cms-import-animaroll-wp

犬の年齢は人間で何歳?年の数え方と年齢に合わせた健康管理4選

犬の年齢ってどうやって数えるの?

犬の年齢ってどうやって数えるの?

この記事を見てくださっている方の中には、犬を飼われているかたが多いのではないでしょうか?

そこでみなさん、犬の年齢はどうやって数えるかご存じですか?
今、あなたの愛犬が人間でいう何歳なのか、考えてみたことはありますか?

動物は、人間よりも早いスピードで歳をとっていきます。
もちろん犬もです。

あなたの愛犬も、あなたより歳をとっている、ということもあり得ます。
今回は、犬の年齢の数え方についてお話していきます。

犬の年齢の数え方は?

あなたの愛犬は何歳ですか
冒頭で、動物は人間よりも早いスピードで歳をとるとお話ししました。

では、犬はどれくらいのスピードで歳をとっているのでしょうか?

ここからは、犬の年齢を人間の年齢に例えると、1年間でどれほど歳をとっているのかお話していきます。

犬の年齢は、犬の健康を守るためにも大切な情報です。
正しい年齢を知ることで、正しい行動をとることにもつながります。

あなたの愛犬が人間でいうと何歳なのかを考えながら読んでみてください。
犬の年齢の数え方
  • 犬の年齢の数え方1:生後1年で15歳
  • 犬の年齢の数え方2:生後2年で24歳
  • 犬の年齢の数え方3:生後3年からは大きさで変わる
  • 犬の年齢の数え方4:生後3年の小型犬は28歳
  • 犬の年齢の数え方5:生後3年の中型犬は29歳
  • 犬の年齢の数え方6:生後3年の大型犬は30歳
  • 犬の年齢の数え方7:生後3年の超大型犬は32歳

犬の年齢の数え方1:生後1年で15歳

みなさん、犬の歳の数え方はご存じですか?
犬の年齢は、生まれてから何か月、あるいは何年経過したのかという見方で歳を確認します。

犬は生後1年で、人間でいうと15歳になります。

小型・中型犬は幼齢期に歳をとるスピードが速いのが特徴です。そのため、生後1年で、犬の年は人間の年齢にすると15歳になります。すごく早いと思いませんか?

しかし、大型犬は少し違います。大型犬は、小型・中型犬と比べると幼齢期に歳をとるスピードが少し遅いのが特徴です。そのため、大型犬の場合は生後1年で犬の年は12歳になります。

犬の年齢の数え方2:生後2年で24歳

2歳になる頃には、人間の成人を超えて犬の年は24歳になります。

生後1年目では15歳、歳をとりました。

生後2年目では1年間でどれほど歳をとったでしょうか?
生後2年目は1年間で9歳ぶん歳をとっています。

生後1年目と比較すると、1年間でとった歳は9歳と、歳のとるスピードが緩やかになっていることが分かります。

ここでも、大型犬だけ少し違います。
大型犬の2歳は、人間でいうと19歳ですから、人間の成人にはまだ達していません。

犬の年齢の数え方3:生後3年からは大きさで変わる

生後3年からは犬の年は大きさで大きく変わります。

ここまでは、生後1年目、2年目でどれだけ歳をとるのか説明してきました。
2年目までは、小・中型犬は同じ歳の取り方をしていました。

大型犬と超大型犬は、歳の取り方に違いがありましたが、大きな差はありませんでした。
しかし、生後3年目からは犬の大きさによって、歳の取り方が大きく変わっていきます。

2年目までは同じだった小・中型犬も異なってきます。
ここからは、犬の大きさに応じて、犬の歳の取り方を説明していきます。

犬の年齢の数え方4:生後3年の小型犬は28歳

小型犬には、チワワやトイプードル、ミニチュアダックスフンドなどのワンちゃんがいます。
 
生後3年目の小型犬の年は、人間でいうと28歳です。

小型犬は生後1年を超えると、少しずつ歳の取り方が緩やかになってきます。
生後1年目では、1年で15歳ぶん歳をとり、2年目は1年で9歳でした。

生後3年目は、人間でいうと28歳であるため、生後3年目は1年間で4歳です。
このことからも、生後1年以降は歳の取り方が緩やかになっていることが分かります。

犬の年齢の数え方5:生後3年の中型犬は29歳

中型犬には、柴犬やコーギー、ブルドックなどのワンちゃんがいます。

生後3年目の中型犬の年は、人間でいうと29歳です。

生後2年目までは、小型犬と中型犬は歳の取り方が同じでした。
しかし、生後3年目からは少し異なります。

生後3年目からは、少しだけ中型犬の方が多く歳をとるようになっています。

ですが、生後1年目の1年間で15歳ぶん歳をとったのと比較すると、3年目の1年間では5歳です。歳の取り方は小型犬と変わらず緩やかになっていきます。

犬の年齢の数え方6:生後3年の大型犬は30歳

大型犬には、ゴールデンレトリバーや秋田犬、ダルメシアンなどのワンちゃんがいます。

生後3年目の大型犬の年は、人間でいうと30歳です。

生後2年目までは、小型・中型犬と比べると、歳をとるスピードは遅かったですが、3年目以降になると、大型犬の方が歳をとるスピードが速くなります。

生後2年目と比較すると、大型犬の年齢は1年間で11歳ぶん歳をとっています。
このことからも、歳をとるスピードが速くなっていることが分かります。

犬の年齢の数え方7:生後3年の超大型犬は32歳

超大型犬には、セントバーナードやべタン・マスティフなどのワンちゃんがいます。

超大型犬も、大型犬と同様、生後3年目までは歳をとるスピードは遅いです。
生後3年目超大型犬の年は、人間でいうと32歳です。

小・中型犬は、生後3年目を超えると年の取り方が緩やかになる一方で、大型犬は、年の取り方が加速するとお話ししました。

そして、超大型犬は生後3年目を超えると、大型犬よりもさらに早いペースで歳をとっていきます。

犬の年齢と人間の年齢比とは?

ここまで、犬が1年間でどれくらい歳を取るのかということについてお話してきました。
あなたの愛犬が人間でいうと何歳なのかについて分かっていただけたでしょうか?

ここからは、さらに見やすいように、小型犬・中型犬・大型犬・超大型犬に分けた犬年齢表を記載しています。

犬の年齢と人間の年齢を比較したものを表にしています。
ぜひ、そちらをご参考にしてみてください。

表の関係上4歳までの記載となっていますので、ご了承ください。
犬の実年齢小型犬 →人間中型犬 →人間大型犬 →人間超大型犬→人間
1歳15歳15歳12歳12歳
2歳24歳24歳19歳19歳
3歳28歳29歳30歳32歳
4歳33歳34歳38歳49歳

成長が早い犬の健康管理4選

ここまで、犬の歳の取り方についてお話してきました。
犬の歳をとるスピードが、どれだけ早いのか理解していただけたのではないでしょうか。

では、歳の取るスピードが速い、犬の健康を保つためにはどうしたらよいでしょうか?
みなさん、普段から心がけていらっしゃることはありますか?

ここからは、犬の健康管理という点に着目して、大きく分けて4項目についてお話をしていきます。愛犬の健康を守ってあげましょう

普段の愛犬との生活を思い出しながら、読んでみてください。
犬の健康管理
  • 犬の健康管理1:1年に一回は健康診断
  • 犬の健康管理2:毎日の歯磨き
  • 犬の健康管理3:住環境を整える
  • 犬の健康管理4:毎日の食生活

犬の健康管理1:1年に一回は健康診断

犬も人間と同様、病気が見つかってから治療を行うのではなく、未然に防ぐことが大切です。健康診断を行うことは、病気の早期発見・早期治療につながります。
 
1年に一回は健康診断を受けさせてあげてください。

犬は人間よりも早いスピードで歳をとっていきます。

犬にとって1年に1度健康診断をうけることは、私たちが4年に1度、あるいは7年に1度健康診断をうけるのと同じです。

犬種によってかかりやすい病気も異なります。

大切な家族の体を守ってあげるためにも、犬の年を考え、1年に一回以上は健康診断をうけさせてあげてください。

犬の健康管理2:毎日の歯磨き

犬は虫歯になりにくいかわりに、歯の異常がおこりやすいですから、毎日歯磨きをしてあげましょう

3歳以上の犬の80%は歯に何らかの異常があると言われており、人間よりも歯の異常がおこりやすことが分かっています。

歯を健康に保つことは、口だけでなく体の健康を守ることにつながります。

歯磨きが苦手なワンちゃんもいますが、根気強く、お互いがストレスを感じない程度に練習をしていきましょう。

歯の病気を予防し、愛犬の健康を守るためにも、毎日歯磨きをしてあげてください。

犬の健康管理3:住環境を整える

住環境とは、物が片付いているか、必要なものがそろっているのか、といことだけではありません。

住環境とは、室内の温度や空間の広さ、音環境、光環境なども含まれます。
そして、住環境は犬のしつけにも影響すると言われています。

誤飲や骨折などの事故が起きないように、危険なものは取り除いてあげてください。
床がフローリングの場合は、犬がすべっていないか動きを観察し、工夫してあげましょう。

ぜひ、自分の家の住環境はどうかについて、愛犬の目線になって考え、愛犬のための住環境を整えてあげましょう。

犬の健康管理4:毎日の食生活

食べることは生きていくことに、直結します。
犬種、年齢、嗜好を考え、適正量を正しい時間に正しい回数あげるようにしましょう。

偏った食事ばかりあげていたら、肥満など、多くの病気を引き起こす原因になります。
肥満を予防するためには、栄養バランスだけでなく、正しい量を与えることが大切です。
 
犬にも人間と同様に満腹中枢がありまが、犬の満腹中枢は人よりも鈍く、満腹感を感じるまでに少し時間がかかります。

そのため、犬が食べるままにご飯を与えていたら「食べ過ぎ」であり、肥満の原因となります。

犬の年齢を知り年に合わせた生活を送ろう

ここまで、犬の年の取り方と健康管理についてお話してきました。

犬の老化現象は、犬の年で小型犬では9~13歳、中型犬では9~11歳、大型犬では7~10、超大型犬6~9歳で始まると言われています。

あなたの愛犬は今何歳ですか?
犬の年齢計算は、24歳(はじめの2年)+(年齢-2×4)歳ではかれます。

愛犬と楽しい毎日を過ごすためにも、年齢を考えたうえで、歳に合わせた生活を送れるようにサポートしてあげましょう。
モバイルバージョンを終了