cms-import-animaroll-wp

これで完璧犬と新幹線に乗る5つのマナーと注意点席ご紹介

ペットは一緒に新幹線に乗せられる?

ゴールデンウィークやシルバーウィーク、年末年始など、ペットと一緒に新幹線を使って帰省や旅行をしたいけれど、どうしたらいいのかわからず、不安に思ったことはありませんか。

電車や新幹線への動物持ち込みは、規定で定められた小動物に限り許可されています。さまざまな規定はあるのですが、指定料金を払えば、一緒に新幹線に乗車することが可能です。

ペットカートだけではNG

ペットカートに乗せてさえいれば、愛犬と新幹線に乗ることができるかというと、そうではありません。

一般的なペットカートの寸法では、規定のサイズを超えてしまうため、利用できない可能性が高いです。ただし、ケースとカートを分離できるタイプのものであれば、利用できる場合もあります。

ペットカートを利用したい場合は、仕様を十分確認するようにしましょう。

犬と新幹線に乗る時の5つのマナー

性別や世代を問わず、さまざまな人が駅や新幹線を利用します。

動物やペットが好きな方ばかりではありません。また、体質的に動物に対して拒絶反応を示してしまう方への配慮も必要になります。

せっかくの楽しい旅行が、悲しいものになってしまってはよくありません。愛犬が他の方に危害を加えたり、迷惑を掛けたりすることのないように、しっかりとマナーを守りましょう。

犬と新幹線に乗るマナー1:乗車する前にトイレを済ませておく

愛犬と一緒に新幹線に乗車する際は、必ず事前に愛犬のトイレを済ませておきましょう。

長時間トイレを我慢していると、人間と同じように膀胱炎などの病気になってしまう恐れがあります。可能ならば新幹線に乗車する直前に、トイレを済ませることができれば理想的です。

不安な場合、愛犬にマナーパンツを着用させるという方法もあります。

犬と新幹線に乗るマナー2:ペットだけで座席に置かない

たまたま空いているからといって、ペットの入ったキャリーケースなどを隣の座席の上に置いたり、ペットだけで座席に置いたりしてはいけません。

支払ったのは手回り品としてケースにかかる手荷物料金だけで、座席料金ではありません。また、JRの規定では、1人で2人分の切符を購入して使用することはできないと定められています。

あまりに目にあまる場合、乗車拒否されてしまってもおかしくありません。まわりに迷惑となる行動はやめましょう。

犬と新幹線に乗るマナー3:愛犬をケースから出さない

愛犬と新幹線での移動中、ずっとケースの中にいれておくのはかわいそうだからといって、ケースから出してはいけません。

車内には、老若男女さまざまな方がいらっしゃいます。動物が苦手な方、体質的に受け付けられない方もいらっしゃるでしょう。そんな方たちへの配慮を忘れてはいけません。

愛犬が誰かに迷惑をかけることを防ぐためにも、ケースから出すことは絶対にやめましょう。

犬と新幹線に乗るマナー4:キャリーバックは膝の上に

愛犬の乗ったケースやキャリーバックは、膝の上やもしくは足元に置くことが好ましいです。他の方の迷惑になるので、通路には置かないようにしましょう。

頭上にある荷物置き場は、かなり不安定な場所になります。大変危険ですので、こちらにケースを置くことも止めましょう。

犬と新幹線に乗るマナー5:キャリーバックのサイズと重さの制限

新幹線に持ち込みできるペットの種類、またペットを入れたキャリーバックのサイズや重さには、制限が設けられています。

盲導犬などの補助犬を除く中型犬や大型犬は、残念ながら新幹線に乗車することはできません。

いざ新幹線に乗ろうとしたら乗れなかったということを防ぐためにも、事前にきちんと公式サイトなどで確認しておきましょう。
JR各社共通
種類小犬、猫、鳩またはこれらに類する小動物(猛獣やへびの類を除く)
サイズ長さ70cm以内で、タテ・ヨコ・高さの合計が90cm程度のケースに入れたもの
重さケースと動物を合わせた重さが10kg以内
注意事項全身が入るケースに入れること。顔出しは不可。布状で形態が固定しないもの(ドッグスリング等)は利用不可

新幹線に乗る時の必要なグッズ4選

愛犬と新幹線に乗るためのマナーをしっかりと確認していきました。ここからは愛犬と新幹線に乗車する際に必要となるグッズを見ていきましょう。

新幹線に乗る時の必要なグッズ1:トイレセット

ケースの中にトイレシートをセットしておくのを忘れないようにしましょう。それとは別に、予備として数枚程度は準備しておくようにしましょう。

汚れたトイレシートを捨てるためのビニール袋も忘れずに準備しましょう。普通のビニール袋やレジ袋でも良いですが、臭いが漏れないビニール袋や、マナーポーチなども販売されています。

また、消臭スプレーなども用意しておくとより安心でしょう。

新幹線に乗る時の必要なグッズ2:水

新幹線の車内は、とても乾燥しやすいです。犬ももちろん喉が乾いてしまいます。少なくともボトル1本程度の水を準備しておきましょう。

水をあげるときは、ペットボトルに装着できる給水ノズルや、ケースに直接装着できるタイプの給水器などがあると便利です。

給水のためとはいえ、車内でケースからペットの顔を出すのは禁止されているので注意しましょう。

おやつ

愛犬が気に入っているおやつも用意しておきましょう。ガムなど、なるべく長時間夢中になってくれるようなおやつも合わせて準備しておけるとより安心です。

普段そんなにおやつを食べない、あげないといった場合は、食べ慣れたドッグフードを準備しておくとよいでしょう。

一気にたくさんの量をあげると吐いてしまったりするため、少量ずつあげることを意識しましょう。

新幹線に乗る時の必要なグッズ3:お気に入りアイテム

お気に入りのおもちゃ、タオルなども忘れずに準備していきましょう。移動中の愛犬のストレスを軽減してあげることができます。

ストレスを減らしてあげることは、車内での無駄吠えを防ぐためにも大事です。

いくらお気に入りだといっても、音が出るものや、あまりにも興奮しすぎてしまうようなものは避けるようにしましょう。

新幹線に乗る時の必要なグッズ4:犬用の洋服

犬用の洋服を着せておけば、愛犬の抜け毛が周りに飛び散りにくくなります。また、過ごし慣れない土地での体温調節をしやすくすることもできます。

可能ならば、何着か予備を準備しておけると安心です。

ドッグランなどで遊んでから宿泊施設に向かう場合でも、汚れた服から清潔な服に着替えさせたあとチェックインすると良いでしょう。

新幹線に乗る時の席とは

それでは、愛犬と新幹線に乗るとき、どの座席を選べば良いのでしょうか。座席や、乗車位置をまとめてみましたので、参考にしてみてください。

混みそうな週末、繁忙期などは避け、平日の日中や、すいてる時間を意識して移動するようにすると安心です。

新幹線に乗る時席1:自由席

自由席の一番のメリットは、席移動が容易だということです。もしも隣に座った方が動物が苦手な方や、体質的に動物が受け付けられない方など、何か問題が起こりそうな場合席を移動することができます。

座れなかった方が通路部分に立っている場合もありますので、移動する際は気をつけましょう。無用なトラブルを防ぐためにも、座席の周囲の状況などには常に気を配ることが大切です。

新幹線に乗る時席2:指定席

座席位置は一番前の席や一番後ろの席を指定すれば、若干スペースが広いため、他の席よりは余裕を持ってケースを置けるでしょう。

また、もし何かあってもすぐに席を離れてデッキで対処することができます。指定席の切符を事前購入する場合は難しいですが、当日に切符を買う場合は、できるだけ混んでいない列車や車両を選ぶようにしましょう。

新幹線に乗る時席3:グリーン車は避けた方が良い

新幹線グリーン車は通常の座席に比べて席が広く、また人も比較的少ないため、グリーン料金を払ってでも愛犬と移動するには最適と思いがちですが、なるべく避けた方が無難です。

グリーン席には足置きが設置されているのですが、これがケースを置く際に邪魔になってしまうからです。

また、意図的にグリーン車を選ぶことで、静かで落ち着いた空間の中、重要な仕事をこなしている方もいらっしゃいます。そんな方には愛犬の存在が迷惑になってしまう可能性があります。

新幹線に乗る時席4:多目的室を使用する際の注意点

ほとんどの新幹線に設置されている多目的室は、身体の不自由な方が優先的に利用することができる個室です。

体調不良で休みたい方、着替えたい場合や授乳室として使いたい場合にも利用することができます。

当日空いているならば愛犬との利用も可能ではありますが、車掌の判断によりますので、一度相談してみるのも良いでしょう。

あくまで身体の不自由な方が優先的に利用するための個室だということを忘れないでください。

新幹線に乗る時のペット料金と注意点4つ

新幹線に乗る時のペット料金と注意点1:ペット料金

新幹線に愛犬と一緒に乗車するときは、規定の手回り品料金を払って乗車しなければなりません。

新幹線以外の交通機関では、無料でいいところと、規定の料金を払わなければならないと決められているところがあります。

利用する交通機関の公式サイトなどで、サイズや注意事項などと一緒に事前に確認しておきましょう。
交通機関ペット料金
JR280円(手回り品1個につき)
東京メトロ無料
都営地下鉄無料
東急電鉄無料
小田急電鉄無料
京王電鉄無料
京成電鉄無料
新京成電鉄無料
京急電鉄無料
東武鉄道無料
西武鉄道無料
りんかい線無料
大阪市営地下鉄バスニュートラム無料
近畿日本鉄道280円(手回り品1個につき)
京阪電車280円(手回り品1個につき)
阪急電車280円(手回り品1個につき)
阪神電車280円(手回り品1個につき)
南海鉄道280円(手回り品1個につき)
名古屋鉄道280円(手回り品1個につき)

新幹線に乗る時のペット料金と注意点2:普通手回り品きっぷ

新幹線では、ペットは有料手回り品、いわゆる荷物扱いとなります。

乗車したい駅の窓口などでペットの入ったケースなどを確認してもらったあと、普通手回り品きっぷを購入してからでないと乗車することはできません。

新幹線の普通手回り品きっぷは、事前購入はできません。また、自動券売機では販売していませんので注意しましょう。

新幹線に乗る時のペット料金と注意点3:ペットのための指定席の購入はNG

犬やペット用に新幹線の切符を買い足して、少しでもスペースを広くしたい、トラブルが起こるのを防ぎたいと考える方もいるでしょう。このような行動はJRの規則によって明確に禁止されています。

JRでは、ペットは人間ではなく、荷物という扱いのため、「1人が2枚以上の乗車券を同時に使うことはできない」という規則に違反することになるからです。

新幹線に乗る時のペット料金と注意点:規程内でも拒否されるケースもある

規定を守って準備していても、愛犬が落ち着かず他の乗客に迷惑がかかると判断された場合、また繁忙期で新幹線がかなり混んでいるなどの状況では、乗車を拒否されるケースもあります。

普段から、キャリーケースやキャリーバッグに入ったときは吠えないようにしつけておいたり、時間に余裕をもって混んでいる時間を回避したりするなど、できることはしておきましょう。

犬と一緒に新幹線に乗るためには準備が大切

新幹線に犬を乗せるには、考えていたよりもたくさんの準備が必要だと感じた方も多いのではないでしょうか。

きちんと決められていることも多いので、利用する交通機関の公式サイトなどでしっかりと確認しながら、事前に準備しておくことが大切です。

愛犬やペットと一緒に新幹線に乗れるようになれば、行動範囲は一気に広がります。周囲の方々への配慮を忘れず、愛犬という大切な家族と一緒に素敵な旅行を楽しみましょう。
楽天ペット保険
ペット保険のアクサダイレクト
ペット保険は「PS保険」
モバイルバージョンを終了