犬用スロープは必要?
犬を飼っていると人間なら容易に越えられる段差でも小型犬などは段差をうまく越えることができなかったり、年を取って今まで越えられていた段差が越えられなくなることも考えられます。
愛犬が安全に安心して快適に過ごせるためには、自宅にあるさまざまな段差に犬用スロープの設置をする必要があります。
愛犬が安全に安心して快適に過ごせるためには、自宅にあるさまざまな段差に犬用スロープの設置をする必要があります。
シニア犬にとって段差は大変
人間でもそうですが犬も年を取ると足腰が弱り、若いころよりも身体能力も低下するので少しの段差が上れなくなってしまいます。
段差を無理に上ろうとすれば上れなくて落下し怪我の危険性もあります。上れたとしても時間がかかり大変で体力の消耗にもなります。
快適に過ごせるように段差はなるべく少なくしたいです。
段差を無理に上ろうとすれば上れなくて落下し怪我の危険性もあります。上れたとしても時間がかかり大変で体力の消耗にもなります。
快適に過ごせるように段差はなるべく少なくしたいです。
手作り犬用スロープはとっても簡単!
犬用スロープはペットショップやネットショップなどでできあがったものを買って設置することができます。買ってきたものはすぐに設置でき便利ですが、段差に高さや大きさが合わない場合もあり逆に手間となることもあります。
犬用スロープは手作りすることもでき、すのこなどを使えば安く簡単にすぐに手作りできます。
犬用スロープは手作りすることもでき、すのこなどを使えば安く簡単にすぐに手作りできます。
犬用のスロープとステップどっちが良い?
段差を解消するためにはスロープ以外にも段差が緩やかなステップを選ぶこともできます。犬用のスロープとステップはどちらがいいのでしょう。
段差が緩やかでもステップですと上り下りの時に後ろ足か前足のどちらかに負担をかけてしまいますので、スロープの方が足腰への負担を軽減することができシニア犬には便利です。
段差が緩やかでもステップですと上り下りの時に後ろ足か前足のどちらかに負担をかけてしまいますので、スロープの方が足腰への負担を軽減することができシニア犬には便利です。
大型犬用のスロープの種類・値段
大型犬は体が大きいので段差を上り下りしやすい幅のもので、重い体重を支えることができるしっかりしたもの、滑らないように滑り止めがついたものを選ぶようにします。
段差スロープには玄関スロープなど外でも使えるものと室内で使うレザーなどの素材のものがあり、安いものであれば3,000円から買うことができます。
段差スロープには玄関スロープなど外でも使えるものと室内で使うレザーなどの素材のものがあり、安いものであれば3,000円から買うことができます。
大型犬用のスロープの種類・値段1:犬用スロープ (152cm) 車への乗降 高低差のある場所で活躍 4つ折りコンパクト収納【The Little Dog Star】
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The Little Dog Starの犬用スロープは、価格9,980円、長さ152㎝・幅40㎝・適用体重50kg以下の大型犬に対応した段差スロープです。
高い段差のある所に使うことができ、4つ折りにして収納することができるので外出先に持っていったり、使わないときには収納しておくことができます。
高い段差のある所に使うことができ、4つ折りにして収納することができるので外出先に持っていったり、使わないときには収納しておくことができます。
ツダアテンザワゴンのリアで犬の乗り降りに使っています。大型の老犬なので必須です。怖がる事も最初はありましたが、お出掛けできる嬉しさが勝ったみたいで大丈夫です。キャンピングトレーラーの昇降にも便利です。
https://www.amazon.co.jp/Little-Dog-Star%E3%80%91%E7%8A%AC%E7%94%A8%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%97-%E9%AB%98%E4%BD%8E%E5%B7%AE%E3%81%AE%E3%81%82%E3%82%8B%E5%A0%B4%E6%89%80%E3%81%A7%E6%B4%BB%E8%BA%8D-4%E3%81%A4%E6%8A%98%E3%82%8A%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%AF%E3%83%88%E5%8F%8E%E7%B4%8D/dp/B07FBJBFDN?SubscriptionId=AKIAIOZT56TLDVIBCEZA&tag=uranaru0c-22&linkCode=xm2&camp=2025&creative=165953&creativeASIN=B07FBJBFDN
大型犬用のスロープの種類・値段2: gardhom 犬用スロープ,荷重85㎏
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gardhomのペットスロープは耐荷重85kgのため、大型犬にも使用可能です。また、ペットの登る能力に合わせて高さを変えることが可能です。
小型犬用のスロープの種類・値段
小型犬用のスロープは体が小さいのであまり大きすぎるものを選ぶと邪魔になってしまいます。またあまり傾斜がきついとかえって足腰に負担がかかってしまいますので注意が必要です。
小型犬用スロープも大型犬用スロープ同じように室内で使うものと外でも使えるものがあり、3,000円程度から購入することができます。
小型犬用スロープも大型犬用スロープ同じように室内で使うものと外でも使えるものがあり、3,000円程度から購入することができます。
小型犬用のスロープの種類・値段1:ドライブ用スロープ ペットウォーク ペットスロープ :【ドイツTRIXIE】
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ドイツTRIXIEのドライブ用スロープはプラスチック製で持ち運びができるので屋外でも室内でも使えます。上り下りするときに滑らないようなコーティングがされており、両側に安全レールがついているので安心して使えます。
値段は10,481円で、耐荷重50kg以下ですので中型犬まで対応することができます。
値段は10,481円で、耐荷重50kg以下ですので中型犬まで対応することができます。
小型犬用のスロープの種類・値段2:ペットスロープ ブラウン【山善】
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山善ペットスロープは室内で犬のベッドやソファーなどの横で使います。ウレタンフォームでできているので非常に軽量で、外のカバーはマジックテープによる着脱式で、取り外して洗うことができるのでとても便利です。
値段は3,073円で、重量900g、幅30㎝、奥行き55㎝、高さ31㎝と小型犬にはちょうどいいサイズです。
値段は3,073円で、重量900g、幅30㎝、奥行き55㎝、高さ31㎝と小型犬にはちょうどいいサイズです。
我が家のミニチュアダックス(ブラックタン)、体重3.5kgですが、足が短いくせにソファーに飛び乗ろうとしたり、飛び降りたりします。 特に飛び乗る際は、足が短いので、ほぼ失敗します。ヘルニアや、ケガの心配があったため、このスロープを購入。付けたおかげで、飛び乗ることはしなくなりました。飛び降りるのはやめてくれませんが。内部はスポンジでしょうか、大変軽いので、移動は全く苦になりません。3ヵ月以上使用していますが、変形などもありませんよ
https://www.amazon.co.jp/%E5%B1%B1%E5%96%84-YAMAZEN-%E3%83%9A%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%97-%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%B3/product-reviews/B00PGI4P0M/ref=cm_cr_arp_d_hist_5?ie=UTF8&reviewerType=all_reviews&filterByStar=five_star&pageNumber=1
おしゃれなステップ・スロープにおすすめの100均グッズ
段差スロープや階段ステップはシニア犬以外でもヘルニアを患っている犬や股関節が弱い犬種、子犬にとっては快適に安全に生活するために便利なツールです。
ダイソーやセリアなどの100均で購入した材料で安くおしゃれなスロープを手作りすることもできます。
手作りにおすすめの100均グッズをご紹介します。
ダイソーやセリアなどの100均で購入した材料で安くおしゃれなスロープを手作りすることもできます。
手作りにおすすめの100均グッズをご紹介します。
おすすめ100均
- ダイソー
- セリア
1:すのこ
百均のすのこはDIYでは優秀な働きをしてくれるグッズで、犬用のスロープにも応用することができます。
大きさが合えばそのまま立てかけて使うことができますが、犬の大きさや段差の高さに合わせてカットしたりつなぎ合わせたりして作ります。
ずれを防止するためにすのこの下に床と接した足をつけてもいいです。
大きさが合えばそのまま立てかけて使うことができますが、犬の大きさや段差の高さに合わせてカットしたりつなぎ合わせたりして作ります。
ずれを防止するためにすのこの下に床と接した足をつけてもいいです。
2:網
百均の網(ワイヤーネット)もDIYで重宝するグッズで、犬用スロープの材料として使うこともできます。
ただワイヤーネットはそれだけで使うと強度的に不安があるので補助的な材料として使うと良いです。
すのこで作ったスロープを支える足の部分に使ったり、スロープから落ちないように両側につけてもいいです。
ただワイヤーネットはそれだけで使うと強度的に不安があるので補助的な材料として使うと良いです。
すのこで作ったスロープを支える足の部分に使ったり、スロープから落ちないように両側につけてもいいです。
3:ジョイントマット
ジョイントマットは赤ちゃんがいる家庭が転倒したときのけが防止のためやペットがいる家庭がフローリングで滑ってけがをしないように敷いていたりします。
すのこで手作りしたスロープの上に敷くことで滑り止めになったり、隙間に足が挟まってけがを防止するために使うことができます。
すのこで手作りしたスロープの上に敷くことで滑り止めになったり、隙間に足が挟まってけがを防止するために使うことができます。
基本的な手作りの犬用スロープの作り方
経験者ならどのように手作りすればいいか想像できますが、初心者はそうはいきません。
手作りする場合には、大体の設計を決める→使用する材料を集める→作成(スロープ部分を作り滑り止めカーペットを貼る)という順番で進めていくことになります。
ここでは基本的な犬用スロープの手作りする方法を説明していきます。
手作りする場合には、大体の設計を決める→使用する材料を集める→作成(スロープ部分を作り滑り止めカーペットを貼る)という順番で進めていくことになります。
ここでは基本的な犬用スロープの手作りする方法を説明していきます。
基本的な手作りの犬用スロープの作り方1:大体の設計を決める
犬用スロープを手作りする場合にはまず大体の設計を考えます。
大きさなどを計って設計を考えておかないと、使用する材料が何なのか、材料はどれぐらいの大きさをどれぐらい買ってくるのかを決めることができません。
手作りする場合、初心者がいきなり作ると失敗する可能性もありますから大体でも設計を作っておきましょう。
大きさなどを計って設計を考えておかないと、使用する材料が何なのか、材料はどれぐらいの大きさをどれぐらい買ってくるのかを決めることができません。
手作りする場合、初心者がいきなり作ると失敗する可能性もありますから大体でも設計を作っておきましょう。
基本的な手作りの犬用スロープの作り方2:100均でグッズを集める
設計が完成したら手作りに必要な100均グッズを用意します。
代表的な必要となるグッズは、すのこ・ワイヤーネット・ジョイントマット・強力接着剤(できれば水に強いタイプ)・釘です。必要であれば発泡スチロールブロックを用意するといいでしょう。
代表的な必要となるグッズは、すのこ・ワイヤーネット・ジョイントマット・強力接着剤(できれば水に強いタイプ)・釘です。必要であれば発泡スチロールブロックを用意するといいでしょう。
基本的な手作りの犬用スロープの作り方3:滑り止めカーペットを貼る
すのこなどの材料でスロープを手作りすることができたら、そのままでは犬が足を滑らせて怪我してしまう恐れがありますので滑り止めカーペットを貼ります。
接着剤や両面テープで貼り付けてもいいですが、洗いたい場合にはファスナーテープ(マジックテープ)で貼るようにするといいでしょう。
接着剤や両面テープで貼り付けてもいいですが、洗いたい場合にはファスナーテープ(マジックテープ)で貼るようにするといいでしょう。
手作り!段差がない犬用スロープの作り方
足腰が弱りだしてからスロープを用意してもいいですが、怖がって使ってくれない場合もあります。足腰が丈夫なうちにスロープを用意してあげる方がいいでしょう。
基本的な作り方は先ほどご紹介しましたが、ここでは大型犬と小型犬それぞれにあわせた犬用スロープの手作りの仕方をご紹介します。
基本的な作り方は先ほどご紹介しましたが、ここでは大型犬と小型犬それぞれにあわせた犬用スロープの手作りの仕方をご紹介します。
手作り!段差がない犬用スロープの作り方1:大型犬用スロープの作り方
大型犬用のスロープの手作りの仕方は、スロープ部分になるすのこをカットして、脚部分を作りスロープを組み合わせる、脚やスロープに滑り止めマットを貼るという手順で行います。
大型犬の場合、体が大きいので体重を支えることができる強度と上り下りしやすい幅を考え手作りする必要があります。
大型犬の場合、体が大きいので体重を支えることができる強度と上り下りしやすい幅を考え手作りする必要があります。
手作り!段差がない犬用スロープの作り方2:小型犬用スロープの作り方
小型犬用のスロープを手作りする場合も、大型犬用のスロープを手作りする手順で作ります。
小型犬は大型犬のように体が大きく体重が重いわけではありませんが脚が短いので想像している以上に負担がかかっていることが考えられます。
小型犬用のスロープ手作りする場合は、あまり傾斜をつけすぎず角度を考えてあげましょう。
小型犬は大型犬のように体が大きく体重が重いわけではありませんが脚が短いので想像している以上に負担がかかっていることが考えられます。
小型犬用のスロープ手作りする場合は、あまり傾斜をつけすぎず角度を考えてあげましょう。
犬用スロープを作る際のポイント
比較的簡単に犬用スロープを手作りすることができることがわかりましたが、手作りする上でいくつか注意しておきたいポイントがあります。
犬用スロープを手作りする場合には、強度に気をつける・傾斜をつけすぎないようにする・滑らないように配慮するという3つのポイントに注意する必要があります。
犬用スロープを手作りする場合には、強度に気をつける・傾斜をつけすぎないようにする・滑らないように配慮するという3つのポイントに注意する必要があります。
ポイント1:強度に気をつける
犬の体重を十分に支えることができるような材料を選んだり、構造にするようにして強度に気をつけましょう。
市販のものですと耐荷重が記載されているのでそれを目安にすればいいですが、手作りする場合には実際にできあがったものが耐えられるか試してみてから使うようにしましょう。
市販のものですと耐荷重が記載されているのでそれを目安にすればいいですが、手作りする場合には実際にできあがったものが耐えられるか試してみてから使うようにしましょう。
ポイント2:傾斜をつけすぎない
段差を無理なく上ることができるようにスロープを手作りするので、急な角度の傾斜をつけては意味がありません。手作りする場合には傾斜をつけすぎないことは重要なことです。
段差の高さが高い場合にはスロープを長くして、足腰に負担があまりかからないように無理なく上ることができるように考えて作るようにしましょう。
段差の高さが高い場合にはスロープを長くして、足腰に負担があまりかからないように無理なく上ることができるように考えて作るようにしましょう。
ポイント3:滑らないように配慮する
手作りの場合、すのこなどがむき出しになったままですと滑らないように無理に踏ん張って負担が増したり、滑ってけがしてしまう恐れがあります。滑らないように配慮することも大切です。
室内なら滑り止め機能がついたマットを貼り、屋外でしたら人工芝などを貼って段差を無理なく上れ、滑りにくくなるような配慮が必要です。
室内なら滑り止め機能がついたマットを貼り、屋外でしたら人工芝などを貼って段差を無理なく上れ、滑りにくくなるような配慮が必要です。
段差がつらくなってきた愛犬にスロープを作ってあげよう
段差を上ったり、飛び下りたりすることは人間が想像している以上に負担がかかってしまいます。年を重ねたシニア犬は身体能力の低下や足腰の弱りで今までは平気だった段差が上れなくなる場合もあります。
段差を上ることがつらくなってきたシニア犬は特にスロープを手作りして、段差を無理なく上れるようにしてあげましょう。
段差を上ることがつらくなってきたシニア犬は特にスロープを手作りして、段差を無理なく上れるようにしてあげましょう。