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狼犬の特徴3選・狼犬とウルフドッグ・家庭で買えるのか

狼犬とは

狼犬とは、シェパードやハスキーなどの犬種と狼の交雑犬です。狼の血が75%以上を占めるものはハイパーセントと呼ばれており、より狼に近いとされ非常にがあります。

狼犬とウルフドッグに違いはあるのか

狼犬は英語でウルフドッグと呼ばており、狼犬=ウルフドッグということになります。。狼犬は狼とは違い、特別な許可なくペットとして飼育可能です。しかし狼の血が流れているので、軽い気持ちで飼養することはできません。まずは狼犬の特徴をよく知ってから、購入を検討しましょう。

狼犬の特徴3コ

狼犬は、犬の持つ従順さと狼の持つ野性的な部分の両方を持ち合わせています。しかし、飼育するには、豊富な経験を持つ上級者でも、難しいといわれています。それでは、狼犬の特徴をみていきましょう。

特徴1

狼犬は知能がとても高く賢い犬種です。狼は群れで行動し、群れの中で上下関係を作って生きていく生き物です。その為、ひとたび自分がリーダーと認めた相手には非常に従順です。

特徴2

狼犬は、とても警戒心が強く、慎重で注意深い犬種です。内向的で神経質な性格は自然界で生きている狼独特の特性であり、少しの環境の変化にも敏感に反応します。しかし一度認めた相手にはとても愛情深く、優しい面もあります。

特徴3

狼犬は、運動量もかなり多く、食欲も旺盛です。1頭当たりに必要な飼育面積は30㎡以上、理想的な運動量は1日2~3時間以上と言われており、どれをとっても普通の犬より飼養に手間がかかります。飼い主は金銭的にも時間的にも余裕がなくてはなりません。

狼犬の種類

日本で純潔犬種として認められている狼犬は、サーロス・ウルフホンドとチェコスロバキアン・ウルフドッグの2種類です。それ以外は交雑種であるため、正式には犬種として認められていません。

犬との違い

犬と狼は、DNA鑑定のほぼ同じ遺伝子を持っています。しかし、体格や顔や歯の大きさ、目一つとっても同じ所はありません。野性と家畜という環境の違いにそれぞれが適応してきた結果といえるでしょう。

大きさ

狼犬は、一般的に体高は64cmから81cm、体重は45kgから71kgほどあります。狼犬は飛躍力が高く3m程度の柵なら軽々と飛び越えてしまいます。また、体毛の密集度が高いのが特徴で、寒さには強い子が多いです。

幼少期

狼犬の飼育を検討されているなら、子犬の頃からきちんと訓練することが大切です。狼犬のしつけで、一番大切なのは服従訓練です。リーダーだと認識され、信頼関係が築ければ成犬になった時に攻撃されることはないでしょう。

成長後

成長した狼犬は、運動量が多いため家の中や狭い場所にいるとストレスで体調を崩してしまうこともあります。広い庭や長時間の散歩に加え、高いフェンスや穴堀りへの対策など環境を整えてあげることが必要です。

狼犬の飼い方

飼育に必要なものは、基本的には犬と同じで、エサ入れやトイレやケージにお散歩用のリードも購入しましょう。そして、できればケージとトイレは別に用意するとしつけがしやすくなります。

狼犬は他の犬と比べて、しっかりしつけをしなくてはペットとして飼うことは難しい犬なので、十分な時間をペットと過ごせる方でないと飼い馴らすのは難しいです。

ペットショップ

狼犬は普通のペットショップでは滅多に販売されていません。海外から輸入が主ですが、現在ではネットで狼犬を取り扱っているサイトを探すことができるため、ネットでの購入をします。

狼犬を手に入れるには

狼犬を手に入れるには、狼犬専門のブリーダーがです。大変希少でがあるためすぐに売約してしまいますので、こまめに子犬の情報をチェックしましょう。販売価格は15万円から25万円ほどで狼の血のパーセンテージによって値段が異なります。

狼犬の餌

基本的には犬と同じペットフードで大丈夫です。しかし狼犬は肉食寄りなためペットフードを消化しづらい場合もあります。エサが合うか合わないかは個体差もありますが、子犬の場合はふやかして食べさせてあげるのも一つの手です。

飼いやすさ

狼犬は決して飼いやすい犬とは言えません。狼犬に、一度格下に見られてしまうとしつけをするのは困難を極め、場合によっては襲われて怪我をする危険性もあります。よく考えてから購入をしましょう。

狼犬を飼うと決めたら

狼犬には、狼の血が混ざっています。しっかり信頼関係を築けなければ危険を伴うこともありますが、飼い主がリーダーとして主導権を握っている限り、狼犬は他にはない最高のパートナーとなってくれます。狼犬の特性をきちんと把握し、理解した上で、責任を持って狼犬を飼うようにしましょう。

近隣の理解を得、共存しよう

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