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ミックス犬マルプーってどんな犬種?しつけ方法や値段・特徴

マルプーとは?

マルプーとは、マルチーズとプードルを掛け合わせたミックス犬です。

ミックス犬とは、両親が異なる純血種で交配されたハーフ犬のことです。

ミックス犬の大きな特徴として、個体差が大きく、大人になった時にどんな姿になるのか?その成長を見守る楽しみがあります。

マルプーの親である、マルチーズもプードルも賢く、しつけのしやす性格ですから、ペット初心者の方でも、飼いやすい犬種と言えるのではないでしょうか。

マルチーズとは?

マルチーズとは、マルタ共和国原産の白くて長い毛並みが特徴の小型犬です。
 
性格は明るく従順で、甘えん坊。飼い主によく懐いてくれ、しつけもしやすい子です。

ですが警戒心や気が強い一面もあり、飼い主以外の人には吠えたりする面もありますが、きちんとしつけをすれば、吠え癖もなくなってくることでしょう。

トイプードルとは?

トイプードルとは、プードルの種類のひとつのことです。大きいものから順に、スタンダード、ミディアム、ミニチュア、トイの4種類があり、トイプードルはプードルの中でも、一番小さい犬種です。

性格は利口で、活発、頭も良く、しつけのしやすく、その愛くるしい見た目から、の高い犬種です。価格も20~30万以上する子もいます。

10万円以下の安いトイプードルもいますが、餌を十分に与えられず育てられた結果、安値が実現しました。

そういった子は、身体が弱い子が多いです。あまりに安すぎる子には、注意しましょう。

マルプーの歴史

マルプーの親である、マルチーズとプードルの歴史について、それぞれみていきましょう。

マルチーズは、古くからヨーロッパで飼育されていました。その歴史は古く、紀元前300年頃に飼育されていた記録が残っています。

愛玩犬として、愛され、室内で飼われてきました。

人間との付き合いも古く、人によく懐く子と言えます。

プードルも古くからヨーロッパで飼育されていました。

プードルは元々、狩猟犬として飼育されており、古くから人間のパートナーとして可愛がられてきました。

そのため、従順で賢い性格の子です。

マルチーズ、プードル共に昔から人間と過ごしてきました。この2頭を交配させたマルプーは、歴史的観点からみても、飼育しやすい子と言えるでしょう。

マルプーの寿命

マルプーの寿命は、12~15年程度です。

親のマルチーズとプードル生の寿命も12年~15年程度で、小型犬の中でも比較的病気に強く、長生きしやすい犬種です。

適度な運動と年齢に合わせた食事、そして定期的な健康診断を行っていれば、最後まで元気に長生きしてくれるでしょう。

マルプーの基本的な性格は?

マルプーの基本的な性格をみていきましょう。

マルプーの基本的な性格は、大きくわけて5つあります。
  • 活発
  • 甘えん坊
  • 協調性がある
  • 履行
  • 頑固

活発

親のプードルは、活発な性格です。

元々は鳥獣猟犬として活躍していたプードルですから、運動能力は高く、体を動かすことが大好きです。

個体差にもよりますが、毎日20~40分程度、散歩をするのが理想的といえるでしょう。

甘えん坊

親のマルチーズは、甘えん坊です。

古くから愛玩犬として飼育されてきたマルチーズは、人懐っこく、飼い主に対し愛情を強く求める傾向にあります。

しかし、その飼い主への溢れる愛から、やきもちを妬いてしまうことも…

来客があった時や小さな子供の対応に追われて、マルプーの相手をしてあげないと、吠え続けることがあります。

しっかりしつけをして、甘えてよい時とそうでない時をはっきり教えてあげましょう。

協調性がある

親であるプードルは協調性があります。

他の犬に対して適度な距離感を持って接することができるため、他の犬とも一緒に飼育することができます。

そんなプードルの遺伝子を受け継いだマルプーも、社交的な性格といえるでしょう。

利口

マルプーは利口な犬でもあります。

しつけがしやすく、トイレや家のルールも覚えてくれます。

気が強く、飼い主以外の人やほかの犬に吠えてしまう面もありますが、しっかりしつけをすることで、吠え癖もなくなってくることでしょう。

頑固

マルプーは、頑固な一面もあります。

構って欲しい時に構ってもらえなかったり、要求を通してもらえなかったりすると、いつまでも吠えてアピールをしてきます。

このアピールは、悪化してしまうので、しっかりとしつけをして、「いけないこと。」と教えてあげることが大切です。

マルプーは毛色によって性格が変わる?

マルプーの毛色は、大きくわけて3種類あります。

下の図に表しましたので、見ていきましょう。
毛色性格
アプリコット明るい・活発・落ち着きがない
ブラック賢い・従順・大人しい
ホワイト甘えん坊・慎重・従順

アプリコット

アプリコットは、活発な明るい性格で、遊ぶことが好きな子が多いです。

その反面、落ち着きがなく、飼い主と常に遊んでいたいと思う子が多く、多頭飼いや小さなお子さんのいる家庭では、不向きな犬種と言えるでしょう。


ちょっと手間がかかっても、明るく元気な子を育ててみたい方にはお勧めです。

ブラック

ブラックは、従順で賢く、しつけもしやすいことから、一番飼いやすい色のマルプーと言えるでしょう。

服従心も強く、飼い主の言い付けをきちんと守ってくれます。

なので、来客があった時や小さいお子さんのいる家庭でも、安心して迎えいれることができます。

初めて犬を飼う方や多頭飼いを検討している方に、です!

ホワイト

ホワイトは、慎重な性格で、初対面の人には警戒心を強めることもありますが、飼い主に従順で飼いやすい子です。

また、甘えん坊な一面もあり、飼い主によく懐いてくれます。

ブラック同様、ペット初心者の方でも飼いやすい子と言えるでしょう。

マルプーのしつけ方法

毛色によって性格が変わるマルプーですが、しつけの面ではどうなのでしょうか?

しつけの方法を押さえておけば、マルプーとの快適なドッグライフを送ることができます。

それでは、マルプーの具体的なしつけの方法を見ていきましょう。

甘えさせ過ぎない

マルプーは、甘えさせ過ぎないことが大切です

マルプーは、甘えん坊で頑固な性格の子が多いです。

構ってくれないと、自分のわがままを通すために、吠え続けます。

ここで構ってしまうと「自分の欲求は、吠え続ければ通る。」と思い、わがままな子に育ってしまいます。

ここは心を鬼にして、きちんとしつけをしましょう。

そうすることで、良い子に育ってくれることでしょう。

悪いことをしたら本気でしかろう。

マルプーが悪いことをしたら、本気でしかりましょう。

しかられているのだと分かるように、声のトーンを、いつもより低くして、しかることです。

反対に褒めるときは、高い声でオーバーに褒めてあげましょう。

そうすることで、マルプーも、良い事と悪いことを覚えてくれます。

特に子犬のうちは、声のトーンを変えることが大切です。まだ理解力に乏しい子犬は、声のトーンで、判断しますから、声の高さに注意して、しつけをしましょう。

訓練は早めにしよう

訓練は早めにやりましょう。

トイレは、家に迎えた日から行います。

マルプーだけに限らず、始めてやってきた子は、緊張感や不安感でいっぱいです。排泄するにも、恐怖を感じています。

そのまま放置してしまうと、隠れて排泄をすることがあります。

なので訓練は早めに行いましょう。

マルプーは、賢い子なので、訓練をすれば、すぐに覚えてくれます。

マルプーのミックス犬ならではの性格をおさえてしつけよう

マルプーは、賢く、しつけのしやすい子ですが、甘えん坊で頑固な面もあります。

自分の要求を通すために、吠え続けるわがままをしたり、エスカレートすると噛みついたりします。

ですが、マルプーは賢い子です。

いけない事をした時はきちんとしかって、良い事をした時は、ほめてあげれば、良い事といけない事を、きちんと覚えてくれます。

小型犬で、室内でも飼育しやすく、賢く、可愛らしい見た目のマルプーは、ペット初心者でも飼いやすい子と言えるでしょう。

ぜひ、可愛がってあげて下さい。
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