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初めて犬を飼うなら犬種選びは重要|犬種選び方のコツ5つと犬の特徴

初めて犬を飼うなら考えておくべきこと

始めて犬を飼うならば、必ず考えておかなければいけないことがあります。

飼い始めてしまってから後悔しないように、いろいろな角度から時間をかけて考えてみましょう。

まずは根本的なことから見ていきましょう。

本当に犬が欲しいのかどうか

なぜ犬を飼いたいですか?可愛いから?子供が欲しがっているから?

毎日の散歩、ドッグフード代、予防接種。病気やケガで病院にかかることもあり、その都度お金がかかります。

飼い主さんはお休みをとって家族で一週間の海外旅行に行くこともあるでしょう。その間、犬のお世話はどうしますか?

子犬を飼うなら、この先10年以上、成犬でも残りの何年もの人生を共にする家族になります。

犬は一番飼いやすい動物のひとつですが、犬を飼うならば、本当に欲しいのか、最後まで面倒を見てあげられるのか、じっくり考えましょう。

犬を飼うなら必要な物をリストアップしよう

いよいよ犬を飼うことになったら、必要な物を揃えましょう。まず犬を迎えに行くのにキャリーケースや首輪、リードまたはハーネスが必要です。

家にはドッグフードフードと食器、ケージやサークル、、トイレとペートシート。犬を飼うなら、迎える前に用意しておきたいものだけでもこんなにあります。

子犬がトイレを失敗したときのために、アルコールや雑巾やウェットティッシュも便利。

犬が家に来てから慌てないように、あらかじめ必要な物をリストアップしておきましょう。

犬を飼うなら押さえておくべき犬種の選び方のコツ5選

犬を飼うには、たくさんのお金と時間が必要になります。

今欲しい犬種は、室内や家の近くで十分な運動ができるでしょうか?病気やケガをしてしまったとき、数日預けなければいけなくなったときのために、経済的な余裕はありますか?

まずは自分のライフスタイルを見直して、自分に合った犬を選びましょう。

犬種の選び方のコツ1:住環境を見直す

欲しい犬種と自分の住環境が一致するとは限りません。

近くに十分に遊ばせられる大きな公園やドッグランなどがあれば運動が必要な犬種でも安心ですが、例えば都会のマンションに住んでいて普段は街中を散歩するくらいであれば運動量が少なくてよい犬種がいいでしょう。

吠えたときはどうでしょう?ご近所が近すぎれば迷惑になるし、住宅が密集していないような場所では犬のなき声は意外と遠くまで響いたりします。

犬によってはかなりの運動量が必要です。無駄吠えもします。飼ってしまってから後悔しないためにも、犬を飼うことをイメージしながら自分の住環境を見直してみてください。

犬種の選び方のコツ2:犬の世話にかけられる時間を考える

犬は毎日の散歩や、しつけにも時間がかかります。一日にどれだけの時間を犬にかけてあげられるでしょうか。

仕事を終えて疲れて帰ってきても「疲れたし今日は散歩やめよう」というわけにはいきません。

子犬のうちはあちこちにおしっこやうんちをしますし、しつけは覚えるまで同じことを何度も何度も繰り返さなければいけません。

犬を飼うならば、それだけ犬にかける時間が必要になります。十分な時間があるか、一日や一週間の流れを再確認してみましょう。

犬種の選び方のコツ3:犬にかかる費用について

犬の購入費を除く初期費用としては、市区町村への登録費用、狂犬病予防接種、混合ワクチン接種費用があります。

日々かかる費用は、フード、おやつ、ペットシートです。年1回かかる費用としては、狂犬病予防と混合ワクチンの接種、フィラリア予防薬、ノミ・ダニ予防薬があります。

その他には去勢・避妊手術、シャンプー、トリミング代などにかかります。犬を飼うならばそれなりに費用がかかることは必ず頭に入れておきましょう。

犬種の選び方のコツ4:家族構成は?

家族構成はどうでしょうか。一人暮らしで寂しいから犬がいたらいいな、と思う方は多いようですが、もし一日に留守の時間が長い人は犬に寂しい思いをさせてしまいます。

生まれたばかりの赤ちゃんやまだ小さい子供がいる場合、散歩の時間がとれなかったり、子供の世話で忙しくて十分な世話をしてあげられないことも。数年我慢して子供が大きくなるのを待つのも選択肢のひとつです。

今の家族構成で犬の世話をする時間が十分に確保できるか、欲しい犬種と子供の相性はどうかなど、確認しておきましょう

犬種の選び方のコツ5:ペットとしての犬に求めること

癒されたい、番犬として家を守ってほしい、運動不足だから一緒に歩きたい、犬と触れ合うことで子供に思いやりの心が芽生えたらいいな。

犬を飼ったら、あなたはその犬にどんなことを求めますか?明確なものがあれば、犬選びのヒントになるでしょう。

初めて犬を飼うならしたい犬の特徴5つ

犬を飼うならどんな犬がいいでしょうか?欲しい犬は、もしかしたら初めての人には飼うのが難しいということもあります。

初めて飼う場合は、初心者でも飼いやすい犬、育てやすい犬を選びましょう。

初めて犬を飼う人に犬の特徴1:運動量が少ない

初めて飼うなら小型犬などの運動量が少なくてよい犬種がです。室内でボール遊びなどをするだけでも十分運動ができると言われています。

もちろん室内だけでいいわけではなく気分転換のためにも散歩に連れて行かなければなりませんが、長い時間歩く必要はありません。

大型犬は毎日一時間以上の散歩が必要で、初心者向けとは言えません。

初めて犬を飼う人に犬の特徴2:しつけがしやすい

利口で賢く、しつけがしやすいのも、初めての人が飼いやすい犬の特徴のひとつです。しつけは簡単なことではありません。犬を初めて飼うなら、しつけがしやすい犬種にしましょう。

大型犬の中にはしつけやすい犬種もいますが、急にほかの犬や人に危害を加えてしまう危険もあるので、より厳しいしつけが必要です。

初めて犬を飼う人に犬の特徴3:無駄吠えがない

散歩中にすれ違う人、郵便配達や宅配便の人に吠えたり、家に来た来客に吠え続けたりする「無駄吠え」は周囲への迷惑になります。

無駄吠えをするのは警戒心が強かったり、音などの刺激に敏感で臆病な性格の犬種に多いです。

犬なので全く吠えないことはありませんが、吠えにくい犬種を選ぶことで心配が減りますので、飼い主さんもストレスを溜めずに済みます。

初めて犬を飼う人に犬の特徴4:抜け毛が少ない

犬は春と秋の暖かくなる頃と寒くなる頃に毛が生え変わります。毛の長い犬のほうがたくさん抜けそうですが、そうとは限りません。小型犬の中で抜け毛が少ないのは毛の長い犬に多いです。

抜け毛の少ない犬であれば、衣類やソファなどの家具についた抜け毛を取ったり掃除をする手間が少なくなります。

初めて犬を飼う人に犬の特徴5:親の遺伝子に異常がない

初めて犬を飼うなら、遺伝的にリスクの少ない犬種を選んだ方がいいでしょう。

親の遺伝子に異常があった場合、子犬にも影響がでてなんらかの異常がみられ、食事の管理や薬を飲ませたり、日常にも影響します。

親が健康で異常がない犬種を選ぶことをします。

初めて犬を飼うなら押さえておきたい犬の入手先3つ

犬の入手先1:ペットショップ

犬を飼うならまず思いつくのがペットショップです。

ペットショップの最大のメリットは実際に見て触って選べることです。一度に複数の犬種も見ることができ、そのお店で必要なものを揃えることもできます。

きちんと世話がされているか、ワクチン摂取がされているかはチェックポイントです。

犬の入手先2:ブリーダー

犬を繁殖し、生まれた犬を販売する人を「ブリーダー」といいます。業者を通さないので、ペットショップより安いことがほとんどです。

ブリーダーのメリットは、子犬が生まれた環境を実際に見ることができたり、その子の親犬や兄弟がいれば会うこともできます。

いつでも子犬や赤ちゃんがいるわけではありませんが、親犬を気に入って次に生まれる子犬を予約できたら生まれるのが楽しみになります。

犬の入手先3:保健所

保健所には、捨てられたり事情があって手放された動物が収容されています。収容期間は原則10日ほどで、引き取り手がいなければ処分の対象になってしまいます。

そんな犬たちを引き取り、育てることができるのを知っていますか?海外では保護された犬を里親として引き取ることは一般的に行われています。

各保健所がインターネットで公開していたり、譲渡会を開催しているところもあるので、近くの保健所に問い合わせてみましょう。

犬を飼うなら責任はしっかりと持とう!

犬を飼ってしまったあとで、「こんなはずじゃなかった」となってしまっては取り返しがつきません。

犬を飼うなら、欲しい犬種が自分のライフスタイルに合っているか、犬にかかるお金のことや世話をする時間などについてきちんと考え、家族で話し合いましょう。

犬にとっては飼い主さんの存在だけが頼りです。

犬を飼うなら、迎えた犬が最期のときまで幸せに暮らせるように、その犬へ責任を持ち、面倒をみてあげてください。
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