犬の無駄吠えを防止するしつけ方法・対策アプリ・対策グッズ

犬の無駄吠えを防止するしつけ方法はさまざまです。無駄吠えをしている状況でしつけ防止の方法も変わってきます。例えば「無視する」「コマンドを出す（お座り、フセ）」ご褒美にドッグフードなどを用意する。「天罰方式 （嫌がること）」「無駄吠え防止グッズ 」などがあります。

無駄吠えする理由には、何か欲しい時や何かして欲しい時の要求の吠え、興奮して吠える、ストレスによる吠え、主人に危険を知らせようとする警戒の吠えなどさまざまです。

無駄吠え防止のしつけ方法で、酢の匂いが嫌いな犬が多いので「酢」を使うしつけ方法があります。霧吹きに水で薄めた酢を作り犬が吠えたら、鼻先にシュッとかけるという無駄吠え防止方法があります。スプレーが直接かからないないように、鼻先の方ににシュッとひと吹きします。犬は酢の臭いにびっくりして一瞬、吠えるのを止めます。

しかし、これは一時的には効果がありますが、長期間は使えない方法です。たまに酢の匂いに慣れたり、酢が好きになって舐めてしまう犬がいます。部屋が酢の匂いで充満するので飼い主も嫌になる場合があるのが難点です。

※絶対、犬に直接スプレーをかけないで下さい。

犬の無駄吠え防止のしつけ法で、「無視をする」しつけ方法があります。無視をするしつけ方法は、犬との信頼関係ができてからでないと役立たない場合があります。無駄吠えをして無視をされても「怒られている」ということが解らないからです。飼い主の「機嫌が悪いから」無視をしているなど間違った理解をしてしまう場合があります。

無視をするしつけ方法は使い方によって「犬のほうが上」と勘違いさせてしまい、逆効果になる場合があります。

犬の無駄吠え対策にスマホのアプリ「吠えないワン」があります。犬の声の大きさに応じて自動で犬の嫌いな音を出します。犬が吠えたら犬が嫌がる音が出るので、条件反射で犬が鳴き止むというスマホのアプリです。

しかし、その音に犬が慣れてしまったら、結局は無駄吠えをやめなくなります。犬によって効果が違いますが、時間がたつにつれて効果がなくなることが多いです。緊急で犬の無駄吠えをやめさせる即効性には向いてるが、長期的に犬の無駄吠えをやめさせることは不可能です。

犬の無駄吠え対策グッズに「超音波」があります。犬が吠える声を察知して、犬が不快に感じる超音波が発せられます。吠えるのが止まると超音波も止まる自動装置です。犬が超音波を不快に感じていれば続けている間に「吠える」「不快な音」と認識し無駄吠えがなくなっていきます。

でも、犬も性格がさまざまなので、超音波の音が全くきかない犬や超音波の音に慣れてしまう犬もいます。

犬の無駄吠えは、近所迷惑やトラブルのもとになってしまいます。無駄吠えをする理由や原因を探して無駄吠えをやめさせるしつけをしなければなりません。無駄吠えをするには「インターホンの音」「電話の音」「訪問者」などさまざまな理由があります。無駄吠えをやめさせるためにはグッズを活用します。

犬の無駄吠えをやめさせるグッズは、なかなか効果がでない中で、今の主流は「吠えると犬の嫌な音が出る首輪」です。口コミや評判でも有数の「ワンブル」です。無駄吠えした犬に「音機能、振動機能、電気機能」と3つの機能を搭載し、ピンポイントで犬の嫌悪感覚に刺激を与えて鳴きやますグッズです。装着も首輪タイプで簡単です。リモコンも付いており、顧客満足度93%の「ワンブル」です。

ワンブルは、犬の生態を研究した結果をもとに開発された無駄吠え防止グッズなので、電気を使っていても犬の体に影響はありません。ワンブルより知名度が低いだけで、基本的にワンブルと同じ機能の「しつけくん」もあります。ワンブルよりリーズナブルに購入できます。

犬の無駄吠えをやめさせるグッズのスプレー「スーパーアボ 」です。吠えるのに反応して、スプレーを噴射させる首輪です。装着は簡単で首にカチッとはめるだけです。犬が吠えるたびに本体のマイクが声をキャッチし、シトロネルの香りをスプレーします。

犬は「香り」「スプレー音」「鼻先にかかるひんやり感」に驚き、むだ吠えを控えるようになります。切替可能な2段階噴射で スイッチボタンを押すだけで、ロング噴射とショート噴射の切替もでき、臨機横柄に活用できます。

犬の無駄吠えに有効なしつけ教室は、飼い主が犬の指導方法をプロから指導を受け、犬と飼い主が一緒に学習する場所です。どのタイミングでコマンドを出せば犬が覚えてくれるのか、声の強弱のつけ方や叱り方、褒め方など短期間で覚えてくれるかを学べます。犬も集団講習のしつけ教室に参加することで、自分より強い犬や、弱い犬、子犬とどう接するかを学ぶことができます。

飼い主より自分の方が偉い、人間だと勘違いしている犬もいるので社会性を学ぶことができます。最大の利点は、しつけが上手くいかなかったとき、直接相談ができ、他の犬への指導方法を見て学ぶこともできるので参考になることが多くあります。

犬の無駄吠えが治らないなど、飼い主で「しつけ直し」ができない場合は「犬の保育園」に預けてみてください。預けられている間に運動やしつけを学ばせてくれます。預けられている犬同士の社会性の学習にも役立ちます。また、訓練所に預けるかしつけ教室でホームステイさせる方法もあります。

訓練所は犬を施設に預け、プロの訓練士が犬に服従心を持つように学ばせてくれる場所です。しつけ教室のホームステイでは、しつけを短期間で習慣つけてくれます。預けていた間は治っていたが帰ってきたら無駄吠えが再開する場合もあるので、臨機横柄に無駄吠えをやめさせるグッズやアプリも活用して下さい。

犬が無駄吠えする理由はさまざまです。

・「ごはんが欲しい」「散歩に行きたい」「かまって欲しい」など要求を聞き入れられるまで吠えてアピールし続ける『要求吠え』。

・「1人で留守番する時間が長い」「外に繋いでほったらかしにされている」など、飼い主にかまってもらえなかったり不安を感じた時や夜さびしくて夜鳴きをする『不安吠え』。

・「見知らぬ人が家に来た」「家のチャイムが鳴った」「初めて会った犬」や雷の音、花火の音など大きな音に恐怖を感じた時に吠えるのが『恐怖吠え』。

・郵便配達や宅急便の人など他人がテリトリーに侵入した事を飼い主さんに知らせるために吠える『縄張り吠え』

犬と散歩中に、始めて合う犬が唸りだし臨戦態勢になった場合、すぐにその場を離れます。喧嘩を始める前には、必ず唸り合うか片方が唸るという行動が見られます。犬は上下関係が絶対なのでどちらの地位が高いかを比べたがります。喧嘩が始まったら、下手に手を出して止めると興奮しているので噛まれたり怪我をします。

大きな音を出して犬を驚かす方法や水をかけるのも効果的な止め方です。また、双方が同時にリードを引っ張り離せればベストです。犬にも相性があるので散歩の時間やコースを変えて会わないようにしましょう。

犬の無駄吠えで苦情が来た時の対応方法をご紹介します。飼い主には、犬が他の人に迷惑を及ぼさないように努める義務があります。

無駄吠えによって他人に迷惑をかけた場合は、飼い主の責任であることが法律で定められています。苦情が来たら素直に謝ることが大切です。文句を言われ続けるのは苦痛ですが言い返さずに謝り続けてください。低姿勢でいることで警察沙汰にもなりにくくなります。

直ぐに、防音ケージや防音犬小屋などを買い防音対策をして下さい。無駄吠えを直すしつけ教室や保育園に通わせて無駄吠え改善の努力をします。吠え声が規定値レベルを超えた音量、長時間吠え続け、再三の改善以来にも応じなかった場合には「迷惑防止、騒音防止条例」になる場合があります。（住まいの自会によって違う）

無駄吠えをする犬にも理由があるのキチンと認識して対策やしつけをしましょう。無駄吠えは「うるさい」「近所迷惑」ではなく犬のサインだと捉えます。主従関係がしっかりできていて犬が飼い主のことをリーダーとして認めていれば、無駄吠えをせずに吠えても飼い主の号令一つで止めます。

なかなか無駄吠えを止めないのは、飼い主との主従関係がしっかりしていない証拠です。無駄吠えは要求を受け入れすぎていたために「ご飯が欲しい」「散歩に行きたい」「かまって欲しい」と犬が自己主張をするために吠えるようになります。主従関係がしっかりとしていれば無駄吠えを止めさせることができます。