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アフガンハウンドってどんな犬?飼いづらいと言われる理由と性格

アフガンハウンドとは?

最もメジャーなペットというと、犬を連想する方は多いと考えられます。しかし、一言で犬といっても、さまざまな犬種があり、外見や性格も大きく異なります。

「アフガンハウンド」もまた、数ある犬の種類の中の1つにあたります。

今回は、「アフガンハウンド」をテーマにして、身体的な特徴や性格、価格などについて、考察・ご紹介していきます。アフガンハウンドの購入や飼育を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

アフガンハウンドの歴史

まずは、アフガンハウンドという犬種のルーツや歴史について、考察していきます。

アフガンハウンドは、「アフガン犬」などと呼ばれることもあり、原産国はアフガニスタンだとされています。

現存している犬の種類の中でも、最も古い種類にあたるとされており、紀元前4000年~5000年くらい昔に成立している種類だという説もあります。

長い間、アフガニスタンで種類として成立してきましたが、18世紀以降はイギリスへとアフガンハウンドが持ち込まれ、別な種類の犬との交配が行われるようになりました。

純粋なアフガンハウンドは、現在も存在していますが、近年は絶滅が危ぶまれています。

アフガンハウンドの習性・生態

続いて、アフガンハウンドがどのようにして生活しているのか、習性や生態について考察してきます。

アフガンハウンドは、元は猟犬として飼われている犬種ということもあり、運動量がたくさん必要だと言われています。

また、地面に引きずるほどに長い優雅な毛も、アフガンハウンドの特徴です。そのため、毛が絡まりやすく、こまめなブラッシングやお手入れが必要になるとされています。

アフガンハウンドの身体的特徴

ここまで、アフガンハウンドがどのような犬なのか、歴史や生態を通して考察してきました。

続いては、アフガンハウンドをより詳しく知りたい方に向けて、見た目や身体的な特徴について、考察していきます。

特にアフガンハウンドをペットとして飼いたいと考えている方にとっては、アフガンハウンドの身体の構造や特徴を知ることは、重要だと考えられます。

この機会にぜひ、アフガンハウンドの身体的な特徴について、確認してみて下さい。
  • 長過ぎる被毛
  • 脚力がある

長過ぎる被毛

上記でも触れましたが、アフガンハウンドの最大の身体的な特徴は、長過ぎるくらいの被毛にあると言えます。

アフガンハウンドは犬の中でも体が大きく、大型犬に分類されます。大型犬は一般的に、毛が長い種類が少ないと言われているため、アフガンハウンドは大型犬の中でも珍しい存在だと言えそうです。

レッドブリンドルなど、毛色にバリエーションも複数存在しています。

アフガンハウンドは運動が得意な犬種で、走っている時は長い毛が揺れて、豪華で優雅だとがあります。同じように体毛が長い犬種としては、ポリッシュ・ローランド・シープドッグなどが挙げられます。

脚力がある

アフガンハウンドは、アフガニスタンでは、猟犬として親しまれてきた犬種なので、走ることが得意で、脚力があるとされています。

体毛が長いために見落としがちですが、アフガンハウンドの足の裏はしっかりとした広くて走りやすそうな形をしていると言われています。

そのため、地面を力強く蹴ることができ、颯爽と走り抜ける様子はゴージャスで格好良いと、愛犬家の方々の間でも話題です。

速度も速く、運動が得意な種類の犬だと言えそうです。

アフガンハウンドって飼いづらい?

長くて美しい体毛や格好良い走りに魅了されて、アフガンハウンドドッグを飼育したいと考える方は、少なくありません。

しかし、大型犬のアフガンハウンドは、一般家庭でも飼育できる犬なのかどうか、不安に感じている方もいらっしゃると予想できます。

そこで続いては、アフガンハウンドは飼いづらい犬なのかどうか、性格や行動などの特徴から考察していきます。アフガンハウンドをペットにしたいとお考えの方は、ぜひ考えてみて下さい。
アフガンハウンドって飼いづらい?
  • 服従心が弱い
  • 猫のような性格
  • 感情表現が少ない

服従心が弱い

もともと犬は、群れで生活している動物で、群れの中の序列や力関係を大切にする生き物だと言われています。

力が強いと認めた存在やリーダーには、忠実に従う犬種が多いと言われていますが、アフガンハウンドは犬の中では、服従心が弱い方だとされています。

しかし、アフガンハウンドは単に服重心が弱いのではなく、自分自身での考える力に優れている犬種だとも考えられています。

また、頑固な一面も持っており、頑固さから服従心が弱いと見做されがちです。

猫のような性格

「忠犬」などの言葉があるように、犬は飼い主などに忠実な印象が強い生き物です。

反対に猫は、自由気ままで気まぐれな印象が強い動物ですが、アフガンハウンドの場合は犬でありながら、猫のような性格を持っている個体が多いとされています。

猟犬としての判断力に優れているアフガンハウンドは、自分の思考を時には優先することもあるため、人間の目線で見ると、マイペースであったり個を優先したりする一面が強いようにも感じられることも多く、猫のような性格を持つ犬として評価されがちです。

感情表現が少ない

犬種によっては、人懐こい犬種や無邪気な種類もいますが、アフガンハウンドの場合は感情表現が少なく、飼い主でも何を考えているのか理解するのが難しい場合もあります。

アフガンハウンドはマイペースな一面を持ち、自分の判断を重視しやすい犬種なので、人の一挙一動に振り回されません。

そのため、喜びを過度に表現したり、人間の言動に左右されたりすることが少なく、上記のような性質から感情表現が少ない犬だと言われがちです。

アフガンハウンドの性格

上記では、性格をもとにしてアフガンハウンドが飼いづらいかどうかについて、考察・ご紹介しました。

>続いては、アフガンハウンドがどんな犬なのか、より詳しく知りたい方に向けて、より詳細な性格や言動における特徴についてご紹介していきます。

アフガンハウンドの飼育を検討している方はもちろん、現在飼育しているという方も、ぜひ参考にしてみて下さい。
アフガンハウンドの性格
  • マイペース
  • そっけない

マイペース

上述しましたが、アフガンハウンドはマイペースな性格の持ち主だとされています。

もともと猟犬として、その実力を人間に信頼されてきたアフガンハウンドは、獲物を追い詰める際にどうすれば良いのか、判断する能力が高いと言われています。

そのため、人の指示などよりも、自分の考えを優先しやすい性質があり、人の命令や言動による影響を受けにくい性格を持っています。

上記のような背景から、アフガンハウンドは、自分の考えや気持ちで行動することが多い、マイペースな一面を持つ犬種だと考えられそうです。

そっけない

自分の考えや判断を優先しがちなアフガンハウンドは、感情にも左右されにくく、感情表現に乏しい犬種だとも言われています。

そのため、人間の目線で見ると、ややそっけない犬だと言えそうです。良く言えば、人に媚びを売らない犬とも考えられ、クールで格好良いと評価する愛犬家が多い犬種でもあります。

上記のような背景から、従順になついてくれる犬や喜怒哀楽が読み取りやすい犬を飼いたい方には、やや不向きな犬種であるとも考えられそうです。

アフガンハウンドの飼い方

ここまで、身体や性格的な特徴を通して、アフガンハウンドがどんな犬なのか、考察・ご紹介しました。

続いては、実際に飼育する際は、どのような点に気を付けて飼えば良いのか、考えていきます。

ペットとして飼育することは、生き物の命を預かる行為でもあります。それぞれの種族や種類に合った飼い方をして、幸せに暮らせるように責任を持ってお世話をすることは、飼い主の義務と言えるでしょう。

アフガンハウンドの飼い方1:子犬用と成犬用のフードを分ける

アフガンハウンドに限らず、他の種類の犬を飼う際にも言えることですが、犬の餌は成長段階に合わせて、子犬用と成犬用で分けることが大切です。

成長途中の子犬用の餌は、子犬の未熟な消化器官に合わせて作られており、さらに成長に必要なエネルギーが豊富に含まれている商品が多いと言われています。

一方で成犬用の餌は、肥満などの健康への影響を考え、子犬用の餌と比較すると、カロリーなどが控えめに抑えられているものが多いとされています。

アフガンハウンドの飼い方2:毎日のブラッシング

上記で簡単に触れましたが、アフガンハウンドを飼う上では、ブラッシングをこまめにすることが重要とされています。

アフガンハウンドの長い体毛は、細くてからまったりむすばったりしやすいので、こまめにブラッシングをしないと、たくさんの毛がからまってしまい、大変なことになるケースもあるのです。

上記のような背景から、アフガンハウンドのブラッシングは、週に3回くらいはする必要があると言われており、面倒くさがりな性格の方にとっては、やや飼育しづらい犬種であると予想できます。

アフガンハウンドの飼い方3:栄養価の高いフードを与えよう

アフガンハウンドは、本来はアフガニスタンなどで猟犬として親しまれていた犬種です。そのため、他の種類の犬と比較すると、運動量が多いと言われており、十分な運動をしないとストレスをため込んでしまいがちです。

上記のような背景から、沢山運動をした後は、栄養価が高い餌を与えた方が良いと予想できます。とはいえ、あまりにも栄養価が高いフードばかり与えると、肥満になりがちなので、運動量とバランスが取れている栄養価のフードを与えることが大切です。

アフガンハウンドの入手法また販売価格は?

最後に、アフガンハウンドを入手したい場合、どのような方法があるのか考察していきます。

また、アフガンハウンドを購入するのには、いくらぐらいのお金が必要になるのかも、気になるところです。

アフガンハウンドの入手に必要な費用の相場は、犬の状態やブリーダー・里親によっても大きく変わるため、一概に断言することはできません。

しかし、一般的な目安と言える金額については、考察しきますので、ぜひ参考にしてみてください。

ブリーダー

アフガンハウンドのような大型犬は、小さなペットショップなどでは、扱っていない可能性も高いと考えられます。

そのため、アフガンハウンドのメジャーな入手方法は、ブリーダーからの購入であるとする見解も存在しています。

ブリーダーからアフガンハウンドを入手する場合、ブリーダーによって相場や条件は大きく変わりますが、一般的には子犬で22万円くらいが平均的だとされています。成約の時期や条件などによっては、15万円前後~40万円前後と金額に幅があります。

里親

里親としてアフガンハウンドを入手できるケースもあります。里親の場合は、数万円といった安い金額でアフガンハウンドを入手できる可能性があります。

しかし、子犬だけでなく成犬を引き取ることになるケースもあり、譲渡の条件が細かい案件もあります。

また、全ての入手方法で言えることですが、里親として引き取る場合も、責任を持って飼育できるという点は、アフガンハウンドを入手する上での最低条件です。

ですから、里親で安く入手できるからと言って、軽はずみな気持ちで引き取ることはしません。

しっかりしつけして飼いにくいアフガンハウンドを飼おう

いかがでしたでしょうか?今回は、「アフガンハウンド」をテーマにして、身体的な特徴や性格の特徴、飼育方法や入手方法などについて、考察・ご紹介しました。

アフガンハウンドは、ドックショーなどに出場する個体もいる、美しくて格好良い犬です。しかし、運動量が多く、美しい毛並みを維持するためのお手入れも大変なので、生半可な気持ちでは、飼育することはできません。

アフガンハウンドを飼育する際は、生態や性格などを理解し、しつけなどに責任を持った上で飼うことが大切です。
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