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室内犬のトイレの場所はどこが最適?トイレの場所を覚えさせる方法

室内犬にトイレの場所を教える必要性

室内でトイレの場所を教えることは、ずっと飼っていくうえで非常に重要になります。

人間と犬がお互いに心地よく生活を共存していくためにも、室内でトイレの場所を教えることは必須です。

掃除にかかる手間や臭いによって、犬も飼い主もストレスを抱えることになってしまうからです。

室内犬のトイレの場所はどこが最適?

室内犬のトイレの設置場所は、どの場所が最適なのか度を見てみましょう。

現在室内犬のトイレをリビングやケージなどで、しつけが成功している人でも、トイレの場所をあらためて確認しましょう。
場所おすすめ度ポイント
リビング★★★☆☆移動に便利だが臭いが気になる
ケージの中★☆☆☆☆緊急用トイレであれば〇、メイントイレとしては✖
水場の近く★★★★★人の出入りが少なく落ち着く場所、片付けが楽
玄関☆☆☆☆☆人の出入りがあるので落ち着かない
寝室★★☆☆☆落ち着く場所ではあるが臭いが気になる
廊下★★★★☆ドアの開閉が必要なければ最適な場所

室内犬のトイレの最適な場所1:犬が落ち着ける場所

室内犬もトイレをするときは、無防備な姿勢になるので安全で安心することができる、プライバシーが保護されるトイレの場所を好みます。

人の出入りが激しい玄関やドアの近くにトイレの場所があると、音や人の気配がきになって落ち着いてトイレをすることができない可能性があります。

また、エアコンや扇風機の近くなど風があたる場所や、寒さや暑さがきになる場所も室内犬にとっては落ち着ける場所ではないので注意しましょう。

室内犬のトイレの最適な場所2:犬の寝床からは遠ざける

寝床から室内のトイレの場所を遠ざけることで、トイレの場所の認識をさせることができます。

また、本来プライバシーが保護された場所で排泄したい動物は、寝床に便があることを隠すために食糞してしまうことがあるので、食糞を防ぐためにも寝床からトイレの場所を遠ざける必要があります。

しかし、寝床からすごく離れた場所にトイレを設置した場合、トイレまでの移動が面倒になり粗相をしてしまうこともあるので気をつけましょう。

室内犬のトイレの最適な場所3:餌場からも遠ざける

ごはんの場所とトイレの場所が違うということを認識させましょう。

室内犬にトイレの場所を教えるトイレトレーニング期間中では、特にトイレ以外の匂いがしない場所にトイレを置いてあげると覚えるのが早くなります。

しかし、子犬の場合は、ごはんを食べたあとにすぐに排泄ができるようにあまり遠くない場所にトイレを設置してあげるとよいでしょう。

室内犬のトイレの最適な場所4:部屋が狭い時はサークル

室内犬のトイレのトレーニングを失敗させないためには、サークルの中でトイレを教えることもよいでしょう。

ケージでは、自由に動き回るスペースが少ないので、部屋が狭い時はサークルにして、ある程度自由に動き回れるスペースを確保してあげましょう。

また、トイレトレーニング期間中では、室内犬がトイレに行きたがるタイミングを観察することが大切ですが、サークルを使えばいつでも目が届くので便利です。

室内犬のトイレの最適な場所5:水場の近く

室内犬にトイレの場所を覚えさせるときに、水場の近くを選ぶことで片付けが簡単になります。

例えば、お風呂場の場合、片付けが楽になることで、たくさんのお掃除グッズなどを購入する必要がなくなります。

また、洗面所などの水場の近くも、人の出入りが少なくプライバシーが確保されているので、室内犬にとってはトイレの最適な場所であります。

室内犬のトイレの最適な場所6:ケージ内はしつけが難しい

犬は寝床では排泄しない習慣があります。ケージ内は室内犬の寝床にもなる場所なので、ケージ内でのトイレのしつけは難しいです。

犬は場所を認識するときに、まずは「寝る場所」と「寝る場所ではない場所」を覚えます。そのため、ケージ内に寝る場所を確保している室内犬の場合、トイレを覚えさせるためにケージの外にトイレの場所を置くとよいでしょう。

もし、ケージ内にトイレの場所を設置していない場合でも、寝床とトイレの場所は離しておくとよいでしょう。

室内犬のトイレの最適な場所7:愛犬の好みに合わせる

室内犬のトイレに設置する条件に合った場所だとしても、愛犬の好みと違う場合があるので、愛犬がいつもいる気に入った場所にトイレを設置することも大切です。

トイレのしつけをされていない室内犬は、トイレで排泄をしなければならないという習慣がありません。

そのため、いつもいる空間からトイレが離れている場合、わざわざトイレへ行くことが面倒になってしまうので、愛犬が気に入った場所にトイレのスペースをつくることも大切です。

犬にトイレの場所を教える方法

犬にトイレの場所を教える方法を、順を追って説明します。飼い主の教え方によって、トイレトレーニング期間が変わるので、まだ試してない方法がある人はチャレンジしてみましょう。
犬にトイレの場所を教える方法
  1. 犬のトイレのタイミングを察知する
  2. サインに気づいたら素早く移動し様子を見る
  3. ごほうびとおしおきを上手に使う
  4. トイレを覚えるまでは散歩は短めにする

犬にトイレの場所を教える方法1:犬のトイレのタイミングを察知する

室内犬のトイレの場所を教える方法で、1番大切なことはトイレの場所を間違わずに失敗させないことです。

トイレの場所を失敗させないためには、常に注意深く室内犬のようすを観察し、トイレに行きたがるタイミングを察知することを心掛けることが大切です。

特に、トイレトレーニングをはじめてから最初の成功までは、室内犬から目を離さないようにしましょう。

犬にトイレの場所を教える方法2:犬にトイレの場所を教える方法2:サインに気づいたら素早く移動し様子を見る

トイレに行きたがる行動や素振りを察知したら、室内犬の気が散らないように注意しながら素早く移動し見守ります。

もしも、トイレの場所を間違えた場合に、素早く正しいトイレの場所まで移動させないといけないので、犬が気にならないくらいの距離に飼い主は移動します。

また、成功した場合には、すぐに褒めてあげることが大切です。排泄後、歩きまわってからご褒美をあげると、なにで褒められたのかわからなくなってしまうので素早い行動が飼い主に求められます。

犬にトレイの場所を教える方法3:ごほうびとおしおきを上手に使う

室内犬が正しいトイレの場所に排泄ができて成功した場合は、排泄したらすぐにおやつをあげたり、たくさん褒めてあげます。

失敗した場合には、「ダメ」や「NO」など短い言葉で注意をして、素早く正しいトイレの場所に連れて行ってあげましょう。

犬にトイレの場所を教える方法4:トイレを覚えるまでは散歩は短めにする

室内でトイレの場所を覚えて成功するまでは、外でのトイレを覚えさえないようにしましょう。

散歩が毎日の習慣で、外で排泄を覚えている犬の場合、室内でのトイレをせずに散歩に連れて行ってくれるまで我慢する犬もいます。

この場合、失敗の回数を増やすことにもなりかねないので、室内でのトイレを覚えるまでは散歩は短めにしましょう。

犬がトイレの場所を間違えたときの対処法

室内犬がトイレの場所ではないスペースに、粗相をしてしまっても叩いたりなどの暴力は絶対にしてはいけません。

室内犬がトイレを間違えて粗相をしたとき、トイレを覚えさせるチャンスでもあるので、正しい対処法をしてトイレを覚えさせてあげましょう。

犬に間違った場所を覚えさせない

室内犬にトイレとは間違った場所は覚えさせないためには、トイレシーツと似た素材のものは、室内犬の活動スペースには置かないようにしましょう。

トイレの場所をしっかりとまだ覚えていない時期に、トイレシーツと似ている素材の敷物やものなどを置いておくと、間違えて排泄をしてしまう場合があります。

室内犬が失敗をしない環境づくりをしてあげることが大切になってくるので、特に室内犬が好む場所でトイレにしたくないスペースには工夫が必要です。

すぐに叱る

室内犬がトイレの場所とは違うスペースに間違えて粗相をした場合には、現行犯ですぐに叱るようにしましょう。

トイレの場所を覚えていない室内犬は、トイレを間違えてしまっても認識できていないので、飼い主の目の前で粗相をした場合には、「ダメ」など短い単語ですぐに叱ることが必要です。

飼い主が留守中に粗相をした場合、いつごろトイレを間違えたのかわからないので、そこで叱ってしまうと室内犬はなにで怒られているかわからないので現行犯以外で叱るのはやめましょう。

掃除しているところを見せない

飼い主がトイレ掃除をしているところを見せると、遊んでもらっていると勘違いするため掃除している姿は見せないようにしましょう。

室内犬がトイレの場所を間違えてしまった場合は、無視をして掃除することが対処法なのですが、その場合に掃除している姿を愛犬に見せてしまうと、トイレトレーニングが遅くなる場合があります。

「ぼくがしたことで、ご主人さまが一生懸命に床を叩いたり、シュッシュッと吹きかけたり構ってくれるんだ」と思わせてしまうことになります。

消臭剤を用いて臭いを完全に消す

排泄とはマーキングすることでもあるので、トイレではない場所に臭いがついていると粗相を繰り返します。

消臭剤を用いて臭いを完全に消すことで、繰り返し粗相をおこさせないようにする工夫が必要です。臭いをかいでいる場合は、人間には感じなくても鼻がきく室内犬には臭いがわかってしまっているので、しっかりと臭いを除去しましょう。

どうしても同じスペースで繰り返し粗相をする場合は、飼い主の生活に支障がなければ、粗相した場所にトイレを設置することもよいでしょう。

犬との生活はトイレの場所を覚えさせることから

室内犬と仲良く人間が生活するためには、お互いにストレスになることは避ける必要があります。

とてもかわいい愛犬でも、毎日何度もトイレとは違う場所で粗相をされてしまっては、掃除にストレスを感じてしまい飼い主も嫌になってしまいます。

室内犬を飼う場合、人間の生活のルールを守ってもらわなければならないこともありますので、室内犬を飼うと決めたら、子犬でも成犬でも、まずにトイレを覚えさせることからはじめましょう。
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