犬がくるくる回る理由8つ
飼い犬などが、人のまわりやその場でくるくる回るのを見て、どうしてそんな動きをするのか不思議に思ったことはありませんか?
見ているぶんにはかわいらしい動きですが、犬がくるくる回るのにはさまざまな理由があるのです。
見ているぶんにはかわいらしい動きですが、犬がくるくる回るのにはさまざまな理由があるのです。
犬がくるくる回る理由
- 寝場所を整えている
- 不安を紛らわしている
- お尻に違和感を感じている
- ストレスがたまっている
- 敵がいないか確認している
- 自分の匂いをつけている
- 単純に遊んでいる
- 嬉しい気持ちを表現している
犬がくるくる回る理由1:寝場所を整えている
犬小屋のふとんの上や、犬がふだん寝ている場所の上などでくるくる回る場合は、犬なりに寝場所を整えるために行動しています。
犬が野生であったころから残る習性のひとつで、くるくる回ることで土や草を踏み固めて、害虫から身をまもったり、また自分なりに寝やすいように寝場所を整えていたという行動の名残だと考えられています。
くるくる回ることで寝場所を整え、すっぽりと寝場所におさまることができれば、犬も安心するのです。
犬が野生であったころから残る習性のひとつで、くるくる回ることで土や草を踏み固めて、害虫から身をまもったり、また自分なりに寝やすいように寝場所を整えていたという行動の名残だと考えられています。
くるくる回ることで寝場所を整え、すっぽりと寝場所におさまることができれば、犬も安心するのです。
犬がくるくる回る理由2:不安を紛らわしている
なにか犬が不安に思うことがあり、そんな気持ちを紛らわせたいために、くるくる回っている場合もあります。
犬は、その場でくるくる回ったりするなど、とくに意味のない行動を繰り返すことで、犬が感じた不安な気持ちや、ストレスなどを発散しようとしているのだと言われています。
くるくるまわりはじめたときは、犬の表情を見て、不安そうにしていないかチェックしてあげましょう。
犬は、その場でくるくる回ったりするなど、とくに意味のない行動を繰り返すことで、犬が感じた不安な気持ちや、ストレスなどを発散しようとしているのだと言われています。
くるくるまわりはじめたときは、犬の表情を見て、不安そうにしていないかチェックしてあげましょう。
犬がくるくる回る理由3:お尻に違和感を感じている
犬のおしりに、なにか違和感があり、気になってくるくる回っている可能性も考えられます。
おしりが傷や虫さされなどで炎症を起こしていたり、またはおしりのまわりにウンチやゴミがついていたりして、気になっている結果、くるくると回っているのかもしれません。
くるくるまわりながらも、犬がおしりを気にしているようなそぶりがあれば、炎症を起こしていないか、何かついていないかなど、念入りにチェックしてあげましょう。
おしりが傷や虫さされなどで炎症を起こしていたり、またはおしりのまわりにウンチやゴミがついていたりして、気になっている結果、くるくると回っているのかもしれません。
くるくるまわりながらも、犬がおしりを気にしているようなそぶりがあれば、炎症を起こしていないか、何かついていないかなど、念入りにチェックしてあげましょう。
犬がくるくる回る理由4:ストレスがたまっている
ストレスがたまっている場合でも、犬はくるくる回ることがあります。
犬は、ストレスがひどくなると、自分のしっぽを追いかけてくるくる回るだけではなく、そのしっぽを自分で噛んで、ストレスを発散しようとすることがあります。
しっぽを噛んでしまうと、傷がついたりしてよくありません。噛むことが常態化しないよう、注意が必要です。
また、自分のしっぽを追いかけてくるくる回る行動が常態化している場合、帯同障害という病気の疑いがあります。
犬の様子を観察し、おかしいと思ったら、早めに専門医を受診しましょう。
犬は、ストレスがひどくなると、自分のしっぽを追いかけてくるくる回るだけではなく、そのしっぽを自分で噛んで、ストレスを発散しようとすることがあります。
しっぽを噛んでしまうと、傷がついたりしてよくありません。噛むことが常態化しないよう、注意が必要です。
また、自分のしっぽを追いかけてくるくる回る行動が常態化している場合、帯同障害という病気の疑いがあります。
犬の様子を観察し、おかしいと思ったら、早めに専門医を受診しましょう。
犬がくるくる回る理由5:敵がいないか確認している
野性であったころからの行動の名残で、くるくるとまわりながら、敵がいないか確認している可能性もあります。
とくに排便中などは、犬はとても無防備な状態になります。そのため、排便中に敵に襲われたりしないよう、この場所は安全なのかと、念入りに周囲を確認するために、くるくる回るのです。
これは、オオカミや犬が野生だったころからの行動の名残だと考えられています。
とくに排便中などは、犬はとても無防備な状態になります。そのため、排便中に敵に襲われたりしないよう、この場所は安全なのかと、念入りに周囲を確認するために、くるくる回るのです。
これは、オオカミや犬が野生だったころからの行動の名残だと考えられています。
犬がくるくる回る理由6:自分の匂いをつけている
自分のにおいをつけるため、くるくる回っているのかもしれません。
犬は、そこにあるものが自分のものだと主張したり、また自分の縄張りだと主張したりするために、自分のにおいをつけることが多いです。
この行動は、犬がオオカミの性質を受け継いでいるために行われるものです。自分のものだと主張したい何かがあり、自分のにおいをつけるため、くるくる回っている可能性があります。
犬は、そこにあるものが自分のものだと主張したり、また自分の縄張りだと主張したりするために、自分のにおいをつけることが多いです。
この行動は、犬がオオカミの性質を受け継いでいるために行われるものです。自分のものだと主張したい何かがあり、自分のにおいをつけるため、くるくる回っている可能性があります。
犬がくるくる回る理由7:単純に遊んでいる
自分のしっぽを追いかけて遊んでいるため、くるくる回ることもあります。
生まれてまだ間もない子犬のときなど、自分のしっぽだということが認識できず、ひたすら追いかけ続けて、結果としてくるくる回るということがあったりします。
成長してからも、このしっぽを追いかけてくるくる回るという行動を、遊びの一環としておこなう犬がいるのです。
極端に長いしっぽでない限り、あまり追いつけることはないので、犬にとってはずっとできる遊びなのかもしれません。
生まれてまだ間もない子犬のときなど、自分のしっぽだということが認識できず、ひたすら追いかけ続けて、結果としてくるくる回るということがあったりします。
成長してからも、このしっぽを追いかけてくるくる回るという行動を、遊びの一環としておこなう犬がいるのです。
極端に長いしっぽでない限り、あまり追いつけることはないので、犬にとってはずっとできる遊びなのかもしれません。
犬がくるくる回る理由8:嬉しい気持ちを表現している
犬が、うれしいという気持ちを表現しているとき、くるくる回ることもあります。
ひとりで家でお留守番をしていて、飼い主が帰ってきたときや、散歩に連れて行こうとするとき、または遊んであげているときなど、犬がうれしいという感情を爆発させた結果、くるくる回るのです。
からだいっぱいで、うれしいという気持ちを表現してくれているのだと思うと、とても愛らしいです。
ひとりで家でお留守番をしていて、飼い主が帰ってきたときや、散歩に連れて行こうとするとき、または遊んであげているときなど、犬がうれしいという感情を爆発させた結果、くるくる回るのです。
からだいっぱいで、うれしいという気持ちを表現してくれているのだと思うと、とても愛らしいです。
犬が人の周りをくるくる回る理由4つ
犬は、その場でくるくる回るだけではなく、人のまわりをくるくる回ることもあります。
その場でくるくる回るときには、さまざまな理由がありますが、人のまわりをくるくる回るときも、またいろいろな理由があるのです。
その場でくるくる回るときには、さまざまな理由がありますが、人のまわりをくるくる回るときも、またいろいろな理由があるのです。
犬が人の周りをくるくる回る理由
- 遊んで欲しい
- 散歩に行きたい
- 興奮している
- ストレス発散している
人の周りをぐるぐる回る理由1:遊んで欲しい
飼い主など、誰かに遊んでほしくて、人のまわりをくるくる回ることがあります。
自分のほうを見上げながら、犬にまわりをくるくる回られると、あまりの愛らしい姿に、どんなときでもすぐさま遊んであげたくなってしまうかもしれません。
しかし、賢い犬だと、飼い主さんにこうやっておねだりすれば、いつでも遊んでくれる、何でも聞いてくれるのだと学習してしまう可能性があります。
間違ったしつけになってしまわないよう、注意することも必要です。
自分のほうを見上げながら、犬にまわりをくるくる回られると、あまりの愛らしい姿に、どんなときでもすぐさま遊んであげたくなってしまうかもしれません。
しかし、賢い犬だと、飼い主さんにこうやっておねだりすれば、いつでも遊んでくれる、何でも聞いてくれるのだと学習してしまう可能性があります。
間違ったしつけになってしまわないよう、注意することも必要です。
人の周りをぐるぐる回る理由2:散歩に行きたい
散歩に行きたくて、飼い主のまわりをぐるぐる回ることもあります。
そろそろ散歩の時間だ、となったとき、犬が飼い主のまわりをくるくるまわりはじめることがあります。
これは、犬からの「散歩に行きたい」「そろそろ散歩の時間だよ」という気持ちのアピールだと考えることができるでしょう。
からだいっぱいで散歩を楽しみにしているのだとアピールする姿は、とても可愛らしいです。
そろそろ散歩の時間だ、となったとき、犬が飼い主のまわりをくるくるまわりはじめることがあります。
これは、犬からの「散歩に行きたい」「そろそろ散歩の時間だよ」という気持ちのアピールだと考えることができるでしょう。
からだいっぱいで散歩を楽しみにしているのだとアピールする姿は、とても可愛らしいです。
人の周りをぐるぐる回る理由3:興奮している
犬が興奮しているために、人のまわりをぐるぐる回っている可能性もあります。
留守番をしていて、飼い主がやっと外から家に帰ってきてくれたり、大好きなおやつをくれようとしているのがわかったりしたときなど、うれしい気持ちが爆発して興奮した結果、人のまわりをくるくる回るのです。
うれしいときだけではなく、びっくりしたり、怖い思いをしたりしたときなども、人のまわりをくるくる回ることがあります。
留守番をしていて、飼い主がやっと外から家に帰ってきてくれたり、大好きなおやつをくれようとしているのがわかったりしたときなど、うれしい気持ちが爆発して興奮した結果、人のまわりをくるくる回るのです。
うれしいときだけではなく、びっくりしたり、怖い思いをしたりしたときなども、人のまわりをくるくる回ることがあります。
人の周りをぐるぐる回る理由4:ストレス発散している
ストレス発散のために、人のまわりをぐるぐる回っていることもあります。
自分のしっぽを追いかけてぐるぐる回るのとおなじように、人のまわりをぐるぐる回ることが、ストレス発散となっている可能性があるのです。
犬がストレスを感じている理由に心当たりがある場合は、その原因をできるだけ取り除き、少しでも犬がストレスを感じないようにしてあげましょう。
自分のしっぽを追いかけてぐるぐる回るのとおなじように、人のまわりをぐるぐる回ることが、ストレス発散となっている可能性があるのです。
犬がストレスを感じている理由に心当たりがある場合は、その原因をできるだけ取り除き、少しでも犬がストレスを感じないようにしてあげましょう。
犬がくるくる回る際の対処法
犬がくるくる回る理由はわかったけれど、じゃあどうすればよいのだろう?と悩む方もいるかもしれません。
寝場所を整えたり、排便のためだったりなどの場合以外は、なるべく適切な対応をしてあげるほうがよいでしょう。
寝場所を整えたり、排便のためだったりなどの場合以外は、なるべく適切な対応をしてあげるほうがよいでしょう。
犬がくるくる回る際の対処法1:おしりをチェックしてあげる
おしりが炎症を起こしていないか、またゴミやウンチなどの異物がついていないか、おしりを念入りにチェックしてあげましょう。
なにかおしりに違和感があって、くるくる回っている可能性があります。ゴミやウンチなどはわかりやすいですが、炎症などを起こしていた場合、パッと見ただけでは気づかないかもしれません。
細心の注意を払いながら、きちんと確認してみましょう。
なにかおしりに違和感があって、くるくる回っている可能性があります。ゴミやウンチなどはわかりやすいですが、炎症などを起こしていた場合、パッと見ただけでは気づかないかもしれません。
細心の注意を払いながら、きちんと確認してみましょう。
犬がくるくる回る際の対処法2:ストレスの原因を取り除く
なにか、ストレスがたまっていると思う原因があるのならば、それを取り除いてあげることで、くるくる回らなくなる可能性があります。
犬がくるくる回る理由のひとつに、ストレスがたまっているということがあります。人間から見ればささいなことでも、犬にとってはとてもストレスがたまることがあるのかもしれません。
思い当たることがあるのならば、なるべく取り除いてあげましょう。
犬がくるくる回る理由のひとつに、ストレスがたまっているということがあります。人間から見ればささいなことでも、犬にとってはとてもストレスがたまることがあるのかもしれません。
思い当たることがあるのならば、なるべく取り除いてあげましょう。
犬がくるくる回る際の対処法3:いっぱい遊んであげる
犬といっぱい遊んであげることで、くるくる回る行動が解消される可能性があります。
もっと遊びたいのに、さまざまな理由で遊ぶ時間が不足していたり、また飼い主と触れ合う時間が足りていないことにストレスを感じて、くるくる回ってしまっているのかもしれません。
犬も大切な家族です。時間があるときは、なるべく遊んであげましょう。
もっと遊びたいのに、さまざまな理由で遊ぶ時間が不足していたり、また飼い主と触れ合う時間が足りていないことにストレスを感じて、くるくる回ってしまっているのかもしれません。
犬も大切な家族です。時間があるときは、なるべく遊んであげましょう。
よく見る犬がくるくる回る動きには理由があった!
犬がくるくる回る行動をするのには、さまざまな理由があります。
ただ遊んでいたり、ゆっくり休むためだったり、野生のころからの本能の名残だったりすることもありますが、ストレスがたまっていたりするなど、実はたいへんな理由である可能性もあります。
理由が明らかである場合以外は、かわいらしいから、いつものことだから、などとむやみに放置せずに、きちんと犬と向き合って、対処してあげましょう。
ただ遊んでいたり、ゆっくり休むためだったり、野生のころからの本能の名残だったりすることもありますが、ストレスがたまっていたりするなど、実はたいへんな理由である可能性もあります。
理由が明らかである場合以外は、かわいらしいから、いつものことだから、などとむやみに放置せずに、きちんと犬と向き合って、対処してあげましょう。