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多様なカラーで|ミニチュアシュナウザーの毛色と値段や性格を紹介

ミニチュアシュナウザーとは?

ミニチュアシュナウザーとは、犬種の一つです。シュナウザーはドイツ語のシュナウツを由来とされており、シュナウツは口髭という意味があります。

日本ではテリアグループに含まれ、名前にテリアが入らないのはミニチュアシュナウザーのみです。

ミニチュアシュナウザーは、もともとネズミを捕獲するために農家で重宝されました。

ミニチュアシュナウザーの発祥

ミニチュアシュナウザーの発祥は、ドイツです。19世紀後半にスタンダードシュナウザー、アーフェンピンシャー、プードルなどを交配し、生まれた犬種と言われています。

ドイツでは個体のサイズがばらばらなど、犬種として安定せず、その後アメリカに渡ってから完成したと言われています。

日本には昭和30年前後アメリカから輸入されてきたのが初めてで、熱心な愛犬家によって増やされました。現在テリアグループの中では、ヨークシャーテリアの次にがあります。

ミニチュアシュナウザーの寿命

ミニチュアシュナウザーの寿命は、個体差がありますが12年から15年です。小型犬の中でも比較的長いと言われています。

犬は生後1年で成犬になり、人間の年齢では20歳になります。その後1年で4歳ずつ歳をとります。なので15歳だと人間の年齢では76歳です。

人間の平均寿命は男性と女性で差がありますが、ミニチュアシュナウザーはオスとメスでの差はありません。ただし個体差はあります。

また食事や運動量、ストレスなど寿命に関係しますので健康管理に注意しましょう。

ミニチュアシュナウザーの特徴

ミニチュアシュナウザーの特徴を紹介します。外見の特徴は長いまゆげや口ひげです。

耳も特徴的です。耳は本来たれ耳ですが、手術で立ち耳にする人もいます。また短い尻尾も特徴的です。しかし短い尻尾は幼犬の時に断尾して短くしています。本来の尻尾は長いんです。

ミニチュアシュナウザーの被毛は、厳しい気候にも耐えられる二層構造になっています。

ミニチュアシュナウザーの特徴1:体型

ミニチュアシュナウザーの体型は、体高が30cmから35cmで、体重が4㎏から8㎏です。オスとメスで体型に差はありません。

ミニチュアシュナウザーは小型犬の中では大きい部類になります。スタンダードシュナウザーを完全に縮小させたような体型で、骨太で筋肉が発達しています。

体型を維持するためには十分な運動が必要です。またシュナウザーは大きさで、ミニチュアシュナウザー、スタンダードシュナウザー、ジャイアントシュナウザーに分類されます。日本ではミニチュアシュナウザーが大半です。

ミニチュアシュナウザーの特徴2:性格

ミニチュアシュナウザーの性格は、好奇心旺盛で活発です。賢いので飼い主に対して従順です。

しかし警戒心が強いので、無駄吠えしてしまうことがあります。また頑固な一面があるため、自分の意に反することはテコでも動きません。

子犬の時にしっかりしつけ、警戒心を取り除けるように配慮してあげると良いでしょう。人と遊ぶのも大好きなので、遊びながらトレーニングするのも良い方法です。

ミニチュアシュナウザーはどんな毛色?

ミニチュアシュナウザーの体毛の色は、ソルトアンドペッパー、ブラック、ホワイト、ブラックアンドシルバーの4色です。

成犬より子犬の方が、色が濃いのも特徴的です。これから4色の特徴を説明します。参考にしてください。

ミニチュアシュナウザーの価格相場は15万円から30万円で、性別、毛色、血統で変わります、ブラックやブラックシルバーが高くなる傾向にあります。また子孫を残せるなどの理由で、メスはオスより高くなります。
ミニチュアシュナウザーの毛色
  1. ソルト・アンド・ペッパー
  2. ブラック
  3. ホワイト
  4. ブラック・アンド・シルバー

ミニチュアシュナウザーの毛色1:ソルト・アンド・ペッパー

ミニチュアシュナウザーの毛色で、があるのがソルトアンドペッパーです。

黒と白が混合した色が特徴です。ウルフハウンドとスピッツから受け継がれた色と言われています。

このソルトアンドペッパーの黒と白は、1本1本異なった色が生えているのではなく、1本に黒と白が縞模様になっています。それが集まって美しい色を作り出しています。アンダーコートはグレーです。

また子犬の時は色が濃いので、ブラックアンドシルバーと見分けがつかない子もいます。

ミニチュアシュナウザーの毛色2:ブラック

ブラックは全身が真っ黒で、眉毛やヒゲも真っ黒です。気品ある、エレガントな毛色です。

アンダーコートや、皮膚も黒いのが特徴です。胸に白色が入る子もいます。ちなみにミニチュアシュナウザーの被毛は、ダブルコートと呼ばれる二重構造になっています。上毛をオーバーコート、下毛をアンダーコートと言います。

ブラックは他の毛色より、年齢と共にグレーやレバーに変色しやすいです。

ミニチュアシュナウザーの毛色3:ホワイト

ホワイトは、全身が真っ白です。オーバーコート、アンダーコートともに真っ白です。

ホワイトは希少で、見かけることの少ない毛色です。陽にあたると光り輝く、光沢のあるホワイトです。食事で口周りが汚れやすいので、こまめに拭いてあげてください。

ホワイトは他の毛色に比べると、細めで柔らかい被毛をしています。また毛量が少なく毛玉になりにくく、被毛の伸びも遅いです。

全身は真っ白ですが、鼻の色と肉球は真っ黒です。

ミニチュアシュナウザーの毛色4:ブラック・アンド・シルバー

ブラックアンドシルバーは、オーバーコート、アンダーコートは黒一色で、目の上やヒゲ、眉毛などに白が入り、黒と白がはっきりわかれているのが特徴です。

他にも足や胸、肛門周辺に白が入り、黒と白のコントラストが美しい毛色です。ミニチュアシュナウザーの毛色の中では、色が変色しにくい毛色です。

ミニチュアシュナウザーは飼いやすい?

ミニチュアシュナウザーは、丈夫でしつけやすいので、初めて犬を飼う人にも犬種です。

もともと害獣駆除を目的でつくられ、農地を駆け巡っていたため運動が大好きな犬種です。このため毎日の散歩は欠かせません。散歩は1日2回、1回30分が理想です。

運動不足はストレスや肥満の原因になるので注意しましょう。
ミニチュアシュナウザーは飼いやすい?
  1. しつけしやすく利口
  2. 室内飼いに最適
  3. 定期的なお手入れが大切

しつけしやすく利口

ミニチュアシュナウザーは、しつけやすく利口です。飼い主に従順で、人間のいう事を聞いてくれます。

しかし、しつけをしないと自分が人間より上だと勘違いし、わがままに育ってしまいます。利口な反面、頑固でもあるため、褒めて育てましょう。できた時は大げさなくらい褒め、できなかった時は無視してください。

またミニチュアシュナウザーは、無駄吠えしやすい犬種なので、吠えた時も無視してください。甘やかしすぎに注意し、信頼関係を築くことが大切です。

室内飼いに最適

ミニチュアシュナウザーは、言葉もよく理解でき、しつけしやすい犬種なので、室内飼いに最適です。また抜け毛や体臭が少ないのも、室内飼いに最適な理由です。

しかし室内で動ける場所を制限するような、飼い方はできません。エネルギッシュで活発なミニチュアシュナウザーは、運動不足でストレスが溜まってしまいます、食欲も旺盛なので肥満にもなりやすいです。

室内飼いでも、ある程度の運動ができるスペースを確保してください。

定期的なお手入れが大切

ミニチュアシュナウザーのオーバーコートは、硬いので抜け毛は少ないのですが、放っておくと毛が長く伸びます。毛玉の原因にもなるので、できたら毎日ブラッシングしましょう。

シャンプーは犬専用のシャンプーで月1回は行ってください。トリミングは2、3ヶ月に1回を目安にすると良いでしょう。

肛門周りは伸びやすく不潔になりやすく、足裏の毛は伸びるとフローリングで滑りやすいので、できたらこの部分は自宅でトリミングすることをします。

多様なカラーがかわいいミニチュアシュナウザー!

いかがでしたか?ミニチュアシュナウザーの特徴、毛色、飼いやすさを紹介しました。多様なカラーがかわいいミニチュアシュナウザーです。

毛色によっての性格の違いはなく、利口で飼い主に従順です。ピンとくるカラーや、性格の子に巡り合ったら、お迎えを考えてください。
ペットショップのコジマ
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