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ボクサーの性格は見た目とおり怖い?ボクサー犬の飼い方ポイント5つ

ボクサー犬ってどんな犬?

ボクサー犬は、その引き締まったたくましい体つきとブルフェイスと呼ばれる顔が特徴的な、昔から根強くのある中型犬です。

その見た目は力強さだけでなく、なめらかで短く光沢のある毛が品格も感じさせてくれます。

また、警察犬としても活躍しているボクサー犬は、ちんとしつけると番犬にもなり、とても頼もしいパートナーになってくれること間違いなしです。

この記事では、そんなボクサー犬の性格や、飼い方のポイントを紹介していきます。

ボクサー犬の性格

その見た目から怖い犬なのではないかと思われがちなボクサー犬ですが、実はとても好奇心旺盛だったり、おちゃめな性格でかわいい一面もあります。

そして元々、猟犬として獲物を口でしっかりと咥えて飼い主を待つ、という特殊な仕事を担当してきたボクサー犬はとても忍耐強く飼い主に忠実です。

活発で一緒に遊べる楽しさと、飼い主に従順で頼もしい面、また実は甘えん坊だったりととてもたくさんの顔をもっているボクサー犬の性格を、詳しく説明していきます。

ボクサー犬の性格1:飼い主に忠実で頭がいい

ボクサー犬の性格の最大の特徴といえば、飼い主に対して忠実でとても頭がいいという点です。

飼い主に対してとても深い愛情をもってくれるボクサー犬ですが、その反面知らない人にはとてをとても警戒します。

また、訓練性能が高くとても頭がよいので、きちんとしつけをすると番犬としてとても頼もしい存在となります。そのような点でも、家庭で飼うのにとても向いている犬種だと言えるでしょう。

ボクサー犬の性格2:穏やかで甘えん坊

その見た目からは想像ができないでしょうが、実はボクサー犬は穏やかで甘えん坊な性格をしている一面もあります。

運動することが大好きなので外ではとても活発で元気に遊びまわるボクサー犬ですが、室内に入るとおとなしくそして甘えん坊な外とは違う性格を見せてくれます。

外で元気いっぱいに一緒に遊びまわれる楽しさと、家では甘えん坊なかわいらしいさ、どちらの性格も持っているというのもボクサー犬ががある理由のひとつだと言えます。

ボクサー犬の性格3:繊細で神経質

その力強くたくましい見た目とは違い、実はボクサー犬には繊細で神経質な性格をしています。

そのため、しつけをする場合などはきちんとその性格を理解してあげることがとても大切になってきます。

甘やかしすぎてもいけないし、怒りすぎてもいけない、としつけをするときには少しコツが必要です。そのため、初めて犬を飼う人にとってはその繊細な性格のため、ボクサー犬のしつけをするのは少し難しいと感じるでしょう。

ボクサー犬のしつけポイント5つ

ボクサー犬はしつけの仕方によって性格ががらっと変わってしまうと言われるくらい、しつけをしっかりすることが重要となってくる犬種です。

もともととても頭がよく、物覚えの早い犬種です。また、人をよく観察して自分はどうすればよいのかを判断できるという、ほかの犬にはない賢さがあります。

しかし、信頼関係や上下関係がきちんとできていないと、わがままにな性格になり攻撃性ばかりが目立ってしまうことになりかねませんので、ポイントを押さえてしっかりとしつけをしていきましょう。

ボクサー犬のしつけポイント1:幼少期からしつけを始めよう

ボクサー犬をしつけるためには、幼少期からきちんと社会性をみにつけさせることがとても重要だと言われています。

幼少期からコミュニケーションをとることで、素直さや従順さといった性格が育ちます。

かわいいからとつい甘やかしてしまい、しつけが後回しになってしまいがちですが、ボクサー犬に関してはきちんとしつけをしてあげることで、飼い主に対して愛情を抱くようになります。

幼少期からしつけをはじめ、主従関係をはっきりさせるのが大切なポイントです。

ボクサー犬のしつけポイント2:物覚えが早く利口

ボクサー犬はとても物覚えが早く利口なため、警察犬としても多く活躍しているほどです。

単純に物覚えがよいというだけではなく、周りの人や状況をとてもよく見ているので、臨機応変に自分が何をするべきなのかを考えることができます。

しかし、それは飼い主への深い愛情と信頼関係があってこそです。しっかりとしつけをしていないと従順さは影をひそめ、気の強い性格が際立ってしまうことになるので注意が必要です。

ボクサー犬のしつけポイント3:甘やかしすぎはNG

しつけをするときに甘やかしすぎてしまうと、上下関係がうまく築けなくなってしまいます。それにより、急に攻撃的になってしまうことがあるので注意しないといけません。

ボクサー犬をしつけるときは基本は「ほめて育てる」ことです。

しかしほめてばかりではいけません。教えたことができたらほめる、ダメなことをしたらきちんと叱る、とメリハリをつけることを意識するとよいでしょう。

この褒め具合、叱り具合が初心者には判断が難しいとされるところです。

ボクサー犬のしつけポイント4:怒りすぎや体罰は逆効果

甘やかしすぎはNGだと聞くと、ついつい厳しくしがちですが怒りすぎたり体罰をすることはしつけをする上では逆効果です。

ボクサー犬はその勇敢な見た目とうらはらにナイーブな一面をもっています。

そのため怒りすぎたり、ましてや体罰を加えてしまったりしてしまうと傷つき、飼い主への信頼が薄れてしまいます。信頼関係が壊れてしまうと、本来従順なボクサー犬が反発してきてしまうようになります。

信頼関係や主従関係はしつけの基本です。そしてお互いに深い愛情をもつのがなにより大切なので、しつけを行う際には忘れないようにしましょう。

ボクサー犬のしつけポイント5:外で運動させる

ボクサー犬はもともと運動量が多く全力で走り回るのがすきな活発な性格をした犬種です。そのため、毎日朝と夕方にそれぞれ1時間程度散歩をするなど、日常的にしっかりと外で運動をさせることが大切です。

散歩をする時には速足や自転車で並走するのもよいでしょう。また、休みの日には広場やドッグランなどで思いっきり遊ばせてあげると、とても喜びます。

ボクサー犬の飼い方

ボクサー犬の飼い方は特別に難しいことはありません。

しかし、短毛で温度差に弱いため日本の高温多湿な夏が苦手など、気を付けた方がよいポイントもあります。

ボクサー犬と健康で気持ちよく生活をしていくため、その飼い方のポイントを3つ紹介していきます。

ボクサー犬の飼い方1:外ではなく室内で飼うのがベスト

外で遊びまわるのが大好きなボクサー犬ですが、外ではなく室内で飼うのがベストです。

なぜなら、毛が短い犬種のため温度差が体にとても負担をかけてしまいます。つまり日本の四季、とりわけその中でも高温多湿な夏はボクサー犬にとってはとても過酷な環境といえます。

そのためボクサー犬を飼うときには、温度管理をした室内で飼うことをします。

また、同じ理由から夏場は散歩をするときには気温が上がる前の早朝や涼しくなった夕方にするなど、時間帯には気を付けるようにしましょう。

ボクサー犬の飼い方2:ドッグランの利用など一緒に遊べる時間を作る

ボクサー犬には日々十分な運動をさせてあげる必要があるので、毎日散歩を欠かさないだけではなく、休日にはぜひドックランの利用など一緒に遊ぶ時間を積極的に作ってください。

ドッグランなどで思いっきり一緒に遊ぶことは、運動になるだけでなく飼い主とボクサー犬とのコミュニケーションとなります。

何度も説明していますが、信頼関係を築くことはボクサー犬をしつけるにあたりとても大切なことです。一緒に遊ぶ時間を積極的にとることで、信頼関係はより深くなるでしょう。

ボクサー犬の飼い方3:ボクサーはきれい好き!爪のお手入れもしてあげよう

ボクサー犬は短毛の犬種なので抜け毛などに悩まされることもなく、お手入れは比較的簡単だと言えます。

とてもきれい好きな犬種なので、ブラッシングをこまめにしてあげたりして皮ふがいつも清潔であるように気を付けてあげるとよいでしょう。

ボクサー犬が自分の汚れを気にして体をたくさん舐めているようなら、シャンプーをしてあげたり、蒸しタオルで体をきれいに拭いてあげたりすると喜びます。

また、体を動かすのが大好きなボクサー犬はとにかくよく走り回ります。爪のお手入れも忘れずにしっかりしてあげましょう。

ボクサー犬のブリーダーの選び方

ここまで読んで、ボクサー犬を家に迎えたいと考えている人もいるでしょう。

では、ボクサー犬とどこで出会うことができるのか、ブリーダーの選び方を紹介します。

ボクサー犬は幼少期にしっかりと社会性を身に着けさせることがとても大切な犬種です。そのため、できるだけ幼少期に迎え入れることが重要になってきます。

ボクサー犬のブリーダーの選び方1:専門ブリーダー

一番おススメなのはボクサー犬専門のブリーダーから譲り受けることです。インターネットなどで検索をすると見つけることができます。

しかし、注意しなければならないのは中には悪質なブリーダーもいるということです。

以前から長期間ブリーダーとして繁殖活動をしているのか、またボクサー犬がかかりやすい病気に対しての知識をしっかりもっているかなどが判断基準となります。

実際に見学をさせてくれたり、親犬にきちんと会わせてくれるなどしてくれるところなら、より安心できます。

ボクサー犬のブリーダーの選び方2:ペットショップ

ペットショップでボクサー犬を買う方法もありますが、あまりできません。

まず第一にとてものある犬種であるため、圧倒的に出会える機会が少ないことがあげられます。

そして、ペットショップで売られているボクサー犬の場合は、幼少期に親犬や兄弟犬からむりやり引き離されてしまった可能性がとても高いです。

幼少期の社会性がとても大切なボクサー犬にとって、その大切な時期につらい経験をしていることで、のちのちのしつけに影響がでる可能性があります。

なので、特に初めてボクサー犬を飼う人はペットショップで買うのは避けた方がよいでしょう。

ボクサー犬のブリーダーの選び方3:里親募集

ボクサー犬と出会う方法として里親募集というものもあります。

しかし、ボクサー犬の里親募集は年に数頭程度とその数はとても少ないです。また、のある犬種のため、募集がでてもすぐに貰い手が決まってしまうことが多いです。

また、譲渡にあたりいろいろな条件があったり、受け渡し場所や価格など考えなくてはいけなかったりすることもたくさんあるでしょう。

しかし、そんな条件をすべてクリアしてきてくれたボクサー犬は、間違いなく素晴らしい縁で結ばれています。ぜひ家族に迎えてあげてください。

ボクサー犬性格を知って上手に接しよう!

ここまで読んでいただければ、ボクサー犬がいかに勇敢でたくましく、また無邪気でかわいらしい性格をしているか理解していただけたことでしょう。

しつけには多少気をつけなくてはならない点もありますが、たくさんの愛情をもってしっかりと信頼関係を築いていってもらえれば大丈夫です。

その性格をよく知って、上手に接してあげることでボクサー犬はあなたやあなたの家族にとってかけがえのない大切なパートナーとなってくれるでしょう。
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