犬が膝の上で寝る理由10選
自分の膝の上で寝る愛犬を見ては、その可愛らしさに悶えているという飼い主さんも多いことでしょう。
しかし、そもそもなぜ犬は膝の上で寝るのでしょうか?ここではまず、犬が膝の上で寝る理由についてチェックしておきましょう。
しかし、そもそもなぜ犬は膝の上で寝るのでしょうか?ここではまず、犬が膝の上で寝る理由についてチェックしておきましょう。
犬が膝の上で寝る理由
- においを広げたい
- 優位性をアピールしたい
- 仲良くなりたい
- 安らぎを感じたい
- 甘えたい
- くつろげる場所だと感じている
- 飼い主さんと一緒に過ごしたい
- 飼い主さんが好きだから
犬が膝の上で寝る理由1:においを広げたい
犬が膝の上で寝る理由としてまず考えられるのが、自分の匂いを広げたいからということです。
膝の上で寝ることで、自分の匂いをその人の下半身やお腹周りにたっぷりとつけることができます。
というのも、犬の嗅覚は人間のそれよりずっと発達しており、自分の匂いをつけることや広げることによって縄張りをアピールしたり、安心感を得ることができるからです。
特に不安や緊張を感じていなくとも、犬の本能として自分の匂いを広げたいという欲求があるため、膝の上で寝る子も少なくないでしょう。
膝の上で寝ることで、自分の匂いをその人の下半身やお腹周りにたっぷりとつけることができます。
というのも、犬の嗅覚は人間のそれよりずっと発達しており、自分の匂いをつけることや広げることによって縄張りをアピールしたり、安心感を得ることができるからです。
特に不安や緊張を感じていなくとも、犬の本能として自分の匂いを広げたいという欲求があるため、膝の上で寝る子も少なくないでしょう。
犬が膝の上で寝る理由2:優位性を主張したい
相手に対して優位性を主張したいからというのも、犬が人の膝の上で寝る理由のひとつとして考えられるでしょう。
膝の上で寝るという行為は自分の体の下に相手の体を押さえつけるという行為でもあるため、「自分のほうが偉いんだぞ」とアピールするためにあえて膝の上で寝る犬もいます。
飼い主さんに対してこのような理由で膝の上に寝るようになったのならば、残念ながら主従が逆転してしまっていると言えるでしょう。
飼い主さんが少しでも動こうとするならば、犬は「勝手に動くな」と言うかのようにうなるなどして怒ります。
膝の上で寝るという行為は自分の体の下に相手の体を押さえつけるという行為でもあるため、「自分のほうが偉いんだぞ」とアピールするためにあえて膝の上で寝る犬もいます。
飼い主さんに対してこのような理由で膝の上に寝るようになったのならば、残念ながら主従が逆転してしまっていると言えるでしょう。
飼い主さんが少しでも動こうとするならば、犬は「勝手に動くな」と言うかのようにうなるなどして怒ります。
犬が膝の上で寝る理由3:仲良くなりたい
犬が膝の上で寝るのは、なにも縄張りアピールや自分のほうが偉いことを主張するといったネガティブな理由に限りません。
相手と仲良くなりたい時にも、犬は人の膝の上で寝るからです。膝の上で寝るというのは「あなたのことを信頼していますよ」という犬からのメッセージでもあります。
犬は好きな人や仲間と見なした相手に対しては常に体をくっつけていたいと考えているため、膝の上で寝るというのは友好の証であるとも考えられるでしょう。
犬が望むがまま膝の上で寝させてあげれば、犬との距離をもっと縮めることができるはずです。
相手と仲良くなりたい時にも、犬は人の膝の上で寝るからです。膝の上で寝るというのは「あなたのことを信頼していますよ」という犬からのメッセージでもあります。
犬は好きな人や仲間と見なした相手に対しては常に体をくっつけていたいと考えているため、膝の上で寝るというのは友好の証であるとも考えられるでしょう。
犬が望むがまま膝の上で寝させてあげれば、犬との距離をもっと縮めることができるはずです。
犬が膝の上で寝る理由4:安らぎたい
安らぎを得たいというのも、犬が膝の上で寝る理由のひとつとして挙げられます。
犬にとって飼い主さんは最も信頼できる相手であり、だからこそその膝の上で寝ることで安らぎを得ることができるからです。
眠っている時は最も無防備になるものですが、全幅の信頼を寄せる飼い主さんの膝の上で寝ることで、「何がっても飼い主さんに守ってもらえる」という安心感も得られます。
また、新居に引っ越ししたばかりで自分の匂いがせず落ち着かない時でも、飼い主さんの膝の上ならば安らぎを感じて寝ることができるでしょう。
犬にとって飼い主さんは最も信頼できる相手であり、だからこそその膝の上で寝ることで安らぎを得ることができるからです。
眠っている時は最も無防備になるものですが、全幅の信頼を寄せる飼い主さんの膝の上で寝ることで、「何がっても飼い主さんに守ってもらえる」という安心感も得られます。
また、新居に引っ越ししたばかりで自分の匂いがせず落ち着かない時でも、飼い主さんの膝の上ならば安らぎを感じて寝ることができるでしょう。
犬が膝の上で寝る理由5:甘えたい
犬が人の膝の上で寝る理由のひとつとして考えられるのが、甘えたいからということです。
飼い主さんのことが大好きな犬は、「できるだけ飼い主さんとスキンシップをしたい」「たとえ睡眠時であっても愛する飼い主さんのぬくもりを感じたい」と考えています。
また、膝の上で寝ると飼い主さんが優しく撫でるなどして、自分をメロメロに甘やかしてくれることを知っているからこそ、甘えたい時には膝の上に乗ってそこで眠るようになるのでしょう。
このような理由で膝の上で寝る犬は、飼い主さんのことを心から愛していると言えます。
飼い主さんのことが大好きな犬は、「できるだけ飼い主さんとスキンシップをしたい」「たとえ睡眠時であっても愛する飼い主さんのぬくもりを感じたい」と考えています。
また、膝の上で寝ると飼い主さんが優しく撫でるなどして、自分をメロメロに甘やかしてくれることを知っているからこそ、甘えたい時には膝の上に乗ってそこで眠るようになるのでしょう。
このような理由で膝の上で寝る犬は、飼い主さんのことを心から愛していると言えます。
犬が膝の上で寝る理由6:くつろぐ場所と認識している
くつろげる場所だと認識しているからというのも、犬が人の膝の上で寝る理由のひとつに含まれるでしょう。
人の太ももはほどよい肉付きがあるため、犬にとっては膝の上に寝ることでちょうどよい「クッション」を感じ、リラックスすることができるのでしょう。
とりわけ、ややぽっちゃり体型の女性の膝の上はとても居心地がよく感じられるはずです。
また、信頼する飼い主さんの匂いをたっぷりと嗅ぐことのできるベストポジションでもあるため、犬からすると心底くつろげるのでしょう。
人の太ももはほどよい肉付きがあるため、犬にとっては膝の上に寝ることでちょうどよい「クッション」を感じ、リラックスすることができるのでしょう。
とりわけ、ややぽっちゃり体型の女性の膝の上はとても居心地がよく感じられるはずです。
また、信頼する飼い主さんの匂いをたっぷりと嗅ぐことのできるベストポジションでもあるため、犬からすると心底くつろげるのでしょう。
犬が膝の上で寝る理由7:一緒に過ごしたい
犬が人の膝の上で寝る理由のひとつとして、一緒に飼い主さんと過ごしたいからということも挙げられます。
犬のほとんどは寂しがり屋であり、愛する飼い主さんとできるだけ一緒に過ごしたいと考えているため、ひとりぼっちで寝床で寝るよりも飼い主さんの膝の上で寝たがるのでしょう。
このような犬は、たとえば飼い主さんがパソコンや読書をしているとぴったりと体をくっつけるようにして横に座ってきたり、膝の上でじっとその作業を見守ることが多いです。
犬のほとんどは寂しがり屋であり、愛する飼い主さんとできるだけ一緒に過ごしたいと考えているため、ひとりぼっちで寝床で寝るよりも飼い主さんの膝の上で寝たがるのでしょう。
このような犬は、たとえば飼い主さんがパソコンや読書をしているとぴったりと体をくっつけるようにして横に座ってきたり、膝の上でじっとその作業を見守ることが多いです。
犬が膝の上で寝る理由8:好きだから
相手のことが大好きだからというのも、人の膝の上で犬が寝る理由のひとつに数えられます。
多くの犬は「大好きな人と常にくっついていたい」「片時も離れたくない」と考えており、だからこそ寝るときであっても愛する人の膝の上で寝ることで、そのぬくもりを感じたいのでしょう。
このような犬は、寝るときだけでなく起きている時であっても大好きな人と常に一緒にいたいと考えているため、飼い主さんがちょっと台所やトイレに移動する時でも必ずと言っていいほど後をついてきます。
つまり、膝の上で寝るというのは犬からの愛情表現だと言えるでしょう。
多くの犬は「大好きな人と常にくっついていたい」「片時も離れたくない」と考えており、だからこそ寝るときであっても愛する人の膝の上で寝ることで、そのぬくもりを感じたいのでしょう。
このような犬は、寝るときだけでなく起きている時であっても大好きな人と常に一緒にいたいと考えているため、飼い主さんがちょっと台所やトイレに移動する時でも必ずと言っていいほど後をついてきます。
つまり、膝の上で寝るというのは犬からの愛情表現だと言えるでしょう。
犬が膝の上で寝る理由9:習慣
犬が膝の上で寝るのは、ただ単にそれが習慣になっているからということもあります。
小さい頃から膝の上で寝かしつけられてきた犬は、寝るときは飼い主さんの膝の上で寝るのが普通だと捉えています。
加えて、犬ならではの本能的な習性も一因でしょう。というのも、犬はもともと群れて暮らしてきた動物であり、寝る時には群れの仲間と体をくっつけあって寝ていたからです。
このような習性と子犬時からの習慣とがあいまって、膝の上で寝るのが犬にとっての「普通」になっている場合もあるでしょう。
小さい頃から膝の上で寝かしつけられてきた犬は、寝るときは飼い主さんの膝の上で寝るのが普通だと捉えています。
加えて、犬ならではの本能的な習性も一因でしょう。というのも、犬はもともと群れて暮らしてきた動物であり、寝る時には群れの仲間と体をくっつけあって寝ていたからです。
このような習性と子犬時からの習慣とがあいまって、膝の上で寝るのが犬にとっての「普通」になっている場合もあるでしょう。
犬が膝の上で寝る理由10:落ち着く
落ち着くからというのも、犬が膝の上で寝る理由のひとつとして考えられます。
信頼する飼い主さんに抱えられるようにして膝の上で寝ると、犬はこの上なく安心して落ち着くことができるからです。
自分の寝床よりも飼い主さんの膝の上のほうが大好きな飼い主さんの体温や匂いがしっかりと感じられますし、なにか物音がした時でもすぐに飼い主さんになだめてもらうことができます。
信頼する飼い主さんに抱えられるようにして膝の上で寝ると、犬はこの上なく安心して落ち着くことができるからです。
自分の寝床よりも飼い主さんの膝の上のほうが大好きな飼い主さんの体温や匂いがしっかりと感じられますし、なにか物音がした時でもすぐに飼い主さんになだめてもらうことができます。
犬の愛情表現8選
膝の上で寝るというのは、往々にして犬からの愛情表現だと言えるでしょう。では、他に犬はどのようにして愛情を伝えてくれているのでしょうか。
ここからは、犬の愛情表現のサインについてチェックしていきましょう。
ここからは、犬の愛情表現のサインについてチェックしていきましょう。
犬の愛情表現1:しっぽを振る
犬の愛情表現としてまずご紹介したいのが、しっぽを振るということです。
犬はしっぽを振ることで「大好きだよ」と愛情を伝えてたり、「仲良くしたい」「一緒にいられて楽しいよ」と友好的な気持ちをアピールしてくれます。
犬の名前を呼んだりスキンシップをすると、犬は必ずと言っていいほど嬉しそうな表情を見せながらしっぽを振ってそれに応えてくれるでしょう。
犬はしっぽを振ることで「大好きだよ」と愛情を伝えてたり、「仲良くしたい」「一緒にいられて楽しいよ」と友好的な気持ちをアピールしてくれます。
犬の名前を呼んだりスキンシップをすると、犬は必ずと言っていいほど嬉しそうな表情を見せながらしっぽを振ってそれに応えてくれるでしょう。
犬の愛情表現2:笑顔をみせる
笑顔を見せるというのも、犬の愛情表現のひとつとして挙げられるでしょう。
「犬は笑わない」と思っている方もおられるでしょうが、犬を飼ったことのある人ならば、犬はとても表情豊かであり、笑顔を浮かべることを知っているはずです。
犬は飼い主さんに撫でられたり褒められるなどして「嬉しい・楽しい」と感じた時には、口角を上げてとても嬉しそうな笑顔を見せてくれます。
特に散歩中に可愛い笑顔を見せてくれる犬が多いでしょう。
「犬は笑わない」と思っている方もおられるでしょうが、犬を飼ったことのある人ならば、犬はとても表情豊かであり、笑顔を浮かべることを知っているはずです。
犬は飼い主さんに撫でられたり褒められるなどして「嬉しい・楽しい」と感じた時には、口角を上げてとても嬉しそうな笑顔を見せてくれます。
特に散歩中に可愛い笑顔を見せてくれる犬が多いでしょう。
犬の愛情表現3:前足をのっけてくる
犬の愛情表現のひとつとして、前足をのっけてくるということも挙げられます。犬は大好きな人に甘えたい時や構ってほしい時に、前足をちょこんと相手の体に乗せてきます。
飼い主さんが仕事や読書などで自分のことを注目してくれず寂しい時には、前足を飼い主さんの足や腕にちょこんと乗せて「遊んでよ」「撫でてほしいな」と可愛らしくアピールしてくるでしょう。
飼い主さんが仕事や読書などで自分のことを注目してくれず寂しい時には、前足を飼い主さんの足や腕にちょこんと乗せて「遊んでよ」「撫でてほしいな」と可愛らしくアピールしてくるでしょう。
犬の愛情表現4:スリスリしてくる
スリスリしてくるというのも、犬の可愛らしい愛情表現のひとつです。
体や頬を使って飼い主さんの体にスリスリしてくるのは、犬からの「大好きだよ」「一緒にいられて嬉しいよ」という愛情表現だと言えるでしょう。
ただ単に自分の匂いを飼い主さんにつけて安心感を得たりマーキングをしたいという時もありますが、多くの場合は愛情を伝えるべくこのような行動を取ります。
体や頬を使って飼い主さんの体にスリスリしてくるのは、犬からの「大好きだよ」「一緒にいられて嬉しいよ」という愛情表現だと言えるでしょう。
ただ単に自分の匂いを飼い主さんにつけて安心感を得たりマーキングをしたいという時もありますが、多くの場合は愛情を伝えるべくこのような行動を取ります。
犬の愛情表現5:深いため息をつく
犬の愛情表現のひとつとしてご紹介したいのが、一緒にいる時に「フーッ」と深いため息をつくということです。
人間の感覚からするとため息はあまりポジティブな仕草には思えませんが、犬の感覚では違います。
犬は飼い主さんと一緒にいられて安心しきっている時や、遊んでもらったり撫でてもらって心が満ち足りている時に、深いため息をしてその幸せな気持ちを表現します。
人間の感覚からするとため息はあまりポジティブな仕草には思えませんが、犬の感覚では違います。
犬は飼い主さんと一緒にいられて安心しきっている時や、遊んでもらったり撫でてもらって心が満ち足りている時に、深いため息をしてその幸せな気持ちを表現します。
犬の愛情表現6:仰向けでお腹を見せる
仰向けになってお腹を見せてくるというのも、犬の愛情表現のひとつに数えられるでしょう。お腹は犬にとって急所であり、よっぽど信頼した相手にしか見せない部分です。
ためらいもなくゴロンと寝転がって急所であるお腹を見せてくれたり、撫でさせてくれるのならば犬から全幅の信頼と愛情を寄せられていると言えます。
ためらいもなくゴロンと寝転がって急所であるお腹を見せてくれたり、撫でさせてくれるのならば犬から全幅の信頼と愛情を寄せられていると言えます。
犬の愛情表現7:ご主人のものに囲まれて寝る
犬の愛情表現のひとつとして、飼い主さんのものに囲まれて寝ようとするということも挙げられるでしょう。
犬は大好きな飼い主さんの匂いに包まれて眠ることに大きな幸せと安心を感じるため、飼い主さんと添い寝ができない場合には、飼い主さんの匂いのついた服やブランケットなどを自分の寝床に持っていって、飼い主さんの匂いに包まれて寝ようとします。
犬は大好きな飼い主さんの匂いに包まれて眠ることに大きな幸せと安心を感じるため、飼い主さんと添い寝ができない場合には、飼い主さんの匂いのついた服やブランケットなどを自分の寝床に持っていって、飼い主さんの匂いに包まれて寝ようとします。
犬の愛情表現8:顔をなめる
顔をぺろぺろと舐めるというのも、犬の代表的な愛情表現でしょう。顔を舐めるというのは子犬が母犬に行う愛情表現と同じような行為であり、家族や親のように相手に愛着や愛情を持っている状態だと考えられます。
外出先から帰宅すると嬉しそうに尻尾をふっては、口の周りをぺろぺろと舐めてくるのならば、犬からとても愛されていると言えます。
外出先から帰宅すると嬉しそうに尻尾をふっては、口の周りをぺろぺろと舐めてくるのならば、犬からとても愛されていると言えます。
犬が膝の上で寝る理由をしろう
今回は犬が膝の上で寝る理由や心理についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
犬が膝の上で寝る理由はさまざまですが、多くの場合は「安心するから」「大好きな飼い主さんと寝ている時でもくっついていたいから」といったポジティブなものばかりです。
膝の上で寝るといった以外に犬が取る愛情表現のサインを知り、もっと犬の気持ちを理解できるようになりたいものでしょう。
犬が膝の上で寝る理由はさまざまですが、多くの場合は「安心するから」「大好きな飼い主さんと寝ている時でもくっついていたいから」といったポジティブなものばかりです。
膝の上で寝るといった以外に犬が取る愛情表現のサインを知り、もっと犬の気持ちを理解できるようになりたいものでしょう。