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レモンビーグルの特徴とは?性格や毛色の種類|飼い方も紹介

レモンビーグルとは

最近の「レモンビーグル」って知っていますか?
たれ耳でキュートなビーグル犬。「レモンビーグル」とは、その中でも毛色が薄い茶色と白のツートンカラーのビーグルのことです。

2色のコントラストがきつくないため、やわらかな雰囲気がかわいい、とを集めているレモンビーグル。

この記事では、レモンビーグルの見た目や性格の特徴、飼い方のポイントをお伝えします。
まずは、レモンビーグルの体型などの特徴を大まかに見ておきましょう。

レモンビーグルの大まかな特徴

項目特徴
原産国イギリス
体高33cm~40cm
体重7kg~12kg
寿命12年~15年
価格帯12万円台~26万円台(税抜)
価格には個体差がありますが、両親とも血統が良いなどの場合により高額となります。また、他の毛色に比べると、レモンビーグル自体の販売数は少なめです。

レモンビーグルの毛色の特徴

ビーグルの毛色は、大きく分けて次の3パターン。この3つがスタンダードな毛色とされています。
毛色特徴
トライカラー白色・茶色・黒色の3色
レッド&ホワイト赤みがかった茶色×白色のバイカラー(2色)
レモン&ホワイト明るく薄い茶色×白色のバイカラー
もっともビーグルらしい、ポピュラーな色といえば、白・茶・黒の3色が入った「トライカラー」。

この3色はビーグルに限らず狩猟犬に多い色合いのため、「ハウンド(狩猟)カラー」とも呼ばれています。また、英語呼びで「ブラック、タン&ホワイト」と表示するペットショップもあります。

ちなみに「タン」とは英語で日焼けのこと。日に焼けたような薄い茶色がタンカラーと呼ばれています。

2番目にポピュラーな毛色が、レッド&ホワイトです。毛色に黒い部分がないので、トライカラーよりも少し優しい印象です。

そして3つ目の「レモン&ホワイト」は、この記事で紹介していくレモンビーグルの毛色です。「レモンカラー」と呼ばれることも。茶と白の2色ですが、茶色といっても薄い、ベージュとも取れる色味です。

では次に、レモンホワイトの毛色についてより詳しく見ていきましょう。

レモンホワイトの毛色

レモンホワイト(レモンカラー)は、一般的なビーグルの毛色のように3色ではなく、2色で構成されています。

レモンといっても黄色ではなく、薄く淡い、明るめの茶色。ミルクティーのようなベージュに近い色です。見た目が全体的にやさしい、やわらかいイメージなので、特に女性に好まれます。

レッド&ホワイトの一種

レモンホワイトは、毛色の分類としては「レッド&ホワイト」の一部に入ります。

「レッド」すなわち赤みがかった茶色い毛の部分は、その濃淡に個体差があります。そのため、「オレンジ&ホワイト」「レモン&ホワイト」のように、さらに細かく分けられているのです。

グレーが入るとミスカラーになる

毛色にバリエーションがあるビーグルですが、どんな毛色でもよいわけではありません。

中でも青みがかったグレーなどの毛が混じっている場合、ミスカラーとされ、ペットショップなどでは繁殖を避けることが推奨されています。
「ミスカラー」と言っても、病的な遺伝子や欠陥があるとは限らず、「レアカラー」といって好む人も中にはいます。

ただ、JKC(ジャパン ケネル クラブ)では、優良犬普及の妨げになるとして、スタンダードとして認められていない犬種の繁殖には充分気をつけるよう呼びかけているのです。

グレーのほか、ビーグルの場合は「ブラウン」と呼ばれる濃い茶色も、基準外とされています。

レモンビーグルの性格

ペットショップでレモンビーグルにひと目ぼれしてしまった、という人もいるのではないでしょうか。でも飼う前に必ず知っておきたいのが、レモンビーグルの性格です。

性格を知らずに飼ってしまうと、犬種によっては、想像と違って残念に思ってしまうかも。

レモンビーグルはいったいどんな性格なのか、主な6つの特徴を説明します。
レモンビーグルの性格的な特徴
  1. コミュニケーションが上手
  2. 活発でやんちゃ
  3. 素直
  4. 独立心が旺盛
  5. 寂しがり屋
  6. 甘えん坊
ビーグルとは、もともとイギリスで狩猟犬として飼われていた犬種です。

レモンビーグルの性格も、この「狩猟犬」というのがポイントとなっています。

ちなみにビーグル犬をつかって野うさぎを狩ることを、英語では「beagling(ビーグリング)」と言うんですよ。

ではレモンビーグルの性格の特徴を、より具体的に見ていきましょう。

レモンビーグルの性格1:コミュニケーションが上手

レモンビーグルは人や犬同士とのコミュニケーションが得意な犬種です。猫とも仲良くやっていけます。

狩猟犬として古くから活躍してきたビーグル犬。野うさぎ狩りでは、人間の相棒として森にでかけ、人間が吹くラッパ(ホルン)の指示に合わせて狩りをします。

1頭や2頭だけではなく、10頭以上のビーグル仲間たちと一緒に野うさぎを追い詰める狩り。そうしてビーグルには、コミュニケーション能力が培われてきたのだと考えられます。

そのためビーグルは、基本的に番犬には向いていません。
しかし子どもとも仲よくなりやすいので、家族の一員、ファミリードッグとしてなのです。

レモンビーグルの性格2:活発でやんちゃ

レモンビーグルには、活発でやんちゃという特徴もあります。

好奇心が強く、興奮しやすいという一面も。

ビーグル犬が狩りに向いているのには、嗅覚が特に優れていることも理由の1つ。新しいニオイに敏感で、初めて見る「知らないモノ」にも興味津々。

飼い主の声も耳に入らなくなるほど何かに夢中になったり、動くものを追いかけたりしてしまうのです。

レモンビーグルの性格3:素直

素直で従順というのも、レモンビーグルの特徴の1つに挙げられます。

この性格も、狩猟犬として主人の指示に従ってきた歴史によって作り上げられたものと言えるでしょう。

主人と認めた人の言うことは素直に聞くので、誰が上なのかをしっかりと理解させるしつけが肝心です。

レモンビーグルの性格4:独立心が旺盛

素直で従順な面がある一方で、レモンビーグルには独立心、自立心が強いという特徴もあります。人がいて安心できる環境であれば、一人遊びも大の得意。

飼い主さんから「人に媚びない」と言われることも多いのもビーグル犬の特徴です。

コミュニケーション上手なのに媚びたりしない。レモンビーグルはさまざまな顔を持っています。

レモンビーグルの性格5:寂しがり屋

もともと狩猟犬だったビーグルは、仲間たちに囲まれているのが当たり前の環境で生きてきました。
そのためレモンビーグルは、留守で置いていかれたりするととても寂しがります。

反動で吠えたり、暴れてモノを壊してしまったりすることも。
なるべく一緒にいてあげるようにするのがです。

レモンビーグルの性格6:甘えん坊

寂しがり屋という特徴に加え、レモンビーグルは甘えん坊。

夢中になるものがあれば一人でも遊びますが、かまってもらうのも大好きなのです。
かわいくてついつい甘やかしてしまわないように気をつけましょう。

レモンビーグルの飼い方

レモンビーグルなどビーグル犬は、比較的手入れもしやすく飼いやすいと言われる犬種です。
とはいえ、飼うにあたって気をつけなくてはいけないことも。

ここでは、レモンビーグルの飼い主として必要なことを5つ紹介します。
レモンビーグルの飼い方
  • レモンビーグルの飼い方1:毎日の運動や遊びを行う
  • レモンビーグルの飼い方2:毎日のブラッシングを行う
  • レモンビーグルの飼い方3:「吠え」と「噛み」のしつけをしっかり行う
  • レモンビーグルの飼い方4:清潔に保つ
  • レモンビーグルの飼い方5:テリトリーを確保する
ではそれぞれ見ていきましょう。

レモンビーグルの飼い方1:毎日の運動や遊びを行う

レモンビーグルを飼うなら、毎日の運動や遊びを欠かさないようにしましょう。

単なる散歩よりも、レモンビーグルにはたくさんの運動量が必要です。

レモンビーグルはもともと狩猟犬。野うさぎを追い込むために走り回るのが大の得意。

しかしペットとして飼う場合、もちろん狩りに行くことはないですし、家の中で飼う人がほとんど。それでは運動量が足りません。

運動不足はストレスの元です。ストレスは、無駄吠えや破壊行動などにつながることも。

また、レモンビーグルには太りやすいという特徴もあり、太ってしまうと糖尿病やヘルニアなどの病気を引き起こしてしまいます。毎日たくさん運動させて、たくさん遊んであげましょう。

飼う前に、自宅近くでレモンビーグルを運動させられるような場所も見つけておくのがです。

レモンビーグルの飼い方2:毎日のブラッシングを行う

レモンビーグルは毛足が短いので、「ブラッシングは必要なさそう」と思われがち。しかしレモンビーグルにも、日々のブラッシングは不可欠です。

意外にも、ビーグルは毛が抜けやすい犬種。

ビーグルの毛の構造は「ダブルコート」といって、太く長い上毛(オーバーコート)と、細く短い下毛(アンダーコート)の2層になっています。

下毛は防寒用のため、特に春から夏にたくさん抜けます。それ以外の時期にも、不要な毛はどんどん抜け落ちるのです。

ブラッシングには、皮膚の血行を促したり、湿気を逃がして皮膚病を防いだりする効果も。ノミなどがいないかチェックもできますし、スキンシップもはかれます。

ただし強い力でのブラッシングは皮膚を傷めてしまうことも。ブラッシングの時間が「イヤな時間」にならないよう、やさしく短時間で済ませるのがポイントです。

レモンビーグルの飼い方3:「吠え」と「噛み」のしつけをしっかり行う

レモンビーグルを飼うなら、小さいうちに「吠え癖」「噛み癖」が付かないようにしっかりとしつけをしましょう。

ビーグルは子どもや他の犬とも上手くやっていける性格だと説明しました。

しかし元狩猟犬ということで、「大声で吠える」「獲物(ターゲットとしたもの)を噛む」など、ペットとしては不必要な性質も持っています。

噛み癖の原因には、夢中になって興奮しすぎたり、かまってほしいという甘えの度が過ぎてしまったり、ストレスによるものだったりが考えられます。

吠え癖や噛み癖が付いてしまうと治すのが難しいもの。興奮しすぎないよう、遊びの中にクールダウンさせる時間を作る、ストレスを溜めさせない程度に遊んであげるなど、なるべく小さいうちから気をつけておきましょう。

レモンビーグルの飼い方4:清潔に保つ

レモンビーグルに限ったことではありませんが、飼うなら常に清潔な状態を保ってあげましょう。

ブラッシングの項でも触れましたが、レモンビーグルは短毛でもアンダーコートが密集して生えています。

そのためレモンビーグルには湿気がこもりやすかったり汚れがたまりやすかったりして、皮膚炎などになりがち。

ホコリでアトピー性皮膚炎を引き起こしてしまうこともあるのです。かゆみによる不快感は、ストレスにもつながります。

レモンビーグルの飼い方5:テリトリーを確保する

ビーグルは集団行動が得意ですが、独立心も強い犬種です。
特に子どもがいる場合、休みたい時間にしつこくちょっかいを出されたりするのはレモンビーグルにとっては嫌なことです。

家の中に、レモンビーグルの安息の場をつくってあげましょう。

また、普段からテリトリーを用意しておくことで、常に家族にべったりな状態でなくし、留守にするときの寂しさを軽減する狙いもあります。

最近が急上昇中のレモンビーグルを飼ってみよう

通常のトライカラー(3色)のビーグルと異なり、うすい茶色と 白の2つのカラーが特徴のレモンビーグル。

レモンビーグルの性格は、コミュニケーション上手で活発かつやんちゃです。
集団行動になれているため、寂しがり屋で甘えん坊な一面もあります。

レモンビーグルを買うなら、毎日の運動やブラッシング、スキンシップなどのコミュニケーションを適度に行いましょう。

吠え癖や噛み癖をつけないようにするには、小さい頃のしつけが肝心。主人が誰かをしっかり教え込む、ストレスをためさせないなど、普段の生活から気をつけてあげてください。
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