犬が丸まって寝る理由8選
犬の寝相には、私たち人間が想像する以上にさまざまな意味合いが込められています。では、犬が丸まって寝るのはいったいなぜなのでしょうか?
ここではまず、犬が丸まって寝る主な理由についてチェックしていきましょう。
ここではまず、犬が丸まって寝る主な理由についてチェックしていきましょう。
犬が丸まって寝る理由とは?
- 攻撃から身を守るため
- 暖を取るため
- 安心感を得るため
- 習性だから
- 緊張している
- 体温が奪われるのを防ぐため
- すぐに動けるようにするため
- 警戒しているから
犬が丸まって寝る理由1:攻撃から身を守る
犬が丸まって寝る理由としてまずご紹介したいのが、攻撃から身を守るためということです。
眠っている時、犬は最も無防備になりますので、丸まって寝ることで外敵から攻撃されてもとっさに自分の身を守れる態勢を取ろうとしているのでしょう。
裏を返せば、丸まって寝る犬は「寝ている時に外敵から襲われるのでは?」と警戒心や不安感を抱いていると言えるでしょう。
眠っている時、犬は最も無防備になりますので、丸まって寝ることで外敵から攻撃されてもとっさに自分の身を守れる態勢を取ろうとしているのでしょう。
裏を返せば、丸まって寝る犬は「寝ている時に外敵から襲われるのでは?」と警戒心や不安感を抱いていると言えるでしょう。
犬が丸まって寝る理由2:暖を取る
暖を取るためというのも、犬が丸まって寝る理由のひとつとして挙げられるでしょう。人間と同じく犬も睡眠時に体温が下がるため、丸まって寝ることで体温を維持しようとします。
というのも、四肢を投げ出した状態で仰向けになって寝るよりも丸まって寝るほうが肌と肌が触れ合う面積が増え、温かさを感じられるからです。
というのも、四肢を投げ出した状態で仰向けになって寝るよりも丸まって寝るほうが肌と肌が触れ合う面積が増え、温かさを感じられるからです。
犬が丸まって寝る理由3:安心感をもたらす
犬が丸まって寝る理由のひとつとして考えられるのが、安心感が得られるからということです。
母犬のお腹の中にいた時のように胎児のように丸まって寝ることで、犬は安心感を得ることができます。
まだ親離れができていない子犬や甘えん坊な性格をしている理由は、眠るときに何となく安心感を得たいからという理由で丸舞って寝ることがあるでしょう。
母犬のお腹の中にいた時のように胎児のように丸まって寝ることで、犬は安心感を得ることができます。
まだ親離れができていない子犬や甘えん坊な性格をしている理由は、眠るときに何となく安心感を得たいからという理由で丸舞って寝ることがあるでしょう。
犬が丸まって寝る理由4:習性
ただ単なる習性によるものであるというのも、犬が丸まって寝る理由を考える際に覚えておきたいポイントのひとつです。
犬はもともと群れで暮らしてきた動物であり、睡眠時には外敵から身を守りつつ体温を維持するために他の犬とくっついた状態で眠っていたため、丸まって寝るのは野生時代の名残であると言えます。
犬はもともと群れで暮らしてきた動物であり、睡眠時には外敵から身を守りつつ体温を維持するために他の犬とくっついた状態で眠っていたため、丸まって寝るのは野生時代の名残であると言えます。
犬が丸まって寝る理由5:緊張している
犬が丸まって寝る理由のひとつとして、緊張しているからということも考えられるでしょう。何の心配もなく安心しきっている犬は、いわゆる「へそ天」と呼ばれるお腹丸出しの状態で寝ます。
緊張を感じている犬は丸まって寝ることで、少しでも安心感を得ようとしているのでしょう。
安心して眠ることのできない環境に寝床が置かれていたり、ペットホテルや動物病院に預けられた時には犬の多くは緊張感から丸まって寝ることが多いです。
緊張を感じている犬は丸まって寝ることで、少しでも安心感を得ようとしているのでしょう。
安心して眠ることのできない環境に寝床が置かれていたり、ペットホテルや動物病院に預けられた時には犬の多くは緊張感から丸まって寝ることが多いです。
犬が丸まって寝る理由6:体温が奪われるのを防ぐ
体温が奪われるのを防ぐためというのも、犬が丸まって寝る理由のひとつとして挙げられるでしょう。
丸まって寝ることで隙間風が体に入り込んでくるのを防ぎつつも、肌と肌をくっつけることで少しでも温かい状態をキープしようとします。
つまり、丸まって寝る犬の中には寒さゆえにそのような寝姿勢を取ることがあると言えるでしょう。
寒さに弱いシングルコートの犬は、秋冬に寒さが原因で丸まって寝ることが増えます。
丸まって寝ることで隙間風が体に入り込んでくるのを防ぎつつも、肌と肌をくっつけることで少しでも温かい状態をキープしようとします。
つまり、丸まって寝る犬の中には寒さゆえにそのような寝姿勢を取ることがあると言えるでしょう。
寒さに弱いシングルコートの犬は、秋冬に寒さが原因で丸まって寝ることが増えます。
犬が丸まって寝る理由7:すぐに動ける
犬が丸まって寝る理由のひとつとして挙げられるのが、すぐに動けるからということです。
仰向けの状態で寝ると何かあった時すぐに動くことはできませんが、丸まって寝ておけば物音がしたり外敵から襲われた時でも、すぐに臨戦態勢を整えることができます。
自分の置かれた状況にリラックスができていない犬は、このような理由から丸まって寝ることが多くなるでしょう。
仰向けの状態で寝ると何かあった時すぐに動くことはできませんが、丸まって寝ておけば物音がしたり外敵から襲われた時でも、すぐに臨戦態勢を整えることができます。
自分の置かれた状況にリラックスができていない犬は、このような理由から丸まって寝ることが多くなるでしょう。
犬が丸まって寝る理由8:警戒している
警戒しているからというのも、犬が丸まって寝る理由のひとつとして含まれるでしょう。
不安や緊張を感じて警戒心を抱いている犬は、丸まって寝ることで自分の身を守ろうとしています。
つまり、丸まって寝る犬は今自分が置かれている環境に居心地の悪さを感じていたり、あるいは飼い主さんや他の家族と十分な信頼関係が築けていないと考えられるでしょう。
不安や緊張を感じて警戒心を抱いている犬は、丸まって寝ることで自分の身を守ろうとしています。
つまり、丸まって寝る犬は今自分が置かれている環境に居心地の悪さを感じていたり、あるいは飼い主さんや他の家族と十分な信頼関係が築けていないと考えられるでしょう。
犬が丸まって寝る以外の寝相から分かる犬の気持ち
犬の寝姿勢は、丸まって寝るというもの以外にもさまざまなものがあります。
ここからは、丸まって寝る以外の犬の寝相から分かる気持ちについて解説していきますので、ぜひチェックしてみてください。
ここからは、丸まって寝る以外の犬の寝相から分かる気持ちについて解説していきますので、ぜひチェックしてみてください。
うつ伏せ
犬がうつ伏せで寝る理由としてまず考えられるのが、あまり眠気を感じず、本気で眠ろうとしていないということです。
うつ伏せの姿勢は丸待って寝るという状態以上に、何かあったらすぐに臨戦態勢を取れる寝相だと言えます。
寝る気はないけれどなとなく目をつむっていたい時や、あるいは周囲を強く警戒している時もこのような寝相をとるでしょう。
うつ伏せの姿勢は丸待って寝るという状態以上に、何かあったらすぐに臨戦態勢を取れる寝相だと言えます。
寝る気はないけれどなとなく目をつむっていたい時や、あるいは周囲を強く警戒している時もこのような寝相をとるでしょう。
横向き
横向きの寝姿勢は、犬にとって最もポピュラーな寝相です。うつ伏せの状態よりも深く快適に眠ることができますし、万が一睡眠時に外敵から攻撃を受けても、かろうじて姿勢を立て直すことができます。
横向きで寝るということは、犬が寒さを感じておらず、それゆえに丸まって寝るなどして暖を取る必要がない状態にあるということの証拠でもあります。
横向きで寝るということは、犬が寒さを感じておらず、それゆえに丸まって寝るなどして暖を取る必要がない状態にあるということの証拠でもあります。
仰向け
お腹を丸出しにして仰向けになって寝る犬の姿勢は、おへそを天井に向けていることから俗に「へそ天」と呼ばれています。
仰向けの状態で寝る犬は、心底安心しきっている状態にあるのでしょう。というのも、犬にとってお腹は守るべき急所だからです。
睡眠時には最も無防備にもなるにも関わらず、急所であるお腹を丸出しにして眠る犬は、飼い主さんに守られ愛されて育てられているため、「何も心配する必要はない」と感じているのでしょう。
仰向けの状態で寝る犬は、心底安心しきっている状態にあるのでしょう。というのも、犬にとってお腹は守るべき急所だからです。
睡眠時には最も無防備にもなるにも関わらず、急所であるお腹を丸出しにして眠る犬は、飼い主さんに守られ愛されて育てられているため、「何も心配する必要はない」と感じているのでしょう。
犬が丸まって寝るときの対処法
犬は、十分にリラックスすることができていなかったり寒さを感じている時に丸まって寝ることがよくあります。
ここからは犬が丸まって寝る時の対処法について解説していきますので、ぜひ参考になさってみてください。
ここからは犬が丸まって寝る時の対処法について解説していきますので、ぜひ参考になさってみてください。
犬が丸まって寝るときの対処法1:温かい寝床を用意する
犬が丸まって寝る時の対処法としてまずしたいのが、温かい寝床を用意してあげるということです。
犬は寒さを感じると暖を取るために丸まって寝ることがあるので、毛布やブランケットなどを寝床に置くなどして、温かい環境を整えてあげましょう。
とりわけトイプードルなどのシングルコートの犬は秋冬になっても体毛が生え変わらないため、寒さを感じやすくなりますので、温かい寝床作りが必要になるでしょう。
犬は寒さを感じると暖を取るために丸まって寝ることがあるので、毛布やブランケットなどを寝床に置くなどして、温かい環境を整えてあげましょう。
とりわけトイプードルなどのシングルコートの犬は秋冬になっても体毛が生え変わらないため、寒さを感じやすくなりますので、温かい寝床作りが必要になるでしょう。
犬が丸まって寝るときの対処法2:起きているとき十分な運動をさせる
起きている時に十分な運動をさせるというのも、犬が丸まって寝る時の対処法のひとつに数えられるでしょう。
犬は運動不足の状態だと寝る時間になっても眠気をあまり感じず、それゆえ丸まって眠ることもあるので、散歩の時間や回数を見直すなどして運動不足を解消することが必要です。
雨の日などで散歩に行けない時には、室内でおもちゃを使ってたくさん遊んであげてみてください。
犬は運動不足の状態だと寝る時間になっても眠気をあまり感じず、それゆえ丸まって眠ることもあるので、散歩の時間や回数を見直すなどして運動不足を解消することが必要です。
雨の日などで散歩に行けない時には、室内でおもちゃを使ってたくさん遊んであげてみてください。
犬が丸まって寝るときの対処法3:緊張を取り除く
犬が丸まって寝る時の対処法のひとつとして、緊張を取り除いてあげるということも大切です。
犬は不安や緊張を感じていると自分の身を守ろうとして本能的に丸まって寝るので、そんな時には優しく撫でたりスキンシップをして、犬の緊張を和らげてあげましょう。
また、犬が怖がっているものや音を遠ざけたり、安心して静かに眠れる場所に寝床を設置することも必要です。
犬は不安や緊張を感じていると自分の身を守ろうとして本能的に丸まって寝るので、そんな時には優しく撫でたりスキンシップをして、犬の緊張を和らげてあげましょう。
また、犬が怖がっているものや音を遠ざけたり、安心して静かに眠れる場所に寝床を設置することも必要です。
犬が丸まって寝るときの対処法4:環境を整える
環境を整えるというのも、犬が丸まって寝る時に実践したい対処法のひとつです。というのも、犬にとって安心できる快適な環境ならば、不安や緊張から丸まって寝ることはなくなるからです。
人が頻繁に通る導線上に犬の寝床を設置するのは避け、物音がせず静かでリラックスできる環境作りをして、犬が安心して眠れるようにしましょう。
人が頻繁に通る導線上に犬の寝床を設置するのは避け、物音がせず静かでリラックスできる環境作りをして、犬が安心して眠れるようにしましょう。
犬が丸まって寝る理由をしろう
今回は犬が丸まって寝る理由やそれ以外の寝相を取る時の心理などについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
犬が丸まって寝る理由は非常にさまざまですので、愛犬がなぜそのような寝相をしているのかをきちんと把握し、愛犬の気持ちを正しく理解してあげましょう。
犬が丸まって寝る理由は非常にさまざまですので、愛犬がなぜそのような寝相をしているのかをきちんと把握し、愛犬の気持ちを正しく理解してあげましょう。