cms-import-animaroll-wp

コーギーの飼い方を伝授!コーギーの特徴や性格・価格相場も紹介

コーギーの歴史

コーギー犬の発祥は古く、紀元前1200年頃で戦闘狩猟民族であるケルト人によってヨーロッパに持ち込まれた説が一番有力です。

1107年頃になってイギリスのウェルーズに連れてこられ、そこから交配を経て、現在のペンブロープになったとも言われています。

また、牧畜犬として、野山を走り回っていた犬が、いつの間にか番犬やペットとして飼われるようになってきました。エリザベス女王の愛犬としても有名です。

コーギーの特徴

コーギー犬には、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークとウェルシュ・コーギー・カーディガンの2種類に分けられます。名前や体型など共通点が多く、見た目にも同じに思えますがまるで違う犬種で、犬のコーギーと呼ぶのはペンブロークを指すようになりました。

見た目のとおりの短い脚に断尾されたしっぽ、スピッツ由来のピント立った大きな耳。コーギー犬の飼い方で知っておきたい特徴と気を付けたい飼い方も記しておきます。

1:体形や体重

牛を追い、走り回る事によって作られた筋肉質でがっしりした体と短い足、しっぽの無い長い胴体です。

体重はオス平均10キロから12キロ、メス平均9キロから11キロです。

体高は平均25㎝から30㎝です。中型犬に分類されます。キリっとした顔立ちとぽっちゃりしたおしりのアンバランスも魅力のひとつです。

2:しっぽ

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークはしっぽが断尾されていますが、しっぽは、歩く時のバランスをとる、体温調節をする、感情を表しますが、無くても飼い特に飼い方に支障はありません。

動物愛護の観念からヨーロッパではしっぽを切らない国もあるため、全体的なコーギー犬の登録数は減少する傾向にあります。

昔と今ではしっぽを断尾する理由が変わってきているのも要因の一つと考えられます。

3:毛色

コーギー犬の被毛は、上毛と下毛のダブルコートで、毛色は、レッド・セーブル・フォーン・ブラック&タンの4種類があります。

抜け毛が多い犬種なので、飼い方としてはブラッシングが欠かせません。フラッフィーという長毛のコーギー犬もいます。

フラッフィーは、柔らかめの長毛ダブルコートですが、遺伝の関係で生まれるため、飼うことはまず不可能と考えた方が良いでしょう。

4:性格

牧畜犬として人間と生活を共にしてきたので人に対して忠実で、飼い主の言葉を理解できる賢さがあります。

縄張り意識や警戒心が強いのですが、好奇心も強いので、いたずらが大好きです。子犬の時からの飼い方で性格は改善できます。

上記の性格を兼ね備えていますから、番犬として室外で飼う時も充分その役目を果たしてくれます。頼りになるコーギー犬です。

5:寿命

平均寿命は12から14才で、人間に換算すると64から72才に相当しますが、あくまでも平均寿命なので飼い方で変わることもあります。

日々の健康管理をしっかりするのは、人間も犬も同じです。

コーギーの飼い方

コーギーの飼い方に特別な事は必要ありません。コーギー犬の特徴を捉えて愛情を持って飼えばいいだけです。

コーギー犬は家畜にしっぽを踏まれないように断尾をしていましたが、今動物保護の観点からヨーロッパの多くの国では断尾が禁止されています。

カーディガンは登録数が少ないので飼い方よりこの犬種に出会うこと自体が難しいとも言えます。ここでは、比較的飼い方が楽なペンブロークについてご紹介します。

コーギーの飼い方1:飼育環境

コーギー犬は、賢く人間の事を理解するので比較的飼い方に支障がない犬種です。

寒冷地が原産なので、被毛もダブルなため室外で飼うことができますが、夏は足が短いため、地面の照り返しを受けやすいので環境管理も重要です。

室内での飼い方は、足・腰に負担が掛からないようフローリングは滑らないように工夫するなどが必要です。

コーギーの飼い方2:運動

牧畜犬として走り回っていた昔から考えれば今彼らが置かれている飼い方の環境は180度違っていることでしょう。

ただ筋肉質な体形はそのままですし、走り回る運動能力も備わっているので、それなりの運動量は必要です。運動が少ないと肥満になりやすいので気を付けなければなりません。

リードを引っ張る力もかなりの強いので、散歩に行かれる方もある程度体力がないとお互いに大変でしょう。

コーギーの飼い方3:餌

ペットフードを選ぶとき最終的には、成分と値段で妥協してしまうのが大勢を占めるのではないでしょうか。ここではコーギー犬にとって最適な餌の選び方をご提案いたします。

そもそも運動能力の高い犬なので、その辺を考慮し、パッケージの原材料をよく見て、人間が食べても大丈夫なペットフードを選んであげましょう。

主原料には肉や魚を使用した餌が好ましく、穀類が多いのは避けた方が良いでしょう。必ずドッグフードのパッケージに書かれている餌の量を目安にしてください。

コーギーの飼い方4:手入れ方法

被毛がダブルなので年に2回換毛期がありますが、日頃からのブラッシングも重要です。

室外犬コーギーにサマーカットと呼ばれる夏使用の被毛カットもありますが、あまり短いとかえって暑いので気を付けてあげる必要があります。

運動量が多いコーギー犬ですので、まめなシャンプーも必要です。初めは、嫌がる事もありますが、徐々に慣らしてゆくのもしつけの一つです。

コーギーのしつけで気をつけたい点

比較的飼いやすいコーギー犬ですが、やはり長く牧畜犬をやっていましたので、その性格はなかなかなくなるものではありません。

なるべく子犬から飼う事に因ってさまざまなしつけが上手くゆく傾向にあります。コーギーを飼う環境に合わせてのしつけを考えましょう。

見た目の可愛さに惑わされてはいけません。力も強いし、スピードもあります。しっかりしつけをしておかないと後から直すのは大変な労力を必要とします。

コーギーのしつけで気を付けたい点1:噛み癖

犬のコーギーだけではなく人間が狩猟民族であったころから獲物を捕る役目だった犬達はみんな少なからず噛み癖は備わっています。

しつけの基本ですが、いけないことをした時家族みんなで同じように叱ること。人によってしかり方が違うと犬は敏感に察知して飼い主の言葉を聞かなくなってしまいます。

興奮状態にある犬が落ち着くのを待って”ダメ”などの号令をかけるのが良い方法です。飼い方に統一性を持たせましょう。

コーギーのしつけで気を付けたい点2:無駄吠え

犬の欲求を満たしながら必要な吠えを学ばせる。飼い方は簡単そうですが中々根気のいる作業です。

無駄に吠えたときはしかり、そうでないときは褒める。そのメリハリがコーギー犬にとって飼い主との信頼関係を築く方法です。

室外で番犬を兼ねて飼う時はある程度の吠えは必要です。コーギーにその違いを教えなければなりません。

コーギーのしつけで気を付けたい点3:動くものを追いかける癖

動くものに反応するのも犬の本脳ですが、散歩に出かけた時の物を追いかける行動は危険を伴います。

動くものに反応したらリードを絞める。すぐお座り、お手をさせる、待てをさせる。できたらたくさん褒めてあげる。これを何度も繰り返すことが問題行動を起こさなくなるしつけです。

まず、家の中で訓練をして、外に連れ出し、同じことをする。それができるようになれば良いのですが。何しろ外の世界は誘惑がたくさんありますから、何度も繰り返します。

コーギーの飼い方を把握して温かく迎い入れよう

コーギー犬の持っている特徴・性格を理解したうえで家族の一員として迎い入れる飼い方は犬のコーギーと飼い主両方にとって幸せなことです。

コーギー犬を飼うときは、ブリーダー・ペットショップなどがありますが、それぞれにメリット・デメリットがありますので、そのお店の情報を良く調べてから決定された方が良いでしょう。

価格は平均10から20万円です。ウェルシュ・コーギー・カーディガンは、20万円前後になります。
モバイルバージョンを終了