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犬に与える水は水道水で大丈夫?犬の水の量・軟水は?

犬は水道水で大丈夫?

わんちゃんを飼っている方にとって、犬はかけがえのない家族です。いつも与えている犬の水について気になっている方も多いことでしょう。

コスパがいいのは水道水ですが、犬の水に水道水をあげてもいいのでしょうか?

水道水が大丈夫な理由

「水道水を飲み水に使ってもいいの?」とお考えの方もたくさんいることでしょう。しかし水道水は、犬はもちろん人間が飲んでもいいようになっています。

ではなぜ、犬の水に水道水をあげても大丈夫なのでしょうか?

水道水が大丈夫な理由1:軟水で飲みやすい

日本の水道水は軟水で飲みやすいですので、犬の水にしても大丈夫です。お水の硬度は、カルシウムやマグネシウムがどのくらい含まれているかによって決まってきます。

水1Lあたりに含まれるカルシウムやマグネシウムの量が、120mg以上だと硬水、120mg未満でしたら軟水です。

軟水はカルシウムやマグネシウムがあまり含まれていないので、口当たりがなめらかで飲みやすく、世界の名だたるミネラルウォーターにも軟水が使われています。

水道水が大丈夫な理由2:水質が安定しているため安心

日本の水道水は水質管理がしっかりとしていて、水質が安定しているので安心です。

まず水道水は、水道法に規定されている水質基準をクリアしなければなりません。そのためには水源から蛇口まで、とてもきめ細かな水質管理を行い、浄水処理を丁寧に行う必要があります。

ですので水道水は、犬の水に使っても大丈夫です。

犬と水の関係とは?

ここからはちょっと視点を変えて「犬と水の関係」がどうなっているのかについて考えてみましょう。

犬の水はとても大切なものですが、一日にどのくらいのお水をあげるものなのでしょうか?以下で見ていきましょう。

犬と水の関係1:体重の65%は水分

犬の体重のおよそ65%は水分でできていますので、水はなくてはならない大切なものです。

犬の水を十分にとることで、さまざまな病気を防いで健康を保ってくれます。犬の水分摂取量が不足しないように気をつけてあげましょう。

とくにドライフードを与えている場合は、ドライフードには7%くらいの水分量しかありませんので、積極的に水分をとることが必要です。

犬と水の関係2:体重1kgにつき50ml

犬の体重1kgにつき、だいたい50ml~60mlの水をとるようにしてあげてください。つまり、体重が3kgのわんちゃんでしたら150ml~180mlくらいの水を飲まないといけないことになります。

しかし、犬の水の量は多ければ多いほどいいというわけではなく、あくまで適切な量の水分を飲むことが大切です。

犬と水の関係3:飲み方で病気とわかるかも?

犬の水の飲み方をじっくりと観察してあげることで、わんちゃんの体調がいいのか悪いのかがわかることもあります。

犬は本当に体調が悪いときは、食事はもちろん、水分でさえもあまり取りたがりません。

犬の水を入れている容器を見て「水があまり減っていないな」と感じたら、どこか体の調子が悪いということも考えられます。

犬が水を飲まない時の対処法4つ

犬の水の飲み方はそれぞれです。犬がきちんと水を飲んでくれるのでしたら安心ですが、中にはあまり水を飲みたがらない犬もいることでしょう。

では、犬が水を飲まないときは、どのように対処すればよいのでしょうか?
犬が水を飲まない時の対処法4つ
  1. 食事に水を加える
  2. 水の温度を変える
  3. ゼラチンで固めてゼリーに
  4. 風味のある材料を選ぶ

犬が水を飲まない時の対処法1:食事に水を加える

犬が水を飲まなからといって、そのまま放置しておくのはよくありません。食事に水を加えるなどして間接的にでも水分をとらせてあげましょう。

たとえば、ドライフードをあげているのでしたら、水を加えてふやかしてから愛犬にあげてみてはいかがでしょうか?

水を加えることでドライフードが柔らかくなり食べやすくなります。

犬が水を飲まない時の対処法2:水の温度を変える

犬の水の温度がぬるいことも、水を飲んでくれない原因のひとつです。犬の水を容器に入れっぱなしにしておくと、水の温度がぬるくなり飲んでいてもおいしく感じられません。

犬の水が容器に入れっぱなしという状態は、雑菌を繁殖させる原因にもなり、衛生的にもよくありませんので、こまめに新鮮で冷たい水に取りかえましょう。

犬が水を飲まない時の対処法3:ゼラチンで固めてゼリーに

どうしても水を飲んでくれないときは、犬の水をゼラチンで固めてゼリーにしてみてはいかがでしょうか。

おやつにゼリーを食べたことがある犬でしたら、そのときのおいしかった記憶を思い出して、水を固めたゼリーを食べてくれる可能性があります。

犬は好奇心いっぱいの動物ですので、楽しみながら水分がとれるように工夫してあげることも大切です。

犬が水を飲まない時の対処法4:風味のある材料を選ぶ

犬が水分を取りたがらないときは、風味のあるジュースをあげるのもアリです。

手作りするのでしたら、人参を使ったキャロットジュースや、りんごを使ったアップルジュースはいかがでしょうか。

犬が水を飲まないときは食欲が落ちていることもよくありますが、ジュースですと、水分だけでなく果物の栄養素もとれて一石二鳥です。

犬が水を飲む時の高さと容器

犬の水やりにはお皿タイプがです。シンプルな構造なのでお手入れがしやすく、清潔に保つことができるからです。

しかし頻繁に水をあげれないという方は、ノズルタイプや自動給水を検討してみるのもいいでしょう。

ノズルタイプ

ノズルタイプは、お水を入れる容器にノズルがついていて、ノズルの先にはコロコロと転がせるボールが入っています。

犬がノズルの先端のボールをなめると、少しずつ水が出てくるしくみです。

ケージの柵に取りつけて使いますので、ワンちゃんが飲みやすい高さに調節することもできて、置き場所に困りません。

しかし、ノズルタイプは、ノズルの先端のボール周りに雑菌が繁殖しやすく、こまめなお手入れが必要です。また一度にたくさん水を飲めないというデメリットもあります。

自動給水

自動給水タイプの犬の水飲み器にもいろいろなものがありますが、循環式給水器でしたら、水を循環させながらフィルターがほこりを取ってくれます。

ですので、ノズルタイプよりも雑菌からくる匂いを軽減することもできるでしょう。

しかし循環式給水器の場合は、定期的にフィルターを交換しないとかえって不衛生になりますので、フィルターの交換頻度に気をつける必要があります。


また、自動給水タイプは形が複雑なだけに、お手入れがしにくいというデメリットもあります。

犬に軟水3つ

かわいい愛犬にはおいしいお水を飲んでほしいと思うのは飼い主さんの当然の気持ちです。

犬に軟水にはどのようなものがあるのでしょうか。水道水も含めて3つご紹介します。続きは以下をご覧ください。

犬に軟水1:水道水

衛生的でコスパが良くて、犬の水として毎日ジャンジャン使えるものといえば、水道水の右に出る水はないといっても過言ではありません。

できれば有名な天然水をあげたいところですが、やはり気になるのはお値段です。

愛犬がどうしてもミネラルウォーターしか飲まないのであれば仕方ありませんが、普段は水道水で十分でしょう。

犬に軟水2:水素水

今話題のお水に「水素水」というものがあります。

水素水の分野はまだまだ開発途中で、水素水がもたらす効果についても意見が分かれています。それだけに、これからどんどん水素水の研究が進んでいくことでしょう。

「今日はちょっと珍しいお水をあげたい」そんな気分のときには、犬の水として今話題の水素水を与えてみてはいかがでしょうか?

犬に軟水3:ミネラルウォーター

犬の水に味がおいしいものをあげたいとお考えでしたら「ミネラルウォーター」がいいでしょう。

軟水のミネラルウォーターは飲みやすくて、さまざまなミネラル成分が入っているので甘みがあっておいしいです。

お誕生日やクリスマスなどの特別な日には、ワンちゃん用のケーキとミネラルウォーターで愛犬と乾杯してみてはいかがでしょう♪

犬に水を与える時のグッズ

ところで世間の皆さんは、どのようにして犬の水を飲ませているのでしょうか。「便利な水飲みグッズがあればいいのに」と思うことはありませんか?

犬の水をあげるときに、あると便利なグッズを見てみましょう♪
使いやすさお手入れコスパ
PETKITウォーターボトル★★★★☆★★☆☆☆★★★☆☆
ドギーマン 携帯ボトル★★★★★★★★☆☆★★★★★
[Penne] 折りたたみ式 ペットボウル★★★☆☆★★★★★★★★☆☆
THAINペット 水 飲み器★★★★☆★★☆☆☆★★★☆☆

犬に水を与える時のグッズ1:<PETKITウォーターボトル>

「PETKITウォーターボトル」は、お散歩でお出かけするときに便利な犬の水筒で、400mlのお水を入れて持ち運ぶことができます。

ウォーターボトルには、ココナッツ活性炭を使ったフィルターがついているので浄水効果もあります。

コンパクトサイズでバッグの中に入れても邪魔にならず、サッと取り出せて便利です。

犬に水を与える時のグッズ2:<ドギーマン 携帯ボトル >

使い勝手のいい携帯ボトルをお探しでしたら、「ドギーマン 携帯ボトル」もです。

ペットボトルと給水皿が一体型になっているタイプですが、給水皿が広めのサイズになっているので、わんちゃんが楽にに水を飲むことができます。

使い方も簡単です。給水皿をパカッと開けたら、ボトルをギュッと握るだけで簡単にお水をあげることができます。

ストラップがついているので持ち運びしやすいのもうれしいポイントです。

犬に水を与える時のグッズ3:<[Penne] 折りたたみ式 ペットボウル>

犬の水を入れる給水皿が欲しいけど、コンパクトに折りたためるものがいいとお考えでしたら、「Penne 折りたたみ式 ペットボウル」はいかがでしょうか?

軽くてコンパクトに折りたためるだけでなく、高さを調節することもできます。お散歩のときに給水皿として使えるのはもちろん、おやつをあげたいときにも使えて便利です。

犬に水を与える時のグッズ4:<THAINペット 犬 猫 水 飲み器>

犬の水をあげるときに、「水がこぼれて床が汚れるので困っている」という飼い主さんにしたいのは「THAINペット 犬 猫 水 飲み器」です。

給水皿にカバーがついていて、カバーの中心部分から水が出るしくみになっていますので、愛犬が水を飲むときの飛び散りを少なくしてくれます。

カバーがあるので給水皿にホコリが入りにくいのもうれしいポイントです。

犬の水は水道水で大丈夫!

わんちゃんに水道水をあげても大丈夫なの?と思われる方も多いでしょうが、むしろ水道水なら安心です!

日本の水道法の水質基準は厳しく、その基準をクリアするために、水道水はきめ細やかな水質管理のもとで作られています。

犬の健康を維持するために水分は欠かせません。質の良い水分を与えて、わんちゃんに長生きしてもらいましょう♪
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