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犬が喜ぶ撫で方を紹介!リラックスできる部位と嫌がる撫で方

犬が喜ぶ撫で方を知っておく必要性

愛犬とのスキンシップは飼い主さんにとって至福の時間であると同時に、犬にとっても必要不可欠なことでもあります。

ここではまず、犬が喜ぶ撫で方を知っておく必要性についてチェックしておきましょう。

犬が喜ぶ撫で方を知っておく必要性1:愛犬がリラックスできる

犬が喜ぶ撫で方を知っておく必要性としてまずご紹介したいのが、愛犬をリラックスさせることができるからということです。

犬の気持ちいところやツボを知り、それらをマッサージするように撫でてあげれば犬はストレスや緊張から解放され、リラックスして幸福感を得ることができます。

飼い主さんが犬の喜ぶ撫で方を知っていれば、それだけで愛犬にもっと幸福感と安心感を与えることができるでしょう。

動物病院など犬の緊張する場所に連れて行った時でも、気持ちよい撫で方を心得ていれば、愛犬の不安をうまく和らげてあげられるはずです。

犬が喜ぶ撫で方を知っておく必要性2:健康チェックができる

健康チェックができるというのも、犬が喜ぶ撫で方を知っておく必要性のひとつに数えられるでしょう。

普段から犬がうっとりするような撫で方をしてあげれば、犬は飼い主さんに触られても嫌がることはなくなるため、スキンシップを兼ねながら体に異常はないかのチェックができます。

たとえば毎日スキンシップをしているなかで、小さな傷やしこりなどに気づき、その状態が悪化する前の早い段階で動物病院に愛犬を連れて行くことが可能です。

つまり、病気を未然に防いだり悪化を防ぐことができるというのも、犬の喜ぶ撫で方をマスターしておくことの効能だと言えるでしょう。

犬が喜ぶ撫で方を知っておく必要性3:愛情表現ができる

犬が喜ぶ撫で方を知っておく必要性のひとつとして、愛情表現ができるということも含まれます。

大好きな飼い主さんにたくさん撫でられたいと思っている犬がほとんどですので、喜ぶ撫で方をマスターして犬にスキンシップをすることで、犬に「大好きだよ」「あなたのことが本当に大切だよ」という愛情をきちんと伝えることができるでしょう。

飼い主さんに愛されていることを日々のスキンシップを通して実感することで、犬は心身ともによりよい状態になれます。

犬を撫でるときの注意点

犬との距離をもっと縮めて愛情や絆を育むためには、正しい撫で方を知っておかなければなりません。

ここからは犬の撫で方で注意したいポイントをピックアップしてご紹介していきますので、ぜひ以下を参考にしながら正しい撫で方をマスターしましょう。
犬を撫でるときの注意点
  • 寝ている時は睡眠の邪魔をしない程度で控えめに撫でる
  • ご飯を食べている時は撫でないようにする
  • おもちゃで遊んでいる時は顔回りを撫でない
  • 甘えてきた時は思いっきり撫でてあげる

犬を撫でるときの注意点1:寝ているとき

犬の撫で方の注意点としてまずご紹介したいのが、寝ている時にはあまり撫でないように心がけるということです。

添い寝をしながら犬がうとうとしている状態で優しく頭などを撫でてあげる分には問題ありませんが、犬がひとりで気持ちよさそうに寝ているところを「可愛いから」と言って撫でてしまうと、睡眠の邪魔をしてしまうことになります。

睡眠中に何度も人から触られると、犬は人に対する苦手意識を持ってしまいかねません。寝ている時はそっとしておきましょう。

犬を撫でるときの注意点2:ご飯を食べているとき

寝ている時だけでなく、ご飯を食べている時も犬を撫でるのは控えるというのも犬の撫で方の注意点のひとつです。

私たち人間が食事中に髪の毛や体を触られると嫌なように、犬も食事中に人に撫でられると不快に感じるからです。

よっぽど飼い主さんとの信頼関係ができていないかぎり、食事中に撫でられると犬は「ご飯を食べたいのに邪魔をされている」と感じてしまうでしょう。

犬を撫でたいからと言って犬の都合を無視して一方的に自分の気持ちを押し付けるのではなく、犬の気持ちを考慮した撫で方をしたいものです。

犬を撫でるときの注意点3:おもちゃで遊んでいるとき

犬を撫でるときの注意点のひとつとして、おもちゃで遊んでいる時は口回りはあまり撫でないようにするということも挙げられるでしょう。

まだしつけが完了していない子犬などの場合、おもちゃで遊んで興奮している時に撫でようとして口元に手をやると「おもちゃを取られる」と警戒してうなったり、最悪の場合にはこちらに噛みついてしまう可能性もあります。

おもちゃで遊んでいる時には頭や背中など、犬に警戒されない場所を撫でるようにしましょう。

また、上から手を持っていくと犬に警戒されてしまうので、横や下から手をゆっくり近づけるのが正しい撫で方です。

犬を撫でるときの注意点4:甘えてきたとき

甘えてきた時には思いっきり撫でてあげるというのも、犬を撫でる時の注意点のひとつに数えられるでしょう。

犬が甘えてきた時は飼い主さんに「撫でてもらいたい」「構ってもらいたい」という気持ちでいっぱいなので、優しい撫で方で犬の気持ちに応えてあげるのがベストです。

ただし、犬が甘えてきたからと言って際限なく撫でたり構ってしまうと、いつの間にか犬は「飼い主さんは自分の言うことを何でも聞く」と勘違いして主従が逆転してしまうこともあります。

甘えてきた時には撫でて愛情を注いであげることが大切ですが、あくまで飼い主さんがリードする形でスキンシップを行いましょう。

犬がリラックスできる撫で方

では、どうすれば犬にとってリラックスできる撫で方をマスターできるのでしょうか?

ここからは犬がリラックスできる撫で方について解説していきますので、愛犬の気持ちいい場所を把握した上でトライしてみてください。
犬がリラックスできる撫で方
  • 顎の下や首回りを撫でて凝りや緊張をほぐす
  • お腹を優しく撫でて信頼度をアップ
  • 耳の付け根をマッサージする
  • 眠そうなときには眉間やこめかみを優しく撫でる
  • 後ろ足の付け根を撫でると喜ぶ

犬がリラックスできる撫で方1:凝りや緊張がほぐれる顎の下や首回り

犬がリラックスできる撫で方としてまずご紹介したいのが、顎の下や首回りを優しくマッサージするようにして撫でてあげるということです。

犬にとって顎下や首回りは撫でられて気持ちい場所のひとつであり、優しく触られると凝りや緊張感がほぐれるベストポイントでもあります。

犬が緊張している時や不安を感じている時には、この部位を中心に撫でてあげるとよいでしょう。

犬がリラックスできる撫で方2:犬がお腹を見せるのは信頼の証

お腹を見せてくれたならば優しくなでなでするというのも、犬がリラックスできる撫で方のひとつとして挙げられるでしょう。

犬にとってお腹は急所であり、本当に信頼した人にしか無防備に見せることはありません。

ゴロンと寝転がってお腹を見せてくれたならば、犬から信頼や愛情を向けられている証拠だと言えるでしょう。

その気持ちに応えてあげるべく、手のひらや指先を使って優しく撫でるようにしてお腹を触ってあげてみてください。

犬がリラックスできる撫で方3:耳の付け根も犬の気持ちいいところ

犬がリラックスできる撫で方のひとつとして、耳に付け根をマッサージするということも挙げられます。

犬にとって耳の付け根も触られて気持ちの良い部分であり、なおかつ自分では上手く触ることができない場所でもあるので、飼い主さんからマッサージされるようにして撫でられるととても気持ちよさそうな表情を見せてくれます。

耳の付け根の極上の撫で方について学べる参考動画もご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

犬がリラックスできる撫で方4:眉間やこめかみは眠くなるツボ

犬が眠たそうにしていたら眉間やこめかみをマッサージするようにして触ってあげるというのも、犬がリラックスできる撫で方のひとつです。

眉間やこめかみは犬が自分で上手く触ることができない場所であり、なおかつ触られてうっとりと気持ちよく感じる場所ですので、添い寝をした時などに優しく撫でてみてください。

これらの場所を優しく撫でられると犬は気持ちよさのあまりうとうとして、可愛らしい寝顔を見せてくれることでしょう。

犬がリラックスできる撫で方5:後ろ足の付け根も喜ぶ場所のひとつ

犬がリラックスできる撫で方のひとつとして忘れてはならないのが、後ろ足の付け根です。

犬は運動を多くするため後ろ足の付け根の筋肉が凝りやすいため、マッサージするようにして撫でてあげると気持ちよさそうにしてくれます。

散歩から終わった後など、犬がたくさん歩いた時には後ろ足の付け根を撫でて喜ばせてあげましょう。

犬が嫌がる撫で方

犬をただ撫でれば喜ぶ訳ではありません。犬も嫌がる撫で方と言うものがあります。

例えば「肉球や足先を触る」「お尻や尻尾を撫でまわす」「嫌がっているのに無理やり撫でる」などは、人間で言うところの「足先を触る」や「無理やり触られる」に値します。

それでは、もう少し詳しく見ていきましょう。
犬が嫌がる撫で方
  • 肉球や足先を無遠慮に触る
  • おしりや尻尾を撫でまわす
  • 嫌がっているのに無理やり撫でようとする

犬が嫌がる撫で方1:肉球や足先は犬のツボではない

犬が嫌がる撫で方としてまず挙げられるのが、肉球や足先を触られるということです。

肉球や足先は犬にとって触られて気持ちよい場所ではなく、とりわけ警戒心の強い犬は足先をむやみやたらに触られるのを嫌がります。

肉球を触って気持ちいいのは私たち人間であって、犬からするとさほど気持ちよくなく、むしろ違和感を覚えることも多いことを知っておきましょう。

犬が嫌がる撫で方2:犬のおしり周りやしっぽは触らない

お尻回りやしっぽを触るというのも、犬が嫌がる撫で方のひとつに数えられるでしょう。

猫はお尻をポンポンと軽く叩かれると気持ちよくて喜びますが、反対に犬の尻尾には神経が集中しているため、尻尾やお尻回りを撫でられると嫌がることも少なくありません。

犬との信頼関係が十分でない場合には、これらの部位を撫でると犬は怒ってしまうこともあります。

犬が嫌がる撫で方3:触らせてくれるからといってむやみに撫でない

犬が嫌がる撫で方のひとつとして、触らせてくれるからといってむやみに撫でないということも含まれます。

従順な犬はたとえ嫌だと感じていても人から触られることを我慢し、ストレスを蓄積してしまいます。

犬にとって気持ちいい場所だけを撫でて、肉球や足先など嫌がる場所は撫でないような配慮が必要です。

撫でるのをおねだりされた際の対処法

犬は甘えん坊な性格をしており、飼い主さんに撫でられたいとおねだりしてくることもよくあります。

ここからは犬に撫でることをおねだりされた時の対処法についてご紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください。

なんでもいうことをきかない

まず注意したいのが、なんでもかんでも犬のおねだりを聞き入れないということです。

もちろん犬のおねだりに応えるのもOKですが、飼い主さんが忙しい時はおねだりに応じず、自分のことを優先させたほうがよいでしょう。

常に犬のおねだりに応じてしまうと、犬は自分のほうが飼い主さんよりもえらいと勘違いしてしまうからです。

リーダーとしての威厳をみせる

犬に「自分が飼い主さんよりも上の立場にいる」と勘違いさせないためにも、時にリーダーとしての威厳を見せることも大切です。

犬からおねだりされて撫でるというパターンばかりではなく、飼い主さんからスキンシップを始めるようにすれば、犬と主従逆転をすることを防ぐことができるでしょう。

飼い主手動で止め時を決める

飼い主さん主導で撫でるのを辞めるというのも、犬になでなでをおねだりされたときに実践したいポイントのひとつです。

犬ファーストでスキンシップを始めて終わると、犬は全てのリーダーシップが自分にあると誤解してしまうことがあるので、飼い主さんに決定権があることを教える必要があります。

犬が好きな撫で方を知って愛情をたくさん注いであげよう

今回は犬が喜ぶ撫で方や嫌がる撫で方などについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

犬が気持ちよく感じる場所やリラックスできる撫で方をマスターして犬の喜ぶスキンシップを取ることで、犬にたくさんの愛情を注いであげましょう。

スキンシップを通じて、犬との信頼関係と絆をもっと深めることができるはずです。
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