犬がしっぽを振るときの理由

犬は、しっぽを振って色々な気持ちや感情を伝えています。そして尻尾の振り方には、色々な特徴があります。
愛犬が嬉しそうにしっぽふりふりをしていたら、自分も幸せな気持ちになれます。逆に下がりっぱなしだったりだと心配になります。
愛犬が嬉しそうにしっぽふりふりをしていたら、自分も幸せな気持ちになれます。逆に下がりっぱなしだったりだと心配になります。
犬がしっぽを振る理由
- 安心している
- 喜んでいる
- 興奮している
- 防寒対策
犬がしっぽを振る理由1:安心している
犬が、家の中や犬が普段落ち着ける場所にあるゲージや犬小屋で、飼い主とスキンシップをとったり、飼い主に優しい視線で見つめられると犬たちも幸せな気持ちで安心します。
ゲージや犬小屋でなくとも飼い主と一緒に出かけた時でもゆったりとした場所や自然溢れた場所など人と同じようにゆったりとした気持ちになります。
そうした穏やかな気持ちで、安心している時には、しっぽをゆっくりと振っています。表情も穏やかな顔をしています。
ゲージや犬小屋でなくとも飼い主と一緒に出かけた時でもゆったりとした場所や自然溢れた場所など人と同じようにゆったりとした気持ちになります。
そうした穏やかな気持ちで、安心している時には、しっぽをゆっくりと振っています。表情も穏やかな顔をしています。
犬がしっぽを振る理由2:喜んでいる
安心している時の幸福度は高いですが、もっと幸福度を高く感じる嬉しい時は、しっぽがちぎれるくらい激しく振り、嬉しさを全身で表しています。
例えば、待ちに待った夕食の時間に食事をもらう時、また、飼い主さんが仕事から家に帰ってきた時など、愛犬は全身で喜びを示しながら「しっぽ」は、激しくて振らないではいられません。表情も笑っているように見えます。
例えば、待ちに待った夕食の時間に食事をもらう時、また、飼い主さんが仕事から家に帰ってきた時など、愛犬は全身で喜びを示しながら「しっぽ」は、激しくて振らないではいられません。表情も笑っているように見えます。
犬がしっぽを振る理由3:興奮している
人や他の犬などに対して、警戒心を持って向かっている時、しっぽを高い位置でゆっくりと振り、攻撃されたら反撃できるよう、内心興奮状態にあります。犬の気持ちは、不安や警戒心でこころ穏やかな状況です。
犬がしっぽを振る理由4:防寒対策
寒い地域を原産とする犬種は、寒いときにフワフワのしっぽに顔を埋め、鼻が凍りつくのを防いだり、防寒対策にしっぽを使っています。しっぽに体を丸め込み、毛布代わりに寒さをしのぐ使い方をする犬もいます。
フサフサのしっぽは、振ることによって、体に溜まった熱を放出させたり、逆に寒さに対する防寒着としての役割や体が冷えすぎないための役割を果たしています。
フサフサのしっぽは、振ることによって、体に溜まった熱を放出させたり、逆に寒さに対する防寒着としての役割や体が冷えすぎないための役割を果たしています。
犬がしっぽを振らないとき
犬は、しっぽを振ることで感情や気持ちを表しています。しかししっぽを振らないでいる時も色々な感情や気持ちを表しています。
しっぽは振らないが、親愛の情や親しみを込めた行動もあります。人間と同じように犬もそれぞれの犬で感情の表し方の違いもあります。
しっぽは振らないが、親愛の情や親しみを込めた行動もあります。人間と同じように犬もそれぞれの犬で感情の表し方の違いもあります。
犬がしっぽを振らないとき
- 好感度とは関係がない
- 日本犬は振り方が控えめ
- 犬の性格によるもの
- 筋力の低下
- しっぽ以外で感情表現している
好感度とは関係がない
お父さんが、仕事から帰ってきた時は、大きく小刻みにしっぽを振るのに、子供が帰ってきた時には、しっぽは嬉しそうに振らないで飛びついて行く。
犬は、お父さんも子供も大好きだけどそれぞれ愛情表現が違います。
「お父さん、1日寂しかったよ、ずっと待ってたよ」お父さんには、そんな感じの愛情表現です。子供に対しては、「早く遊ぼう」それぞれの家族に応じた愛情表現をしています。
しっぽを振らないことが必ずしも愛情や好感度に違いがあるという理由ではありません。
犬は、お父さんも子供も大好きだけどそれぞれ愛情表現が違います。
「お父さん、1日寂しかったよ、ずっと待ってたよ」お父さんには、そんな感じの愛情表現です。子供に対しては、「早く遊ぼう」それぞれの家族に応じた愛情表現をしています。
しっぽを振らないことが必ずしも愛情や好感度に違いがあるという理由ではありません。
日本犬は振り方が控えめ
犬種にも特徴があるように、日本犬は狩猟に飼育されていたことから、感情をあまり人間に対して出さなくなったと言われており、外来品種に比べてしっぽをあまり振らない犬もいるそうです。
日本犬は、しっぽが、上向きで丸まった状態が自然体の犬種が多く、しっぽを振らない控えめな犬種が多いそうです。
日本犬は、しっぽが、上向きで丸まった状態が自然体の犬種が多く、しっぽを振らない控えめな犬種が多いそうです。
犬の性格によるもの
大まかな性格は、犬種によってもあります。
警戒心が強く、見知らぬ人には心を開かないが、一度主従関係ができると一生忠実な犬種。生来、明るく社交的な性格が多い犬種、生来、好奇心旺盛な性格などです。
警戒心が強く、見知らぬ人には心を開かないが、一度主従関係ができると一生忠実な犬種。生来、明るく社交的な性格が多い犬種、生来、好奇心旺盛な性格などです。
筋力の低下
犬種によって、足が長かったり、短かったりしますから、しっぽの付いている高さが違います。
またしっぽ自体の長い犬種もあれば、短いもがもあったり、もともと上に向かっているしっぽ、垂れ下がったしっぽ、犬種や大きさ年齢によっても同じ感情でもしっぽの振り方が変わってきます。
人間とおなじように年をとってくる、筋力も落ちてきます。老犬になると筋力の低下からしっぽの振り方にも力が弱くなってきます。振らない時でも喜んでいることもあります。
またしっぽ自体の長い犬種もあれば、短いもがもあったり、もともと上に向かっているしっぽ、垂れ下がったしっぽ、犬種や大きさ年齢によっても同じ感情でもしっぽの振り方が変わってきます。
人間とおなじように年をとってくる、筋力も落ちてきます。老犬になると筋力の低下からしっぽの振り方にも力が弱くなってきます。振らない時でも喜んでいることもあります。
しっぽ以外で感情表現している
犬はしっぽを振って、嬉しさや喜び、恐れや警戒心など気持ちの興奮状態が現れています。しっぽの振り方以外でも例えば、吠え方でも違いがあります。
敵意を示す時には激しく攻撃的な吠え方、おやつやご飯をおねだりするような甘えた泣声だったり、悲しい時には悲しそうな泣声も出します。
その犬が人間や違う犬へ対してとる距離によっても警戒心や親密度の感じ方が違います。
しっぽ以外での感情表現を、親愛の情で体を擦り寄せて表したり、吠え方だったり、人間の顔を見つめてきたり、無防備な体をあらわにしたりして伝えています。
敵意を示す時には激しく攻撃的な吠え方、おやつやご飯をおねだりするような甘えた泣声だったり、悲しい時には悲しそうな泣声も出します。
その犬が人間や違う犬へ対してとる距離によっても警戒心や親密度の感じ方が違います。
しっぽ以外での感情表現を、親愛の情で体を擦り寄せて表したり、吠え方だったり、人間の顔を見つめてきたり、無防備な体をあらわにしたりして伝えています。
しっぽを振らない犬の感情がわかる!愛情表現5選
犬はしっぽを振ることで色々な気持ちや感情を表していますが、しっぽを振らない時があったり、その犬の性格で他の方法で色々な意思表示や気持ち、感情を表していることがあります。
知っている人に距離が少し離れてしっぽを振っている犬が、飼い主には抱きついてしっぽを振っていることもあります。
しっぽの振り方だけでは、犬の気持ちや愛情の程度の差がわかりにくいこともあります。そばに寄って来て体をすり寄せ、飼い主には無防備な体勢で体を預け気持ちや思いを伝えています。
知っている人に距離が少し離れてしっぽを振っている犬が、飼い主には抱きついてしっぽを振っていることもあります。
しっぽの振り方だけでは、犬の気持ちや愛情の程度の差がわかりにくいこともあります。そばに寄って来て体をすり寄せ、飼い主には無防備な体勢で体を預け気持ちや思いを伝えています。
1:一緒に寝る
犬が家の中などで、人にくっついて来て体を摺り寄せてきたり、そのままごろんと寝たりすることがあります。犬は、その人に好意をもっており、安心して体を休ませリラックスしています。
気持ちだけでなく体の緊張もとれています。眠たくなったら体を摺り寄せ一緒に寝ます。こうした時、しっぽは振らないです。
安全な室内で飼われている犬の場合だと、本当に眠たいと家の中の暗い、静かなお気に入りの場所で寝ることもあります。しっぽは振らないですが犬にとっては、至福のひと時です。
気持ちだけでなく体の緊張もとれています。眠たくなったら体を摺り寄せ一緒に寝ます。こうした時、しっぽは振らないです。
安全な室内で飼われている犬の場合だと、本当に眠たいと家の中の暗い、静かなお気に入りの場所で寝ることもあります。しっぽは振らないですが犬にとっては、至福のひと時です。
2:前足でおねだり
飼い主の体に、前足を出して「おいでおいで」の感じで、前足でおねだりすることもあります。
これは、子犬が母犬に乳をねだる時にする行動だと言われており、その名残で、犬は、飼い主に「遊んで」だったり「ちょっとかまってよ」と伝えています。
犬にもよりますが、しっぽを振りながらこうした前足を使うこともあれば、しっぽを振らないでおねだりもします。
これは、子犬が母犬に乳をねだる時にする行動だと言われており、その名残で、犬は、飼い主に「遊んで」だったり「ちょっとかまってよ」と伝えています。
犬にもよりますが、しっぽを振りながらこうした前足を使うこともあれば、しっぽを振らないでおねだりもします。
3:顔を見てくる
犬は、人間の表情や行動から、その人の感情を読み取ろうとしています。
犬は、とても賢く飼い主の気持ちをくみ取り、人が悲しそうな時にはそっと静かにしたり、嬉しそうな時には、犬も幸福な気持ちになります。
犬は、とても賢く飼い主の気持ちをくみ取り、人が悲しそうな時にはそっと静かにしたり、嬉しそうな時には、犬も幸福な気持ちになります。
4:ゴロンと仰向けになる
犬が人の近くで、ゴロンとお腹を見せて仰向けになる。
犬にとってお腹は、急所ですから、本当にこの人は大丈夫・安心できると感じている時にそうした寝方やじゃれ方をします。しっぽは振らないです。
犬を飼っている人は、自分の飼っている犬の見慣れた姿と言う人も多いとはずです。信頼関係のある証拠と言えます。
犬にとってお腹は、急所ですから、本当にこの人は大丈夫・安心できると感じている時にそうした寝方やじゃれ方をします。しっぽは振らないです。
犬を飼っている人は、自分の飼っている犬の見慣れた姿と言う人も多いとはずです。信頼関係のある証拠と言えます。
5:お尻や背中をくっつけてくる
人と一緒に寝たり、ゴロンと仰向けで人にお腹を見せる時と同じく、お尻や背中を摺り寄せて来る時もかまって欲しい時の気持ちの表し方です。ここでもしっぽは振らないです。
体をすり寄せることは、眠たいよ、お腹がすいたよ、寒いよ、など自分にもっとかまって欲しいことをアピールしています。
犬が伝えようとしている気持ちは、前後の行動を見れば、自然とわかってくるようになります。
体をすり寄せることは、眠たいよ、お腹がすいたよ、寒いよ、など自分にもっとかまって欲しいことをアピールしています。
犬が伝えようとしている気持ちは、前後の行動を見れば、自然とわかってくるようになります。
犬がしっぽを振らないからといって嫌われているわけではない
犬は、飼い主の目を見て飼い主の感情を読み取りながら、しっぽを振って喜びを表したり、体を摺り寄せてきて、親愛の情を示したり、前足を使って遊びの誘いをしたり、時には走り回ったりして、しっぽを振らないで色々な感情を人に伝えています。
犬によって、その気持ちの表し方も違いますし、行動も違います。
「しっぽを振っている」=「喜んでいる」ではない、逆に「しっぽを振らない」=「嫌われている」でもなくしっぽだけでなく飼い主への愛情を色々な行動で示しています。
犬たちのしっぽを振らない豊かな感情表現を観察して下さい。
犬によって、その気持ちの表し方も違いますし、行動も違います。
「しっぽを振っている」=「喜んでいる」ではない、逆に「しっぽを振らない」=「嫌われている」でもなくしっぽだけでなく飼い主への愛情を色々な行動で示しています。
犬たちのしっぽを振らない豊かな感情表現を観察して下さい。