犬が飼い主の膝の上に座る理由5選
犬を飼っている方はなぜ犬が飼い主の膝の上に座ってくるのか不思議に思うことはありませんか。
また、それ以外の犬の行動についてもどんな意味があるのか気になっていることもあるでしょう。
本記事では、どうして犬は飼い主の膝の上に座るの?その理由と愛情表現10選について紹介していきます。これから飼おうか検討している方もぜひ参考にしてみてください。
まずはじめに、犬が飼い主の膝の上に座る理由5選について見ていきましょう。
また、それ以外の犬の行動についてもどんな意味があるのか気になっていることもあるでしょう。
本記事では、どうして犬は飼い主の膝の上に座るの?その理由と愛情表現10選について紹介していきます。これから飼おうか検討している方もぜひ参考にしてみてください。
まずはじめに、犬が飼い主の膝の上に座る理由5選について見ていきましょう。
犬が飼い主の膝の上に座る理由5選
- 犬が飼い主の膝の上に座る理由1:自分のにおいを広げたい
- 犬が飼い主の膝の上に座る理由2:犬種ならでは
- 犬が飼い主の膝の上に座る理由3:他の犬に優位性を主張したい
- 犬が飼い主の膝の上に座る理由4:面白いことがしたい
- 犬が飼い主の膝の上に座る理由5:抱きしめてほしい
犬が飼い主の膝の上に座る理由1:自分のにおいを広げたい
犬が飼い主の膝の上に座る理由1つ目は、犬が自分のにおいを広げたいということです。
例えば、新しいカーペットを引き直したりした場合、犬がカーペット上のいろいろな場所で座ってみたり、全体的に体をこすりつけるように転げまわったりすることがあるでしょう。
これは自分のにおいを広げて、安心するための行動です。飼い主の膝の上に座る行動も、常に自分のにおいをしっかりつけて安心したいという気持ちの現れです。
例えば、新しいカーペットを引き直したりした場合、犬がカーペット上のいろいろな場所で座ってみたり、全体的に体をこすりつけるように転げまわったりすることがあるでしょう。
これは自分のにおいを広げて、安心するための行動です。飼い主の膝の上に座る行動も、常に自分のにおいをしっかりつけて安心したいという気持ちの現れです。
犬が飼い主の膝の上に座る理由2:犬種ならでは
犬が飼い主の膝の上に座る理由2つ目は、犬種ならではの行動ということがあります。特定の犬種は愛情深いといわれ、常に飼い主の傍に寄り添いたいと考える傾向があります。
個体によっても差がよりますが、一般的に愛情深い犬種といわれているのが、ラブラドール・レトリーバー、ジャーマン・シェパード、ヨークシャーテリア、マルチーズ、ボクサー、などです。
個体によっても差がよりますが、一般的に愛情深い犬種といわれているのが、ラブラドール・レトリーバー、ジャーマン・シェパード、ヨークシャーテリア、マルチーズ、ボクサー、などです。
犬が飼い主の膝の上に座る理由3:他の犬に優位性を主張したい
犬が飼い主の膝の上に座る理由3つ目は、他の犬に優位性を主張したいという理由です。
一匹で飼っている時は、座ると寄ってくる、座ると膝に乗る、ということがそれほどなかった犬でも、新しい犬を飼った時、急に甘えはじめ、飼い主の膝の上から離れなくなってしまうことがあります。
これは、新しくきた犬に対して、「自分が一番可愛がられているんだ」という自分の優位性の主張を表すためでしょう。
一匹で飼っている時は、座ると寄ってくる、座ると膝に乗る、ということがそれほどなかった犬でも、新しい犬を飼った時、急に甘えはじめ、飼い主の膝の上から離れなくなってしまうことがあります。
これは、新しくきた犬に対して、「自分が一番可愛がられているんだ」という自分の優位性の主張を表すためでしょう。
犬が飼い主の膝の上に座る理由4:面白いことがしたい
犬が飼い主の膝の上に座る理由4つ目は、面白いことがしたいという気持ちの現れです。
飼い主とじゃれあいたい、という気持ちのときに、飼い主の膝の上に座ることがあります。この行動は、好奇心旺盛で懐っこい犬種に多い傾向です。
飼い主が座る前に回る行動があるときは、飼い主がどう出てくれるか、伺っていて、遊んで欲しいという気持ちが現れているでしょう。
飼い主とじゃれあいたい、という気持ちのときに、飼い主の膝の上に座ることがあります。この行動は、好奇心旺盛で懐っこい犬種に多い傾向です。
飼い主が座る前に回る行動があるときは、飼い主がどう出てくれるか、伺っていて、遊んで欲しいという気持ちが現れているでしょう。
犬が飼い主の膝の上に座る理由5:抱きしめてほしい
犬が飼い主の膝の上に座る理由5つ目は、抱きしめてほしいという気持ちの表れということがあります。
人間も寂しいときに愛犬とくっつきたくなることがありますが、犬も飼い主とくっつきたいと思うことがあります。
やたらと犬が膝の上に乗りたがってくるときは、しっかり抱きしめて犬が安心するまで一緒に時間過ごしましょう。
犬の気持ちに寄り添ってあげることによって、犬と飼い主の信頼関係はぐっと深まります。
人間も寂しいときに愛犬とくっつきたくなることがありますが、犬も飼い主とくっつきたいと思うことがあります。
やたらと犬が膝の上に乗りたがってくるときは、しっかり抱きしめて犬が安心するまで一緒に時間過ごしましょう。
犬の気持ちに寄り添ってあげることによって、犬と飼い主の信頼関係はぐっと深まります。
座っている場所で分かる犬の気持ち
犬は、飼い主の膝の上に乗らないこともあります。時には座る位置が離れていたり、飼い主に背を向けて座ることもあるでしょう。
座っている場所で犬の気持ちには差があるのでしょうか。次は、座っている場所で分かる犬の気持ちについて紹介していきます。
座っている場所で犬の気持ちには差があるのでしょうか。次は、座っている場所で分かる犬の気持ちについて紹介していきます。
座っている場所で分かる犬の気持ち1:足元に座る
座っている場所で分かる犬の気持ち1つ目として、足元に座るにはどのような意味があるでしょうか。
「足元に座る」という犬の行動には、飼い主が自分のモノである、という心理が働いています。
足元に座ることで、犬にとって「飼い主が自分のモノであること」を主張し、守るのも自分の責任だと考えています。
「足元に座る」という犬の行動には、飼い主が自分のモノである、という心理が働いています。
足元に座ることで、犬にとって「飼い主が自分のモノであること」を主張し、守るのも自分の責任だと考えています。
座っている場所で分かる犬の気持ち2:離れて座る
離れて座る行動は、飼い主と少し距離を置きたい、と考えている気持ちの現れです。
飼い主がイライラとして機嫌が悪い時、犬が騒いだりいたずらなどをして、飼い主怒られてしまったとき、飼い主の様子を伺っているときに離れて座るという行動をとることがあります。
離れて座る行動は、飼い主の気持ちや様子に対して、気を遣うタイプの犬に多い行動でしょう。飼い主が笑顔で名前を呼んでくれたり、「おいで」といってくれれば喜んで寄っていきます。
そのほか、「少し静かに過ごしたい」という気持ちのとき、犬はふと一人になって飼い主から離れた場所で座ることもあります。
飼い主がイライラとして機嫌が悪い時、犬が騒いだりいたずらなどをして、飼い主怒られてしまったとき、飼い主の様子を伺っているときに離れて座るという行動をとることがあります。
離れて座る行動は、飼い主の気持ちや様子に対して、気を遣うタイプの犬に多い行動でしょう。飼い主が笑顔で名前を呼んでくれたり、「おいで」といってくれれば喜んで寄っていきます。
そのほか、「少し静かに過ごしたい」という気持ちのとき、犬はふと一人になって飼い主から離れた場所で座ることもあります。
座っている場所で分かる犬の気持ち3:背中を向けて座る
犬が背中を向ける際の気持ちには、背中を向けた相手に対して警戒をしていない、という気持ちが現れていることがあります。
背中を向けることは犬のとって無防備になることの現れです。安心感や信頼を抱いている意味ですが、犬を驚かせようと後ろからいきなり抱き着いたりするのはやめましょう。
犬が驚いてしまうと、その行動以来信頼してくれなくなってしまうことがあります。
そのほか、飼い主に叱られてしまったとき、背中を向けて座る行動をとることがあるでしょう。飼い主に対して、そんなに怒らないでほしい、という気持ちが現れています。
背中を向けることは犬のとって無防備になることの現れです。安心感や信頼を抱いている意味ですが、犬を驚かせようと後ろからいきなり抱き着いたりするのはやめましょう。
犬が驚いてしまうと、その行動以来信頼してくれなくなってしまうことがあります。
そのほか、飼い主に叱られてしまったとき、背中を向けて座る行動をとることがあるでしょう。飼い主に対して、そんなに怒らないでほしい、という気持ちが現れています。
犬の愛情表現10選
いつも飼い主のそばに寄り添って、可愛い行動やしぐさで癒しを与えてくれる犬ですが、どんな気持ちでいつもいるのか不思議に思うことはありませんか。
座る行動以外に犬にはどのような愛情表現があるのでしょう。最後に、犬の愛情表現10選について紹介していきます。
いろいろな愛情表現の行動を把握して愛犬とコミュニケーションを図っていきましょう。
座る行動以外に犬にはどのような愛情表現があるのでしょう。最後に、犬の愛情表現10選について紹介していきます。
いろいろな愛情表現の行動を把握して愛犬とコミュニケーションを図っていきましょう。
犬の愛情表現1:しっぽを振る
犬の愛情表現1は、しっぽを振ることです。
帰宅した時に犬が嬉しそうに駆け寄り、しっぽをフリフリしている様子は多いのではないでしょうか。犬がしっぽをフリフリ振るというのは、嬉しい気持ちの現れです。
特に大きく円を描くようにをしっぽを振るようなら最大の喜びを感じています。逆に体調が悪かったり、不安を感じているときは、後肢の間にしっぽを丸め込んでいます。
しっぽの様子は、犬種に関わらず、犬の行動の中で特にわかりやすい部分です。今どんな気分なのか把握するときに一番確認しておく部分でしょう。
帰宅した時に犬が嬉しそうに駆け寄り、しっぽをフリフリしている様子は多いのではないでしょうか。犬がしっぽをフリフリ振るというのは、嬉しい気持ちの現れです。
特に大きく円を描くようにをしっぽを振るようなら最大の喜びを感じています。逆に体調が悪かったり、不安を感じているときは、後肢の間にしっぽを丸め込んでいます。
しっぽの様子は、犬種に関わらず、犬の行動の中で特にわかりやすい部分です。今どんな気分なのか把握するときに一番確認しておく部分でしょう。
犬の愛情表現2:笑顔
犬の愛情表現2は、犬の表情が笑顔になることです。もちろん表情がわかりやすい子とそうではない子がいますが、犬も人間同様、笑います。
目を細めて、舌を出しているときは、人間でいうところの笑顔です。帰宅した時や、散歩など、一緒に遊ぶため外に出た時など、目をキラキラとさせたりするでしょう。
一緒にいると幸せだとか嬉しいという気持ちを表しています。ご飯の時間が大好きな犬の場合は、食事のときに笑顔になる子もいるでしょう。
目を細めて、舌を出しているときは、人間でいうところの笑顔です。帰宅した時や、散歩など、一緒に遊ぶため外に出た時など、目をキラキラとさせたりするでしょう。
一緒にいると幸せだとか嬉しいという気持ちを表しています。ご飯の時間が大好きな犬の場合は、食事のときに笑顔になる子もいるでしょう。
犬の愛情表現3:前足を乗せる
犬の愛情表現3は、前足を乗せることです。
前足をのせ、後ろ足の二足で立ち上がる行動は「パピーリフト」と呼ばれ、「もっとかまってほしい」「遊んでほしい」「自分に注目してほしい」など、甘える気持ちが現れています。
この行動は、子犬が母犬にお乳を欲しがるときにする行動の名残といわれています。特に甘えん坊な子に多い行動です。
前足をのせ、後ろ足の二足で立ち上がる行動は「パピーリフト」と呼ばれ、「もっとかまってほしい」「遊んでほしい」「自分に注目してほしい」など、甘える気持ちが現れています。
この行動は、子犬が母犬にお乳を欲しがるときにする行動の名残といわれています。特に甘えん坊な子に多い行動です。
犬の愛情表現4:すり寄る
犬の愛情表現4は、飼い主にすり寄る行動です。
飼い主の足元にまとわりついたり、スリスリすり寄ってくる行動は、散歩に行きたい、甘えたいなど、何かしらおねだりがあるときや、不安なことがあるときに行う行動でしょう。
飼い主が忙しく、構ってくれないときなど、「自分の存在を忘れないでほしい」などの気持ちが隠れていることがあります。犬を見て、不安そうな顔をしていたらそっと抱きしめてあげましょう。
飼い主の足元にまとわりついたり、スリスリすり寄ってくる行動は、散歩に行きたい、甘えたいなど、何かしらおねだりがあるときや、不安なことがあるときに行う行動でしょう。
飼い主が忙しく、構ってくれないときなど、「自分の存在を忘れないでほしい」などの気持ちが隠れていることがあります。犬を見て、不安そうな顔をしていたらそっと抱きしめてあげましょう。
犬の愛情表現5:頭をコツンとぶつける
犬の愛情表現5は、飼い主に愛犬が頭や鼻で頭をコツンとぶつける行動です。さりげない行動なので、何度かされないと見逃してしまう可能性があるでしょう。
大胆に甘えられず「いま、甘えてもいいかな」という迷いがある子がする行動でもあります。飼い主を信頼しているよというサインでもあるので、躾ができている表れでもあります。
大胆に甘えられず「いま、甘えてもいいかな」という迷いがある子がする行動でもあります。飼い主を信頼しているよというサインでもあるので、躾ができている表れでもあります。
犬の愛情表現6:おなかを見せる
犬の愛情表現6は、犬が飼い主におなかを見せることです。お腹は動物にとって急所を意味しているため、大きな信頼がないとできない行動です。
仰向けになってお腹を見せてくれるのは、飼い主のことが大好き、という気持ちを伝えています。また、強い信頼を見せているので、飼い主側もありがとうという気持ちでたくさん犬のお腹を撫でてあげましょう。
構ってほしいというサインでもあるので、抱きしめるなど、しっかりと愛情を返すことで強い信頼関係を築くことができるでしょう。
仰向けになってお腹を見せてくれるのは、飼い主のことが大好き、という気持ちを伝えています。また、強い信頼を見せているので、飼い主側もありがとうという気持ちでたくさん犬のお腹を撫でてあげましょう。
構ってほしいというサインでもあるので、抱きしめるなど、しっかりと愛情を返すことで強い信頼関係を築くことができるでしょう。
犬の愛情表現7:深いため息をつく
犬の愛情表現7は、犬が深いため息をつく行動です。ため息というと、疲れやストレスなどマイナス的な印象にもなりますが、ため息が深ければ犬にとって現状に満足しているという意味になります。
ため息が短い場合は、ストレスを意味しているので、どうしたのか気にかけてあげましょう。
ため息が短い場合は、ストレスを意味しているので、どうしたのか気にかけてあげましょう。
犬の愛情表現8:飼い主の物や服の上でくつろぐ
犬の愛情表現8は、犬が飼い主の物や服の上でくつろくことです。犬が飼い主の服の上に乗ったり、飼い主のベッドに入って寝ているということはありませんか。
犬は、飼い主のにおいに囲まれることでリラックスするといわれています。
飼い主のことが大好きで、飼い主のにおいに包まれていたい、という気持ちや、飼い主の匂いをたくさんかぐことで飼い主の姿が見えなくても安心したい、という気持ちの現れです。
犬は、飼い主のにおいに囲まれることでリラックスするといわれています。
飼い主のことが大好きで、飼い主のにおいに包まれていたい、という気持ちや、飼い主の匂いをたくさんかぐことで飼い主の姿が見えなくても安心したい、という気持ちの現れです。
犬の愛情表現9:顔を舐める
犬の愛情表現9は、犬が飼い主の顔を舐めるという行動です。犬は飼い主の顔をペロっとなめる行動がありますが、これは子犬が母親に甘える行動といわれています。
飼い主に甘えたいときに顔を舐めてくるでしょう。または、飼い主に対して親愛の証ともいわれています。
ただ、犬の口の中は細菌に溢れているので、病気になってしまい可能性があるため、あまりしないほうが良いでしょう。
飼い主に甘えたいときに顔を舐めてくるでしょう。または、飼い主に対して親愛の証ともいわれています。
ただ、犬の口の中は細菌に溢れているので、病気になってしまい可能性があるため、あまりしないほうが良いでしょう。
犬の愛情表現10:飼い主が落ち込んでいる時に寄り添う
犬の愛情表現10は、飼い主が落ち込んでいる時に寄り添う行動です。犬は人の気持ちに寄り添ってくれる優しい動物といわれ、古くから犬と人は共に生活をしてきました。
飼い主が落ち込んでいるときは、犬も感じ取ってくれて、おとなしく傍にいてくれたり、涙をペロッと舐めてくれることがあるでしょう。
寄り添うことで、飼い主に早く元気になってほしいと感じています。
飼い主が落ち込んでいるときは、犬も感じ取ってくれて、おとなしく傍にいてくれたり、涙をペロッと舐めてくれることがあるでしょう。
寄り添うことで、飼い主に早く元気になってほしいと感じています。
犬の様々な愛情表現を知ってもっと仲良くなろう
どうして犬は飼い主の膝の上に座るのか、その理由と愛情表現10選について紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
犬はとても鋭敏であり、直観力の優れた動物です。犬はもともと群れで生活していたことから仲間を思いやる気持ちが強いです。
一緒に過ごしている飼い主に対しても、気持ちを察することができるようになっていくところがあるのでしょう。
犬は、愛情深いところから人の気持ちがわかる動物ともいわれていますが、人間も犬のさまざまな愛情表現を知って、もっともっと仲を深めていきましょう。
犬はとても鋭敏であり、直観力の優れた動物です。犬はもともと群れで生活していたことから仲間を思いやる気持ちが強いです。
一緒に過ごしている飼い主に対しても、気持ちを察することができるようになっていくところがあるのでしょう。
犬は、愛情深いところから人の気持ちがわかる動物ともいわれていますが、人間も犬のさまざまな愛情表現を知って、もっともっと仲を深めていきましょう。