満があってストレスを感じたときや、疲れたときなどにため息をつきます。犬も同様で、ストレスや疲れを感じたときにため息をつくことがあります。しかし、犬の場合はこれら以外の場面でもため息をつくことがあります。

犬はリラックスをするときにもため息をつきます。そのため、ご飯を食べた後に横になったりするとよくため息をつくことがあります。

また、犬は嗅覚が優れているので、臭いから多くの情報を得ることができるので、ため息をつくことで、遠くの臭いを嗅ごうとしていることもあります。

仕草で分かる犬の気持ち8:伸びをする

人は同じ姿勢でいると、体に痛みを感じて、その痛みを緩和するために伸びをしてストレッチをします。犬も同様に、ストレッチを目的で伸びをすることがあります。

しかし、ストレッチ以外にも、威嚇をする際には体勢を低くするため、伸びに近い体勢となります。また、体勢が低くても、しっぽを大きく振っている場合には、遊んで欲しい、散歩に連れて行って欲しいなどの要求を表していることもあります。

仕草で分かる犬の気持ち9:前足をなめる

犬が前足をなめている場合には、退屈を感じていることがあります。そのため、単なる暇つぶしとして前足をなめていることもあります。

もし、近くに飼い主がいれば、前足をなめて退屈しているということをアピールしながら、じっと見つけてきて、かまって欲しいという気持ちを伝えてくることもあります。

ただし、犬が前足を過剰になめすぎて、毛が抜けてしまったり、皮膚が赤くなっている場合には、犬がストレスを溜めてしまっている可能性があるので、すぐにストレスの原因を取り除いてあげるようにしましょう。

仕草で分かる犬の気持ち10:口をなめる

犬は飼い主の顔や口元をなめることがあります。犬がよくなめてくることで、よくなついている、愛情表現をしてくれていると思う飼い主もいます。しかし、犬が顔をなめるのは挨拶行為です。

そのため、飼い主以外の人でも、何度か会っている人であれば危険がないと犬が判断して、挨拶として顔をなめに行くことがあります。ただし、犬が安心できる人と判断しなければ挨拶は行わないので、ある程度の信頼関係はあるということになります。

また、子犬が母犬にご飯をねだるときにも顔をなめます。その名残でお腹が空くと顔をなめる犬もいます。

仕草で分かる犬の気持ち11:涙を流す

犬も悲しいことがあると涙を流すことがあると言われています。しかし、犬の感情と涙の関連性はあまり詳しくはわかっていません。

また、ご飯がもらえると思ったのにもらえなかったときや、なかなか待ての状態を解いてもらえないなど、がっかりや我慢などのさせられたときなどにも涙目になる犬もいます。

他にも、犬の気持ちとは関係なく、単に目を保護するために必要な生理現象ということもあります。そのため、もし涙が異常に出る場合には健康状態に問題がある可能性もあります。

仕草で分かる犬の気持ち12:首をかしげる

飼い主が話しかけたり、おもちゃを取り出したりなどすると、首をかしげて、飼い主やおもちゃを見つめることがあります。このときの犬の気持ちは見ている物に興味を持った状態です。

犬は見たことのない物や、興味を持った物に対して、その物がどのような物であるか判断するためにできるだけ多くの情報を集めようとします。そのため、左右に首をかしげて、見る角度を変えてみたり、音の聞こえ方や音の聞こえる方向などに注意したりなどします。

仕草で分かる犬の気持ち13:目をそらす

動物にとって、ずっと目が合っている状態は喧嘩の合図となってしまうことがあります。しかし、飼い主と犬が目を合っても喧嘩にはならないことは犬も理解しています。

ですが、ずっと目が合っていることで犬はストレスを感じてしまうこともあります。そのため、目が合ってもストレスを避けたり、喧嘩する意思がないという犬の気持ちを伝えるために視線をそらすことがあります。

目をそらされると飼い主は犬からそっぽを向かれたと思ってしまうこともありますが、犬にとっては敵意がないという犬の気持ちを表してくれています。

仕草で分かる犬の気持ち14:人に前足をのせる

飼い主に前足をのせてくるのは、かまって欲しい、ご飯が欲しい、散歩に行きたいなどの要求をしています。

犬は目で要求を訴えてきたりすることもありますが、飼い主がテレビを観たり、スマホを触っていたりなどすると、犬の視線に気がついてもらえないこともあります。そのため、前足などで軽く飼い主に触れて気がついてもらおうとします。

仕草で分かる犬の気持ち15:しっぽを後ろ足の間に巻き込む

犬が悪いことをして叱ったりすると、しっぽを後ろ足に巻き込むような仕草をすることがあります。このときの犬の気持ちは反省を表しています。また、飼い主に対して服従の気持ちを表していることもあります。

もし、犬を叱って、しっぽを後ろ足に巻き込むような仕草が見られたときは、飼い主に服従の気持ちを伝えるほど怯えているという可能性もあるので、少し怒りすぎていることもあります。

叱ることも必要な場合もありますが、仕草から犬の気持ちを判断して、反省しているようであれば、必要以上に怒ることはやめてあげましょう。

カーミングシグナルとは?

楽しそうに遊んでいた犬が急におとなしくなって、座り込んだり、伏せたりなどすることがあります。

これをカーミングシグナルと言って、犬が気持ちを落ち着かせたり、相手に落ち着いて欲しいときなどに行う意思表示の1つです。

カーミングシグナルの重要性

楽しそうに遊んでいた犬が、急におとなしくなって、飼い主を驚ろかせたり、犬の気持ちが読み取れなくなってしまうことがあります。これはカーミングシグナルで自分や相手の気持ちを落ち着かせるための行動です。

カーミングシグナルは生まれつきの本能で行う犬もいれば、人と生活をしたり、他の犬と接したりするなどするうちに行うようになることもあります。

カーミングシグナルがうまく行えないと、状況に合わせて興奮状態を沈めることができないため、人や他の犬とのコミュニケーションの失敗の原因となってしまうことがあります。

カーミングシグナルでよくある仕草

先に述べた通り、カーミングシグナルでは座ったり、伏せたりなどの方法で犬は気持ちを落ち着かせます。他にもカーミングシグナルで行う仕草はいくつかあります。

カーミングシグナルは犬自身の気持ちを落ち着かせる場合もありますが、過剰なスキンシップで飼い主の方に落ち着いて欲しいというときにも行われることもあります。

そのため、犬の気持ちを理解するためにも、カーミングシグナルを把握してあげる必要があります。また、カーミングシグナルを見逃さないようにして、犬の気持ちに合わせた行動を取ってあげる必要もあります。
カーミングシグナルの例
  • あくび
  • 目線を外す
  • 地面の臭いを嗅ぐ
  • 座る
  • 伏せる
  • ゆっくり動く

仕草から愛犬の気持ちを的確に読み取ろう

犬は言葉を話すことができません。しかし、犬はいろいろな仕草で飼い主に気持ちを伝えてくれます。そのため、飼い主は犬の気持ちを仕草などから察知して、対応してあげる必要があります。

一緒に生活をする犬のためにも、ストレスを与えないために、犬の気持ちを的確に読み取って、正しい接し方をしてあげるようにしましょう。
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