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犬が膝に乗る理由を徹底解明!犬が膝に乗る以外の愛情表現5選も紹介

犬が膝に乗ってくる心理とは?

「愛犬が膝に乗る理由を知りたい」と考えている飼い主さんも多いのではないでしょうか?

犬が膝に乗る心理はさまざまで、飼い主さんへの愛情表現の場合もあればマウントを取っている場合もあります。

以下では犬が膝に乗る理由について解説しているので、ぜひご覧ください。

犬が膝に座る6つの理由

そもそも、なぜ犬は膝に乗るのでしょうか?室内飼いをしている犬のほとんどが飼い主さんの膝に乗るといっても過言ではありません。

ここではまず、犬が膝に乗る主な理由についてチェックしておきましょう。
犬が膝に座る理由とは?
  • 甘えている
  • 子犬の頃からの癖
  • 不安を感じている
  • 膝の上が居心地がいい
  • テリトリーを広げたい
  • 飼い主より上の立場だと思っている

犬が膝に座る理由1:甘えている

犬が膝に乗る理由としてまずご紹介したいのが、飼い主さんに甘えるのが好きだからということです。

犬は大好きな人に対しては「いつも一緒に痛い」「できるだけスキンシップをしていたい」と考えるものですので、愛する飼い主さんの膝に乗ることで甘えたいと考えているのでしょう。

というのも、愛されている犬は、膝に乗ると飼い主さんが構ってくれたり頭や背中をなでなでしてくれることを経験上知っているからです。

犬が膝に座る理由2:子犬の頃からのクセ

子犬の頃から飼い主さんの膝に乗せられてきたために単純に癖になっているというのも、犬が膝に乗る理由のひとつとして考えられます。

小さい頃から膝の上に乗るのが普通のことだと学んできた犬は、たとえ大型犬で飼い主さんの膝から体がはみ出る形になったとしても、大人になっても習慣として膝に乗ることを続けるでしょう。

犬が膝に座る理由3:不安になっている

犬が膝に座る主な理由のひとつに、不安を感じているということがあります。犬は怖いと感じた時や不安に駆られている時に、信頼する飼い主さの膝に乗ることで安心感を得ようとするからです。

たとえば、臆病で人見知りな性格の犬がはじめてドッグカフェなどを訪れた場合、他の犬たちにおびえて飼い主さんの膝に乗ることも多いでしょう。

この時の犬の表情は不安げで、恐怖から体がぶるぶると震えてしまうこともよくあります。とりわけ、動物病院に連れて行った時にもこのような行動を取りがちです。

犬が膝に座る理由4:単に場所として居心地がいい

単純に居心地がよいから飼い犬さんの膝に乗るという犬も少なくありません。

飼い主さんの太ももの肉つきの感触がよく、また体温が感じられるため、膝に乗ると居心地がよいのでしょう。

飼い主さんの膝に乗ることでリラックスして安眠できるという犬も多いでしょう。また、優しく体をなでなでされながら膝の上で眠るのがこの上なく幸せだという犬も少なくないはずです。

犬が膝に座る理由5:テリトリーを広げたい

犬が膝に乗る理由のひとつとして忘れてはならないのが、テリトリーを広げたいということです。

とりわけ家に迎え入れたばかりの子犬にとって家の中は未知の世界であり、信頼できそうな飼い主さんの膝に乗ることでとりあえず、その周辺のテリトリーを徐々に開拓しようとしているのでしょう。

犬が膝に座る理由6:自分の方が立場が上だと思っている

犬が膝に乗るのは、何も飼い主さんへの愛情といったポジティブな理由に限ったものではありません。

なかには自分の方が飼い主さんよりも立場が上だと思っているがゆえに、膝に乗る犬もいます。

飼い主さんの膝に乗ることで、犬は「自分のほうが偉いんだぞ」と誇示しようとします。

この場合、犬は飼い主さんの言うことを聞かずに自分本位な支配的な仕草を見せるでしょう。

犬が膝に乗るときの3つの対処法

犬が膝に乗るのは必ずしも悪いことではありませんが、時と場合によっては適切な対処が必要になることもあります。

ここからは、犬が膝に乗る時の対処法について確認しておきましょう。
犬が膝に乗るときの対処法3つ
  • 甘えや不安で膝に乗ってくる時は相手をしてあげる
  • 癖で膝の上に乗るならばメリハリをつけさせる
  • 支配的な態度を取るならば膝からすぐに降ろす

犬が膝に乗るときの対処法1:甘えたい時や不安からくる行動の場合は相手をしてあげる

犬が膝に乗る時の対処法としてまずご紹介したいのが、飼い主さんに甘えたい時や不安感からくる行動の場合には相手をしてあげるということです。

飼い主さんとのスキンシップを求めていたり不安や恐怖から飼い主さんに守ってもらいたいと考えて膝に乗る犬に対しては、放置したり無視せずにその気持ちに応えてあげる必要があるでしょう。

甘えたがっている犬に対しては遊ぶことが必要ですし、不安や恐怖を感じている犬には優しく声をかけて撫でたり抱っこをしてあげて、気持ちを慰めてあげる必要があります。

犬が膝に乗るときの対処法2:クセなどの場合はしつけの意味でもメリハリをつけさせる

癖で飼い主さんの膝の上に乗ってくる犬の場合には、しつけを行うという意味でもメリハリをつけることが必要になってきます。

特に理由がないのに飼い主さんの膝の上に乗ることを全て許してしまっては、犬は「何をしても許される」と勘違いして問題行動を誘発してしまう可能性もあるからです。

甘えさせたり遊んであげる時にだけ膝の上に乗ることを許可し、飼い主さんの指示がない時には膝の上に乗るのを我慢させることを教えることも大切でしょう。

犬が膝に乗るときの対処法3:膝の上でに支配的な態度を取る場合はすぐに膝からおろす

犬が膝に乗りたがるときの対処法として、支配的な態度を取る場合にはすぐにやめさせるということも必要です。

飼い主さんが少しでも動くと唸って怒ったり、撫でようとすると噛もうとしてくるなど支配的な態度を許してしまうと、主従が逆転して犬が言うことを聞かなくなってしまいます。

犬に勘違いをさせないためにも、支配的で反抗的な仕草を少しでも見せた場合には、すぐに膝から下ろしてマウンティング行為をやめさせましょう。

犬が膝に乗る以外の愛情表現5選

膝に乗るのは犬からの愛情表現であることも多いですが、他にどのような行動で愛情を伝えてくれているのでしょうか?

ここからは膝に乗る以外の愛情表現をご紹介していきますので、愛犬からの愛情のサインを見逃さないようにしましょう。

犬が膝に乗る以外の愛情表現1:尻尾をブンブンと振る

犬が膝に乗る以外に取る愛情表現としてまず挙げられるのが、尻尾をブンブンと振るということです。

犬は感情表現を尻尾を通じて行っています。嬉しそうな表情をして尻尾をブンブンと振り、こちらに駆け寄ってくるのならば「大好きだよ」「遊ぼうよ」と飼い主さんに愛情を全身でアピールしているのでしょう。

犬が膝に乗る以外の愛情表現2:いつも後を着いてくる

いつも後をついてくるというのも、犬が膝に乗る以外で取る愛情表現の行動のひとつとして挙げられるでしょう。

狭い室内であっても飼い主さんが動くたびにいつも後をついて寄ってくるのは、犬が飼い主さんのことを大好きで「常に一緒にいたい」と考えているからです。

甘えん坊で飼い主さんのことが好きすぎる犬は、トイレやお風呂にまでついてきます。そして飼い主さんがドアを閉めたならば、ドアを開けて出てくるまでその前でじっと待っていることでしょう。

犬が膝に乗る以外の愛情表現3:飼い主の口元を舐める

膝に乗る以外で犬がする愛情表現のひとつに、飼い主さんの口元をぺろぺろなめるということも含まれるでしょう。

口元を舐めるというのは子犬だった時に母犬に行っていた愛情表現の仕草からきているものであり、飼い主さんのことを親のように思っていることの証拠だと言えます。

遊んでもらって楽しい時や飼い主さんが外出先から帰ってきた時などに、「嬉しい」「大好き」という気持ちを伝えたくて口元をぺろぺろと可愛らしくなめてくれることでしょう。

犬が膝に乗る以外の愛情表現4:お腹を見せてくる

ゴロンとお腹を見せるというのも、膝に乗る以外に犬が取る愛情表現のひとつに数えられるでしょう。

お腹は犬にとって守るべき急所であり、そんな部分を無防備に見せてくれているというのは、飼い主さんのことを心から信頼して愛しているからに他なりません。

飼い主さんにお腹を見せることで服従の意志を示すと同時に、「お腹をなでなでして」と甘えていることも多いでしょう。

犬が膝に乗る以外の愛情表現5:顔をスリスリとしてくる

顔をすりすりとしてくるというのも、犬が膝に乗る以外に行う愛情表現のひとつです。

顔をスリスリとすることで、犬は飼い主さんに「もっと甘えたい」「撫でて」と好意的な気持ちを精一杯伝えようとしています。

また、顔をすりすりとすることで飼い主さんが撫でてくれたり構ってくれることを経験上知っているからこそ、甘えたい時にすりすりする犬も多いです。

犬の様子をしっかり観察して適切に対処しよう!

今回は犬が膝に乗る理由や愛情表現のサインなどについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

何気ないように思える犬の行動や仕草にもきちんとした意味があるものですので、それらから犬の気持ちを読み取り、犬が何を考えているのかを理解してあげられるようになりましょう。
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