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犬が困り顔をする時はどんな気持ち?パーツでわかる犬の気持ち

犬が困り顔をする理由

犬を飼っていると時に困り顔をする事に不安を覚えている飼い主の方もいるでしょう。

何か困っていることがあるのなら何とかしてあげたいと考える事が人情です。そこで、犬が困り顔をする理由について見ていきましょう。
犬が困り顔をする理由
  • 心配や不安を感じている
  • 気持ちが沈んでいる
  • 好意を示している
  • 敵意を示している

犬が困り顔をする理由1:心配や不安を感じている

人間と同じく、犬もまた心配や不安を感じているからこそ、困り顔をします。

遊んでいたおもちゃがいきなり隙間に入って、取れなくなった時に困った表情をする犬を見ることができるでしょう。その点は人間と同じです。犬が困り顔をしていたら、その直前に何が起こったのかで推測してみましょう。

上記の例で言うと、おもちゃが取れたら犬の困り顔も一気に晴れる事でしょう。

犬が困り顔をする理由2:気持ちが沈んでいる

人間と同じく犬も場合によっては気持ちが沈むことがあります。

気持ちが沈んでいるからこそ、困り顔になってしまいます。よく見かける場面としては、病院での処置を怖がっている犬によく見られる顔です。確かに人間の子供でも、予防接種の前や処置の前は怖がったり気持ちが沈んだりするものです。

それを考えると、犬も人間の子供と同じなのでしょう。

犬が困り顔をする理由3:好意を示している

困り顔をするという事は困っているからと考えられる傾向がありますが、意外にも好意の現れであるケースもあります。

上目遣いで見つめてくることもありますが、「お散歩に連れていって」とか「何か食べたい」というおねだりであったりもします。このように好意の現れで、困り顔のような顔でおねだりをしたりすることもあります。

犬が困り顔をする理由4:敵意を示している

犬は緊張から困り顔になる事がありますが、敵意を表しているからこその緊張状態であるとも言えます。

特に飼い主の方をじっと見つめてきて目をそらさない場合でしたら、飼い主の方を馬鹿にしているなど、良好ではない感情を持っている可能性もあります。ただ、おねだりの場合でしたらその限りではありません。

犬の習性から、目をじっと見るという事は好戦的である事の現れです。目をじっと見る行為は犬に限って言えば良い行為ではありません。

犬が目をそらす理由

困り顔とまではいかなくても、犬が目をそらす事には様々な理由があります。

では、犬が目をそらす理由とはどのようなものがあるのでしょうか。犬が目をそらす理由を解説していきます。
犬が目をそらす理由
  • 服従心を示している
  • 興奮を抑えようとしている
  • 知らんぷり
  • 周囲を気にしている

犬が目をそらす理由1:服従心を示している

目をそらす行為はバトルを避けたい、すなわち服従心があります。

目を合わせるという事は、バトル開始の前兆である事が多いです。だからこそ、自分より目上だと考えている人や犬に対して、自ら目を合わせに行く事はありません。ただ、犬も社会性がある動物ですので、子犬時代からそれを心得ているわけではありません。

子犬の場合は、目を合わせて犬の習性を正しく理解をして、正しく躾をすることでだんだんと視線の使い方もうまくなってきます。

犬が目をそらす理由2:興奮を抑えようとしている

しっかりと躾をされている犬でしたら、感情のままに行動することは無く、興奮しても抑えるために敢えて目をそらす行為をすることがあります。

子犬時代だとしたら、飼い主が帰ってきてうれしい気持ちのまま、飛びついたりする一面があります。しかし、躾をしっかりとすることで、子犬のように無邪気に飛びつくのではなく、落ち着いて出迎えることができるようになります。

中には尻尾を振りながらも、目をそらしつつウロウロするような行動を見せる犬もいると言われています。

犬が目をそらす理由3:知らんぷり

飼い主に叱られたりして、まずいと感じたりすると、視線をそらして知らんふりを決め込むことがあります。

よくテレビでも、いたずらを咎められた途端に目をそらして知らんふりを決め込む犬を見たことがあるでしょう。あのしぐさが大変愛らしいですので、多くの飼い主の方がホームビデオで取っています。

人間の子供と同じですし、良い年の大人でも都合が悪いと目をそらしてしまいます。その点では、犬も人間も同じなのでしょう。

犬が目をそらす理由4:周囲を気にしている

犬は人間以上に周囲の変化に敏感で、何か気配や音に関して神経を集中させている時に目をそらす行為をすることがあります。

そもそも犬はそこまで目を合わせる行為が得意ではない生き物ですが、普段はおねだりの時に目を合わせてきたりするのに、いつになく視線をそらすなと感じたら、それは周囲に神経を集中させている可能性もあります。

この場合はその音や気配の原因がわかったりして、緊張状態ではなくなったら、目をそらす行為は減るでしょう。

パーツでわかる犬の気持ち3選

犬の感情の見方は、何も表情だけではありません。

顔だけではなく、耳や尻尾などのパーツに感情が現れることがあります。だからこそ、様々なパーツで感情を見分けることができます。では、犬の気持ちが分かるパーツを解説していきます。

パーツでわかる犬の気持ち1:目

犬の緊張や困惑などの困った表情の時の目は、目を細めたり、白目を見せたり、目をつぶったりします。

眉毛が下がっているような感じで、人間と同じような困り顔をした目になることもあります。警戒しているときも目を細めるものですし、動物病院で順番待ちをしている時に、不安感からそのような目の動きをすることがあります。

目を細めたり、白目を見せたりしている時はもしかしたら、不安感がある可能性を考える事が自然です。動物病院での処置など防げない事は仕方ありませんが、出来るだけ不安を回避できるようにしてあげたいです。

パーツでわかる犬の気持ち2:耳

犬の感情は耳にも表れるところがあり、不安な時は、耳が垂れていたり、後ろに引いたり、横に開いたりします。

表情と同じく、耳がどのような形なのかを見ることで、犬の気持ちをもっと正確に読み取ることができるでしょう。耳がこのような形になった場合は、なだめて何とかなるのでしたら、なだめてあげるなりで安心させてあげましょう。

また、不安な時は、鳴き声を上げることもあるでしょう。不安から鳴き声を上げる場合は、近所迷惑にならないようにできる対策はしておきましょう。

パーツでわかる犬の気持ち3:口

口の形が一文字になっていたり、あくびをしていると、不安の感情を抱えていることがあります。

また、人間が不安な時に冷や汗をかいたりするのと同じく、犬の場合はパンティングという現象が見られます。犬は人間のように汗をかくことができないので、口を開けてハァハァとさせることで唾液を蒸発させます。

人間が汗をかいて熱を逃がすように、犬はそれを口で行います。予防接種などでパンティングなどが見られますが、健康上の理由で予防接種は必要です。また、子どもを産ませることを考えていないなら、避妊手術もしましょう。

犬が困り顔をした時の気持ちを理解しよう!

犬の困り顔は、多岐に渡りますので、どうして困り顔なのかを理解してあげましょう。

そうすることで、正しい対処を行うこともできます。困り顔をしていると「困っているのではないか、助けてあげたほうがいいのでは?」と感じることもありますが、むしろ好ましい反応であるケースもあります。だからこそ、その見分けは正しく行うようにしましょう。
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