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天然記念物の北海道犬の特徴的な性格6つ!飼う際のポイントもご紹介

北海道犬とは

北海道犬とはアイヌ族民族が飼育した犬のことを言います、別名アイヌ犬とも言います。

北海道犬の歴史は古くアイヌ民族の人たちと共に生きることから、冬の寒さに耐え、毛質も優れていて、胸の筋肉の鍛えられていることから野性の感じを残して、素朴さも兼ね添えているのもを北海道犬といいます。

北海道犬の特徴

北海道犬の一番の特徴は尻尾の形は「差尾」もしくは「半差尾」の形となっています。

北海道犬ならではの特徴まとめてみました。体格は中型犬で男の子は47~53㎝、女の子は42~48㎝です。柴犬と比べると体格北海道犬の方が大きく、目元は切れ長の目尻で三角形の形になっています。

耳は三角になっていて、胸の筋肉も発達しています。耳は「立ち耳」、舌に黒い蒙古斑の様なものが付いている子も多いです。

北海道犬の毛質・毛色

北海道犬の毛質はダブルコートであり、毛色は白、黒、赤、虎色、胡麻色の5色となっています。

北海道犬の毛質にも特徴があります。寒い地域で暮らしているので、その毛質は長く硬い毛と、短く柔らかい二重の構造となっておりこれをダブルコートと言います。

そして、このダブルコートは季節によっては暑すぎるので春になると夏に向けて冬の毛はたくさん抜け落ちていき、秋には冬に備えて毛が増えます。この事を換毛期といいます。

色は白、黒、赤みが入っている茶色(赤)、縦に黒い差し毛が入っている(虎色)、胡麻色となっています。

北海道犬の性格の特徴5つ

北海道犬は義理堅く、人情にあふれた性格の犬ともいえるでしょう。

北海道犬は狩猟犬としても活躍をしていた犬であり、人と一緒にいる時間が多かった犬種です。
ここからは、北海道犬の性格を5つに絞ってみていきましょう。

北海道犬の性格の特徴1:忠誠心が強い

北海道犬は忠誠心が強い性格といわれています。

昔にアイヌ族と一緒に狩猟に行っていた事がこの忠誠心の強さ、そして飼い主との信頼感が強いとも言えます。今の時代は狩猟に行くことはないので子犬の頃からしつけを行い、主従関係を築いていかないと飼い主はなめられてしまうこともあります。

北海道犬は1度飼い主と認めた方に関しての忠誠心はとても強いのでしつけをしっかり行いましょう。

北海道犬の性格の特徴2:愛情深い

忠誠心が強い性格=飼い主一番と考える性格=飼い主とても大好きな性格になり、認めた飼い主に対しての愛情の深くなる性格です。

北海道犬の愛情深い性格は忠誠心からの延長からくるもので、愛情深い性格なのですがそれは飼い主と家族に対してなので社会化をしっかり行いましょう。

北海道犬の性格の特徴3:警戒心が少し強め

北海道犬は狩猟を行っていた犬でもあるので警戒心が強い性格です。初めて会う方に対しての警戒心は強いことがあります。

北海道犬の性格であるのは警戒心が他の犬に比べて強いところです。この警戒心の強さは昔狩猟を行っていた時の名残で、少しの音や気配を感じ取り、そこから慎重に行動をします。

その事をふまえると子犬の頃から社会に慣れさせることが大切になってくるでしょう。

北海道犬の性格の特徴4:勇敢さがある

北海道犬は飼い主が危ない時には熊に怯える事無く、立ち向かう位強い心持つ勇敢な戦士です。

北海道犬は昔の名残で、少しの気配、少しの音を感じ取る位警戒心が強い性格です。ですがしつけをしっかり行えばとても頼もしいパートナーになるでしょう。

北海道犬の性格の特徴5:大胆

北海道犬の大胆さは獲物を捕まえる時の一撃の重み、信頼した飼い主に対しての甘え方、などが北海道犬ならではの大胆さともいえるでしょう。

北海道犬は、愛情が深いので飼い主の前ではベタベタに甘える大胆さもあり、飼い主が危機になれば、熊や野生の動物に立ち向かう大胆な性格です。戦っているときの大胆さは一撃で獲物を仕留めるほどです。

北海道犬とアイヌ犬の違い

北海道犬とアイヌ犬の違いはありません。

北海道犬の歴史を調べると、歴史は古く縄文時代初期の頃に東北から北海道に行く際に連れられた犬と残っています。その後北海道の先住民であるアイヌ族が山での狩りに連れて行く時のパートナーとして品種改良をして誕生したのがマタギ犬です。

時は経ちイギリスの動物学者でトーマス・W・ブラキストンがアイヌ犬と名付けました。

その後に文部省が天然記念物に指定した沖に今の名前である北海道犬に変わりました。なので北海道犬とアイヌ犬に違いは無く名称が先に付いたか後に付いたかの違いがあるとだけ分かりました。

北海道犬の飼い方

北海道犬は寒い地域で狩猟を行っていた犬です、寒さには強いですが、暑さには弱いので部屋の室温管理をしっかり行いましょう。

寒い地域ならあまり気にしないところですが、暑い地域に行くとへとへとになっていまいます。北海道犬が快適に過ごせる環境を作りましょう。

北海道犬の飼い方1:暑さ対策を行う

室内は25~26℃を保った環境をとりこまめに水が入っているか確認をして、散歩から帰ってきたら濡れたタオルなどで暑くなった身体をさましてあげるのもいいでしょう。

北海道犬を飼う時は暑さ対策に気を付けましょう。元は寒いところで暮らしていた犬なので暑さには弱いのでヘトヘトになってしまいます。

タオルなどを冷たく湿らせた物で拭いてあげてください、少しでも快適になるでしょう。

北海道犬の飼い方2:朝晩と1日2回の散歩を行う

犬にとって散歩は飼い主との大事な時間でもありストレスを解消の時間ですので大事に行いましょう。

散歩は1時間位行いましょう、北海道犬は狩猟を行う程元気な犬です運動量が少ないとストレスがたまってしまいますので散歩はたくさん行いましょう。

北海道犬の飼い方3:子犬のうちからしつけを行う

しつけが中途半端になると飼い主に無関心になったり、手がつけられない子になってしまうのでしつけを頑張りましょう。

北海道犬は性格的に忠誠心が強い犬となっていますが、それはちゃんとしつけしなければないません。あと北海道犬は警戒心が強く、飼い主達家族には懐くでしょうが、他人に対しては警戒心が強いため、ゆっくり慣らしていきましょう。

北海道犬の飼い方4:換毛期の春と秋はこまめにブラッシング

皮膚トラブルを回避する事にも繋がりますので、ブラッシングはこまめに行いましょう。北海道犬は毛のおかげで冬は快適なのですが。夏に向けての毛の抜けはスムーズにいかないため、注意が必要です。

北海道犬は抜け毛が激しい犬の1つとも言えます、特にこの毛の生え替わりである換毛期は冬に向けて増えた毛が夏に向けて抜け涼しくなります。次は冬に向けて毛が増えていきます。

北海道犬の性格について知ろう!

北海道犬は、忠義心があり非常に愛情深い性格です。北海道犬は市場に出回るのは珍しいこともありブリーダーを頼るか、北海道犬保存協会のホームページで情報を得る方法が一番の近道でしょう。

手に入れた時にはしっかり主従関係を構築し、コミュニケーションもたくさんとり、良いパートナーになりましょう。
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