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犬が顔をかくのはなぜ?かゆいからではない場合も!犬の心理を紹介

犬が顔をかく時の理由はかゆいからだけじゃない

犬が顔かく姿を見たことはあるでしょうか。犬が顔をかいているときは、痒いからではない場合があります。

もちろん痒くてかいていることもゼロではありませんが、その他の状況も十分に考えられます。

どうして犬が顔をかいているのかを知ることで、犬との信頼関係や犬の生態を知ることができます。

愛犬が快適に過ごせるためにも、愛犬の心理を知ることは大切です。犬の場合、人間と行動が同じであっても、心理が違うことがあることを知っておきましょう。

犬が前足で顔をかく主な理由

日本ではペットいえば、猫やハムスター、ウサギなどがありますが、その中でも犬がです。

犬派か猫派かという話題もよく耳にすることがあります。そんな犬の行動で心理が読めることをご存知でしょうか。

猫みたいに前足で顔をかく姿はとてもかわいらしいですが、大きな理由としては3つあります。

犬が顔をかくときは痒い時もありますが、その他の心理についてご紹介しますので、ぜひともご参考にしてください。
犬が前足で顔をかく主な理由
  1. 湿度が高いから
  2. 眠いから
  3. かまって欲しいから

理由1:湿度が高いから

前足で顔をかく犬は、湿度が高く顔が気持ち悪いと感じていることがあります。湿度が高いと蒸し暑さが伝わってくることは犬も同じです。

顔をかく姿はとてもかわいいですが、犬にとっては快適じゃない状態である可能性があります。

犬は汗をほとんどかかないので、湿度調節は万全にしてあげましょう。

理由2:眠いから

犬が前足で顔をかくときは眠いときがあります。人間と同じで、眠いときに目をこするように犬も顔をかくことがあります。

しかし、後ろ足でかくことは少なく、前足を使うところがポイントです。ペットの犬の場合、1日の大半を寝て過ごす犬も少なくはなく、眠くなると顔をかいたあとにすぐに眠り始めることが多いです。

犬が人前で眠りにつくことは心を許している証拠なので、起こさずにそっと寝かせてあげるとよいでしょう。

理由3:かまって欲しいから

犬は甘えたりかまってほしいときにも、自分の前足で顔をかくことがあります。顔をかくというとぽりぽりやがりがりという印象が強いですが、実際には顔を撫でているような仕草になります。

耳の部分や目や口元などを撫でているときは、寂しい気持ちになっていることがあるので、撫でてあげたりかまってあげるととても喜びます。

犬は猫と違って人懐っこい性格なので、かまってほしがる犬はとても多いです。日頃からよく遊んであげるとよいでしょう。

犬が後ろ足で顔をかく主な理由

犬が後ろ足で顔をかくときは、前足と違って嬉しいときが多いです。同じ仕草であっても前足と後ろ足では感情が大きく異なります。

そのため、後ろ足で顔をかくことが多い犬は満足度が高いということになります。もちろんただ、痒くて後ろ足を使ってかいていることもありますが、一度注意深く犬を観察してみましょう。
犬が後ろ足で顔をかく主な理由
  1. 感謝している
  2. 満足している

理由1:感謝している

犬が後ろ足で顔をかくときは、飼い主に感謝していることがあります。

後ろ足で顔をかくときの犬の気持ちは、嬉しかったり楽しかったという気持ちを抱いている可能性が高いです。

お散歩のあとや、一緒に遊んだあとにすることが多い仕草の1つです。

理由2:満足している

犬は満足しているときにも後ろ足で顔をかくときがあります。満足度やどういったことで満足するかは犬の正確にもよって異なります。

ペットが好きな玩具や好きな食べ物などを把握していると、後ろ足で顔をかくことが多くなる可能性が高いです。

撫でてあげたり甘えさせてあげることで満足度が高まるわんちゃんもいます。

犬が顔をかく時の対処方法

犬が満足してくれるようにするには、犬の心理を理解することが必要です。

犬の心理を理解できれば対処法もみつかりますので、すぐに実践してみましょう。

犬が悪いことをしたり、吠えたりするとすぐに叱ってしまう飼い主さんも多いですが、叱らずにしつけることが大切です。飼い主さんの気持ちを犬が理解するように対処することがポイントです。

犬が顔を掻くことで口の周りが赤いと思ったりしたら、犬の気持ちを理解して頬を掻くことをやめさせる対処を取りましょう。

犬が顔をかく時の対処方法1:犬の心理を理解してやって欲しいことをやってあげる

犬と飼い主さんの気持ちがお互いに理解できなければ、犬も満足することは難しいです。

まずは、飼い主さんが犬の心理を理解して、犬が求めていることをやってあげることで、お互いに信頼関係を築く第一歩になることが多いです。

犬は話さないため、気持ちを理解することが難しいときは、犬が嫌がることは絶対にしないことが重要です。

そして、観察することや、接する時間を増やすことで次第に心理がみえてくるでしょう。また、顔が気持ち悪いのであれば、犬が顔を洗うことができる桶などを用意してあげましょう。

犬が顔をかく時の対処方法2:叱らない

犬が顔をかく仕草や吠えたり、悪いことをしても叱ってはいけません。

叱ることでしつけにはならず、犬がしてはいけない、したくないと思われることがしつけです。叱るだけでは、時には、大きな声が楽しい、遊んでもらっていると認識する犬もいます。

それでは、対処にならないため、根本的に犬の気持ちを理解する方法を見直す必要があります。

犬のしつけ方の本などを参考にすることも1つの方法です。そして、できたときには、しっかりと褒めてあげることも大切です。

犬の行動から読み取れる心理10選をご紹介!

犬の行動は顔をかくしぐさ以外にも気持ちを読み取ることができます。

犬の行動には様々な心理があり、よく目にする行動の心理をご紹介しますので、ぜひともご参考にしてください。

また、犬も人間と同じで犬によって性格が異なります。それは育った環境でかわることも多くあります。

犬は環境の変化で心境がかわることも多く、引っ越しをしたときや、訪問者があったときの行動にも注意が必要です。
犬の行動から読み取れる心理10選をご紹介!
  1. スリスリしてくる
  2. ため息
  3. しっぽをふる
  4. あくびをする
  5. 吠える
  6. 飛びつく
  7. 舐めてくる
  8. 耳を後ろに寝かす
  9. しっぽを足の間に挟む
  10. お腹をみせる

1:スリスリしてくる

犬がすりすりしてくるときには、甘えたいという心理があります。子供がお母さんに甘えるときと同じように、犬が甘えたいときも飼い主さんに寄り添ってきます。

すりすりしてきたときには、おもいっきり撫でてあげたり、かまってあげるととても喜びます。

小型犬であれば抱っこしてあげることも得策です。しかし、たまに体が痒くてすりすりしてくることもあるので、そのときはかいてあげましょう。

2:ため息

犬もため息をつくことがあり、大きくわけてその心理は2つあります。

人間がため息をつくときには、気分が落ち込んでいたりすることがありますが、犬も同じで不満やストレスを感じているときにため息をつくことがあります。

しかし、もう一歩の心理は満足しているときにもため息をつくことがあります。この違いを見分けるには、状況で判断することができることがありますが、見分けることが難しいことも確かです。

3:しっぽをふる

犬がしっぽをふっているときの心理は、喜んでいるときです。

例えば、御主人様が帰宅したときなどに、しっぽをふってお出迎えしてくれることがあります。犬がしっぽをふることは、人間でいうと笑顔を見せていることと似ています。

もし、犬がしっぽもふらずに、元気がなければ体調不良の可能性があります。夏の暑い時には、夏バテの可能性もあるので、しっぽをふっているかどうかはチェックしておきましょう。

4:あくびをする

人間でいうとあくびをする行動は眠たいときがほとんどですが、犬があくびをするときは、疲れているときや退屈しているときなどが考えられます。

犬の場合、あくびをすることで気持ちを落ち着かせたり、気分をリセットする効果があると言われています。

そのため、はしゃぎすぎたときや、疲れているときにあくびをする傾向があります。犬を叱っているときに、あくびをされるということもあります。

さらにあくびをしたあとに、顔を隠して寝る姿もよく見られます。

5:吠える

犬が吠える心理としては、たくさんの意味があります。一般的には威嚇をしているときに吠えることがありますが、危険を知らせたり、飼い主へのサインであることも多くみられます。

また、遊んでほしいときなど、わがままを伝えたいときにも吠えることもあります。あまり吠えることがない犬の場合は、何か異変が起きていることも考えらるため、様子を確認することをします。

6:飛びつく

犬が飛びつく心理としては、相手よりも立場が上であるということを主張していることがあります。

遊んでいるときに飛びついてくることは嬉しいからということもあります。

しかし、初対面で飛びついてきたりする場合は、自分の方が立場が上であり強いというアピールなので、威嚇していることと同じような意味があることを理解しておきましょう。

そのため、小さいお子様などに飛びつくことがよくあります。

7:舐めてくる

犬の習性として親しい間柄の相手を舐めることがあります。犬同士では体を舐めあったりすることで信頼関係を築きます。

そのため、飼い主さんを舐めてくる心理としては、挨拶であったり信頼しているといことが多いです。

人懐っこい犬の場合、初対面の人でも顔を舐めたりすることがあるため、しつけが必要です。

8:耳を後ろに寝かす

犬が耳を後ろに寝かす時には、不安を感じている時と、甘えたいときがあります。耳を後ろに寝かすと同時に、くーんと鳴き声をあげるときは、甘えたいときが多いです。

また、耳がぴんと立っている時は、耳を澄ませて警戒しているときが多く、見分けてみましょう。

9:しっぽを足の間に挟む

犬がしっぽを足の間に挟んでいる時は、怯えていたり、寒い時が多いです。

例えば、水が苦手なわんちゃんであれば、水に気づくと、しっぽを足の間に挟む可能性が高いです。

また、初めて会う人や、初めての場所に行くと怖がってしまうこともあります。

10:お腹を見せる

犬がお腹を見せることは、気を許している証拠です。

お腹を見せて寝ているということは、完全にリラックスモードで何も警戒をしていません。犬だけでなく、多くの動物は相手にお腹を見せることで、相手に服従の意味を示すことが多いです。

犬が顔をかく心理を理解して対応してあげよう

今回は、犬が前足で顔をかく理由について詳しくご紹介してきました。

基本的には「眠い」「構って欲しい」からと言った理由から、かくことがおもでした。また、足で顔をかく場合も、「感謝している」「満足している」といった、気持ちを表しています。

犬が単に顔をかゆいからといって、かくのではないことの再確認が出来たのではないかと思います。
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