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犬の散歩のおしっこマナーを知ろう!トレーニング方法や注意点を解説!

犬の散歩中のおしっこはどうする?

散歩は「犬を連れている」という条件が加わった途端、国の法律・地方自治体の条例・所属コミュニティのローカルルール、集合住宅の管理規約などの、様々な決まり事を守る義務が生じます。そこで注目する犬の排泄のルールについてご紹介します。

ペット用おむつをする

高齢の犬がトイレを失敗する回数が増えたときや、子犬の時期にトイレを覚えるまでのしつけとして利用することもあります。

散歩中の途中で排泄してしまっても、処理が簡単だったりしますので、飼い始めの方にもです。

ただし、おむつのサイズによって変わりますが、1パック30枚入りで平均1500円くらいかかるため費用に負担がかかるほか、長時間の場合、お尻が蒸れてしまうため、こまめな交換が必要になります。

トイレシートを持ち歩く

コンクリートやアスファルトの上でおしっこをした場合、トイレシートで吸い取って処分できるので、近所の方や周りを利用する方に不快な思いをさせないための対策になります。

可能であれば、シートの上でできるようにトレーニングしてできるようになれば、どんな場所でも排泄できます。犬の散歩をする際のマナーでは必須アイテムになります。

マナー水を持ち歩く

多くの自治体で推奨されているのがこの「マナー水」と言われる、犬のおしっこの汚れや臭いを取るための対策です。

マナー水というのは、自分の暮らしている住宅のマナーは場所によって異なりますが、いつもその場所を利用する人が不快にならないように配慮することが本来の目的です。

あくまでも、犬を散歩する際の最低限の対策のため、水をかけることに対しても不快になる人もいるため、難しい問題にはなっています。

犬の散歩中におしっこさせる際の注意点

飼い主が、散歩をする場所を考慮することが大切です。

おしっこの回数を減らすために、臭いを嗅がせない散歩が推奨されていますが、犬の楽しみの1つは「臭いを嗅ぐこと」でもありますので、犬も気持ちよく散歩を楽しめるように、飼い主がしっかりサポートしましょう。

水をかけても嫌がる人がいることを理解する

実は、やり方によってはマナー水は改善にならないこともあります。

アスファルトでおしっこをしてしまったのでとっさに水をかけたら色も落ちないまま広がってしまいかえって汚れが大きくなってしまったということも少なくないです。

住宅付近や、公共の場でおしっこをしてしまった場合は、水をかける前にまず、ペットシートで給水させてからかけたほうが良いです。

犬を飼ってない人の立場を考える

犬の散歩中、排泄の処理を怠った場合、犬を飼っていない人または、犬が苦手な人は、「飼い主が悪いから犬もダメ」と感じてしまいます。

誰に対しても、犬の散歩をしている人に対してそういった偏見を持ってしまうことは、しっかりマナーを守り続けている飼い主にも迷惑になります。

犬を散歩する飼い主は誰もがきちんと排泄処理や、リードをつないであちこち行かせないように、しつけをしましょう。

散歩する場所を考慮する

大好きな愛犬を好きな所へ連れてってあげたい気持ちもありますが、時間・場所はしっかり考えましょう。

例えば、公園の水飲み場で犬の体を洗ったりブラッシングすることは、公共の場所を汚す行為になるほか、花壇やため池などの犬の体が汚れやすい所にも注意が必要です。

また、時間帯は早朝など人通りの多い時間と場所を避けて散歩すると、事故やトラブルは非常に少なくなるため安全です。犬と散歩することにはしっかり責任感を持ちましょう。

マナー水とは?

犬の散歩では必要不可欠ともいわれるワード「マナー水」とは、犬の散歩中に愛犬がおしっこをした際に、そのおしっこに水をかけて流すために持ち歩くことを言います。

ペットボトルなどに入れて、散歩時に持ち歩きます。犬を飼っていない人にも、理解してもらうための最低限の礼儀なので正しく使いましょう。
マナー水とは?
  • なぜマナー水を使うのか
  • 実際マナー水は必要?
  • マナー水の本来の目的

なぜマナー水を使うのか

犬の排泄物の処理に関する周りからの苦情やトラブルはとても多く、コンクリートや植物が犬のおしっこの成分によって汚れたり、腐ってしまうなどの環境問題にもなっていて、世間では犬の散歩中のマナーに、自治体で様々なルールが決められています。

その中で、おしっこをした場所での配慮が目的で、マナー水が使われています。

マナー水を使うことで礼儀を示すこともできるため、場所によっては必要不可欠です。

実際マナー水は必要?

実際に、散歩中の犬がフンやおしっこをして、放置してしまうと悪臭や害虫が発生し、生活環境に影響を及ぼしてしまい、周りに迷惑になります。

水をかける対策は、飼い主にとっては「やらないよりは、いいだろう」と考えてしまいがちですが、犬を飼っていない人や犬が苦手な人からは、「木酢液じゃないと意味ないだろう」という意見が上がります。

状況によっては必要ですが、第一に考えることはおしっこをさせる場所を飼い主が、配慮することではないでしょうか。

マナー水の本来の目的

マナー水の本来の目的は、周りに迷惑かけないための、マナーの1つです。

実際は必要なのか、意味がないなど、賛否両論はありますが、そもそもおしっこをしてしまったら、どうしよもないです。

「どうしよもない」で終わらすのと、「ここで、おしっこさせてすみません」という気持ちで水をかけることとは、後者のほうが礼儀があるように考えられます。

必要かどうという以前に、マナー水とは配慮の気持ちも込めていることを、犬を飼っていない人たちが理解することも大切です。

散歩中に同じ場所でおしっこさせるトレーニング方法は?

そもそも、マナー水や物で対策をすることより、前提でやっておく必要があるのは、おしっこやフンのしつけではないでしょうか?

なかなかおしっこのタイミングをわかってくれない、勝手にマーキングつけちゃうという愛犬を飼っている方はぜひ参考にしてみて下さい。
<散歩中のおしっこトレーニング方法>
  • いきなり歩かせない
  • においのついたトイレシートを使用する
  • いつものコマンドを使う
  • 覚えるまで根気強く繰り返す

散歩中のおしっこトレーニング方法1:いきなり歩かせない

ルートを決めずにいきなり歩かせると電柱を嗅ぎまわったり、あちこちのにおいを嗅いをかいで、マーキングしてしまいます。

散歩時間やルートはきちんと決めて犬にストレスの無いように散歩しましょう。

また、散歩中立ち止まって、いきなり歩かせると、犬の体や心の、状態に何かサインが出てる可能性もあるため、犬の散歩の際は寄り添って、声をかけてあげましょう。

リードを無理やり引っ張ったりしないで、犬に合わせてあげることもたまには大切です。

散歩中のおしっこトレーニング方法2:においのついたトイレシートを使用する

猫やうさぎなどの動物でも自分の臭いを気に入ったところに擦り付けるしぐさもあります。特に犬は一度トイレをした場所の臭いを把握して、自然に同じところでするようになります。

同じように犬が排泄して残した臭いのついたトイレシートを利用する方法もあります。特にオスは自分の縄張りを示そうと「マーキング行為」をしたがるためその改善につながるでしょう。

しかし、臭いのついたトイレシートを持ち歩くのは少し気が引けますので、できれば臭いの漏れないビニール袋などに入れて持ち歩きましょう。

散歩中のおしっこトレーニング方法3:いつものコマンドを使う

コマンドとは飼い主が犬に対して行う指示のことを言います。

犬によってこちらの方法はかなり異なりますが、多くの犬が行っているのは、ちゃんとトイレシートの上でおしっこしたら、または、散歩前に家でおしっこを済ませたら、おやつを与えるようにすることです。

そこで、トイレの場所を覚えるまで、いつも同じコマンドまたは、ハンドサインを使います。上手にできたら褒めてあげる、たくさん遊んであげることも大切です。

早ければ3~4日で、散歩する前やおしっこをするときに待機するようになります。

散歩中のおしっこトレーニング方法4:覚えるまで根気強く繰り返す

犬は初めからトイレシートをトイレだと思っているわけではないので、トイレの場所を覚えさせる必要があります。

特に子犬と比べると、失敗を繰り返してきた成犬は、今まで失敗してきた記憶を塗り替えるのに少し時間がかかるため根気強い指導が必要です。

トレーニング期間中は油断せず、失敗しても叱らないように気を付けましょう。

散歩中におしっこをさせないしつけ方

散歩前に、トイレを済ませるようになれば、どうしても周りの人たちへの理解が足りない場合にも快適に散歩できるようになります。

特に都会では人通りが多かったり、スポットになる公園などの公共の場は犬を飼わない人もたくさん来ますので、おしっこの処理に困らずに済みます。

家で排泄させてから散歩する

そもそも、散歩中におしっこをしなくなれば、マナー水や、排泄物の処理などに手間もかからなくなり、よりスムーズに快適な散歩ができます。

まず、家でのトイレの場所を決めましょう。中小型犬であれば、専用のトイレを、設置するのがです。ご家庭の生活パターンでトイレのタイミングを把握していたら、トイレする時間になったとき、トイレの場所まで連れていってあげてみてもいいです。

家でおしっこをした時だけ何かご褒美があると簡単にできるようになる子もいます。

臭い嗅ぎをさせないために飼い主に注目させる

散歩中突然走り出したり、何でも口に入れようとする犬にはいい対策になります。また、臭いを嗅ぐことで排泄を誘発してしまい結果おしっこの回数も増えてしまいます。

そんな時は、飼い主が魅力を持つと飼い主に注目しながら歩けるようになるため、その愛犬にとって何か楽しそうなことをしてくれると思わせてみましょう。

日頃から、愛犬と遊んであげれば、散歩のときも期待して飼い主に注目するようになるでしょう。

犬のペースではなく飼い主のペースで歩く

こちらの方法はトラブルや事故を未然に防ぐための対策の一つになります。

犬は人の歩調に合わせて歩くことを教えてゆくうちに、飼い主に対して「服従心」や「信頼」ということも覚えてゆきます。散歩をするマナーの前提と言っても過言ではないです。

どうしても、危険なことをしようとしたり、ほかの人に迷惑のかかることをしたら、とっさに先に行ってはダメ!と、強くしかってしまいがちですが、コマンドで離れて歩いてはいけませんよと、優しく教えてあげることが大切です。

犬の散歩中のおしっこのマナーを知ろう!

犬の散歩を周りの人に迷惑をかけず、快適にできるように、お住いの自治体のルールを理解して、愛犬に教えてあげましょう。

飼い主がきちんと、犬の気持ちを理解して、指導してあげることも大切です。犬を飼っていない人の気持ちにもなって、散歩の場所・時間の考慮もしましょう。
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