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黒いフレンチブルドッグはブリーダーからお迎えすべき?性格や価格を紹介

フレンチブルドッグとは?

フレンチブルドッグは日本では大正時代に紹介され、昭和初期には数多く飼育されていた歴史あるワンちゃんです。

その後一時が衰えた後、2000年代に入ってからが復活して以来、現在に至るまで不動のを誇っています。

が衰えない理由は、その愛くるしいキャラと飼いやすさにあります!また毛色が個性的で独特だったりと、フレンチブルドッグならではの魅力をたっぷり持ち合わせたワンちゃんなんですよ♪

発祥

フレンチブルドッグ発祥の地はその名前のとおりフランスです。

ブルドッグ自体の祖先は2とおりの説があり、ひとつはローマ帝国時代のモロシア犬(のちにイングリッシュブルドッグ)説、もうひとつは欧州南部に古くから存在したマスチフ系の闘犬説です。

フランスで有力な説はふたつめのマスチフ系闘犬説です。がどちらの説にせよ、19世紀にフランスに持ち込まれパリのブリーダーが異種交配を重ねたことにより、今の愛嬌たっぷりのフレンチブルドッグが誕生したことに変わりはありません。

犬種

フレンチブルドッグは穏やかで思慮深く落ち着いた性格です。神経質な面が少ないため、あまりうるさくほえないでしょう。また愛情深い性質も持ち合わせています。

このような愛くるしい犬になったのには、実は異種交配に秘密があります。ブルドッグの闘犬の血統に陽気なパグやテリアを交配し、穏やかな性格とユニークな姿を作り出したフランスのブリーダーの功績は大きいです。

フレンチブルドッグの飼いやすさとは日本だけにとどまりません。アメリカの犬種団体によると、オーナー登録が10年間で54位から11位に上昇していると発表しています。

フレンチブルドッグの特徴

フレンチブルドッグは大きな頭と耳が特徴です。

耳は立っていることから「バッド・イヤー」(コウモリのような耳)と呼ばれています。四肢胴体は筋肉質で、しっぽと手足は短いです。顔はずばりパグ顔と言われています。

その落ち着いた性格から無駄吠えが少なく、あまり運動量を必要としないため暑い時期の運動も少なくて済みます。

また短毛で手入れがしやすいこともあり、とても飼いやすい犬だということがわかります。

大きさ

フレンチブルドッグは中型犬に属し、体高はおよそ26cmから31cm、体重はおよそ8kgから14kg前後です。

体重の推移の目安は、誕生して3ヶ月で3kg前後・5ヶ月で5kg前後・7ヶ月で7~8kg前後になり、この頃になるとまだ成長途中にもかかわらず成犬サイズにまで成長します。そして誕生から1年で10kg程になります。

フレンチブルドッグは食べ物を与えれば与えるだけ食べてしまいます。標準体重を保つには、食べ物を与える量を飼い主さんがコントロールしてあげることが大切です。

寿命

フレンチブルドッグの寿命は約10年から12年です。あくまで平均値ですが、小型犬の寿命が11年から14年なのに比べフレンチブルドッグは少し短い傾向にあります。

フレンチブルドッグには、その愛らしい風貌ゆえに体調管理やケアが必要になってきます。そして目が大きいため目に関するトラブルが発生することも少なくはありません。

フレンチブルドッグの毛色の種類

フレンチブルドッグといえば皆さんは何色の毛色を思い浮かべるでしょうか。どの色もが高く、洋服を着せておしゃれに楽しむ飼い主さんもたくさんいます。

個性的なカラーから、かわいらしい単色の毛色をもつフレンチブルドッグまで細かく紹介していきます。

フレンチブルドッグの毛色の種類1:パイド

パイドとはいわゆる「ぶち」のことで、フレンチブルドッグの場合白をベースに色が入る毛色のことをいいます。差し色はブリンドル(黒)かフォーン(これらの毛色については以下の項目でご紹介しています)が入ることが必須の条件になります。

パイドの興味深いところは、1頭ごとに模様が違うということです。この個性的な毛色の特色が、フレンチブルドッグの大きな魅力のひとつであるといえます。

フレンチブルドッグの毛色の種類2:クリーム

クリームは限りなく白に近い茶系の単色になります。見た感じでは「きなり」といっていいような柔らかな茶色で、見ていると非常にほっとして癒やされる色合いになっています。

こちらも非常にのある毛色なのですが、に反してびっくりするような事実があります。

先にご紹介した犬種団体によると、このクリームのフレンチブルドッグは正式に認められておらずなんと非公認なんだそうです。

フレンチブルドッグの毛色の種類3:ブリンドル

ブリンドルは、基本の黒地ベースにベージュや白などが入っている毛色です。

混じりのない黒一色タイプは「ブラックブリンドル」、明るい毛色が縦縞のように入るタイプは「タイガーブリンドル」と、同じブリンドルの仲間でも呼び方が違ったりします。

黒いブリンドルは貫禄がありすごくかっこいいです。ちなみにタイガーブリンドルの模様の種類には「エプロン」「ソックス」などもあります。

このブリンドルの毛色を持つフレンチブルドッグは難産になりやすいため、も希少価値も価格も一番高いといわれています。

フレンチブルドッグの毛色の種類4:フォーン

犬の毛色「フォーン」はどんな色?フォーンとは単色系で茶系がベースの色です。明るい色からレッド系まで濃淡はさまざま、こちらも非常に個性的な色合いの毛色になっています。

フォーンとは「子鹿」を意味する言葉です。この場合は「子鹿色」という意味ではなく、毛色のように明るい茶色のことを指します。色の濃淡も一頭ごと実にさまざまですが、目元や口元が黒っぽくなりやすいのも特徴です。

黒いフレンチブルドッグは珍しい?

さきほどフレンチブルドッグの毛色を4種類紹介しました。

先述にもあるように、ブリンドルは一見真っ黒にみえますが、黒地ベースにベージュや白などが入っている毛色となり、一方で混じり毛のないブラックブリンドルという種類も存在します。

フレンチブルドッグの毛色

ブラック(黒)ブリンドルは難産のため希少と先にお伝えしました。ですが実はどの毛色にも「珍しい色のため入手困難」と書かれていることが多いです。

同じ模様が出ないことで希少と言われがちですが、パイドのぶちに黒が少しでも入っていれば黒の仲間です。逆にクリームのような単色は色のバリエーションが少なく違いがわかりにくいため、絶対数は黒より少ないのではないでしょうか。

黒だから珍しいということではなく、フレンチブルドック自体の毛色がそれぞれに特殊で珍しいということです。
  • パイド(差し色がブリンドルかフォーン)
  • クリーム
  • ブリンドル(ブラックブリンドルとタイガーブリンドル)
  • フォーン

黒いフレンチブルドッグの値段

黒いフレンチブルドッグの値段は約35~36万円です。オスとメスで多少上下があったり、優秀なブリーダーさんが育てた場合は40万を超える額になることもあります。

フレンチブルドッグのパイドは全く同じ模様はなく、唯一無二のオリジナルカラーが毎回誕生します。黒のぶちや模様の珍しさによっても値段は変動しやすいです。
毛色値段
差し色がブリンドルのパイド約35万
ブラックブリンドル 約36万

黒いフレンチブルドッグはどこで手に入る?

どの毛色でも「珍しい色のため入手困難」と書かれていることが多いフレンチブルドッグですが、黒いフレンチブルドッグはどこで手に入るのでしょうか?

ここでは3通りの入手方法を紹介していきます。
黒いフレンチブルドッグの入手方法
  • ブリーダー
  • ペットショップ
  • 里親

ブリーダー

フレンチブルドッグ専門の繁殖を行っているブリーダーさんであれば、珍しい黒ぶちや黒模様のフレンチブルドッグが見つかる可能性大!

ブリーダーさんは全員がプロではありませんが、こだわりと知識を持って大切に育ててくれるところは最大の安心と魅力でもあります。

ペットショップ

全国に5,000件以上あるペットショップ。入りやすく見やすいので、お目当ての黒フレンチブルドッグをご自分の目で探しやすいです。

ブリーダーさんと接触するのはちょっとだけ勇気がいるという方、ペットショップの方が緊張感が少なく敷居も低くて通いやすいのではないでしょうか。値段も平均的でお手頃です。

里親

黒いフレンチブルドックの里親募集は、ブリーダーやペットショップでも行っているところがたくさんあります。来店時に聞いてみるのもいいでしょう。

もうひとつなのは、譲りたい人と譲ってほしい人が活用する「ジモティ」という無料掲示板です。

あらゆるジャンルのなかのひとつに里親募集も掲載されています。地域・地元密着型をコンセプトにしているので、自宅の近くで探せる可能性もあります。そこからご近所づきあいが始まったり、地元での輪が広がったりするかも♪

黒いフレンチブルドッグはだけど手に入れやすい!

全身が黒いブラックブリンドルだけでなくパイド(ぶちや模様)を含めれば、黒いフレンチブルドッグはたくさんいます。それも1頭1頭色合いが違うなんて感激です。

フレンチブルドッグの毛色は4種とも本当に個性的で興味深いです。あなたもぜひぜひ、世界に1種類しかないぶちや模様の中から自分がこれ!と思える、かけがえのない1頭を探してみてはいかがでしょうか♪
フレンチブルドッグ|ペットショップCoo&RIKU
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